一太郎Ver.6/6.3 for Windows



















 
 一太郎6はWindows3.1専用ワープロソフトである。残念ながら僕はWindows3.1を使ったことがないので一太郎6をあまり知らない・・・。専門学校の古いパソコンにインストールしてあったのでやむなく使ったのを覚えている。確か発売してまもなくVer6.3が出て、ジャストシステムが運営するインターネットプロバイダ「JustNet」の一発接続機能を備えていた。ジャストシステムのインターネット対応の方向性を打ち出した製品であったようだ。
 インターネット対応とは別に日本語ワープロとしての進化も進んでいる。修太と呼ばれる文書校正機能も搭載された。ようするに日本語スペルチェッカのようなものであるが、まだ実験的な試みの部分も多く完成の領域には遠かったという印象だった。
 また今回からCD-ROMメディアによるプログラムの提供を初めて行っている。FD版1.2MB、1.44MB、CD-ROM版の3種類のメディアで提供された。

 それとは別に1996年だったと思うが「一太郎DASH2」という製品が発売された。これは一太郎6をベースにしたノートパソコン向けの製品だったと記憶している。一部のノートパソコンにプリインストールされたようだがこちらもあまりよく知らない。
 
動作画面

















 
(Ver6.3のパッケージ裏面より)

WWWブラウザ「JustView」を標準搭載。HTML編集支援機能も搭載し、インターネット対応ワープロという路線を明確にした。



アイコンやダイアログなどのユーザーインターフェースのデザインを一新した。また、文書スタイルの設定項目のいくつかが今までの一太郎シリーズと異なる独自のものとなった。



 「JS辞書検索ツール」は一太郎から同梱の和英・英和・国語辞典のCD-ROMをすることができ、なおかつ検索結果を編集中の文書に貼り付けることができた。


 
発  売

 
Ver6
Ver6.3
 
1995年1月
1995年8月
 
動作環境











































 
本体

 
i386SX以上のCPUを搭載しWindows3.1またはWindowsNTが動作するパーソナルコンピュータ
 
メモリ





 
Windows3.1の場合  6MB
WindowsNTの場合 14MB
推奨環境
 本 体 i486SX以上のCPU
 メモリ Windows3.1の場合  8MB
     WindowsNTの場合 16MB
 
ファイル機器


 
2HDタイプのディスクドライブ1基以上+ハードディスク必須、またはCD-ROMドライブ+ハードディスク必須

 
ハードディスクの必要容量









 
一太郎+ATOK9を使用する場合
46MB
一太郎+ATOK9+ツールを使用する場合
50MB
一太郎+一太郎のヘルプ・サンプルを使用
する場合
50MB
 
すべてのファイルを使用する場合
71MB
<三省堂デイリーコンサイス[英和・和英・国語辞典]を使用する場合>
JS辞書検索ツール+索引ファイルをインストールする場合
21MB
 
三省堂デイリーコンサイスを含むすべてのファイルをインストールする場合
111MB
 
 
OS

 
Windows3.1(日本語版)、WindowsNT3.5(日本語版)、および各Windows3.1、WindowsNTに対応しているDOS
 
日本語変換
システム

 
ATOK9 for Windowsを標準搭載
および、他のWindows3.1対応の日本語入力システムが利用可能。
 
ネットワーク
システム
 
Windows3.1またはWindowsNTがサポートするネットワークシステム
 
ディスプレイ

 
本体内蔵または本体に接続可能なカラー/モノクロディスプレイ
 
キーボード
 
本体に接続可能なキーボード
 
マウス
Windows3.1またはWindowsNTに対応したマウス
プリンタ

 
Windows3.1またはWindowsNTに対応したプリンタ

 

日本語入力プログラム

文書ファイル拡張子 
 

ATOK9

jbw
 
 
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