ドイツ旅行記 |
どこの独逸だ?!
2007年4月
トルコ、ペルガモン遺跡見学中。ペルガモン遺跡のゼウスの祭壇の礎石を見て、かつて見学したペルガモン博物館の「ゼウスの祭壇」の規模が礎石よりも遥かに大きいような気がして仕方がなく、「これだと、礎石から転げ落ちてしまう!」とつぶやいた。すると、それをえむちゃんが聞きつけて、「ペルガモン博物館の「ゼウスの祭壇」が見たい!」ということで、トルコ旅行中に次回2008年の旅行先がベルリンに決定。
以前、ドレスデンを訪れたときに瓦礫の山で、かつて教会の一部に使用されていた彫刻、大理石が番号を振られて並べられていたフラウエン教会の脇を通ったときに添乗員さんがツアーメンバーに、「これをどうすると思いますか?」と問いかけ、「ジグソーパズルみたいに組み合わせて元の教会を作る」と答えた私に、添乗員さんの答えは「そのとおりです。」
実は私は本気でそう思って答えたわけではなく、逆に「本当に?!」と驚いたのを鮮明に覚えています。
そして、テレビでそのフラウエン教会が、できるだけ元の素材を使って再建されたというのをテレビで見て、いつかその再建されたフラウエン教会を見たいと思っていました。
ですので、えむちゃんがベルリンに行ってペルガモン博物館を見たいと言ったのは、私にとってもドレスデンを再訪するいい機会でしたので、即座に決定したのでした。
2007年夏〜秋
1年後の旅行なので、どういうツアーがあるのか傾向と対策でドイツ関連のパンフレットを眺めたりする。
目的がベルリンのペルガモン博物館とドレスデンのフラウエン教会なので、ツアー代金が下がる冬でいいかな。冬でドイツなら、ドイツのクリスマスマーケットに行きたい!ので、12月かなぁ。
2007年秋〜冬
当初は、ベルリンとドレスデンで8日間ぐらいの、航空機とホテルのみのフリープランのツアーを考えていた。確かにあることはある。しかし、ベルリンとドレスデンは需要が少ないのか、はっきり言って数が少ない。そして、あまりリーズナブルな価格設定ではない。
ローマ8日間やパリ8日間とのこの価格設定の差は一体何なのでしょう!
このころは円安ユーロ高もあり1ユーロ=168円くらいだったかな。フリーで行動したときの食事代と交通費と入場料にクラクラする。
これだと、行きたい場所中の行ける場所は制限されてしまうけれど、ベルリンとドレスデンを含んだ普通の周遊ツアーにした方が、リーズナブルに、しかも他のところも観光できるからいいかもしれないと心が周遊ツアーに傾く。
2008年1月
ドイツの周遊ツアーのパンフレットを見たり、昨年春にイタリア旅行からトルコ旅行にいきなり心代わりしたため、パスしたイタリアに未練があるのかローマ8日間のリーズナブルなフリープランも視界に入ったり、心は定まらず。
2008年2月
ある日漠然と見ていた某社の機関紙にGW中だというのに、その前後の出発日と価格設定がそんなに変わらない台湾ツアーを発見して、思わず心が思いっきり浮気をしてしまい、勢いで申込んでしまう。(笑)
それからは、台湾のガイドブックと仲良しになる日々。
2008年3月
しかし、所詮、浮気は浮気。結局、仕事の都合でキャンセルするはめになる。縁がなかったね、台湾。
2008年春〜秋
台湾旅行のキャンセルで心は決まった。クリスマスのドイツに行こう。ツアーを選ぶポイントは、
1.ペルガモン博物館入場見学
2.ドレスデンのフラウエン教会を観られる
3.ベルリンで半日フリータイムがほしい
4.クリスマスマーケットをいろいろ見たい
私のポイントはたったこれだけ。ささやかなものじゃないですか。でも、このささやかな条件に合うツアーがなかなかないのです。最大の障壁はベルリンでの半日フリータイム。
ベルリンの半日フリータイムで、エジプト博物館へ行き、「王妃ネフェルティティの胸像」を見たいのにぃ!
「王妃ネフェルティティの胸像」は以前にベルリンを訪れたときに見学しました。けれどそのときは何の事前チェックもなかったので王妃ネフェルティティが何だかも知らなかったときでした。それから某コミックを読み、エジプトを訪れ、その上でまたじっくり見学したくなったのです。
でもでも、ほとんどのツアーが半日ベルリン市内観光で半日はポツダム観光。または、半日ベルリン市内観光して、その後すぐにドレスデンに向ってしまう。何故にないのかベルリンでのフリータイム。
ポツダム観光をパスしてベルリンで自主的にフリータイムを作ることも考えてツアーを物色。ベルリンとドレスデンのフリープランも心の片隅に留めて…。
2008年10月
「王妃ネフェルティティの胸像」を見ることを諦めることも含めて検討した結果、当初の目論見(リーズナブルなツアー利用)とは違うけれど、ベルリン半日フリータイムがある、それなりの周遊ツアーに決定。
そして申込んだ旅行会社は、またしても偶然にもかつてベルリンのペルガモン博物館を訪れたとき利用した(=「王妃ネフェルティティの胸像」を見たとき利用した)&トルコ旅行に利用した旅行会社と同じ会社だった。これも何かの縁なのだろう。
2008年11月
円高が進む。どんどん進む。
これだけ急激に円高ユーロ安が進むとエア&ホテルのフリープランでもよかったかもしれないけれど、ま、いいか。フリープランだとベルリンとドレスデンのクリスマスマーケットしか見られないですし。
2008年12月
旅のしおりが送られてきた。ニュルンベルクとドレスデンが郊外泊。が〜ん。ドレスデンでは、ホテルにチェックインした後、個人的に夜のクリスマスマーケットに行こうと楽しみにしていたのにぃ!!(:_;)
ニュルンベルクとドレスデンは旧市街まで歩いて行ける距離のホテルじゃないとダメダメでしょう。(涙)
添乗員さんからご挨拶の電話。何と!南イタリア旅行のときにお世話になった添乗員さんだった。同じ添乗員さんに2回もお世話になるのは初めて。これは大船に乗ったつもりで仕切りに任せていれば間違いない。よかったぁ。(*^^*) 姐さん、ついて行きます。
よろしくお願いします。