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ホームページを作成して、サーバにアップロードするには、FTPという転送方法を使用します。ここでは、FTP転送をするためのFTPクライアントの紹介と実際の使用方法をご案内いたします。
 
 ■データ転送時の注意
 
  • テキストデータとバイナリデータの転送について

    パソコンで作成するデータにはテキストデータとバイナリデータの2種類があります。テキストデータは、ファイルが単純に文字だけで構成されているファイルです。Windowsでは拡張子が txt、htm、html 等のものが該当します。文字だけで作られていても、ワープロの文書ファイルのようなものはテキストデータではありません(テキスト形式で保存した場合を除きます)。目安としては、Windowsのメモ帳で開いてみて、文字化けがなく正常に読めればテキストデータということになります。
    これに対してバイナリデータとは、テキストデータ以外のすべてを指します。ホームページのデータでいうと画像データや音楽のデータが該当します。

    サーバにFTPで転送する場合には、この2種類のデータを意識して、転送する必要があります。NextFTPでは、初めから2種類のデータを判別して転送する機能が備わっています。メニューバーから [オプション][オプション] を選択して、[基本設定] のタブを開くと下のウィンドウが開きます。[テキストモードで転送するファイル] という欄に、拡張子ごとに登録されています。NextFTPのデフォルトの設定で問題はありませんが、状況に応じて変更してください。


  • ファイル名の付け方

    Ayaインターネットサービスのサーバでは、OSにUNIXシステムを使用しています。UNIX系OSではWindowsと異なり、ファイル名の大文字・小文字を区別します。たとえばWindowsでは、ABC.gif というファイル名と abc.gif というファイル名は同じ扱いになっていますので、HTML 記述時にどちらで記述してもブラウザでは正しく表示されます。しかし、UNIX系OSでは異なるファイルとして扱われるため、データをサーバに転送すると、リンク外れを起こしてしまいます。

    ホームページの最初のファイル名は、通常、index.html という名前にします。これは、URL要求で http://www.aya.or.jp/ という具合にファイル名を指定しなかった場合に、サーバが index.html ファイルがあれば自動的に index.html ファイルを表示してくれるためです。もう少し分かりやすく説明すると、URL表記で http://www.aya.or.jp/index.html を http://www.aya.or.jp/ と省略して短く表現できるということになります。また、index.html ファイルはどのディレクリに対しても有効です。


 
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