第2話『盗まれた逆転』探偵パート1日目(その4) −証拠品−


表セリフ集「盗まれた逆転」(探偵パート1日目・その4)を見る (別ウィンドウで出ます)


弁護士バッジ ぼくの身分を
証明してくれる、
大切なバッジだ。
勾玉(まがたま) 真宵ちゃんからもらった
もの。心にヒミツを持つ
人物に効力を発揮する。
秘宝展のポスター <<倉院の里・秘宝展>>の
ポスター。Lボタンで
詳細を見ることができる。
綾里 供子の黄金像 倉院流霊媒道創始者の
等身大の像。事件当夜、
動かされたようだ。
倉院のツボ 倉院の里の秘宝。
ダイジなものらしいが、
金銭的値打ちはゼロ。
仮面マスクの予告状 犯行の前に届く挑戦状で、
エンブレムの情報は極秘。
Lボタンで詳細を表示。


高菱屋百貨店 警備課御中

<<倉院の里・秘宝展>>に出品される、
もっとも価値ある美術品をいただき
に参上いたします。
まだらのツボには、くれぐれも
ご用心を‥‥。

怪人☆仮面マスク
カメラのデータ 事件当夜の午前1時ごろ、
地下倉庫の防犯カメラは
1回、作動している。
七支刀 事件当時、仮面マスクが
これで哀牙の後頭部を
殴り、気絶させたらしい。
防犯カメラの写真 事件当夜、防犯カメラが
倉庫の入り口を撮影。
Lボタンで詳細を表示。
脅迫状 天杉 優作の部屋で発見。
万年筆で書かれている。
Lボタンで詳細を表示。


<<脅迫状>>

キサマの正体を世間に公表されたく
なければ、500万円を用意しろ。
9月12日の午前1時、
KB警備・社長室で待っている。

金がなければ、先日おまえが手に
入れた、赤ダイヤを処分することだ。

成歩堂 龍一(26) 言わずと知れた、ぼくだ。
若手実力派弁護士として、
今年で3年目に入る。
綾里 千尋(故人) ぼくの永遠の師匠で、
真宵ちゃんのお姉さん。
2年前に亡くなった。
綾里 真宵(19) ぼくの助手。
倉院流霊媒道の使い手。
今もなお修行中。
綾里 春美(9) 真宵ちゃんのイトコで、
霊媒師のタマゴ。
天才的霊力の持ち主。
華宮 霧緒(24) <<倉院の里・秘宝展>>の
企画・プロモーションと
警備責任者を担当。
糸鋸 圭介(32) 所轄署の刑事。
殺人の初動捜査を担当。
通称イトノコ刑事。
怪人☆仮面マスク(?) 高価な美術品のみを狙う
怪人。犯行前に予告状を
送りつける、キザなヤツ。
星威岳 哀牙(34) 名探偵。スルドい推理力
の持ち主だが、なぜか
会話が成り立たない。
天杉 優作(23) 怪人☆仮面マスクとして
自首した青年。
どこかイタイタしい。
天杉 希華(23) 天杉 優作の妻。
気さくでサッパリした
性格の女性のようだ。




高菱屋 大展示場にて


(「ビョウブ」を調べる)
真: <<倉院の呪詞>>が書いてある
ビョウブだよ。
あたしは読めないけどね。
成: え! 大切な呪文じゃないの?
真: ああ。あたし、おかあさんに
読んでもらっておぼえたから。
忘れたらピンチだね。
成: (‥‥倉院流霊媒道も
ガケっぷちに立たされてるな)

(「台」を調べる)
成: たぶん‥‥倉院のツボが
置かれるはずだったんだろうね。
真: ‥‥そうだね。
成: かわりに、ぼくの弁護士バッジ
貸してやろうか?
真: ううん‥‥ちょっと
小さすぎるんじゃないかな。
あたしの勾玉なんか
どうかな。
成: ううん‥‥やっぱり
小さすぎるんじゃないかな。

(「倉院の里のミニチュア」を調べる)
真: いやー、よくできてるね。
あたしたちの里のミニチュア。
あ、そうだ! なるほどくんも
事務所のミニチュアを作ろうよ!
成: 事務所、どうでもいいガラクタが
あふれかえっているからな。
カンゼンに再現しようとしたら、
死ぬまでかかっても終わらないよ。
真: その前に、お部屋を
片づければいいじゃない。
成: ‥‥なるほど。


高菱屋 地下倉庫にて


(「パソコン」を調べる)
成: このコンピュータのデータに
よれば‥‥
ゆうべ、たしかに扉を通った
人物がいる、ってことだよな。
真: うん。シャッターが1回、
作動しているからね。

(「防犯カメラ」を調べる)
成: このカメラ、あの探偵さんが
持ってきたのかな。
真: そうなんじゃない。
ちょっと、見てみようか。
‥‥アレ。カメラに
<<高菱屋・備品>>って書いてある。
成: なんだよ、借り物か。
真: ホント、ナニかとウサンくさい
探偵さんだねえ‥‥。

(「箱」を調べる)
成: あそこに捨てられてる
粗末な木バコは、もしかして‥‥?
真: あっ! 倉院のツボを
しまっておいたハコだ!
成: さわっちゃダメだよ。犯人の
手がかりが残ってるかもしれない。
真: ううう‥‥あたしが一生懸命
作ったのに‥‥
成: え! 真宵ちゃんが作ったの?
あの粗末な木バコ‥‥
真: ソマツって言うな!
なんで捨てちゃったのかな、犯人。
自信作だったのに‥‥。
成: (仮面マスク‥‥いっしょに
盗んであげればよかったのに)

(「七支刀」を調べる)
真: なんかあたし、
気に入っちゃったよ、これ。
コシにさして
街をカッポしてみたいねえ。
成: イトノコ刑事に
タイホされるぞ。

(「トビラ」を調べる)
真: あたしたちのツボ、
この扉の向こうにあったんだよね。
成: うん。‥‥そして、防犯カメラの
データによれば‥‥
真: ゆうべ、ここに入ったヤツが
いるんだよね。
ううう‥‥見つけたら、
どうしてくれよう‥‥!

(「ペンキの跡」を調べる)
成: 見た感じ、乾いてから
数日はたっているみたいだ。
真: このペンキの跡も、
何かとナゾが多いよねー。
シミの左下が欠けてるし、
なぜかピンクだし。
成: ‥‥ペンキの色はこの際、
どうでもいいと思うけど。

(「綾里供子像」を調べる)
成: ゆうべ、霧緒さんと見たときは、
こんなトコロにはなかったね。
真: うん。たしかに、扉の
すぐ横に立っていたよ。
成: 動かしたとしたら‥‥
犯人だよな、たぶん。
真: 倉庫に入るとき、視線を感じた
のかな。供子さまの。
成: ‥‥コワいこと、言うなよ。


哀牙探偵事務所にて


(「額ブチ」を調べる)
真: それにしても、
でっかい絵だねー‥‥
哀: <<アイがほしいだけさ>>
‥‥星威岳 哀牙・作。
モデルがいいので、
スバラシイ作品になりましたよ。
真: ‥‥はあ。

(「蓄音機」を調べる)
真: きゃっ! この部屋の音楽、
ここから聞こえていたんだ!
哀: <<哀牙のエレジイ>>
‥‥作曲・星威岳 哀牙。
それは”チクオン機”と
言いましてな。
いにしえの人びとは、その
キカイで音楽を聞いたのですよ。
真: へええ。そうだと思いました!
成: ‥‥‥‥‥‥

(「暖炉」を調べる)
真: きゃっ! このカマド、
すずしいカゼが流れてくるよっ!
哀: クックックックッ‥‥どうやら、
我がトリックにかかったようです。
ダンロには‥‥なんと、意外な
キカイが仕込まれているのです。
‥‥そう!
エアア・コンディショナアがッ!
真: はあ‥‥えあこん、ですか。
哀: 夏はすずしく、冬はあたたか。
‥‥これぞ、新世紀のダンロです。