本編9、10、
12、13、
14、15巻に
登場。
黒髪でバンダナを巻いた、目つきの悪い男。自称宝探し屋(トレジャーハンター)。
かなりの腕を持っており、ミリーナと出会ってからは足を洗っていた
らしいが、暗殺稼業もやっていたらしい。
リナたちと出会った時はもうすでに、ミリーナにラブラブ一直線モード
で、時と場所と相手を問わずミリーナへの愛を恥ずかしげもなく口にして、冷たくあしらわれていた。
しかし決してめげることがなかったのは、単に神経が図太いのか、それともミリーナが本気で嫌がって
いないのを知っていたのか、それはわからない。まさにミリーナ命と言えるほど、ルークにとっては
ミリーナが全てだったようで、その分ミリーナを殺された時の憎悪はものすごかった。
ミリーナを失った後は、彼女の命を奪った要因となった全ての人を憎み、殺して、それでも憎悪は
収まらず、言いがかりとわかっていながらも、周囲や世界を憎まずにはいられなかった。結果、彼の魂
に眠っていたシャブラニグドゥを目覚めさせてしまい、ルーク=シャブラ
ニグドゥとなった彼は、リナたちに滅ぼされるか、さもなくば魔族たちを率いて世界を滅ぼす、と
いう完全な自暴自棄状態に突入。そんなルークを、リナたちは彼の望み通り滅ぼすことでしか救う
手だてがなかった。