ヒョウモンガメ
学名:Geochelone pardalis
英名:Reopard Tortoise
分類:カメ目 リクガメ科
分布:アフリカ東部、南部
すみか
たべもの
くらし
卵や子の数
活動
6〜15


ヒョウモンガメをよっこらしょと運ぶときに大量のオシッコをかけられて、作業ズボンをぬらすことがありました。よりによってこんな時にと、いまいましい思いをもっていました。
ある日の夕方、メスのヒョウモンガメが地面に後ろ足で穴を掘り始めました。しばらく掘った後、大量のオシッコを穴の中にしたのです。固い地面が柔らかくなり、掘りやすくなったようです。掘り出された湿った土は、穴のまわりに積まれ、産卵が終わったあとに卵の上にかけられました。
大量のオシッコには土を柔らかくして掘りやすくすることと、卵に湿度を与える役目があったのです。
穴を掘り始めてから3時間、何事もなかったように立ち去って行くメスガメに、生き物の営みの深さを感じせざるを得ませんでした。