ロナルド・シティ

 惑星メルキアの街。
 それぞれの施設、建物の壁面の材質感を統一することで、街そのものを一つのデザインにすると いう、ひと昔前に一部で流行った都市計画に基づいて設計されている。建物の表面は石や岩のような 質感でまとめられ、街全体として見ると、巨大な峡谷、といったイメージになっている。ショッピング モールが街の中心にあった。街の小高い場所には公園もある。他に、市庁舎、学校もあったが、 自動部隊の襲撃で、全て破壊されている。
 クルス・シティへ行くには、ところどころに生える灌木以外は何も ない、だだっ広い野原を突っ切り、アスファルトの道をまっすぐに、車で数時間ほど走る。
 休日の昼間、自動部隊の攻撃を受け、街が破壊される。その後、同じく自動部隊の空爆で、ほぼ壊滅 状態に。しかし地下などにいて、助かった人も多かった。
 ジェイリックナンシー ライルはこの街に住んでいた。また、アルデオ の伯父も、ここのパラス・ホテルで支配人を務めていたが、自動部隊 の最初の攻撃で生死不明となっている。