台湾旅行記
2023年11月

猫空

 このまま、往路と同じ樟樹歩道を歩くのも何ですので、復路は経路を変えます。

樟湖歩道

 復路は樟湖歩道を歩くことにして、13時17分に樟湖歩道に入ります。

 緑溢れる木漏れ日の道で、大好物の道です。

樟湖歩道

 13時を過ぎていることもあり、昼食のお店に急ぐことに、意識が急速に傾いていきます。
 樟湖歩道を歩き出して5分少々。樟湖歩道と車道の交差点に来ました。このまま樟湖歩道を歩くと、ちょっと遠回り。しかもアップダウンがありそう。
 雰囲気的には樟湖歩道を歩くほうがいいのかもしれませんが、今回は樟湖歩道はここまでにして、ほぼ平坦であろう車道を歩いて猫空駅方向を目指すことにします。

 車道を歩いていると、斜面に広がる茶畑や、先ほどまで歩いていた樟樹歩道を眼下に見渡せる場所が、途中にあります。

樟湖歩道 交差点

 樟樹歩道と台北市街と台北101の競演↘
 このパノラマを見られるなら車道歩きにしてよかったのかも。ちょっとしたテラスのようになっていたので、ここでは大勢の観光客さんが写真を撮っていました。

猫空


猫空


猫空カフェ巷

 ときどき見晴らしのいいところで写真を撮りながら、気持ちだけ急いで歩いて13時47分に猫空カフェ巷に到着。

 樟湖歩道を歩き始めてから、ロープウェイ猫空駅前を通り過ぎ、猫空カフェ巷まで約30分で歩きました。

 昼食食べるゾ☆パワーでスピードアップです。
 猫空はお茶の産地として有名な場所。

 当初、昼食は茶葉料理のお店を探していました。候補のお店を同行者さんと検討。ランチとして量が多そうで残すかも…。残すのもありかもと思いつつ、アフタヌーンティーも検討対象として、絶対に残さない自信のあるアフタヌーンティーに決定。

 実は前日の淡水の昼食をアフタヌーンティーにするよりも、こちらの猫空の昼食をアフタヌーンティーにすることを先に決めていました。

猫空カフェ巷


猫空カフェ巷 店内

 13時50分、猫空カフェ巷に入ると、スタッフの方に「お好きな席にどうぞ」のようなことを言われたので、外の景色の眺めよりも、アフタヌーンティーを頼んだときにテーブルに余裕があることを優先に考えて、窓際より1つ奥まった4人用の席を2人で利用することにしました。

 このとき、先客は確か2組だったように思います。

 選んだ席からの眺めも、そこそこ←。
 テーブルに貼られたQRコードを読み込んで注文。

 QRコードを読み込んでスマホを見ると、2023年11月時点で中国語のメニューが表示されました。漢字の字面からアフタヌーンティーと思われるものをチョイスして、“送信”と思われるところをタップ…漢字の分かる日本人は何とかなりますが、せめて英語表記のメニューが…。

 ネット利用できる携帯を持っているのが前提の注文方法。

猫空カフェ巷 メニュー


猫空カフェ巷 店内

 アフタヌーンティー(1セット2人分600NTD+サービス料10%合計660NTD(約3,300円))を注文してホっと一息つく間もなく、スタッフの方がドリンクメニューを持ってきて、「この中から好きなドリンクを選んでください」みたいなことを言われたので、同行者さんはホットの“猫空茶”を、私はアイスのフルーツティーをチョイス。

 QRコードをスマホで読み取って注文した後、ドリンクはスタッフさんがメニューを持ってきて選択するのは、ちょっと中途半端な感じがするのが否めません。
 店内の私たちの席から奥を見たのが上の写真↑、入口方向を見たのが右の写真→です。

 朝から、ず~っと歩き詰めでしたから、ここでゆっくり休憩です。

 注文してから数分。まずはドリンクが運ばれました。

 日本国内では、あまり飲む機会のないフルーツティー。映え写真を撮りたかったのに、腕前が…。

猫空カフェ巷 メニュー


猫空カフェ巷 フルーツティー

 フルーツティーは、フルーツティーらしくフルーティーで、すっきり飲み口がよく、美味しいです。

 猫空茶は、同行者さんが一口飲んで「美味しい♪」と絶賛。一口、味見させていただきましたが、まろやかな優しい味のお茶です。

猫空カフェ巷 フルーツティー

 同行者さんによると、茶こし部分にお湯を入れて時間を見計らって落とすタイミングを見計らうのが難しいそうで、最初にお店の方が落としてきたお茶が、最も美味しかったそうです。

 こちらの猫空カフェ巷のアフタヌーンティーは、スイーツ系に大分…かなり傾いたアフタヌーンティーです。

猫空カフェ巷 猫空茶

 1段目のお皿が、サラダとオニオンリング!なのには、ド肝を抜かれました。アフタヌーンティーにオニオンリングが来ますかぁ。さすが、なんちゃってアフタヌーンティーもここに極まれりです。

 2段目のお皿が最もお腹に貯まる系と思われるマカロンとワッフル、ババロアとゼリーです。ゼリーは何のぜりーだったのか?もう、すでに記憶の彼方に消えています。それほど印象のないお味だったのでしょう。

猫空カフェ巷
アフタヌーンティー


アフタヌーンティー
サラダ、オニオンリング



アフタヌーンティー
マカロン、ワッフル
ババロア、ゼリー

 フルーツのバナナ、パパイヤ、キウィ、ドラゴンフルーツ、いずれも普通にフルーツの味でした。

 ということで、アフタヌーンティー660NTDの同行者さん的比率は、景色代3:お茶代2:アフタヌーンティー代1でした。

 私たちがアフタヌーンティーを食べている間に、新しく1人客と2人組1組が入店。

アフタヌーンティー
フルーツ類

 お一人で来店された方は、運ばれてきたお茶を持参の映えライトを使って撮影されていました!映えライト持参!本格的です。

 2人組さんのところに運ばれたアイスティの容器が透明なフラスコのような形で、それを見た同行者さんは、「次は、あれでアイスティを飲みたい♪」と高らかに宣言。次に猫空を訪れたときの飲み物まで決定?!

 14時55分、ゆっくりアフタヌーンティーを楽しんでお店を出ました。お茶の産地のお茶は満足度がveryvery高いです。

猫空 吊硞

 昼食のアフタヌーンティーを食べ終え、猫空カフェ巷からロープウェイ猫空駅に向かう途中に、←のような釣鐘のようなものと、その脇にその説明文がありました。
 何か形が珍しくて写真撮影してから、説明文に目をやります。

 それによると“吊硞”というもので、清の時代のもののレプリカを当時を忘れないように展示しているらしいです。

猫空 吊硞
 15時10分 、猫空ロープウェイの猫空駅に戻ってきました。午前中に猫空駅に着いてから3時間40分余り。歩いて食べて飲んで満喫しました。

 猫空駅に到着すると、私たちと同じように猫空で昼食を摂って、ゆっくりお茶をして下山する観光客で、下りのロープウェイ乗り場には列が出来ていました。

 それでも平日だったおかげか、5分ほど並んで待っただけで、15時15分には下りのロープウェイに乗れました。

猫空ロープウェイ 猫空駅


猫空ロープウェイ

 帰りもグループ単位でキャビンを割り当てていたので、私たちは2人で1つのキャビンに乗車。
 帰りのキャビンは、残念ながら換気のために開けられている窓の開きが狭く…開けようとしましたが、それ以上開きませんでした…、写真はキャビンのガラス越しの撮影。それでも、たっぷり、空中散歩を楽しみました。

 写真のテーマは、“台北市街とキャビン”です→。

 15時40分、猫空ロープウェイ動物園駅着。

猫空ロープウェイ


MRT文湖線動物園と
猫空ロープウェイ動物園駅の
間の公園

 ロープウェイ猫空駅に到着後、帰りは、しっかりエレベーターを利用して1階まで降りました(笑)。

 駅ビルを出て、MRT文湖線の動物園駅に向かって歩き出すと、両駅間にある公園に、ミニトレインを発見!←。

 何かのイベント?と思って見ていると、普通に料金をとってロープウェイ動物園駅とMRT文湖線の動物園駅を結ぶ移動手段として働いていました。主に、小さいお子さんがいるご家族が使用という感じで、お子さんが乗って喜ぶ&お子さんを歩かせずに済むな感じでしょうか。
 MRTの動物園駅に向かう途中、後ろから走ってくるミニトレインに道を譲りつつ、のんびりと歩きます。

 15時55分、MRT文湖線の動物園駅発。次の目的地に向かいます。

 16時09分、大安駅着。MRT文湖線からMRT淡水信義線に乗換え。

 16時23分、大安駅発。

 16時27分、台北101/世貿駅着。

MRT文湖線動物園駅