トルコ

2007年4月
成田 → イスタンブール → アンカラ


 朝の通勤時間帯に電車に乗り、スカイライナーで成田空港へ。2年連続の第1ターミナル南ウィングからの搭乗。

 例によって2時間前までに集合してチェックイン。個人でチェックインしてから再集合。この再集合がくせもので、チェックインが終わってからも中途半端にロビーで待たなくてはいけないので、この待ち時間で軽食を摂るには時間が短いし、当初予定していた出国手続きをした後、“Narita Nakamise”のスタバで軽く食べる時間もないしで、空腹のままトルコ航空に搭乗することになった。
 最初の集合で必要事項の連絡をして再集合しないほうが、時間を有効に使えると思うのですが。>旅行会社さま
 出国手続きはそれなりの待ち行列。並んだところは進みが非常にゆっくりで失敗。あ〜あ、ついてない。
 スタバで軽食を摂る予定は再集合に阻まれたので諦めて搭乗口に向う。
 搭乗口付近の自動販売機で500mlのお水のペットボトルを買おうとしてお金を入れると、何回トライしても“ペッ”とお金が吐き出されてしまう。な、なに?おり良くと言うか何と言うか、丁度、自販機の商品の補充をしに係員さんが来たので、直接お金を渡してお水のペットボトルを購入。他にも買いたい人がワラワラ寄ってきて即売会状態(笑)。購入希望者がはけた後、係員さんは修理にいそしんでいた。どうもどこかの接触が良くなかった模様。

 お水はおいしく飲み干して(ここで購入したものは機内持込OKだけど)、空き容器をゴミ箱に入れて搭乗。
 機内のシートは2−4−2で、席は4人がけのところ。搭乗がほとんど終わる頃になっても隣りに誰も来ないので、ラッキー♪と4人がけの座席を2人で使わせていただく。私たちが座った座席の近辺は4人がけのところをほとんどで2人使用できていた。ということは70%くらいの乗機率かな。
 定刻12時50分を少し過ぎて離陸。

 離陸後、水平飛行に入ったところで、←機内アメニティグッズが配られる。落ち着いた色なので使えそう。ということで、ありがたくお持ち帰りしました。

 →13時45分、スナックとジュースのサービス。スナックは“ヘーゼルナッツ”。これが後に重要なポイントとなるのであった。(大袈裟/笑)
 14時20分ようやく昼食です。お腹空いた〜。やっと食事がいただけます。「宗教上の理由により機内食に豚肉は使用されていません」の注意書きがしっかりあるのが、イスラム圏へ向う気分を高める。
 魚をチョイス。ん〜、格段これと言った感想はない可もなく不可もなくの普通の機内食だったと思います。お腹空いたと言ってたわりには、魚は残してました。(笑)

 330mlくらいのミネラルウォーターのペットボトルがおもむろに配られたのは、フライト中に自由に飲み物を飲めるラウンジカウンターが機内にないため(エコノミークラスでは。他は???です)。最近のフライトにしては珍しいな。
 機内食を食べ終えた後、機内プログラムをチェック。私が聞いてみた限りでは日本語放送はなかったので、ちょっと読書して就寝。

 2人で4つの座席=1人で2つの座席を使えるので楽ですね〜。身体を伸ばしては寝られないですけど、隣の座席まで使って上半身横にできるのがいいですね。

 おやつタイムを挟んで23時に夕食。今回はお肉をチョイス。ただ、2回目の食事なので食べる量は少な目だったかな。パンはしっかり食べた記憶ありですが。

 19時20分(以降、トルコ時間/サマータイムのため−6時間)、イスタンブールのアタチュルク国際空港に到着。飛行機を降りたところでは、添乗員さんたちが自分のツアーのお客さんを集めにかかっている。その数総勢6グループ。そんなにツアーが乗っていたんですね。びっくり。ちなみに添乗員さん6人中、男性添乗員さんは1人でした。

 入国審査を受けてから両替。トルコリラはトルコ以外では再両替できないので、少な目に1万円を両替すると111トルコリラ(YTL)ちょっとだったので、およそ1YTL=90円見当で計算することにした。

 私たちはアンカラへ乗り継ぎ。同じ便に乗って来たツアーでアンカラへ乗り継ぐのは私たちのツアーだけだった。あと1グループが別の乗り継ぎのためのゲートへ向った感じがしたので、残りの4グループはこのままイスタンブール泊かな。

現地ガイドのニハット・ゲンチ氏
37歳独身・男性・花嫁絶賛募集中

なお、本名・写真の掲載は
ニハット氏の承諾を得ています。
 搭乗口付近で、お店もお土産物屋さんっぽいのはあまりないし、疲れてもいたのでお店ものぞかずに座って待つことしばし。搭乗時間を過ぎてもゲートが開かない。ん?添乗員さんはお知り合いなのかな、ぽっちゃり体型のトルコ人男性とお話しをしている。ぼ〜っとしていると、アナウンスが流れる。トルコ語のみで英語なし。全っ然判らない。言葉は理解できないけど、周囲のざわつきと荷物を持って立ち上がる人々の行動で直感的にゲート変更になったことだけは感じた。しかし!変更になった先がどこなのか判らないよ〜!!国内線だからってトルコ語だけじゃなく英語のアナウンスをして下さい!!添乗員さ〜ん!!!添乗員さんが先ほどのトルコ人男性に話しかけて何か聞いている。お、トルコ人男性は親切に教えてくれるのね。添乗員さんが「ゲート変更になりました。ついて来てください。こちらは現地ガイドさんです。」おっと、お話ししてたトルコ人男性が現地ガイドさんだったのか。てっきり現地ガイドさんとはアンカラで落ち合うに違いないと根拠もなしに思い込んでたから、イスタンブールで一緒に搭乗する男性が現地ガイドさんとは思いつきもしなかった。

 無事に変更後のゲートにたどり着いて搭乗。21時離陸予定が遅れて21時12分に離陸してほっとしたのか急に眠くなってうとうとしてたら、21時45分頃、機内食を配る周囲の気配で目覚める。はぁ?機内食?フライト時間1時間で機内食ですか?しかも離陸から30分以上たってるのに(あと15分くらいで着陸なのに)配りますか?着陸予定22時なのですけど。
 チキンとサラダの2種類から選べたみたいだけど、チキンが終了したのか私たちの席の2列くらい前から選択の余地なくサラダが置かれる。脈絡もなく紅茶が飲みたくて飲み物に熱い紅茶をいただいてしまって超失敗。いただいた途端に飛行機が高度を下げるのが判ったのです!!ひゃ〜!!紅茶、熱くて早く飲めませ〜ん!小腹が空いてたので必死でパン食べて紅茶を流し込みました。サラダは開ける気力なし。私はパンも紅茶も味わう余地なしだったのに、えむちゃんは平然とパンを切ってサラダを挟んで悠然と食べていた。えむちゃん、大物だ。
 必死でパンを食べて紅茶を飲む間も飛行機は高度を下げて行く。当然、機内食のトレーの回収は来ないので、着陸のとき機内食のトレーを飛ばないように押さえてましたわ!もうちょっと機内食を出すタイミングとか出す出さないとかを考えて欲しいな。>トルコ航空さま
 後日、このアンカラ行きの便で私たちより後列に座っていた同じツアーの方に聞いたところによると、どうも私たちの席から2,3列後で機内食を配るのを止めたらしく、お預けを食った方々もいらしたようだ。

 変なことで疲れ果ててアンカラ空港に22時に着陸。22時30分にバスに乗り込んで、これから最終日まで同行してくださる現地ガイドのニハット・ゲンチさんとドライバーのユソフさんとご挨拶。
 ニハットさんは、「私はうるさいガイドと呼ばれています。静かにするようにします。」と自己紹介。この意味はツアーが進むにつれて明らかになっていく。そしてもう1つ「私のお父さんはヘーゼルナッツを作っています。」ということで、ニハットさんのお父さんはトルコに来る機内で出たスナックのヘーゼルナッツ作りの農家なのだそうです(よくぞ来る途中の機内でヘーゼルナッツの写真を撮っておいた。偉いゾ>自分。と褒めておこう)。ということで、その後も度々ヘーゼルナッツの話題が出てきました。

アンカラ・ヒルトンの部屋
 23時10分、本日の宿泊先であるアンカラ・ヒルトンに到着。5つ☆の豪華ホテル。
 ホテルのロビーで、添乗員さんのチェックインを待っていると、ロビー奥のバーでピアノの生演奏が始まった。ナイスタイミング!と思って喜んだところで部屋のキーを渡され、少々心残りを感じつつロビーを後にして部屋に向った。
 ホテルも部屋も夜中に到着して1泊だけなんてもったいない。もっと泊まりたかったな。
 このアンカラ・ヒルトンが行程中で唯一、部屋に湯沸しが備え付けられているホテルだった。

 24時20分、就寝。ようやくゆっくり眠れる〜。日本時間にすると6時20分。長くてしかも最後の数時間が怒涛の24時間でした。
 そのせいか、今年は夜中に私の右足がつってしまったのでした。