イギリス旅行記
2012年6月

成田 → ロンドン → ストラトフォード・アポン・エイボン

 始発ではないけれど、それなりに早い時間の電車で成田空港に到着。集合時間よりも30分以上前だけれど、どうかな〜と思いつつ集合場所に向かうと、今回使う航空機会社のチェックイン・カウンターがその途中で目に飛び込んできました。そこには、もう既に長蛇の列。完全に出遅れ…。しか〜し、ツアーなので集合場所に集合時間(少し前から受付けてくれることが多いですが…)にいかないとEチケットを受け取れないので、そもそもチェックインできません。この列の最後尾に並ぶのかと思うとちょっと遠い目になってしまったりして(苦笑)。
 集合場所に着いたら、集合時間より30分以上前だったので、案の定、添乗員さんが来ていなくて、受付をしてもらえませんでした。近くでブラブラ時間をつぶしていると添乗員さん登場。受付していただいてEチケットを渡され、「○○から入ってチェックインしてください。」と指示されたのは、長〜い行列の最前列とは違う入口からチェックイン・カウンターの前に行ける通路。どういうカラクリなのか、この飛行機を使う全部の旅行会社のツアーがそうなのか、ここの旅行会社のツアーだけがそうなのかは判りませんが、長〜い列に並ばずに済んでラッキー☆
海鮮粥セット(モーニング)


点心麺セット

 搭乗時間まで1時間20分くらいあるので、少し早い昼食をいただきます。お店は今年で3年連続の中華レストラン「唐朝刀削麺」。
 がっつり食べてしまうと機内食に差し支えるので、海鮮粥セットと点心麺セットをオーダーしてシェア。今年の麺は、☆1つの辛さ。この辛さなら普通に食べられます。餃子がおいしかったな。
 海鮮粥セットはドリンク付きで、セルフのコーヒーメーカーで自分で入れる方式。

アイスカフェラテ

 マシンを見たら、アイスドリンクも作れるようなのでお店の方に確認したら、セットのドリンクをアイスでもOKだったので、喜んでアイスカフェラテにしました。飛行機内ではアイスコーヒーの類は飲めないので、ちょっと嬉しい♪
 航空機会社のチェックイン・カウンターが長蛇の列だったので、気持ち余裕を持ってレストランを出て、手荷物検査、出国審査にのぞみます。手荷物検査はそこそこ、出国審査はそれなりに混んでいて、ある程度並んで待ちました。その辺、折込済みなので、気持ちにゆとりがあります。

 搭乗開始時間前に余裕でゲートに到着。トイレに行ったり、飛行機の写真を撮ったりして過ごすうちに、搭乗開始時間は過ぎていました。あれ?…と思っていると、「搭乗開始が10分ほど遅れます」のアナウンス。
 結局、約15分遅れで搭乗開始。

 私たちが今回搭乗する航空機会社さんでは、所有する航空機にそれぞれの名前を付けているそうで、今回、私たちが搭乗するのは2005年5月生まれのVarga Girlちゃん。ロンドンまでよろしくお願いしま〜す☆

 シートは2−4−2配列で、私たちの座席は主翼近くの窓側の2列。

Varga Girl号


アメニティ・グッズ

 今回の航空機会社さんでは、アメニティ・グッズがありました。使わずにありがたくお持ち帰りさせていただきました。

 11時35分にスポットを離れ、11時52分にTake off。飛行予定時間は11時間37分だそうです。

 12時20分ドリンクサービス。私の飛行機内の定番の飲み物であるウーロン茶があるか聞いたら、「ない」とのことなので、航空機会社のオリジナル・ドリンクのフルーツミックス・ジュースをいただきました。
 ベタベタに甘くはないけれど、口の中にある程度の甘さは残る感じ。私的には、1回試したので2回目はないかな、と言ったところ。

 エンタテイメントは起動が上手くいかない席が一部にあり、全面的に再起動。
 この飛行機もパーソナル・ディスプレイで、映画などは観たいときに観たいものを楽しめます。この航空機会社の売りであるソフトのラインナップを眺めると…う〜ん、絶対あるなと確信していた「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見ます。

ドリンク・サービス

 搭乗してから1回目の機内食までの間、断続的にウトウト眠りました。

 13時15分の1回目の機内食は前方座席からサービス開始。

天丼とサラダ

 私は和食の天丼(エビ天と野菜天)をチョイス。ドリンクはコーラ。ここの機内食のサービスの仕方は変わっていて、前菜とメイン、冷たい飲み物をサービスして、それらを食べ終わった後に、そのプレートを回収してから、改めてデザートと温かい飲み物をサービスします。なので、食事に他の航空機会社よりもちょっと時間がかかるかもしれません。

 サラダの野菜はしゃきしゃきしていておいしかったです。天丼は見た目、汁だくでべしょべしょそうだったけど、食べてみるとそうでもなく、普通なお味でした。
 サラダとメイン、パンと冷たいお飲み物を食べ終わるとトレイを回収。その後、デザートと温かいお飲み物をサービス。

 バニラムースは甘すぎずにおいしかったです。
 そして紅茶は、ミルクティ。レモンティの選択肢がないところが、さすがイギリスの航空機会社。

 搭乗前に早目の昼食を摂っていましたし、私的にはこの量で十分ですが、食べ盛りの男性だと少々物足りないかもしれません。

バニラムースと紅茶

 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は、眠っていてほとんど観ていないような気がするけれど、オチを観て満足してリピートなし。違う映画を物色します。
 選んだのが「ジョン・カーター」。映画の宣伝をテレビで見ているときから、「これって『火星のプリンセス』(火星が舞台のSF小説の邦題)?」と、小学生の頃に読んだSF小説のことかなぁと思っていたら、やはりビンゴ!

アイスクリーム

 でも、今、改めて映画で観るとSFというよりはファンタジーと感じてしまう私でした。

 16時30分におやつタイム。1箱200円くらいのMeijiの棒アイス。冷たくてノドが乾いていたのでおいしかったです。でも〜、カップアイスが食べたいなぁと思ってしまうのは、エコノミーなのに贅沢なのでしょうか。

 トイレの帰りに何かドリンクが欲しいなぁとギャレーをのぞくと水、ジュースなどの容器が目に入りました。
 カップはどこかと見回すと日本人CAさんと目が合い「何かご用ですか?」と聞かれたので、飲み物をいただきたい旨を答えると、「○○、××、△△、□□が、ありますが何がよろしいですか?」と、出ている飲み物以外の飲み物名をずらっと言われました。その中で機内のドリンクとしては珍し目かなと思ってレモネードをチョイスしたら、小さい缶でレモネードをいただけました。持ち運びしやすくてラッキー。
 えむちゃんにも同じ物をもらって持って行ったら、「珍しい」と喜んでいました。このレモネードすっきりしていて気に入りました。

レモネード


高菜のおにぎりと水

 19時50分に、おやつPart2。高菜のおにぎり、マフィン、チキンサンドイッチの3種類から好きなものをチョイス可。
 私は高菜のおにぎりをチョイス。ドリンクはおにぎりのお供なのでお水を選びました。おやつタイムが2回あるから、アイスの単価が抑えられているのかな(笑)。

 眠ってるのか眠ってないのかな感じで時間が過ぎていきます。

 21時30分に2回目の機内食。
 野菜カレーとコテージパイの2択のはずが、問答無用でコテージパイを置かれました。2回目の機内食は後部座席から配ったので、野菜カレーが売り切れたのかな。チョイスできたら、私も野菜カレーをチョイスしていたでしょうから、カレーが先に無くなるのは納得。でも、残念!
 コテージパイは普通に普通の機内食。冷たい水(→の写真の上部が水色の物体)とチョコレートフィナンシェがおいしかったです。冷たい飲み物には先程気に入ったレモネードをチョイス。食後の温かい飲み物は、当然、紅茶。

コテージパイ

 15時42分(イギリス時間、以下同じ/日本時間-8時間)、ロンドンのヒースロー空港にランディング。スポットに着いたのが15時50分。
 16時に機体を出て、添乗員さんのところに集まり、粛々と進んで入国ゲートに到着。パスポートがEU圏かEU圏以外かで明確に分離。もう1つ、ファースト(優先)ゲートがあったけど、列が全然動いている感じがしなかったな。
 私たちはEU圏以外。ず〜っと1列に並んで、案内テープに従って前に進むうちに、もう少しで入国審査というところで、列が2手に別れました。どちらに行くかは当人の判断。その列の先頭に行くと、係員さんが、「あそこ」、「そこ」と、空いた入国審査官さんの場所を指図するので、言われた場所に行きます。私が入国審査官さんから質問されたのは、「イギリスにきた目的」だけ。「sightseeing」で終了で拍子抜け。イギリスの入国審査は厳しいと聞いていたのですが…。

 16時55分に入国審査を終え、ターンテーブルに到着。スーツケースが出てくるまでの時間を利用して、トイレへ行ったり、水1L(1.3ポンド:約170円)を買ったりしました。スーツケースが出てくるまで、かなり時間がかかったけれど、ロストバゲージはなし。よかったぁ。
 ヒースロー空港にはポーターさんがいないそうで、バスまで自力でスーツケースを運んで乗車。17時40分に、バスは本日の宿泊地であるストラトフォード・アポン・エイボンのホテルを目指して出発しました。
 ドライバーさんは、これからロンドンに戻るまでずっと運転してくださるスルードラバーさん。バスもロンドンに戻るまで変わらないので、覚えるのが楽☆
 空港を出発して少し経つと、バスの車窓を流れる景色は、↑のような、のどかな田園風景になり、以後、このような風景が、ホテルに着くまで続きました。
 本日、ヒースロー空港に到着したのは夕方なのに、ツアーに夕食は付いていないので、添乗員さん判断でホテルに着く前にホテル近くウォーウィックという街のドライブインに寄りました。必要な人は、ここで軽食なり何なり、お好きな物をお買い求めください。ということで、私たちは添乗員さんお勧めのサンドイッチ(2.9ポンド:約390円)とパイナップル(1.9ポンド:約260円)を夕食用に購入しました。

 19時45分にホテル着。バスを降りて、ホテルの建物に向かう途中でウサギがお出迎え♪テンション、一気に↑↑。

ドライブイン

 ホテルのロビーは、↓のようにイギリスチックを醸し出そうと頑張っています。

ホテル ロビー

 部屋はフロントのある棟に向かって左側の2階。部屋に入って、いつものごとく水回りの確認。部屋は、今回のイギリス旅行のホテルの中で最も広かったです。ですから、もちろん、スーツケース2つを余裕で広げられました。ちなみにテレビのメーカーはサムスン。
 湯沸し&カップ&ティーバッグ、インスタントコーヒー、ミルク、砂糖、クッキー2個が備え付けられていました。これらの内容で、今回のイギリス旅行で使用したホテルには全て用意されていたので、私的にイギリスのホテルの株は大高騰してのは言うまでもありません。
ストラトフォード・アポン・エイボンのホテルの部屋

 夕食の前にホテルのお庭の散歩。

 ホテル名はストラトフォード・マナー。ホテルに“マナー”と付くのはイギリスの貴族や荘園領主の館をホテルにしてものだそうだけど、それにしては、このホテルの建物は全体的に新し目。マナーホテルなのかどうか、添乗員さんに聞けばよかった…。

 →の写真の向かって左側の建物が、私たちの宿泊した部屋のある建物。

ストラトフォード・マナー ホテル


ホテルの庭のウサギ

 そして、この夕方の散歩の最大の目的であるウサギさんとは、見事にご対面が叶いました〜☆
 ホテルにウサギさん。ピーター・ラビットの世界が…。

 野性なのかホテルで飼っているのか…ホテルの庭に境界はあるけど、ウサギなどの小動物は出入自由な境界な感じなので、どちらかというと野性っぽい気がしますが…。

 無事にウサギと会え、目的も達せられたので、気をよくしてぶらぶら。

5日間お世話になったバス

 宿泊棟からどんどん離れ、5日間お世話になるバスの前を通り、ホテルの入口から出て入口の写真を撮影。もう、夕方といか夜の20時を過ぎているので、ホテルからは離れずに引き返すことにしました。
 夕方のお散歩タイムは約30分。

 部屋に戻り、お風呂を使ってから夕食。

ホテル入口

 添乗員さんお勧めの野菜とチーズとグレープのサンドイッチは不思議なテイストだけどおいしかったです。パイナップルは普通のパイナップル。ホテル備付けの紅茶は普通の紅茶のお味。

 軽く食べて23時に就寝。

 本日の総歩数8,565歩。