ルーク



 本編1012131415巻に 登場。
 黒髪でバンダナを巻いた、目つきの悪い男。自称宝探し屋(トレジャーハンター)。
 かなりの腕を持っており、ミリーナと出会ってからは足を洗っていた らしいが、暗殺稼業もやっていたらしい。  リナたちと出会った時はもうすでに、ミリーナにラブラブ一直線モード で、時と場所と相手を問わずミリーナへの愛を恥ずかしげもなく口にして、冷たくあしらわれていた。 しかし決してめげることがなかったのは、単に神経が図太いのか、それともミリーナが本気で嫌がって いないのを知っていたのか、それはわからない。まさにミリーナ命と言えるほど、ルークにとっては ミリーナが全てだったようで、その分ミリーナを殺された時の憎悪はものすごかった。
 ミリーナを失った後は、彼女の命を奪った要因となった全ての人を憎み、殺して、それでも憎悪は 収まらず、言いがかりとわかっていながらも、周囲や世界を憎まずにはいられなかった。結果、彼の魂 に眠っていたシャブラニグドゥを目覚めさせてしまい、ルーク=シャブラ ニグドゥとなった彼は、リナたちに滅ぼされるか、さもなくば魔族たちを率いて世界を滅ぼす、と いう完全な自暴自棄状態に突入。そんなルークを、リナたちは彼の望み通り滅ぼすことでしか救う 手だてがなかった。