成歩堂 龍一…黒 | |
綾里 千尋…赤 | |
綾里 真宵…青 | |
綾里 春美…黄緑 | |
御剣 怜侍…茶 | |
狩魔 冥…水 | |
糸鋸 圭介…黄土 | |
ゴドー検事…薄橙 | |
裁判長…緑 | |
裁判官…黄 | |
矢張 政志…紺 | |
天龍斎 エリス…桃 | |
毘忌尼…橙 | |
葉桜院 あやめ…藤 | |
美柳 ちなみ…紫 |
裁: |
うはははッ! なな、ナニをするんですか! |
冥: |
‥‥これは、悪いユメに ちがいない‥‥ それをたしかめるため、 ほっぺをムチでたたいてみたわ。 |
裁: |
たたくなら、 自分のほっぺにするように! と‥‥とにかく! 法廷は、ゼッタイに 認めることはできません! ひひ、ひ、ヒトがそんな‥‥ 空を飛ぶ、なんて! |
冥: |
‥‥かつて、1件だけ。 そんな事件をあつかったわ。 |
矢: |
ずいぶん高く飛んでたぜー、 あやめちゃん。 橋から10メートルぐらい。 ありゃア、事件だったね! |
裁: |
きき、きっと、これは何かの まちがいです! ‥‥弁護人が、しめやかに さばいてくれるでしょう! |
御: | え! 私が、だろうか‥‥? |
裁: |
この証人は、あなたの トモダチなんでしょう? |
冥: |
”連帯セキニン”ね。 ‥‥御剣 怜侍。 |
裁: |
それでは、やや強引に 尋問に戻りたいと思います! 弁護人は、なんとしても ムジュンを暴くように。 |
御: |
う‥‥うム‥‥ (‥‥また1つ、コイツの 思い出がふえたな‥‥) |
矢: |
‥‥あの。オレのデビュー作、 どうしたモンかなあ。 |
裁: | こっちに向けないようにッ! |
しぶしぶ法廷記録にファイルした。 | |
裁: | では、尋問に戻りましょう! |
矢: |
『あやめちゃんが、飛んだんだよ! 白いずきんをハタめかせて!』(証言5) |
御: |
矢張。キサマが事件当夜、 何を見たのか‥‥? それは、私の 知ったことではない。 |
矢: |
そんなムセキニンな 言いかたってあるかよ、御剣! オレ‥‥ホントに、 見たまんまを描いたんだよ! 100円までなら かけたっていいぜ! |
御: |
それならば‥‥ ただ1つだけ、ハッキリ 言えることがあるようだ。 |
裁: | それは‥‥なんですかな? |
御: |
橋を飛びこえた、この人物は‥‥ 被告人・あやめさんでは あり得ないッ! |
矢: |
な。な。な。なんでだよ! なんだよ! わかんねえよ! わかかあァッ! |
冥: |
‥‥バカがバカなりにバカなコトを 言っているようね‥‥。 いったい、なぜ‥‥ そんなことが断言できるの! |
御: |
‥‥いいか、矢張。 この絵によると‥‥ キサマが見た”人物”は‥‥ ずきんをつけていたようだ。 |
矢: |
アタリマエだろ! オレのいたボロ小屋から橋までは、 かなりキョリがあったからさあ。 そのずきんを見たからオレ、 あやめちゃんってわかったんだぜ! ずきんこそ、我が、あやめちゃん! あやめちゃんこそ、我が、ずきん! わかかあァッ! |
冥: |
弁護席のバカよりバカな バカがいるようね‥‥ |
御: |
‥‥矢張。これだけは 知っておいたほうがいい。 事件当夜‥‥。あやめさんは ずきんをかぶっていなかった。 彼女は、それを成歩堂 龍一に プレゼントしていたのだ! キサマが描いた、ずきんの人物! 成歩堂だと主張するつもりかッ! |
矢: | な‥‥なんだよ、それ‥‥ |
御: |
‥‥どうやら、 リカイしたようだな‥‥。 |
矢: |
‥‥なんで‥‥ なんで、あやめちゃんのずきんを 成歩堂が持ってるんだよ‥‥ |
御: | え‥‥ |
矢: |
御剣ィィッ! ‥‥あの子、アイツのなんなのさ! ズルいぞおおおお成歩堂おおおお! |
裁: |
‥‥どうやら‥‥ この、信じられないような フシギなスケッチは‥‥ 信じられることのないまま、 ゴミ箱へ消えゆくようですな。 |
矢: |
‥‥クッ‥‥ クックックックックックックックッ クックックックッ ぎぎぎゃあ! |
冥: | ‥‥ナニかしら? 証人。 |
矢: |
オレ‥‥25年間。この日を 待っていたような気がするんだ。 御剣ィィ! ‥‥オマエに ギャフンと言わせる、この日をッ! |
御: | な‥‥なんだと‥‥? |
裁: | 証人! どういうコトですか! |
矢: |
‥‥悪いけどなァ。オレには、 決定的なショーコがあるんだよ。 |
御: | ”決定的な”‥‥? |
冥: | ”ショーコ”‥‥? |
矢: |
あのとき‥‥あやめちゃんは、 燃える橋を飛びこえたんだよ! そいつを‥‥このオレが! 天流斎 マシスな、このオレが! ‥‥立証してやるぜええッ! |
裁: |
‥‥二度と聞くことも あるまいと思っていましたが‥‥ もう一度だけ‥‥ 証言をおねがいしましょう! この、いまわしいスケッチに 描かれた、被告人‥‥ これが、悪夢のような現実だったと いう、その証拠について! |
矢: |
‥‥いいか。忘れるなよ、御剣ィ。 ちゃーんと”ギャフン” て言えよなッ! |
御: |
(‥‥この時点で、すでに ”ギャフン”なのだが‥‥) |
矢: |
『おぼろ橋のたもとに行ったとき、 彼女はもう、いなかったけど‥‥』(証言1) 『オレ‥‥彼女がシンパイで、 そのへんを探しまわったんだ!』(証言2) 『そして、雪に半分埋もれかけた、 キレイな水晶を見つけたんだよ!』(証言3) 『きっと、あやめちゃん‥‥ かわりのずきんをかぶってたのさ。』(証言4) 『あの晩、水晶をなくしたヤツ、 他にいるワケないだろ? な。』(証言5) |
裁: | す、水晶‥‥ですか! |
矢: |
ホラ、コイツさ。 キレイだろ? ‥‥オレのだぜ! |
冥: |
その水晶‥‥ どこで見つけたのかしら? |
矢: |
ま。このへんかな。 ‥‥あえて言うならば。 |
御: |
”雪に埋もれかけていた”‥‥ というのは? |
矢: |
もう、ほとんど やんでいたけど‥‥ おぼろ橋に行くまで、まだ 少し降ってたからなぁ、雪。 |
裁: |
ぬうううううう‥‥ その水晶を、受理します! |
矢: |
‥‥オレのだからな! あとで返してくれよ! |
裁: |
この水晶‥‥ 少し、くもっていますね。 |
冥: | ‥‥‥? |
裁: |
どうやら‥‥血痕が 付着しているようです! |
御: | (‥‥”血痕”‥‥!) |
法廷記録にファイルした。 | |
矢: |
いいな、御剣ィ! 明日から、オレのコト <<政志さま>>って呼べよな! 右から読んでも<<マサシサマ>> 左から読んでも<<マサシサマ>>だ! |
御: |
(‥‥<<天流斎 マシス>>じゃ なかったのか、キサマは‥‥) |
御: |
‥‥矢張。 あの晩‥‥ ひとりだけ、いたのだ。 水晶を失った人物‥‥が。 |
矢: |
え‥‥‥? ダレだよ! そんなマヌケなバカは! |
御: |
天流斎 エリス! ‥‥マヌケなバカのキミの師匠だ。 |
冥: | 被害者‥‥ですって‥‥? |
御: |
ここに、彼女の写真がある。 ‥‥ツエの先に、 よく似た水晶がついている‥‥ |
矢: |
あッ、それ‥‥ その写真、オレのじゃねえか! ‥‥返せッ! ひひぃぃィッ! |
冥: |
‥‥ありふれた水晶など、 どこにでも転がっているわ。 この私だって、エリもとに そっくりの水晶をつけている。 |
御: |
(ゼンゼン似てないッ!) とにかく‥‥こちらを 見ていただこう。 現場から発見された、 被害者のツエだ! |
裁: |
‥‥ああああッ! 水晶が‥‥消えていますッ! |
矢: |
な‥‥‥‥‥‥ なんだよ! なんなんだよ! なんでだよ! なんだったんだよ! わかんねえよおおおおおおおおッ! |
裁: |
い‥‥いったい‥‥これは! どういうことなのですかッ! |
御: |
もし、あの晩‥‥ 橋を飛び越えた者がいたとして‥‥ それは、あやめさんではなかった! なぜならば‥‥ 彼女は、ずきんをかぶって いなかった! そして‥‥ <<着地地点>>で発見された水晶も、 彼女のものではなかったからだ! |
裁: |
そ‥‥それでは! 空を飛んだのは‥‥ 水晶を落とした被害者‥‥ 天流斎 エリスさんですかッ! |
冥: |
バカとバカのバカなギロンは、 必然的にバカげた結論に達する‥‥ ‥‥まず、その<<スケッチ>>と 称する、ラクガキ‥‥ ヒトは、空を飛べないわ。 ‥‥したがって、却下。 |
矢: |
そ‥‥そんなのアリかよ! だってオレ、見たんだし たはははぁッ! |
冥: |
‥‥そして、この水晶‥‥ こんなもの、目くらましに すぎないわ。 |
御: | ”目くらまし”‥‥だと? |
冥: |
少し考えれば、わかることよ。 ‥‥御剣 怜侍。 天流斎 エリスは‥‥事件当夜、 葉桜院の自室にいたのよ。 当然、おぼろ橋のたもとへ 行く理由など、存在しない。 したがって‥‥この水晶も、 事件とは無関係。‥‥以上よ。 |
御: |
‥‥狩魔 冥。 それでナットクするのは、 よほどのお調子者だけだ。 |
矢: |
なんでそこで オレを指さすんだよ! |
御: |
被害者の水晶が‥‥事件当夜、 橋のたもとから発見されたのだ。 それが、事件と無関係だとは 考えられないッ! |
冥: |
その水晶なら、おそらく‥‥ 事件の起こった後‥‥ 橋のたもとに捨てられたのよ。 |
裁: | ”事件が起こった後”‥‥ですか? |
冥: |
水晶には、わずかに 血痕が残っている。 殺害の<<後>>、捨てられたと 考えるほうが自然でしょう? 犯人は、捜査の目を くらますために、水晶を捨てて‥‥ 同じ理由で、くだらない スケッチを用意したのよ! |
矢: |
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ん? それって‥‥オレがハンニン、 ってコトじゃねえか! めひぃぃィッ! |
冥: |
冗談はともかく‥‥ この水晶が、いつ‥‥ 橋のたもとに現れたか? それが立証できなければ、 事件との関連は認められないわ。 |
御: |
(たしかに、あの晩‥‥ 天流斎 エリスが、葉桜院を はなれたという証拠はない。 ‥‥しかし。 もし、この水晶が‥‥ 被害者が殺害される<<前>>に 落とされたのだとしたら‥‥ ‥‥この事件は、まったくちがう 姿を見せることになる‥‥!) |
裁: |
いかがですか、弁護人。 水晶について‥‥ 最終的な意見をうかがいましょう! もし、事件に無関係ならば! あなたの呼んだ、この証人‥‥ 壮大な時間のムダだった、 ということになります! |
冥: |
相当のペナルティを カクゴすることね‥‥御剣 怜侍。 |
御: |
(この私に、立証できるか‥‥? 水晶が‥‥事件の起こる <<前>>に落とされた、と‥‥) |
御: |
(”立証できるか”‥‥? そんなことは、問題ではない。 ”立証する” ‥‥それしかないではないか。 それが、あのオトコ‥‥ ‥‥成歩堂 龍一の やり方なのだから!) ‥‥裁判長。 立証してごらんに入れよう。 水晶が、この殺人事件にとって、 大きなイミを持っていることを! |
裁: | な‥‥なんですと‥‥! |
冥: |
‥‥あなたの、その目‥‥ 追いつめられた、 成歩堂 龍一を思い出すわ。 |
御: |
‥‥当然だろうな‥‥ (私は今、追いつめられた 成歩堂 龍一なのだから‥‥!) |
裁: |
それでは、弁護人に 証拠品の提示を命じます! 水晶が、この事件の起こる<<前>>に 落とされたことを立証する証拠を! |
御: |
‥‥この水晶‥‥ <<半分、雪に埋もれていた>>とか。 |
矢: |
ああ。もう少し雪がやむのが 遅かったら、アブなかったぜ。 ‥‥コイツ、完全に雪で かくれちまっただろうからな! |
御: |
それで、じゅうぶんだ‥‥矢張。 ‥‥今の証言から、 アキラカなことが1つ、ある。 |
裁: | そ、それは‥‥? |
御: |
水晶が落とされたとき、 少しだが、雪は降っていた‥‥。 |
冥: | 雪が‥‥‥? |
御: |
そして、一方‥‥ 殺人現場を見てみよう。 先ほども立証したとおり。 被害者には、雪がつもっていない。 |
裁: | あ‥‥‥ッ! |
御: |
‥‥つまり! 水晶は、殺人事件よりも<<前>>に 落とされたことになるのだッ! |
冥: |
な‥‥‥‥ なんですってェェェッ! |
裁: | 静粛に! 静粛に! 静粛にッ! |
御: |
被害者は、事件当夜! おぼろ橋まで、行ったのだ! そして、そこで‥‥ツエの水晶が はずれるようなコトが起こった! |
裁: | い、いったい‥‥何が! |
御: |
この水晶‥‥血痕で少し、 くもっているようだな‥‥ |
冥: | ‥‥‥! |
御: |
ここで‥‥ある、ひとつの 可能性が浮かび上がる。 <<本当の犯行現場は、 おぼろ橋のたもとだった>>! |
冥: |
‥‥殺人現場が 葉桜院の境内ではなかった‥‥? バカがバカにふさわしく バカなコトを言っているようね‥‥ |
御: |
‥‥だれがバカで、どのあたりが バカなコト、なのだろうか‥‥? |
冥: |
いいかしら? 御剣 怜侍! ジューショクさまは、 ハッキリ、目撃しているのよ! 葉桜院の境内で、被告人が 被害者を殺害しているところを! |
御: |
‥‥それは、ジジツとは ちがうようだ。 彼女が目撃した、光景。 それは、正確には‥‥ <<被害者の身体から、 凶器を抜いたところ>>なのだ。 |
冥: | お‥‥同じコトでしょ! |
御: | ‥‥ちがうッ! |
冥: | ! |
御: | ‥‥キミは、言ったはずだ。 |
冥: |
『刃物による刺し傷の場合‥‥ 刺されたときの出血量‥‥ これは、たいしたことはない。 傷口から、もっとも 出血がはげしいのは‥‥ ‥‥凶器の刃物が、 傷口から引き抜かれたときよ。』 |
御: |
‥‥そのコトバが本当ならば‥‥ <<犯行現場はおぼろ橋だった>> そう考えても、なんの問題もない。 凶器は、引き抜かれなかった。 だから、出血しなかったのだ! |
冥: |
ひとつ、ダイジなことを 忘れているわ‥‥御剣 怜侍! 天流斎 エリスの死体は、 葉桜院で発見されているのよ! おぼろ橋から、葉桜院まで‥‥ たっぷり15分もかかる。 そんな長いキョリ、 死体を運べるわけがないッ! |
御: |
(ここまで来たら‥‥ 行けるところまで、行くのみ! ‥‥とにかく、 <<可能性>>を提示するんだ!) |
裁: |
それでは、弁護人。 提示していただきましょう! 被害者の遺体が、おぼろ橋から 葉桜院に運ばれた、その方法を! |
御: |
あの、雪の夜‥‥ 死体を運ぶ方法が、 ただ1つだけ、存在した。 ‥‥スノーモービルだ。 |
冥: | あ‥‥‥ |
御: |
現に‥‥このとおり、事件当夜 スノーモービルは使用されている。 <<凶器を捨てに行った>> キミはたしか、そう説明したが‥‥ <<死体を運んできた>> そうとも考えられるはずだッ! |
裁: |
静粛に! 静粛に! 静粛に! きゃああああッ! |
冥: |
み‥‥認めない‥‥ 認めないわ、御剣 怜侍ッ! どうやら、 墓穴を掘ったようね! |
御: | どういうこと、だ? |
冥: |
スノーモービルを使えたのは、 被告人だけなのよ。 死体を運んだのは、彼女! ‥‥それでキマリじゃないかしら? |
御: |
‥‥フッ‥‥ もう、遅いのだ‥‥狩魔 冥。 弁護側は、すでに 立証してしまったのだよ。 ‥‥この事件には、まだ 捜査が必要であることを! |
冥: | な‥‥なんですって‥‥? |
御: |
‥‥天流斎 エリスが殺害された、 本当の現場はどこだったか? ‥‥死体が運ばれたのならば、 その理由はいったい、何か‥‥? そして、もうひとつ。 ‥‥この光景(スケッチ)は、いったい 何をイミするのか‥‥? |
冥: |
そんなこと‥‥ 考えるまでもないッ! 愚か者は、真実を見る目も それを語る口も持たないッ! |
御: |
‥‥この証人は、たしかに はかり知れない、ろくでなしだ。 しかし! 好意をよせる女性を キズつけるウソだけは、つかない。 彼が、これを描いた以上‥‥ 現実に起こったこと、なのだ。 ‥‥弁護側は、この主張を ゆずるつもりはない。 |
矢: | み‥‥‥御剣ィィ。オマエ‥‥ |
裁: |
‥‥結論が出たようです。 今の時点で、判決を 下すことはできません! |
冥: | ぐ‥‥‥ぐぐううぅぅぅぅッ! |
御: |
(‥‥成歩堂‥‥ ‥‥どうやら、私の役目は 果たせたようだな‥‥) やはり、私の思ったとおりだった。 ‥‥狩魔 冥。 キミは、最高のパートナーだ。 |
冥: | え‥‥‥ |
御: |
今日、私がここに立った 目的は、ただ1つ。 この事件の闇を引きずり出し、 成歩堂に引きわたすことだった。 |
矢: |
な‥‥‥なんだよ! そういうコトだったのかよ! それならそうと、 先に言っといてくれよなー! そうしたら、オレも 冥ちゃんに、ぶたれずに‥‥ ぷぎゃああッ! |
冥: |
‥‥御剣 怜侍ィィィ‥‥ あなたのツゴウなど、 知ったことではないわ! 今日こそは‥‥あなたを ひねりつぶすつもりだったのに! |
御: | そいつはザンネンだったな。 |
矢: |
ザンネンだったなァ、冥ちゃん。 ぷぎゃああッ! |
冥: |
‥‥キサマのせいよッ! こんなヒドい証人‥‥ 断じて、あり得ないッ! |
矢: |
いてててていてていててててていて ててていててていててていててい |
冥: | そして、トドメよッ! |
裁: |
‥‥証人の証言は、たしかに 現実のものとは思えません。 しかし‥‥そこには、なんらかの <<コタエ>>があるはずです。 証人のコトバは<<真実>>なのか、 <<いつわり>>なのか‥‥? ‥‥すべては、次回。 ふたたび、この法廷で うかがうことになるでしょう。 検察側・弁護側の調査に キタイしています。 |
御: |
(‥‥これで‥‥ あとは、キミしだいだ。 成歩堂‥‥) |
冥: | ‥‥‥‥‥‥‥‥ |
裁: |
それでは! 本日はこれにて閉廷! |