一太郎8プレミアム for Windows95/NT





















 
 一太郎7が発売されてからわずか半年あまりで新バージョンが出てしまった。「一太郎7で培われたコンポーネント技術により新バージョンの早期開発が可能となった」とジャストシステムは説明しているがバグフィックスであったとも言われている。ただ使ってみて思ったのはWindowsのワープロソフトもこれ以上は大きな変化はないだろうと思わせるような完成度の高さだった。

 専門学校時代に初めてWindows95搭載のパソコンを買い、一太郎8プレミアムをインストールした。プレミアムとあるのは「花子フォトレタッチ」と言うソフトとセットで販売されていたパッケージだからである。さらに学生だったのでキャンパスキットという学割のあるパッケージを買ったのでこのソフトは非常にお買い得であった。買ってから初めて気づいたのだがWWWブラウザ「JustView」やPIMソフト「FullBand」などのソフトがついていて一太郎を買えばインターネットがすぐに始められるようになっていた(もちろんJustNetにもすぐ接続できるようになっている)。
 IBMホームページビルダーは今回バンドルされなかったが一太郎8自身が文書をHTMLファイルとして保存可能なのでHTMLエディタとして使うこともできる。

 なお、これ以降のバージョンでは一太郎の文書ファイルの拡張子は「jtd」に統一される

動作画面

















 

(パッケージ裏面より)

 全体的に一太郎7とあまり変わり映えがしないユーザーインターフェースだがその使い勝手はそれぞれが高速化され向上している。


 
 ATOK11のクリックパレットはインターネットメールでよく使われる「顔文字」などがマウスのクリックで簡単に入力できる。




 「花子フォトレタッチ」の画面。スキャナでの画像取り込みをサポートしていたのでホームページで使う素材を編集するのにちょうど良かった。


 
発  売

 
Ver.8
プレミアム
 
1997年2月
1998年2月
 
動作環境

















 
OS
 
Windows95またはWindowsNT Workstation3.51、4.0
 
CPU
 
i486DX4以上(Pentium以上を推奨)
 

メモリ



 
Windows95の場合
 
24MB以上
(32MB以上を推奨)
WindowsNT Workstation3.51の場合

※256色以上で使用してください。
 
32MB以上
(40MB以上を推奨)

 
ファイル機器
 
CD-ROM+ハードディスク必須
 
ハードディスクの必要容量

 
一太郎8
90MB以上
FullBand
70MB以上
花子フォトレタッチ
 
30MB以上
 
日本語変換
システム
 
ATOK10 for Windows95を標準搭載および、
他のWindows95対応の日本語入力システムが利用可能
 
日本語入力プログラム

文書ファイル拡張子 
 
ATOK11 Ver1.1/R.2

jtd
 
 
<<戻る ホーム 次へ>>