成歩堂 龍一…黒 | |
綾里 千尋…赤 | |
綾里 真宵…青 | |
綾里 春美…黄緑 | |
御剣 怜侍…茶 | |
狩魔 冥…水 | |
糸鋸 圭介…黄土 | |
ゴドー検事…薄橙 | |
裁判長…緑 | |
裁判官…黄 | |
矢張 政志…紺 | |
天龍斎 エリス…桃 | |
毘忌尼…橙 | |
葉桜院 あやめ…藤 | |
美柳 ちなみ…紫 |
結ぶ‥‥この人物が!」 | |
ゴ: |
‥‥ザンネンだが‥‥ 今のオレは、ヒトリぼっちだぜ。 そんなヤツとは、 なんのつながりもねえさ。 |
裁: |
ちなみに、私も、そんな人物とは つながりはありませんぞ、弁護人。 |
成: |
(何をやってるんだ、ぼくは‥‥ アイツの”正体”を考えれば‥‥ わかりきったことじゃないか!) |
ゴ: |
どうだい? まるほどう。 やっぱり‥‥アンタには、 荷が重かったかな‥‥? |
成: |
‥‥もしかしたら、 そうかもしれません。 でも、これだけはジジツです! |
”赤の他人”ではなかった。」に合流) | |
真: |
『あたし‥‥あのとき、赤い光を 見たような気がしたんです。』(証言1) 『助けを求めようとしたら‥‥ 血がふりかかってきました!』(証言2) 『でも‥‥<<彼女>>は死ななかった。 背後の<<敵>>に、反撃したんです。』(証言3) 『突然、赤い光が消えて‥‥ あたりは、闇に包まれました。』(証言4) 『‥‥そして、その瞬間! 恐ろしい悲鳴が聞こえたんです!』(証言5) 『やがて‥‥美柳 ちなみは倒れて、 あたしも意識を失いました‥‥』(証言6) |
成: |
闇の中で見た<<光>>だろう? 見まちがうことはないと思うけど。 |
真: |
‥‥うん。たぶん、 見たんだと思う。でも‥‥ やっぱり、ハッキリしないの。 それが、ゴドー検事さんの マスクだったかどうか‥‥ |
成: |
(‥‥今度こそ、かばっている ようすはないけど‥‥) |
成: |
でも‥‥そのあと、きみは<<光>>に 向かって、助けを求めている。 その<<光>>が‥‥ゴドー検事だと 思ったからじゃないのかな? |
真: |
‥‥ううん‥‥そうだね。 あのときは、そう思った ような気もするんだけど‥‥ やっぱり‥‥思い出せないの。 だって‥‥ あたしの前には、姿の見えない アイツがいたんだから! |
成: |
(‥‥真宵ちゃんには、目の前に 命のキケンが迫っていた。 その状況で、ハッキリした コタエを聞くのは、ムリがある) |
裁: |
‥‥それでは、証言を つづけてください。 <<赤い光>>に気づいたあなたは どうしましたか? |
成: |
(‥‥真宵ちゃんには、目の前に 命のキケンが迫っていた。 その状況で、ハッキリした コタエを聞くのは、ムリがある) |
裁: |
‥‥それでは、証言を つづけてください。 <<赤い光>>に気づいたあなたは どうしましたか? |
成: |
その血は‥‥やっぱり、その。 <<美柳 ちなみ>>の‥‥? |
真: |
たぶん、そうだと思う。 あの瞬間‥‥ ‥‥耳元で、小さく 悲鳴が聞こえたの。 あれは‥‥女のヒトの声でした。 |
裁: |
そのとき<<犯人>>が、 凶器で背中から、刺した‥‥ ‥‥そういうコトですかな。 |
成: |
(どうやら‥‥やっぱり、 あぶないところだったようだ) |
真: | ‥‥‥‥‥‥ |
ゴ: |
とにかく‥‥被害者は 凶器で身体をつらぬかれた。 それから、どうなったのかい? |
成: |
は、反撃‥‥! どうして、それがわかるの? |
真: |
たしかに‥‥ハッキリ 見えたわけじゃないけど‥‥ 息づかいや、もみあう気配を 感じたから。 それに‥‥血のニオイも。 |
裁: |
‥‥ヒドい目にあいましたな。 それで‥‥あなた自身は、 どうしたのですかな? |
真: |
う‥‥動けませんでした。 暗がりの中に、2つの人影が うっすら見えただけで‥‥ あたし、どうしていいか わからなかったんです! |
成: |
そのとき‥‥例の<<赤い光>>は、 まだ見えていたのかな? |
真: |
う‥‥うん。 見えていた、と思う。 でも‥‥ |
成: | 『消えた』‥‥? |
真: |
う‥‥うん。急に、 見えなくなっちゃったの。 |
裁: | ど、どういうことでしょう‥‥ |
成: |
(<<赤い光>>がゴドー検事の マスクだと考えると‥‥ 争っている最中、その光が ”消えた”ということは‥‥) |
真: |
<<コワれちゃった>>、って コトなのかな‥‥マスク。 |
成: |
(もしくは‥‥ マスクが<<はずれた>>か) |
ゴ: |
あるいは‥‥ <<電池が切れた>>のかもしれねえ。 |
裁: |
切れたのは、<<赤いマメ電球>>の ほうだったのかもしれませんな。 |
成: |
(‥‥とにかく、そのとき 何かが起こったんだ!) |
成: |
おそらく、そのとおりの ことが起こったのでしょう。 |
裁: |
‥‥まあ、私のスイリは めったにハズれませんからな。 ‥‥それでは、証言を つづけていただきましょう。 犯人と被害者は、はげしく争った。 ‥‥それから、どうなりましたか? |
成: |
じゃあ‥‥美柳 ちなみを 刺した<<犯人>>は‥‥? |
真: |
‥‥うん。わからないの。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ あ、あの! ホントだよ、なるほどくん! |
成: |
‥‥わかってるよ。 (この局面で‥‥ 真宵ちゃんは、ウソはつかない) |
ゴ: |
クッ‥‥! どうやら‥‥ <<闇>>にジャマされて いるみたいだな、まるほどう。 |
裁: | ふむう‥‥‥ |
成: |
(この証言で‥‥ ゴドー検事の犯行を立証する! ‥‥できれば、ぼくも こんなコトは、したくない‥‥ でも‥‥、 なんとなく、感じるんだ。 ゴドー検事自身も‥‥ それを望んでいる、って) |
<<犯人>>に反撃したのか‥‥?」 | |
成: | いかがですか、裁判長! |
裁: |
正直なところ‥‥ それを使って、私自身が あなたに反撃したいところです。 |
成: | え‥‥ |
ゴ: |
やっぱり‥‥アンタは そのテイド、ってコトかい。 |
成: | ぐううう‥‥ッ! |
成: |
(なんで、こんなところで まちがえるんだ‥‥) |
裁: |
‥‥それでは、証言を つづけていただきましょう。 犯人と被害者は、はげしく争った。 ‥‥それから、どうなりましたか? |