台湾旅行記 |
高雄 → 花蓮
ホテルの廊下
6時15分起床。
←ホテルの廊下。広々していて絨毯ふかふか。部屋のドアの造りも豪華っぽい。ただ~、エレベーターが3基しかなくて、しか~も!これが遅い!!とても遅い!!!なかなか来ない!!!!!朝食行くために部屋を出て、エレベーターを呼んで乗るまでに10分近くかかってしまいました。イラッ。階段を使いたくなりましたけど~、さすがに37階から2階まで降りるのは…なので待ちましたけど。ふぅ。
朝食のレストランでは、受付のおねえさんに向かってにっこり笑って「Good morning」。はい、私たち!台湾語判りません!を表してみました。
作戦成功。おねんさんは、しっかり英語で対応してくれました。少し待ってレストラン内部に行くよう指示されて、どこまで行ったらいいのかなぁと思いつつ歩いていたら、いきなりウェイターさんに台湾語で話しかけれてしまって、しまったぁ!えっとぉ、ここは…「We don't understand…」まで言ったらウェイターさんも判ったのか、英語対応に切り替えてくれました。
ウェイターさんは席に案内してくれて、最後に「どうぞ、ごゆっくり」は日本語でした。う~ん、ウェイターさんの前で日本語は使っていないのにどうして日本人だと分かったのか。台湾語を解さない東洋人=日本人な認識なのかな。
朝食は和・洋・中華の各種が取り揃えてあって種類豊富。和食以外の洋食&中華でまとめてみました(笑)。洋は普通、海鮮粥がすっごくおいしかったぁ♪
朝食は7時15分から7時50分。
朝食
澄清湖
焦っても早くはならないエレベーターを待って、一旦、部屋に戻り、荷物を持って外へ出ようとしたところに電話が…。現地ガイドさんからでした。8時にロビーの約束でこのときちょうど8時。すみませ~ん!エレベーターにしてやられましたぁ!いえ、私たちのエレベーターに対する読みが浅かったのですぅ。しくしく。
この日も前日と同じ女性現地ガイドさんでした。
それでも8時5分に現地ガイドさんが運転するHONDAアコードに私たち2人を乗せてホテルを出発。時間がなくてホテルの外観の写真は撮れませんでした。
この日の午前中も高雄観光。まずは澄清湖に向かいます。
8時30分に澄清湖の駐車場に到着。
ガイドさんがチケットを購入して渡してくれました。ちなみに地元の方は無料。
前夜の愛河クルーズのチケットが欲しいとお願いしたら、ガイドさんが会社への報告書に添付しなくてはならいないので渡せないと言われて、クルーズのチケットを貰えなかったのです。それを覚えていて、この日はチケットの他に領収書を貰ってそちらを会社に提出するので大丈夫ですと、チケットを渡してくれたのです。ガイドさん、お気使いありがとうございます。
↑の金の像は布袋さまだったか恵比寿さまだったか忘れましたが、とにかくお金が貯まる縁起物さんだそうです。
天気の良い午前中の湖畔を気持ち良く散策。
澄清湖
澄清湖
澄清湖にもキョンシーが渡れないように屈曲した通路が造られていました。
きゃ~い!と写真を撮って渡ろうとしたら、ガイドさんが「時間がないから渡りません」と言われてしまいました。この通路の袂でガイドさん、結構、時間をかけて周囲の木々の話とかしてたような気が…。それを話しながらこの通路の途中までくらい歩かせてくれたらなぁ。ふぇ~ん(涙)。
ここは蓮池潭と違って、それほど観光地化されていないので、ゆっくり散歩したい場所でした。
ここから駐車場に戻り、8時55分に次の目的地の寿山公園に向けて出発。
高雄中心街を挟んで澄清湖と反対側にある寿山公園へは、クルマ通りの激しい道路をあちこち曲がりながら、大通りを突っ切ったり、車線変更したり、合流したりしながら進みました。前日と同じく「説明はいいですから、運転に専念してください!」(心の叫び)again。怖かったよう。シクシク。
寿山公園は“寿山”の名前のとおり、小高い山というか丘の頂にありました。
9時34分に山頂付近の駐車場でクルマを降りたら、階段を上ったところには忠烈祠がありました。
寿山公園 忠烈祠
寿山公園
高雄市街や港を見渡せる眺望のよい場所に←のなんともミスマッチなLOVEの像がありました。そしてここはカップルの写真スポットになっているそうです(笑)。
この形状からすると暗くなったらライトアップというか電飾というかがつくようです。ライトアップの時間帯にここに来て、高雄の街のライトアップを含めて見られたら、もっと面白かったかも…などと思ったりしました。
どうやら、ここが寿山公園で1番の観光スポットらしいのですが、ホントかなぁ?でも、いの一番にここに案内されましたし~、この後、忠烈祠にも寄って参拝しましたけれど、そちらの方が時間が短かったような気もします。
寿山公園 忠烈祠
LOVEの像の見学の後、忠烈祠に参拝。長い参道を歩き、大きな門をくぐり、その先に忠烈祠の本堂がありました。
→門の天井も極彩色。時間的なものなのか、場所的なものなのか、私たちが行ったときは訪れる人影もまばらで、気楽に歩けました。
寿山公園 忠烈祠
寿山公園からは高雄市街がよく眺められました。→天気がよかったがゆえに、市街地が煙って見えたのが残念!
寿山公園より高雄市街
寿山公園 忠烈祠
→の写真中央向かってやや右側のひときわ高い建物が、高雄のランドマークの東帝士85ビルのようです。
これにて、寿山公園の見学終了。見学時間16分。
同時に高雄観光も終了です。
9時49分に寿山公園の駐車場を出発して、10時10分から10時35分までツアーの行程に組み込まれたショッピング。パイナップルケーキを味見してみたけれど、なんだかちょっとパサパサした感じで、あれ~?パイナップルケーキはネットを彷徨って美味しいと口コミ情報を仕入れた台北のお店で買う予定なので、ここでは味見して見てるだけ~でお店を後にしました。
高雄空港から国内線のフライトで花蓮空港へ飛ぶので、昼食は高雄空港近くのレストランで。といっても、朝食を調子に乗って食べすぎたのと、レストランに着いたのが11時10分ということもあって、お腹が全然!空いていないのですけど~。
昼食のレストラン
昼食のレストラン
昼食は客家料理だそうです。
お店に入って席に着くと、怒涛の如く料理が出されて、写真を撮るのが全く間に合いません(涙)。
ガイドさんからはフライトの関係で11時45分にはレストランを出ると言われているので、落ち着かないでアセアセになってしまいました。
栗おこわ
お茶と枝豆
豚の角煮のパイ包み
スープ
魚と野菜炒めとちまき
続々とテーブルの上に置かれる料理をひたすら写真に収めていたら、テーブルの上は、あっという間に→な状態になりました。
ここでようやくカメラをしまって食事開始!スープと野菜炒めが美味しかったなぁ。お腹が空いていなかったので、それぞれ味見をしたくらいで、たくさん残してしまったのが、申し訳なかったほどでした。
一通り食べてお腹いっぱいになったので、まずえむちゃんがトイレに立ったら、ウェイトレスのおねえさんがいきなりアセアセして周囲を見回しだしました。
テーブルの上の料理
何もしゃべっていないけれど、その態度はどうみても「まだデザートを出してないのに席を立っちゃった。この人たちのガイドさんはどこ?どこ?!どうしたらいいの?!(汗)」だったので、通じるかなぁ~と思いつつ、「トイレ」と言ったら、判ったようでウェイトレスさんが思いっきり安心したのが手に取るように伝わってきました(笑)。
ちまき
スイカと
パッションフルーツ
←のデザートの黄色いのはスイカでした。パッションフルーツは、こういう感じで食べたのはもしかしたら初めてかも。
ひとつひとつは小さいながら、ずっしりとお腹に溜まるメニューな感じでした。
11時45分にレストランを出て、11時55分に高雄空港に到着。
高雄空港は軍と民間の共用なので写真を撮らないようにガイドさんに言われたので、念のため、空港内では1枚も写真を撮りませんでした。
高雄から花蓮までのフライトはマンダリン航空でしたが、チェックインはトランスアジア航空のカウンターで、ガイドさんが全ての手続をしてくれました。なので、私たちは預け荷物を台に載せるだけでした。
航空券を渡されて制限エリアに入るところまで、ガイドさんにお見送りしていただきました。2日間、お世話になりました。ありがとうございます。私たち2人でガイドさん1人は、少し気詰まりなところもあったけど、大名気分を味わえました。
機内にて
手荷物チェックを受けてから12時10分にはゲートに到着。大きなホールで、ゲート番号が書かれた出入口と中央部分に座る場所があるガランとした造り。
とりあえず、座ってまったりしていたら、日本人団体グループが来て、いきなり私たちの回りに座りました。こんなに広くて空いているのだから、何も私たちが座ってるすぐ側に座らなくてもいいのでは?
機内にて
12時25分にゲートからバスに乗り、5~6分、空港内を走って飛行機に横付け。そこから搭乗。
冷茶
機体はERJ-190。おそらく初めて乗る機種。26列104人乗りで、2-2の座席配列の進行方向右側2席。比較的前よりの座席でした。
12時45分に駐機場から動き出し、12時55分に離陸。13時10分のドリンクサービスでは、冷茶(氷入り)をいただきました。104人乗りの小型機でCAさんが3名は多いのではないのかなぁ。
13時30分にドスン!と着陸。13時38分、ボーディングブリッジにて降機。花蓮空港も軍との共用空港とのことで写真撮影はしていません。
ターンテーブルで預けた荷物をピックアップして制限エリアから出ると、前日、台北駅で台湾新幹線に乗るまでお世話してくださった男性ガイドさんが待っていました。
この日の太魯閣渓谷観光と翌日の台北観光は、この男性ガイドさんが親世代のご夫婦1組と私たちの合計4人を1人でガイドするそうです。あ、もちろんドライバーさんは別にいます。
13時55分に私たちを乗せた8人乗りのワゴンは花蓮空港を出発。高雄のアコードからすると大分オチたな…。13時30分に着陸して25分後には空港を出発するなんて、小さい地方空港ならではな小回りのきき方。
渋滞もせずに14時20分には太魯閣渓谷の入口に到着。
まずは、14時23分~14時28分、長春祠で写真ストップ。
再び、ワゴンに乗って燕子口(えんすこう)へ。
長春祠
14時40分、燕子口に到着。ここから、錐麗大断崖まで徒歩観光です。歩道が狭くて自動車通りの激しい道を歩くので、ガイドさんの後ろを見失わないようにしっかり付いて歩く&クルマには十分気をつけるように注意を促されました。
太魯閣渓谷
←こんな感じのところから歩き始めました。天気がイマイチだったのが残念ですね~。やはり渓谷は晴天をバックにしてそぞろ歩くのがヴィジュアル的に嬉しいです。
頭上に岩が張り出した道路を歩きます→。この車道をクルマが通る訳で…。ここ、これでも歩道が広い方です。
太魯閣渓谷
この辺りから、ご一緒してるご夫婦のご主人の方が、ガイドさんよりも前を歩いてスタスタ。
燕子口は、燕が巣を作っていたことからその名が付けられたとか。岩にたくさんの穴が穿たれています。
そしてこの岩の上下で色が変わっているのは、川の水が増水したときに、この変わっているラインまで水が来たのだそうです。
太魯閣渓谷 燕子口
昨年だか一昨年だか、大雨が降って土石流が発生して、麓とこの太魯閣渓谷を繋ぐ道路が寸断されて、太魯閣渓谷が立ち入り禁止になった時期があったということです。途中、土砂を取り除いている場所の横をクルマで通りましたが、あまりの大規模な土石流跡に驚きました。
花蓮まできて、その目玉の観光場所である太魯閣渓谷に入れないのはショックが大きかったでしょう。そういう情報、こまめにチェックしないとなのだと改めて感じました。
太魯閣渓谷 燕子口
太魯閣渓谷 燕子口
太魯閣渓谷 燕子口
太魯閣渓谷 燕子口
トンネル内を歩き、そこから外を覗けたりもしました。
また↓トンネルに突入。そこを抜けると、こ~んな岸壁から道路に出る形になります→。
太魯閣渓谷
渓谷沿いの道を歩いたり、トンネルを抜けるとそこは岸壁の出口だったり、何となくスペクタクルな(?)気分を味わえて、嬉しくて楽しくて心が弾んでしまいます。
太魯閣渓谷は、某ミステリー番組に登場したのを見て行きたかった場所なので、これは来てよかったかも…。
太魯閣渓谷
太魯閣渓谷
太魯閣渓谷 インディアン岩
太魯閣渓谷
↑の右側の写真の向かって右側の岩は、インディアン岩だそうです。そういわれて見ると、インディアンの顔に見えなくもない…かな。こういう岩を何かに例えるのは日本と同じですね(笑)。
立ち止まってはガイドさんから説明を聞いたり、写真を撮ったりしながら歩いているので、結構、時間がかかっています。最初、歩き始めたときには、ガイドさんから徒歩約20分と聞いたような気がするけれど、とっくに20分は経っているのに、まだ目的地に着いていません。
太魯閣渓谷
太魯閣渓谷
太魯閣渓谷を流れる川幅が最も狭くなった辺りが錐麗大断崖だそうで、徒歩観光はここまで。写真では、判らないのですけれど、本当に頭上に岸壁がそそり立っています。
一緒に行ったえむちゃんは、この太魯閣渓谷の徒歩観光が、今回の台湾旅行で1番面白かったと言っていました。
私も1番ではないけれど、楽しくて来てよかったな~っと♪
私たち的には、台湾に行ったら1度は太魯閣渓谷観光をするといいのでは~な感じで、お勧めです。
太魯閣渓谷
15時20分に錐麗大断崖の駐車場で私たちを待っていたワゴンに乗り込んで太魯閣渓谷を後にします。
この後は、花蓮では定番の大理石工場見学。15時55分から16時20分。大理石工場の女性係員さんの説明(日本語)をふ~んと聞きながら、大理石は買い物対象にならないのでスルー。
大理石工場と同じ敷地内にある劇場でアミ族伝統民族舞踏ショーの16時30分からの回を見学。17時15分まで。
アミ族伝統民族舞踏ショー
アミ族伝統民族舞踏ショー
中途半端な時間なせいか観客は少なめ。私たちの当初の行程でも夕食後だったような気が…。
アミ族伝統民族舞踏ショー
アミ族伝統民族舞踏ショー
アミ族伝統民族舞踏ショー
アミ族伝統民族舞踏ショー
アミ族伝統民族舞踏ショー
基本的な構成や音楽の感じは、旅博で見た台湾の他の部族の伝統民族舞踏ショーと同じようだったような印象を受けました。
アミ族伝統民族舞踏ショーも、話のネタに1回は見ておいてもいいかも…でしょうか。私的には太魯閣渓谷観光よりも大分お勧め度はオチます。でも、それは旅博で他の民族舞踏ショーを見てしまっているからの感想かも。
17時15分にショーが終わり、ホテルに向かって出発。
アミ族伝統民族舞踏ショー
この日、花蓮の観光をご一緒したご夫婦と私たちは手配しているホテルは別々。まずご夫婦のホテルで先にチェックイン。その間、私たちはワゴンの中で待ちました。10分くらいかな。それから私たちのホテルへ向かい、17時50分に到着&チェックイン。ガイドさんは私たちと同じホテルに宿泊するようです。
ホテルの部屋
ホテルのバスルーム
私たちの部屋は10階建てのホテルの10階。部屋に荷物を置いたら、すぐにレストランへ降りてくるようにガイドさんに言われたので、取り合えず荷物を置いたらレストランへ。 なので、これらの写真は、夕食後に撮影したものです。部屋は、高雄のホテルの部屋よりは2回りくらい狭いでしょうか。でも、十分、2人分の荷物を広げられます。
テレビはPanasonic、湯沸しはどこ製だったか忘れましたがしっかりあり、ティーセット&お水もありました。
ホテルのバスルーム
ホテルの部屋より
ホテルの部屋から下を見たらプールがありました。このホテル、リゾートホテルなのかな。暗くなってから着いたので、全貌がイマイチ掴めていません。
また、バスルームには体重計がありました。これはお土産でパンパンになった荷物の重さを量る用…でいいのかな。
バスルームにあった体重計
この日の夕食は宿泊したホテルのレストランで広東料理。別のホテルに宿泊したご夫婦はホテルのランクは上のようだけど、バイキングとガイドさんに言われていたので、ホテルのランクは下でもバイキングより広東料理の方がいいね~とは、私たちの感想。
テーブルセッティング
ティーポット
ティーポット
調味料とディスプレイ
ディスプレイ
さすがにホテルのレストランと言うべきでしょうか。ティーポットはテーブルの上にポン!と置かれるのではなく、ちゃんと温めるようになっています。こういう風にお茶のサービスをしたのは、今回の台湾旅行では、このレストランだけでした。
テーブルのディスプレイの中の魚たちとタツノオトシゴが可愛い♪心が和みます~☆
そして、ここでもテーブルに着くと、次々に料理が並びます。
青菜のピリ辛炒めと肉
豆腐のあんかけ
白身魚
ご飯
肉野菜炒め
パイナップル入り炒め物
スープ
野菜炒め
ホテルのレストランなので、今までになく上品…なような気がします。気がするだけかも…。窓際の席に案内されたので、暗い外を見ながら食事。青菜のピリ辛炒めと白身魚が美味しかったです。デザートの羊羹のようなものは、普通の羊羹と水羊羹を足して2で割ったような食感とお味。
えむちゃんとまったりお茶を飲みながら太魯閣渓谷の話に花を咲かせていたら、お茶を全部飲み切ってしまったら、何も言わないのにウェイトレスさんがさっとティーポットを交換してくれました。気の効いたサービスに拍手。
デザート
夕食はちょっと早目の17時55分から18時45分。
花蓮でのB級グルメのお店チェックもしていたけれど、ホテルの外のあまりの真っ暗さに心が萎えて、このままホテルで過ごすことにしました。
お風呂を使ってマッサージして、部屋に備付けのティーセットの緑茶とコーヒーをいただいて、22時に就寝。早寝です(笑)。