第2話『盗まれた逆転』探偵パート1日目(その4)

表セリフ集一覧に戻る

成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
ゴドー検事…薄橙
華宮 霧緒…藤
矢張 政志…紺
星威岳 哀牙…紫
天杉 優作…灰
天杉 希華…桃
亜内検事…茶
裁判官…黄
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


←この前のセリフ



同日 某時刻
高菱屋 大展示場

霧: ま‥‥真宵さんッ!
真: あ、霧緒さん‥‥
霧: ごめんなさい、私のせいで!
だ‥‥大事なツボが!
秘宝が‥‥
ひほうがあああああああッ!
成: おおお、落ちついてください!
霧: ううう‥‥やっぱり私、
ナニやってもシッパイばっかり。
真宵さん、ごめんなさい!
私‥‥もう、なんでもしますから!
真: い、いえ。そんなに気にしな
霧: こう見えても手先は器用ですから、
なんでしたら、かわりのツボを‥‥
真: ま、まあまあ。とにかく、
お話を聞かせてください。
霧: ごめんなさい、ごめんなさい‥‥

(「怪人の予告」を聞く)
成: あの‥‥仮面マスクから
予告状が届いたのは‥‥?
霧: あれは‥‥今から10日前でした。
警察に届けようと思ったんですけど
‥‥探偵さんに止められて。
真: あの。哀牙探偵に
警備を依頼したんですね?
霧: はい。おねがいしたのは‥‥
もう、20日ほど前になります。
あの方、警察よりも
怪人に詳しいということでした。
成: 予告状が届く前から
警備を依頼したんですか。
霧: なんだか、イヤな予感が
したものですから‥‥。
私、イヤな予感だけは
自信があるんです!
成: 地下倉庫の防犯カメラや
コンピュータは、どなたが‥‥?
霧: 防犯用機材は、高菱屋に
用意していただきました。
”怪人め、いつでも来い!”
って思っていたら‥‥
成: (ゆうべ、来たワケか‥‥)

(「警備について」を聞く)
真: 秘宝展の警備について
聞かせてください。
霧: 私がワルいんですッ!
大したモノもないのに<<秘宝展>>
なんて名前をつけちゃったから‥‥
成: でも‥‥盗まれた倉院のツボは、
かなりダイジな秘宝だとか‥‥
霧: ええ。ただ‥‥鑑定の結果、
金銭的な価値は、ほぼゼロです。
真:ぜろ‥‥
霧: 私、いっしょうけんめい
ピカピカにみがいて、
少しでも高そうに見えるように
がんばったんですよ!
真: 供子さまのタマシイ入りなのに‥‥
霧: とにかく、警備はすべて
哀牙さんにお任せしました。
でも‥‥
5日前から、地方からの展示品が
どんどん届きだしたんです。
だから‥‥いろいろなヒトが
倉庫に出入りしました。
真: じゃあ、その中に
仮面マスクがいたかも‥‥!
霧: いえ。倉庫に出入りした人物は、
私もチェックしましたから。
成: (霧緒さんのコトだ。
シッカリやっているだろうな)

(「哀牙探偵事務所」に移動する)


同日 某時刻
哀牙探偵事務所

真: すみませーん。
哀: ‥‥これはこれは、
チャアミングなおじょうさん。
我が事務所へようこそ!
ごゆるりと、おくつろぎを‥‥。
成: あ、あの。ぼくたちは‥‥
哀: ‥‥シッ! ダマって!
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
クックックックックッ‥‥
どうやら、そういうコトですな。
真: なな、なんですか?
哀: ‥‥ズヴァリ!
美しきスイリが我にささやく真実。
貴方がたは、弁護士と‥‥おそらく
霊媒師。‥‥ちがいますかな?
真: ‥‥あの。
さっきも聞きましたけど、それ。
哀: ハッ! 美しきスイリはズヴァリ!
‥‥何度聞いても美しいのですよ。
それでは、貴方がたの
お話をうかがいましょうかな!

(「事件当夜のこと」を聞く)
成: さっきも聞きましたけど、
ゆうべは1人で見張りを‥‥?
哀: さよう。これは、我が好敵手との、
5回目にして最大の勝負。
‥‥なんぴとたりとも、ジャマを
ユルすワケには行かなかった。
真: たしか、仮面マスクの最初の事件
から、対決してるんですよね?
哀: やあれ、さすがはおじょうさん。
よくご存じだ。
さよう! ヤツの最初のエモノ
こそ、かの宝石<<エマノンの涙>>!
その盗難現場たる美術館で、
我らは奇跡の出会いを果たした!
真: それで‥‥倉院のツボの警備も?
成: (霧緒さんが依頼した、って
言ってたっけな‥‥)
哀: 我は高菱屋より機材を借りうけ、
パアフェクトなワナを張ったのだ!
成: それが、あの防犯カメラ
だったワケですか‥‥
真: でも、アイガさん自身も
現場で見張っていたのに‥‥
仮面マスク、どうやって
ツボを盗んだのかな?
成: たしかに‥‥。モンダイは
怪人の手口、だな。やっぱり。

(「倉院のツボ」を聞く)
真: あの‥‥哀牙さん。
倉院のツボって、知ってました?
哀: 名探偵が関心をそそぐべきは、
ただ1つ! ‥‥仮面マスクのみ。
ツボ‥‥? ハッ!
この事件には、関係ありませぬな。
成: でも‥‥仮面マスクのエモノ
だったんですよ?
哀: ‥‥我が名はハンタア。
ツボなど、怪人のエサにすぎぬ。
貴方がたは、ハトに投げたマメの
カタチを、おぼえていますかな?
真: ‥‥なんかハラ立つねー、
なるほどくん。
成: とにかく、探偵さんは
ツボを知らない、ってコトだね。

(「仮面マスクの手口」を聞く)
真: あの‥‥ひとつ、気になる
コトがあるんですけど。
哀: 人生とは、ただ1つのコタエを
探し求め、さまようがごとし。
‥‥いったい、なんでしょうかな?
真: 仮面マスク、どうやって
ツボを盗んだのかなあ、って。
‥‥それって、哀牙さんが
知ってなければおかしいですよね。
哀:‥‥‥‥
成: そりゃそうですね。
だって、あなた‥‥
現場を見張っていたんですからね。
イネムリでもしていないかぎり、
仮面マスクと会ったはずでしょう?
哀: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥

(サイコ・ロック 錠1つ)
成: こ‥‥これは‥‥
サイコ・ロック‥‥!
真: さ‥‥さいこ・ろっく‥‥?

(「サイコ・ロック」を聞く)
真: ね。ね。なるほどくん。
なあに、サイコ・ロックって。
成: この勾玉の”霊力”でね。ココロを
閉ざす”ヒミツ”が見えるんだ。
ロックを解除すれば、そのヒミツを
聞き出すことだってできる。
真: ふええええ‥‥その勾玉に、
そんなフシギなパワーがッ!
成: ‥‥‥‥‥‥
あのさ。この勾玉をくれたの、
真宵ちゃんじゃないか。去年。
真: ‥‥ま。たしかにそれ、
綾里本家に伝わるモノだけどね。
ジッサイに霊力をこめたのは
はみちゃんだったでしょ?
だからあたし、よく知らないん
だよねー。その勾玉のチカラ。
成: (これで、倉院流・将来の
家元さんかよ‥‥)
真: で? で? そのサイコ・ロック、
どうやって解除するの?
成: ‥‥この勾玉をね。ヒミツを持った
ヒトに、つきつけるんだ。
真: うう‥‥ちょっとワクワクするね。
ほら、ほら。やってみようよ!
成: (やれやれ‥‥)

(「勾玉(まがたま)」をつきつける)

(仮面マスクの手口)
成: 哀牙さん。あなたが現場で
見張っていた以上‥‥、
仮面マスクの犯行を
見ていないハズがないんですよ。
哀: やあやあ、これは
いかなるゴアイサツですかな。
この哀牙、たしかに倉庫の扉を
見張っておりました。
ゆうべ、なんぴとたりとも、
あの扉は通らなかった!
成: (理由はわからないけど‥‥
哀牙さんは、ウソをついている。
‥‥そうだ。
その証拠を示すんだ!)
哀牙さん。ゆうべ、あの扉を
通った人物がいるハズなんです!

(「カメラのデータ」をつきつける)
成: 現場には、防犯カメラが
セットされていました。
あの扉を通った人物は、
自動的に撮影されていたはずです。
哀: ‥‥いかにも‥‥。
成: 勝手ですが、その撮影データを
見せてもらいました。
この通り、ゆうべ1回、
カメラが作動してます!
哀: ‥‥ッ!
し、しかし‥‥我がマナコは
何者の姿も、とらえていない。
おそらく‥‥コムピュウタのミス
‥‥誤動作にすぎぬッ!
成: 誤動作したのは‥‥哀牙さんの
マナコの方だったかもしれません。
哀: な‥‥なんですと! この哀牙が、
扉から目をはなした、とでも?
成: 哀牙さん。ゆうべ、あなたは
怪人に会っているはずです!
しかし! なぜかあなたは、
それをかくそうとしている。
(かくす以上‥‥そこには、
何か、原因があるにちがいない。
名探偵にふさわしくない、
人に言えない”原因”が‥‥
あの”証拠品”が、
それを立証してくれるはずだ!)
おそらくあなたは、仮面マスクの
姿を見ることができなかった。
なぜなら!
そのとき、あなたは‥‥

(「キゼツさせられた」を選択)
哀: ‥‥スイリはつねに、
美しくなければならない。
貴方のスイリ‥‥そのコンキョたる
証拠を見せていただこうッ!

(「七支刀」を選択)
成: 哀牙さん‥‥
あなたは、怪人に
キゼツさせられたのでしょうッ!
哀: ハッハ! これはしたり!
ジョオクがお上手ですな‥‥。
こ、こ、こ、この哀牙が、
あろうことか、キゼツなど!
成: このカタナが‥‥その証拠です。
哀: ‥‥! そ、それは‥‥
成: 事件が起こる前、このカタナは‥‥
綾里 供子像の手にありました。
それに‥‥そのときは、
曲がっていなかった。
哀: う‥‥うむむ‥‥
成: ‥‥コタエはひとつ。
あなたは、このカタナで、
アタマをコツンとやられたのです!
どうですか! 哀牙さん!
哀: ‥‥さすがは、名弁護士殿‥‥

(解除成功)

(「仮面マスクの手口」を聞く)
哀: ‥‥貴方のスイリには、”真実”の
ヒラメキがなきにしもあらず。
真: 怪人にひっぱたかれて、
キゼツしちゃったワケですね?
哀: ミもフタもない言いかたをすると
‥‥そうなるのかもしれぬ。
コムピュウタに目をやった、その
一瞬のスキをつかれたのです!
真: 怪人が倉庫に入って来たのに
気づかなかったんですか?
哀: 扉以外に、ダクトやら排水口やら
アナだらけだったゆえ‥‥
まっこと、ヒキョウなり
仮面マスク!
この好敵手の後ろアタマを、
このような危険なもので殴るとは!
真: 怒ってるよ、探偵さん。
成: 油断する方が悪いような
気もするけどな。

証拠品<<七支刀>>のデータを
書きなおした。
成: どうやら‥‥1つ、
ハッキリしたことがあるよ。
真: え。なに? アイガさんが、
等身大の名探偵だったってコト?
成: 哀牙探偵は‥‥
犯人の姿を見ていないんだ。
真: あ‥‥そうか!
もしかしたら、犯人は
仮面マスクじゃないかも‥‥
哀: あいや、待たれよ!
‥‥弁護士殿。さすがにそれは!
真: でも、あなたは
見ていないじゃないですか!
哀: ‥‥そういうときのために、
防犯キャメラがあるのですよ。
真:あ‥‥
哀: ゆうべ‥‥キャメラは1回、
作動しています。
これぞ! コムピュウタがとらえた
犯人の真の姿なのだッ!
成: ‥‥こ、これは‥‥やっぱり!
真: か、かめんますく‥‥だね‥‥

<<防犯カメラの写真>>のデータを
法廷記録にファイルした。
哀: 犯人は、怪人☆仮面マスク
以外にはあり得ませぬぞ。
ヤツには‥‥犯行を重ねなければ
ならない理由があるのですから。
成: な‥‥なんですって!

(「怪人の理由」を聞く)
成: あの‥‥どういうコトですか?
哀: 天杉 優作は、仮面マスクとして
犯行を重ねる理由があるのです。
彼の部屋に、ミドリ色の封書が
あるはず。
‥‥調べてみることですな。
真: ど、どうして
そんなコトを、あなたが‥‥?
哀: フッ‥‥お忘れかな?
我こそは、天上天下にその名を
ヒビかせた探偵中の探偵中の探偵!
自他ともに認める星威岳 哀牙、
そのヒトですからな!
成: (とにかく‥‥調べてみた
ほうがいいな‥‥)

(「怪人のアジト」へ移動する)

(「ミドリ色の封書」を調べる)
真: ね、ね、なるほどくん!
アイガ探偵が言ってたよね!
哀: 『天杉 優作は、仮面マスクとして
犯行を重ねる理由があるのです。
彼の部屋に、ミドリ色の封書が
あるはず。
‥‥調べてみることですな。』
成: ミドリ色の封書‥‥か。
どうやら、コレみたいだな。
真: よおし。読むぞお!
<<お前の正体を世間に
公表されたくなければ‥‥
12日の午前1時、500万円を
用意して、KB警備会社に来い>>
‥‥ごごご、ごひゃくまんえん‥‥
成: こ‥‥これって‥‥
キョーハクジョー‥‥だよな。
(たしかに‥‥コイツは
ものスゴい手がかりだ‥‥!)

証拠品<<脅迫状>>のデータを
法廷記録にファイルした。


次へ→