ニホンコウノトリ |
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学名:Ciconia boyciana 英名:Oriental White Stork 分類:コウノトリ目 コウノトリ科 分布:シベリア東南部、中国東北部 |
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こども動物自然公園の近くに鶴ヶ島という市があります。鶴ヶ島という地名の由来を調べると、付近の湿地でツルが松の木の樹上に巣を懸けたことからきています。日本に棲むツルで木の上に巣を作る種類はいません。松の木の上に巣を作ったのはきっとコウノトリだったのでしょう。 昔はツルとコウノトリが、よく区別されていなかったようです。 埼玉県には、鴻巣という市もあります。今では絶滅してしまったコウノトリが、埼玉県の各地で、巣を作り雛を育てていたことがしのばれます。 日本における最後の繁殖地、兵庫県豊岡市では、ロシアや中国から輸入したコウノトリを飼育下で繁殖させ、再び野生に返す計画が進められています。同時に日本の動物園での増殖計画も進んでいます。いつか埼玉県の空にもコウノトリが舞う日がくることを願っています。 |