第5話『華麗なる逆転』第1回法廷(その4) −横道−

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
ゴドー検事…薄橙
裁判長…緑
裁判官…黄
矢張 政志…紺
天龍斎 エリス…桃
毘忌尼…橙
葉桜院 あやめ…藤
美柳 ちなみ…紫
表セリフ集「華麗なる逆転」第1回法廷(その4)を見る (別ウィンドウで出ます)



(あやめが飛んだ証拠!)
矢: 『おぼろ橋のたもとに行ったとき、
彼女はもう、いなかったけど‥‥』(証言1)
『オレ‥‥彼女がシンパイで、
そのへんを探しまわったんだ!』(証言2)
『そして、雪に半分埋もれかけた、
キレイな水晶を見つけたんだよ!』(証言3)
『きっと、あやめちゃん‥‥
かわりのずきんをかぶってたのさ。』(証言4)
『あの晩、水晶をなくしたヤツ、
他にいるワケないだろ? な。』(証言5)

(「証言1」をゆさぶる)
御: ‥‥キサマが、燃える橋まで
行ったのは、もしかして‥‥?
矢: 決まってるだろ! むかえに
行ったんだよ。あやめちゃんを!
オレに会いたいからって、
あいつ‥‥ムリしやがって‥‥
裁: でも‥‥被告人は、橋のたもとには
いなかったのですよね?
矢: いったん、葉桜院に帰ったんじゃ
ねえかなあ。
女の子だからさぁ。
おめかししに行ったと思うんだよ。
御: (‥‥はげしくムジュンしている
気もするが‥‥
人差し指を持ち上げる
気力もわいてこないな‥‥)
裁: それで‥‥、そのあと
あなたは、どうしたのですか?

(「証言2」をゆさぶる)
御: ”そのへん”‥‥?
矢: なんといっても彼女、かなり
高く飛んだワケだから。
着地のときにスベって、ケガでも
したかもしれねえな、って思って。
オレ、あのボロ小屋に行く途中
デザートのバナナ、食っててさあ。
たしか、その皮をあのへんに
捨てたような気がしたし。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(バカか、このオトコは‥‥)
それで‥‥<<着地>>の跡は
見つかったのか?
矢: ううん‥‥
よく、おぼえてねえなァ。
それに、オレ自身も何回か転んで、
ワケ、わからなくなっちまって。
裁: 証人が‥‥転んだ?
矢: ホレ。雪に足をとられたり、
バナナの皮ですべったりしてさァ!
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(バカだ、このオトコは‥‥)
裁: まあ、とにかく。<<着地>>のアトは
見つからなかった、と。
それで、どうなったのですか?

(「証言3」をゆさぶる)
御: ”埋もれかけていた”‥‥?
矢: 水晶は、雪の中にメリ込んでいて、
少し雪がつもっていたんだよ。
ほとんど見えないぐらいだったな。
‥‥暗かったし。
裁: しかし‥‥そんなモノを、
よく見つけましたなあ。
矢: こう見えてもオレ、プロだから。
天才ガードマンなワケよ。
会社から勝手に借りてきた
ペンライトでサッと照らしたら‥‥
雪の中から”キランッ”て。
『わたしはここよ』‥‥みたいな。
御: たしかに、あやめさんの
ずきんの水晶に似ているが‥‥
あの晩‥‥彼女は、ずきんを
かぶっていなかったのだぞ。

(「証言4」をゆさぶる)
御: しかし! ずきんは、ひとりの僧に
ひとつずつしか与えられないのだ!
矢: そんなコト、オレが知るかよ!
あやめちゃんはトクベツなんだ!
かわりのずきん、ちょろまかしても
‥‥オレは、ユルすぜ。
御: (ハナシにならないな‥‥
いつもどおり)
裁: しかし‥‥こうして、水晶が
落ちていたのはジジツです。
ずきんから落ちたのではないと
すれば‥‥いったい、どこから?
御: (問題は‥‥それだな)

(「証言5」をゆさぶる)
御: 最後に、もう一度
カクニンしておこう‥‥矢張。
キサマが、この人物を
<<あやめさん>>と思った理由は‥‥
<<ずきん>>と、この
<<水晶>>だったわけだな?
矢: そうさ! オレのカンに
マチガイはないぜ!
次の日の朝、ビキニのオバサンに
会ったけど‥‥
ちゃーんと、ブラ下がってたぜ。
彼女のずきんに、水晶。
裁: ‥‥たしかに‥‥。
さっきの尋問でも
つけていましたな。

(証言後の一言)
御: (やはり、この事件‥‥
カンタンに、ほどけそうもない。
この証言のムジュンを暴くのは
たやすいことだが‥‥
その先に待つのは、
おそらく‥‥新たなナゾ、だ)



御「(水晶が‥‥事件の起こる
<<前>>に落とされた、と‥‥)」

(「立証は不可能」を選択)
御: (‥‥やはり、
どう考えてもムリだ‥‥
たしかに、水晶が橋のたもとに
落ちているのは、不自然。
犯人の細工、と考える
べきなのかもしれない‥‥)
冥: ‥‥どうやら‥‥
弁護側にも、異議はないようね。
裁: ぬううううううううう‥‥
いたしかたありませんな。
それでは、以上で‥‥

(待った!)
矢: なんだよそれ!
オイ、御剣! オマエ、
弁護士だろうがよ!
‥‥こんなとき、成歩堂なら‥‥
御:‥‥‥!
矢: こんなとき、成歩堂なら‥‥
ゼッタイ、あきらめねえぜ!
ムリヤリでも、ホントのコトを
見つけてくれるハズさ!
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(そうだったな、成歩堂‥‥
私は今‥‥、”キミ”として
この場にいるのだった。
‥‥それならば! 私のするべき
ことは、1つしかない!)

(御「‥‥裁判長。
立証してごらんに入れよう。」に合流する)



裁「水晶が、この事件の起こる<<前>>に
落とされたことを立証する証拠を!」

(間違った証拠品を選択)
裁: ‥‥いかがですかな?
狩魔検事。
冥: <<類は友を呼ぶ>>‥‥
この国では、そう言うそうね。
‥‥御剣 怜侍。
お友だちが、あなたを
呼んでいるみたいよ。
矢: よおォ、御剣ィ!
しっかりやれよォ。
御: (コイツにはげまされるとは‥‥
もう、オシマイだッ!)

(ペナルティ)
裁: ‥‥さて、弁護人。
どうしますかな?
御: も‥‥もう一度だ!
このままでは帰れぬッ!
(被害者が殺害された時刻と、
水晶が落とされた時刻‥‥
どちらが早かったか、立証できる
証拠を探すしかない‥‥!)

(裁「それでは、弁護人に
証拠品の提示を命じます!」に合流)



裁「被害者の遺体が、おぼろ橋から
葉桜院に運ばれた、その方法を!」
御: (ちがう! そうではない‥‥
現場には‥‥その<<痕跡>>が
残っているではないか!
とにかく、今は
このまま、突き進むしかない!
‥‥それが、私の依頼人にとって
<<不利>>に見えようとも‥‥)
裁: ‥‥弁護人。
そんなコワい目で、
私をニラまないように!

(ペナルティ)

(裁「それでは、弁護人。
提示していただきましょう!」に合流)