成歩堂 龍一…黒 | |
綾里 千尋…赤 | |
綾里 真宵…青 | |
糸鋸 圭介…黄土 | |
裁判長…緑 | |
ゴドー検事…薄橙 | |
須々木 マコ…橙 | |
芝九蔵 虎之介…紫 | |
鹿羽 うらみ…灰 | |
本土坊 薫…桃 | |
五十嵐 将兵…紺 | |
小池 けいこ…黄 |
真: |
アテにならないよねー、 そのバッジ。 | |
成: | 何が? | |
真: |
だって、ニセモノのなるほどくん、 バレなかったじゃない。 バッジがなくても。 | |
成: |
‥‥言われてみれば、 そうだよな。 | |
真: |
あ。もしかして、スリかえられて いるんじゃないの、それ。 | |
成: |
‥‥‥‥‥‥‥ ま、まさかなあ。あはははは。 | |
真: |
笑い声がカワいてるよ、 なるほどくん。 | |
真: |
このラクガキ‥‥ 被害者が書いたんだよね。 | |
成: |
なんと言っても、 事件当日の新聞だからなあ。 きっと、何かの手がかりに なると思うんだけど。 | |
真: |
いろんなヒトに 見てもらおうか、とりあえず。 | |
真: | ニセモノのなるほどくんかあ。 | |
成: |
コイツの目的は、 いったいなんだったのかね。 | |
真: |
やっぱり、なるほどくんに ウラミがあったんじゃないの? ある種、キラワレ者じゃない、 なるほどくんって。 | |
成: |
(まあ、検事には毎回 イジめられてるよな‥‥) | |
真: |
それか‥‥マコちゃんに ウラミがあったのかな。 | |
成: |
(マコちゃんを有罪にするため、 ニセモノを演じたワケか‥‥) | |
真: |
どこかにぶつけたのかな。 ハデにポンコツだね。 | |
成: |
公園で会った男が 乗っていたスクーターなんだけど。 | |
?: |
ぐわああああああっはっはっはっ はっはっはっはっはっはっはァァ! 弁護士の成歩堂 龍一ゆうたら‥‥ この、ワイのコトやああぁぁぁッ! | |
成: |
あのデカい声‥‥ まだ耳がキンキンしてるよ。 | |
真: |
今度、紹介してね。 ニセなるほどくん。 | |
真: |
5000万円の借金かあ。 何をどうすれば、そんなに 借金できるのかなあ。 | |
成: |
真宵ちゃんも、 ムダ使いしちゃだめだぞ。 | |
真: |
あ! こうしたらどうかな。 ”ニクハチセット”を 29800円にするとか! | |
成: |
‥‥暴動が起こるぞ、 そんなコトしたら。 | |
真: | オジさんの反省文だね。 | |
成: |
‥‥いちおう”証言” なんだけどね、これは。 | |
真: |
『花ビンを割りました。 ごめんなさい』‥‥かあ。 あたしも小さいころは パリンパリン割ったよ。いろいろ。 そして、バリバリ書いたね。 反省文。 | |
成: |
(春美ちゃんや霧緒さんも パリンパリン割ってるしな) | |
真: |
毒が入っていた カップだね、それ。 | |
成: |
たしかに、右手で飲んだときの 跡だよなあ。 | |
真: |
でも、オジさんが見た 被害者は‥‥左手で飲んでいた。 (見まちがいでないとすれば、 考えられる可能性は‥‥?) | |
真: | あたしも買おうかなあ、宝クジ。 | |
成: |
いいんじゃないかな。 5000万円だもんね、当たれば。 | |
真: | ね、なるほどくん。買って。 | |
成: | それはムシがよすぎるだろう! | |
真: |
とりあえず、”お金のたまる方法” に書き加えないとね。 あとで、はみちゃんに 電話しようっと。 | |
真: |
うーん。ここまで来ると、 ゲージュツ的だよね。 | |
成: | 一度見たら、忘れないだろうな。 | |
真: |
やっぱり、あのオジさんは 見ていなかったんだね。 ウエイトレスさんのカオ‥‥。 |
|
真: |
これが、マコちゃんの エプロンのポケットから‥‥ | |
成: |
まあ、マコちゃんは キゼツしていたから、 ハンニンが入れたと 考えられるけどね。 | |
真: |
でも‥‥ハンニンは どこで買ってきたのかな。 こんなモードク。 | |
成: |
(入手方法か‥‥。 それもダイジだな、たしかに) | |
真: |
<<ニューイヤー耳鼻科>>かあ。 コマクが破れたら、やっぱり ラジオは聞けないよねえ。 | |
成: |
まあ、イヤホンは つけないだろうね。 | |
真: |
この袋に入っていたお薬も 消えちゃったんだよね。 | |
成: | (‥‥消えたクスリ、か) | |
成: |
どうなの? 霊媒師の 修行のほうは。 | |
真: |
ちょっと、お休み。 なんかね。ダメなんだ、今。 | |
成: |
(1年前の、あの事件から‥‥ 修行している真宵ちゃんを 見なくなった。 ”迷っている”‥‥千尋さんが そう言ってたっけ‥‥) | |
成: |
また、助けてもらっちゃったな。 千尋さんには。 | |
真: |
まったく、シツレイしちゃうよ、 マメのオジさん。 あたしのスゴさが わからないなんてねー。 | |
成: | す、”スゴさ”ねえ‥‥ | |
真: |
今日のゴドー検事は いいキミだったねー。 なんてったって、 ケムリ吹いてたもんね、最後。 | |
成: |
でも、たぶん明日には 新しい証人を用意してくるよ。 (それまでに‥‥ 真相をつかむしかない!) | |
真: |
今日の法廷で、ミョーなムジュンが 出てきたでしょ。ウジャっと。 | |
成: |
たしかに、出てきたね。 ウジャっと。 | |
真: |
だから、マコちゃんにも ハナシを聞いとかないとね! | |
成: |
(マコちゃんは、被害者に コーヒーを運んだとき‥‥ ”もう1人の客”を 目撃している‥‥ そのムジュンも ハッキリさせないとな‥‥) | |
真: |
そういえば‥‥ 今回も、ナゾのヒトだよね、 被害者って。 | |
成: | そうだなあ。 | |
真: |
どういうヒトで、どうして 殺害されたのか‥‥? そろそろ、キチンと 調べないとね。 | |
真: |
今日のイトノコさん、 カワイソウだったね。 マコちゃんを助けたいのに、 どんどん追いつめちゃって。 | |
成: |
マコちゃんも キズついてたみたいだからなあ。 | |
真: |
元気づけてあげないとね。 トモダチなんだから。 | |
成: |
(と、トモダチか‥‥ あまり考えたこと、なかったな) | |
真: |
マメのオジさんか。 名前、なんだっけ。 | |
成: |
イガラシ マメゾウ、だったかな。 ‥‥ハッキリしないけど。 あそこまで法廷をメチャクチャに した証人は、初めてだろうね。 | |
真: |
しばらく会わないほうが いいと思うよ。なるほどくんは。 | |
成: |
(たしかに‥‥。ナニを 食らわされるかわからない) | |
真: |
店長さんも、目撃してる ワケでしょ? 事件は。 | |
成: |
そりゃそうだろうね。 ‥‥キッチンにいたんだから。 | |
真: |
マメのオジさんの証言が ダメになっちゃったワケだから、 もう一度、ハナシを 聞いたほうがいいよね、店長さん。 | |
成: | どうかな。これなんだけど。 | |
真: |
うーん‥‥ さすがのあたしも、この世のすべて を知ってるワケじゃないからねー。 それについては、なんとも 言えないな。さすがのあたしも。 | |
成: | (そこまでキタイしてない) | |
成: | どうかな。このヒトなんだけど。 | |
真: |
うーん‥‥ さすがのあたしも、世の中のみんな とトモダチ、ってワケじゃないし。 そのヒトについては、なんとも 言えないな。さすがのあたしも。 | |
成: |
(そこまでキタイしてない) | |
警察署・刑事課 | ||
真: | イトノコさん、いないね。 | |
成: |
それより‥‥なんか、 いつもとフンイキがちがうぞ。 | |
真: | あれ。そうかな? | |
成: | ミョーに殺気立ってるというか‥‥ | |
刑: |
何してるんだ! 聞き込みの 人員を、はやくまわしてくれ! | |
刑: |
署のサーバーマシン、 シャットダウンできないのか? | |
刑: |
課長! インターネットは やめてください! | |
課: |
いや、しかし、メールトモダチの サヨコさんがだね。 | |
刑: |
また今度にしてください! はい。スイッチ、切りますよ! | |
課: | ぎゃー! サヨコさん‥‥ | |
真: |
‥‥みんな、なんか イキイキしているね。 | |
成: |
”バタバタしている”と言った ほうが正しいんじゃないかな。 (何か、事件が起こったらしいな ‥‥それも、重大な‥‥) | |
真: |
ねえねえ、 教えてくださいよー、ラジオ。 | |
糸: |
いや、だからその。 の、<<のどジマン>>ッス。 | |
成: |
(さっきは<<ラジオ体操>>って 言ってたじゃないか!) | |
糸: |
いやー、それにしても あれッスねー。はははは。 | |
成: |
(大したコトじゃないけど‥‥ かくされると、気になるよな) | |
糸: | ホンモノッスか? それ。 | |
成: |
‥‥見せると みんなにそう言われます。 | |
糸: |
どんなヤツッスかねー、 アンタのニセモノ‥‥ | |
成: |
マコちゃんを、ワザと 有罪にしたヤツですよ。 | |
糸: | たたきツブすッス! | |
真: |
アツいねー、イトノコさん。 いろんなイミで。 | |
糸: |
被害者がラクガキした スポーツ新聞ッスな。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ | |
真: | どうかしましたか? | |
糸: |
やっぱり、どこかで 聞いたことがあるッス。 ”くりーにんぐ・ぼんばー” しかも、ごく最近。 | |
成: |
(‥‥いつになく、マジメに 考えこんでいる‥‥) | |
糸: | ダメ。思い出せないッス。 | |
成: | (‥‥いつもどおり、ダメだった) | |
糸: |
‥‥それについて、 多く語ることはないッス。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 早く、引っこめてもらいたいッス。 | |
成: |
(よっぽどイタかったみたいだな。 2980円は‥‥) | |
糸: |
お。売ってくれるッスか? このスクーター。 | |
成: |
ち、ちがいますよ! ‥‥って、ほしいんですか? こんなポンコツ。 | |
真: |
サドルなんて、ハトのフン まみれですよ。 | |
糸: |
ナニにまみれていようと、 走ればモンダイないッス! | |
成: |
(ぼくのニセモノが乗っていた スクーター‥‥ あの公園に行けば、また あるかもしれないな‥‥) | |
糸: |
シアワセ行きの 片道きっぷッスね。 | |
成: |
岡 高夫さん、コレの せいで死んじゃったんですよ。 | |
糸: |
それでも、シアワセ行きの 片道きっぷッス。 | |
成: |
マコちゃん、コレのせいで 殺人の疑いをかけられたんですよ。 | |
糸: | ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ | |
真: |
‥‥マコちゃんの話題は やっぱり、マズいみたいだね。 | |
成: |
イトノコ刑事のココロの、イチバン やわらかい部分を直撃するらしい。 | |
糸: |
マコクンがつけていた エプロンッスね。 ‥‥マコクンのカオリが するッス。 | |
真: |
マコちゃんって、ケチャップの ニオイがするのかな。 | |
糸: |
ケッキョク、その袋の 中身は見つかっていないッス。 | |
真: |
破れたコマクの おクスリだったんですよね。 | |
糸: |
岡 高夫の左耳から、クスリが 検出されているッス。 吐麗美庵で使ったのは、 まず、まちがいないッス‥‥ | |
糸: |
人気があるみたいッスよ。 このラジオ番組。 | |
真: |
まあ、やっぱり ほしいですからねえ。おカネ。 | |
糸: |
被害者の岡 高夫は、 ギャンブルが大好きだったッス。 | |
真: |
あたしも大好きッスよ、 ギャンブル。 ゆうべも、なるほどくんに トランプで5万円、勝ったし。 | |
成: | え! あれ、ホンキだったの? | |
真: |
トーゼンでしょ! ちゃんと払ってよね! | |
糸: |
刑事の前で、ダイタンな 発言をするッスね‥‥ | |
糸: | あいかわらず、元気そうッスね。 | |
真: |
イトノコさんも、あいかわらず つかれたカオしてるッスね! | |
糸: |
同じニンゲンなのに、 この差はいったい、なんなんス‥‥ | |
真: |
あれ。ボヤき始めたよ。 ま。ま。きっと、今年は イトノコさんの年になりますよ! |
|
糸: | そ‥‥そッスかねえ。 | |
真: | ええ。たぶん。 | |
糸: | そ‥‥そッスよね! | |
真: | あは。元気になったよ。 | |
成: | 遊ぶなよ‥‥ | |
糸: |
アンタと戦うために、 この再審理を担当しているッス。 他の、もっと大きな事件も そのためにキャンセルして‥‥ | |
真: |
あれ。でも、それなら‥‥ 1ヶ月前の、マコちゃんの 最初の法廷のときは‥‥ どうしてゴドー検事、 出て来なかったんだろ。 | |
成: |
そういえば、そうだな。 ニセモノとはいえ、担当弁護士は <<成歩堂 龍一>>だったのに。 | |
糸: |
ゴドー検事によれば‥‥ 『ひとめ見て、ニセモノとわかった から、ほっといた』そうッス。 | |
成: |
(ほっとかずに、 裁判長に言ってくれよ!) | |
糸: |
マコくん、今もヒトリ、 独房でむせび泣いてるッスかね。 | |
真: | ええ。イトノコさんのせいで。 | |
糸: |
うおおおおおおおおおおおおッ! ゴメンッス! スマンッス! | |
成: |
やめとけよ。ココロのキズに ワサビをすりこむの。 | |
真: |
マコちゃんに<<ホの字>> なんだねー、イトノコさん。 | |
糸: |
いや! ベツに、自分はアレッス! そういうナニじゃなくて、その! | |
成: | (ムリしなくていいのに) | |
真: |
ううん。ブサイクなんだねー、 イトノコさん。 | |
糸: | それを言うなら<<ブキヨウ>>ッス! | |
糸: |
見るからに”オニ刑事”って 感じッスよねー。 じつは最近、ますます 刑事っぽさがアップしてきたッス。 | |
真: | へええ。どのへんがですか? | |
糸: | ‥‥コートの色あいとか。 | |
真: | あ! 言われてみれば。 | |
成: |
(コートの中身のほうは どうなんだろう‥‥) | |
糸: |
初めて見たッス。あそこまで しどろもどろな証人。 | |
成: |
イトノコ刑事が カスんで見えましたよ。 | |
糸: |
自分は、ああいうジイさんは キライじゃないッス。 ‥‥ただ‥‥ ジイさんは、見たコトを正直に 話しているように見えたッス。 | |
真: |
そうですよね! あたしも、そう思いました! | |
成: |
(じつは、ぼくも そんな気がしている。 でも‥‥それならなぜ、あんなに ジジツと食いちがうんだ‥‥?) | |
糸: |
会うなり『アナタ、カラダが毒素で パンパンね』なんて言われて‥‥ このビンをわたされたッス。 | |
真: |
ラベルには”ジュニパー”って 書いてありますね。 | |
糸: |
ゆうべ、おフロにちょっと しのばせてみたッス。 よく眠れたッス。 | |
成: | はあ‥‥よかったですね。 | |
成: |
どうですか? これなんですけど‥‥ | |
糸: |
すまねッスが‥‥ 事件に関する証拠については、 しゃべれないッス。 | |
真: |
えー。カタいこと 言わないヤクソクじゃないですか! | |
糸: |
‥‥たいした情報がない、 というウラ事情もあるッス。 | |
成: |
まあ、裁判で審理されたもの ばっかりですからね‥‥ | |
聞いていた番組の内容は‥‥!」 | ||
成: | いかがですか! イトノコ刑事! | |
糸: |
そのとおりッス! さすがッス! 大セイカイッス! 1等賞ッス! | |
成: |
(‥‥と、言いつつ、 ロックはそのまんま、か。 どうやら、シッパイした らしいな‥‥ ラジオを聞いていたときの イトノコ刑事は‥‥) | |
糸: |
『よよ、よしッ! きたきたきたきたきたアッ! そう! そこで<<8>>ッス! カモンッス! うがああああああッ! ハズしたッスかああッ!』 | |
成: |
(わかりきったコトだ。 もう一度、やってみよう‥‥) | |
糸: |
ま、まだ あきらめないッスか‥‥ | |
絶叫していた内容を考えれば‥‥」に合流) | ||
本: |
まあ、キレイ! イヤリングにピッタリね! | |
真: |
もう、とらないでくださいね! 1個しかありませんから。 | |
本: |
うすくスライスすれば いいじゃない! | |
真: |
ち、チーズみたいに 言わないでください! | |
成: |
この新聞、被害者が 持ってきたものなんですよ。 | |
本: |
<<クリーニング・ボンバー>> ‥‥ねえ。 | |
真: | 心当たり、ありますか? | |
本: |
さあ‥‥ワタシ、フランス語しか わからないから。 | |
真: |
マガジンラックのウラに 落ちていたんですけど‥‥ | |
本: |
あらあら。きっと、 捨て忘れてたのね。 | |
本: | ‥‥‥‥‥‥‥‥ | |
真: | ど、どうかしましたか? | |
本: |
そのスクーター‥‥ あなたのかしら? | |
成: |
い、いえ。ビタミン広場で 見かけたんですけど‥‥ | |
本: |
オオ、モン・デュ! そんなの、見せないでちょうだい! | |
成: | (なんだ、この反応は‥‥?) | |
本: |
たしかに、よく割れるのよお、 ワタシの花ビン。 事件があった次の日に、 新しいのを買ってきたんだけど、 ”捜査中だから”って言われて、 置かせてくれなくて。 | |
本: |
‥‥あのとき、トナリの クジに手を出していたら‥‥ 今ごろ、借金とも お別れだったのにねえ。 | |
真: |
いいじゃないですか。 100円、当たったんですから! | |
成: |
(‥‥あんまり反省してない みたいだな‥‥) | |
本: |
‥‥オー・ラ・ラ。アナタ、 とってもいいエガオじゃない! | |
真: | え! そうですか? | |
本: |
やっぱり、アタシたち女性は エガオがダイジよねえ! | |
真: | そ‥‥そうですよね。 | |
本: |
ウエイトレス向きのカオだと 思うんだけどねえ‥‥。 | |
真: |
‥‥すみません。 ユメにやぶれたら、また来ます。 | |
成: | (ユメ‥‥って、霊媒師か?) | |
本: |
そのカオを見せられると、 とってもツラいわあ。 | |
本: | マコちゃんですか‥‥? | |
本: |
超人的に不幸な子だって 聞いてたけど‥‥ | |
真: | ちょ、ちょうじん‥‥ | |
本: |
ウチの店に来なければ、 こんな目にはあわなかったわ。 | |
成: | (‥‥?) | |
本: |
ジュ・スイ・デゾレ‥‥ ゴメンなさいね‥‥マコちゃん。 |