第3話『逆転のレシピ』探偵パート1日目(その2) −横道−

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
ゴドー検事…薄橙
須々木 マコ…橙
芝九蔵 虎之介…紫
鹿羽 うらみ…灰
本土坊 薫…桃
五十嵐 将兵…紺
小池 けいこ…黄
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吐麗美庵


(サイコ・ロックを解かずに「マコの動機」を聞く)
成: 見ず知らずのヒトのコーヒーに、
毒なんか入れませんよね?
マコちゃんと被害者のあいだに‥‥
いったい、何があったんですか?

(サイコ・ロック 錠3つ)
本: き、きっとカンケイないわよ。
そんなコト。
ケ・セラ・セラ。‥‥他に
理由があったんじゃないかしら。
成: (‥‥マコちゃんに、何か
動機があったとして‥‥
なぜ、このシェフが
必死にかくそうとするんだ?
そして、もう1つ‥‥
あの勾玉、どこで
落としちまったんだろう‥‥
ロックが見えるということは、
近くにあるはずなんだけど‥‥)
真: あれ、貸してるだけだからね。
ちゃんと見つけるんだよ、
なるほどくん!
成: (く、くれたんじゃ
なかったのか‥‥)



(「弁護士バッジ」をつきつける)
本: そんなの見せなくても、
だいじょうぶよお。
ムッシュ・ナルホドーでしょ。
‥‥ウデの悪い弁護士さん。
成: (しっかり、まちがって
インプットされているな‥‥)
あの‥‥前に会ったときも、
このバッジ、つけてました?
本: ウイ。こないだも
見せてたでしょ、それ。
真: ニセモノも、それを見せるのが
好きみたいだね。

(「雑誌の記事」をつきつける)
本: シロートのワタシが
言うのもアレだけど。
こないだの、あなたの弁護は
どうかと思ったわあ。
成: ‥‥はあ。
本: あれだったら、コトバの通じない
フランス人のほうがマシね。
見た目がカッコイイし。
真: いったい、どんなブザマな
弁護をしたんだろうねえ。
本: アナタが口を開くたび、
法廷がザワめいていたわぁ。
成: (うう‥‥想像したくない‥‥)

(「スポーツ新聞」をつきつける)
成: このスポーツ新聞‥‥
そこのラックにあったんですけど。
本: お客さんが置いていったみたい。
捨て忘れてたのね。
真: だれが置いていったか、
ココロあたり、ありませんか?
本: ワタシが関心あるのは、
食あたりだけなのよお。

(「綾里 真宵」をつきつける)
本: ‥‥オー・ラ・ラ。アナタ、
とってもいいエガオじゃない!
真: え! そうですか?
本: やっぱり、アタシたち女性は
エガオがダイジよねえ!
真: そ‥‥そうですよね。
本: アルバイトがしたくなったら
いつでも、おいでなさいな。

(「綾里 千尋」をつきつける)
本: モン・デュ! ステキな
マドモワゼルね‥‥!
真: あ! あたしの
お姉ちゃんなんですよ!
本: あらあら。セ・ラ・ヴィ!
そおねえ‥‥
アナタにも、お姉さんには
ないミリョクが、きっとあるわ。
真: は、はあ。
本: だから、ムネを張って
生きていきなさいな。
くじけちゃダメよ!
オーエス! オーエス!
真: ‥‥なんで、なぐさめられなきゃ
ならないんだろ。

(「本土坊 薫」をつきつける)
本: こう見えても、パリのお店で
5年間、みっちり修行したのよォ。
真: へええ。スゴいですねー!
本: そのお店のシェフのヒトコトで、
自分のお店を開く決心をしたの。
成: なんて言われたんですか?
本: 『あと10年修行が必要だ』って。
やってられないでしょ? だから
帰ってきちゃったのよねえ。

(「その他の証拠品」をつきつける)
成: これなんですけど‥‥
本: フェリシタシオン!
メ‥‥ケスク・セ?
成: え‥‥!
み‥‥、みー・とぅー。
真: なるほどくん。
テキトーに返事しない!



ビタミン広場


(証拠品をつきつける)
成: あの‥‥ちょっと、お話を
うかがいたいんですけど‥‥
五: ‥‥‥‥‥‥ぷいっ。
成: あの、すみません。
五: 食らえッ! このハトめらッ!
成: (ダメだ‥‥ゼンゼン
相手にしてくれない‥‥)



留置所


(「シゴト誌」をつきつける)
真: あの‥‥これなんですけど。
マ: あれ。真宵さん、
アルバイト探してるんですか?
あ! ウチの店長なら
きっと、やとってくれるッスよ!
真: え。あ、あたしですか?
マ: ウエイトレスさん、
けっこう楽しいッスよ。
それに、キッチンには
店長のヒミツがあって。
真: ヒミツ‥‥?
マ: コッソリ見てみるといいッス。
ちょっと、オモシロイから。
真: ‥‥なんか、急に
やってみたくなってきた。

(「本土坊 薫」をつきつける)
マ: 店長ッス!
ホンドボーさん。
成: なんというか‥‥
個性的なヒトだね。
マ: キョーレツなオーラを感じるッス!
シェフとしても、ヒトとしても。
成: たしかに、感じるなあ。
‥‥キョーレツなアロマを。
真: あの、店長さんも
見てないんですか? ハンニン‥‥
マ: そうみたいッス。
まあ‥‥店長は、ずっと
キッチンにいましたから‥‥



成歩堂法律事務所


(「スポーツ新聞」をつきつける)
真: <<クリーニング・ボンバー>>
‥‥ねえ。
成: それに、<<イッセンマン>>だぞ。
真: なんか、どこか引っかかるね。
<<クリーニング・ボンバー>>。
成: たしかに‥‥
気になる名前だよなあ。
真: 今日び<<ボンバー>>だもんねえ。
成: (‥‥そういうイミじゃ
ないんだけど‥‥)
真: とにかく、ちゃんと調べて
みたほうがいいね!

(「その他の人物」をつきつける)
成: どうかな。このヒトなんだけど。
真: うーん‥‥
さすがのあたしも、世界中のみんな
とトモダチ、ってワケじゃないし。
そのヒトについては、なんとも
言えないな。さすがのあたしも。
成: (そこまでキタイしてない)