台湾旅行記 |
花蓮 → 台北 → 九份 → 台北
朝食
5時起床。荷物をしっかり詰めてから部屋を出ました。
6時15分から7時まで朝食。この日は特に何事もなく朝食会場へ。
このホテルの朝食も和・洋・中としっかり揃っていたので、洋食と中華をミックスして選んでみました。あくまで“和”はチョイスしない私たち(笑)。
え~、前日は朝食を食べすぎたのか、昼食の時間が早かったのか、その両方か、で、昼食があまり食べられなかった失敗を踏まえ、この日の朝食は↑な感じ。
でも~、中華のコーナーでは、お粥の他にビーフンと麺を目の前でおねえさんが茹でてくれていたので、ついつい担仔麺をお願いして作っていただいてしまいました。特にクセはなく、ツルツルっと美味しくいただきました。
そして、デザートに初めましてのスターフルーツ…味は何とも普通…。ヨーグルトは4種類あったうちの3種類!を…パッションフルーツがおいしかったけど種があって食べ辛かったです。
朝食
朝食
シャトー デ シン ホテル
自称軽めの朝食の後、ホテルの外観とロビーの様子をカメラに収めます。
お月様と子供とか、動物のオブジェとか、ウッディな中に比較的メルヘンチックなオブジェがありました。これはお子様狙い?
ホテル ロビー
ホテル ロビー
ほのぼの~感がして、こういうの嫌いじゃなかったりします。
部屋に戻って支度をして、待ち合わせの時間の5分以上前にロビーに降りたら、ちょうど他のホテルに宿泊したご夫婦をピックアップして戻ってきたガイドさんに出くわして、そのままワゴンへ直行。はい、前日のガイドさんと、前日の花蓮の観光をご一緒したご夫婦と、この日も一緒の行程です。
7時25分にホテルを出発。
ホテル ロビー
花蓮駅
7時40分、花蓮駅に到着。
「列車の荷物置き場は早い者勝ちだから、急ぎましょう」のガイドさんの号令のもと、駅に着くなりプラットホームに直行。
花蓮駅(または、その周辺)で、列車内のおやつのスイーツを物色しようと日本で調べていたのが、水の泡となったのでした。前夜からこの日にかけて、花蓮でのスイーツ計画は全てご破算。花蓮のスイーツには縁がなかったということで(涙)。
乗車した特急列車
ガイドさんの目論見どおり、荷物置き場に無事に荷物を置いて着席。荷物置き場が狭いので、確かにこれは競争率が高いです。
ガイドさんによると乗車した特急列車は、2013年の2月か3月に納車されたばかりの日本製の車両(確かKAWASAKI)だそうです。
8時、花蓮駅発。
特急列車の車内
新しい車両で乗り心地は快適。日本製の車両と言われたせいか、シートの具合も、線路を走る音も揺れ方も日本を走っているのと変わらないような気がしてしまいますから不思議です。ん~、でも実際、変わらないと思います。
進行方向右側の席に座ったので、乗車中のかなりの時間、右手に海と海岸線を見ながら、ゆったりとした時間を過ごせました。こういう海辺の景色も日本とそんなに変わらないな~っと。
10時15分、台北駅着。
特急列車の車窓から
龍山寺
1日目に台北駅から台湾新幹線に乗車して高雄へ。2日目に高雄から花蓮までは飛行機で移動。そしてこの日、3日目に花蓮駅から特急列車で台北駅に戻って来ました。3日かけて台湾一周!達成です!!
いろいろな乗り物に乗って台湾を巡るのも今回の旅行の目的のひとつだったので、それが叶って嬉しいです。
10時27分、お迎えに来ていたドライバーさんと合流して荷物をワゴンに積んで、台北市内観光へ出発。ガイドさんは、もちろん、花蓮から引き続き台北のガイドも担当です。
10時45分から11時まで、最初の観光は龍山寺見学。
龍山寺には、観光客だけでなく、参拝の方々で賑わっていました。長いお線香をお供えしてのお参りをしてみたかったけれど、今回の観光ではそういう体験はなくて素通り。
龍山寺
龍山寺
このときのガイドさんの頭を占めていたのは昼食のレストランの混み具合だったようです。
龍山寺 内部
日本では見かけない屋根の上の龍にどうしても目が行ってしまいます↑。 本堂の内部は黄金に煌めいていました。
裏手に回って外へ出るときに通った場所で目に付いた屋根の上の鳥は鳳凰(朱雀)でしょうか。中華のテイストが漂って来てテンションが上がります。
見学時間が15分だと、通り過ぎただけ~な印象が強かったので、機会があったらまた訪れたい場所になりました。
龍山寺
龍山寺の裏手からワゴンに乗り込み、鼎泰豊へ直行。
鼎泰豊近くでワゴンを降りて店先に着いたのは11時5分。さすがに昼食には早い時間なので、待ち行列はなし(笑)。前日に引き続き、早目の昼食になりました。
店先には、小龍包をモチーフにしたらしいゆるキャラ(?)が愛想を振りまいてお出迎え→。
2階に案内されて4人用の普通の四角いテーブルを4人で使用。自分たち以外の人と同じテーブルを囲むのは、今回の台湾旅行では、これが初めて(夕食が2回目にして最後)。
お料理は4人前が1皿(1籠)で出てくるようなので、料理の写真を食べる前に撮りたい旨を予めお話しして、ご了承いただきました。
鼎泰豊 店頭
鼎泰豊 内部
私たちが通されたフロアは、こんな感じ←。この写真の向かって左側が他の部屋に繋がっています。デザート食べ終えたタイミングで撮影したので、時間的にも客席はほとんど埋まっていました。
台湾に来たら、台北に来たら、食事の定番中の定番の鼎泰豊。天邪鬼な私でも、ここは抑えておかないと、と心密かに楽しみにしていたお店です。台北に来て鼎泰豊で小龍包を食べないと話のネタになりませんから~(笑)。
小菜と寧式黄芽菜
小龍包(2人分)
蝦肉蒸餃
菜肉蒸餃
空心菜
鮮魚蒸餃
酸辣湯
蛋炒飯
特に2人分と明記した小龍包以外は4人分です。
そういえば、ここはお茶が出たのか出なかったのか…記憶が…あれ?
注文票
小龍包はあつあつで肉汁じゅわ~。空心菜もしゃきしゃきでgood。有名なのは伊達ではありませんでした!今回の台湾旅行のツアーでの食事の中で最も美味しい食事でした。酸辣湯は私たちには少し酸っぱかったかな…。
豆沙小包はアンコの小龍包。珍しい味と食感。
豆沙小包
料理の名前を全部覚えていました~おっほん(自慢)。な~んて冗談。本当は、料理が全部出された後にテーブルの上に置かれた注文票を写真に撮っておいただけです。さすがに値段は入っていませんでしたが…。
「小龍包のお替り食べますかぁ?」と、ガイドさんに聞かれましたけど、もうお腹いっぱい。十分です。
中正紀念堂
11時50分に鼎泰豊を出て、次の見学地である中正紀念堂へ。
中正紀念堂見学は12時から12時20分。
中正紀念堂の前の庭園には日本からの修学旅行の女子高生の姿がありました。彼女たちのガイドさんは若い女性の英語ガイドさん。大学生のバイト?な感じでした。女子高生の1人が自分たちのガイドさんと一緒に記念写真を撮るために、私たちのガイドさんに向かって、「Take a photo,please」とカメラを差し出しました。えむちゃんと私はこっそり顔を見合わせて、「そのおじさん、日本語判るし~~」。でも、女子高生には、それは内緒(笑)。
何故か中正紀念堂の扉は固く閉ざされていました。
中正紀念堂
中正紀念堂
中正紀念堂の自由広場門から入って、広場を突っ切り、中正紀念堂の階段を登り、門を背にして向かって右側の階段を下りて、その先の門から出てのコースで20分で見学終了。
ワゴンで少し移動して、12時25分から13時5分までショッピングタイム。頼まれ物があるとメモを差し出したご夫婦が爆買い。メモには漢字だけではなく、ひらがな・カタカナもあるのに、お店の台湾人の方、読めるのですね~。すごい、と、そこに感動。私たちは、ここでも買う物もなく、お茶を飲みながらガイドさんと雑談。
ショッピングの後、私たちの宿泊ホテル、ご夫婦の宿泊ホテルである圓山大飯店の順にチェックインして、荷物だけ部屋に入れました。
ご夫婦がチェックイン、荷物を部屋に運んでいる間に、圓山大飯店をちょっとだけ見学。
→外観。振り向くとワゴンで通ったホテルの門(ちゃんと守衛さんがいて入庫時間(帰りには出庫時間)をチェックしてました。すごい~)があります↓。
圓山大飯店
圓山大飯店の庭園と門
いかにも中華チックな内装のロビーでテンションが上がり、他人さまが泊まるホテルなのに激写。
私たちには縁のないホテル。ロビーを見るだけで十分満足です。
圓山大飯店の中を見ちゃった♪で、少し得した気分で次の観光へ。
圓山大飯店 ロビー
忠烈祠
忠烈祠に13時50分に到着。
忠烈祠の衛兵の交替式の14時からの部を見学。
忠烈祠 衛兵交替式
さすがガイドさん。この日のクルマの交通量と中正紀念堂、ショッピングのお店、私たちのホテルの場所の位置関係から、きちんと丁度いい時間に忠烈祠に着けるように計算しています。
衛兵交替式の10分前に着いたので見学にいい位置をキープできました。
忠烈祠
最初は、綺麗に並んでいたギャラリーも行進が進むに連れて、それに合わせてバラケて次の位置に走ります。
上と左の写真の両方に写っている白の長袖シャツと黒のパンツのおにいさんがギャラリーを仕切っています。
忠烈祠 衛兵交替式
この辺りで写真向かって右奥から来た他の隊と合流↑。
忠烈祠 衛兵交替式
←人の数が増えてUターン。
スタートの門に戻り、台の上に立つ兵士さんも交替して、皆さん、去って行きました。陸・海・空の三軍が交替で守る忠烈祠。この日、忠烈祠を守っていたのは陸軍さんだそうです。
14時30分、衛兵の交替式終了。
忠烈祠 衛兵交替式
故宮博物院
14時45分から16時30分、故宮博物院見学。
故宮博物院の内部は、写真・ビデオ撮影禁止。
ガイドさんに率いられて3階から見学。肉型石と、翠玉白菜を見学するために、10分以上並んだと思います。この2つの故宮博物院の至宝、小さい小さいと聞いていた(書いてあった)ので、もの凄~く小さいものを想像していたら、思っていたよりも3倍くらい大きくて、逆に、大きい!とビックリしてしまいました。
初めての故宮博物院見学で夢中でガイドさんの説明を聞きながら回ったので、いつかまた、ゆっくりと訪れたいと思います。
故宮博物院の見学終了で、今回のツアーでの台北市内観光終了。
半日台北市内観光で、感覚としては台北の市内の観光地を駆け足で思いっきり駆け抜けた気がします。これだけの場所を個人で公共交通機関を使って回ると1日でも回りきれるかどうか…と計画時点で考えて、初めての台北旅行で土地勘もないこともあり、ツアーにノリました。効率よく回れて良かったです。次は、これを踏まえて、個人で回る計画を立てられたら…と考えています。
台北市内観光が終わったら、九份へ。まだまだ、この日の観光は終わりません!盛りだくさんです。
台北から九份へ向かう高速道路を走っている途中から雨が降り出しました。九份はその地形から雨が降るのが多いのだそうです(by ガイドさん)。
九份に着いたら雨が止んでくれたら…の願いも空しく、九份は雨。
九份
九份茶語
九份に着くとすぐに、←九份茶語に案内され、茶葉料理の夕食です。
案内された部屋は窓からテラスを隔てて海側ビュー。団体客がてんこ盛り。
夕食は17時20分から18時まで。
九份の夜景
室内からはイマイチ良く見えなかったので、テラスに出て少しだけ写真を撮りました。せめて雨が降っていなかったら、もっと夜景が綺麗だったろうに…。残念!
前菜盛り合わせ
蒸し物
ここでも4人で1つのテーブルを囲み、4人前が盛られた皿が並びます。
この日と前日の観光をご一緒しているご夫婦は、私たちよりも1日早く台湾に来られて、台中や台南も観光されたとかで、最もよかった観光地をお尋ねしたところ、「高雄の夜景」だそうです。高雄の夜景は特に観光ポイントとして宣伝してない分、予想外によかったと思えるのかもしれません。
蒸しエビ
魚料理
全体的にどの料理も薄味。茶葉料理とは、そもそもこういう味付けなのでしょうか?昼食がとっても美味しかった分、???な夕食でした。
このレストランはお茶が付いていました。
この夕食が今回の台湾旅行での旅行会社に手配してもらった最後の夕食。あとは自力。どんな食事に巡りあえるか楽しみ♪
スープ
デザート
九份
夕食後、九份のフリー散策。18時から18時20分。
雨が降ったり止んだりで、傘はささずに散策。夕食前よりも多少は人は少なくなりましたが、それでも結構な人波。平日の夜に訪れたのに、九份の人気を改めて感じました。これが土日の日中だったら、どれだけの人混みか…考えるだけで恐ろしいです。
20分のフリータイムでは、歩くだけでも全然時間が足りなくて、九份名物のスイーツを食べる時間は全くありませんでした。九份も改めて、もっと時間を取って再訪したい場所になりました。
九份
九份のフリータイムで、この日の観光は全て終了。旅行会社に手配を依頼した観光の行程も終了です。
台北に戻り、ご夫婦、私たちの順にホテルに送ってもらい、私たちは19時25分にホテル着。
1日目の松山空港から台北駅、2日目の花蓮空港から3日目の全工程をお世話になったガイドさんともお別れです。5日目の帰国時のホテルから松山空港へのお見送りの際の待ち合わせ時間と場所を確認してさようなら。ガイドさん、ありがとうございました。
ホテルの部屋
ホテルの部屋は最上階の12階。今回、最上階2回あったり、高層階の部屋が多かったです。
ホテルのバスルーム
ホテルの部屋とバスルーム入口
台北のホテルが最も狭かったけれど、普通に荷物を2つ広げられるのでOK。この部屋の大きさが私たちには一番フィットする大きさかも(笑)。
ホテルのバスルーム
バスルームにあった体重計
テレビはSONY、湯沸しポットは日本製。
このホテルにもバスルームには体重計がありました。台北ですからお土産でパンパンになった荷物の重さを量る用なのは確実…のはず。ただ、この体重計、電池切れでした…。
夜の19時30分を過ぎてから、台北の夜遊びに出発。
ホテルの玄関
台北のスイーツを研究しているときに見つけたサイトさんで、このホテルから徒歩圏内のスイーツのお店を紹介していて、美味しそうだったので私たちも行くことにしたのです。
黒岩黒砂糖剉
←ここがその黒岩黒砂糖剉。ホテルから地図を見ながらゆっくり歩いて10分ちょっとの場所にありました。
黒岩黒砂糖剉 メニュー
お店に着いたときには20時になっていて、少し涼しかったけれど、興味を持っていた台湾のプリンを使ったかき氷の布丁牛奶冰(45元/約180円)をオーダー。この“布丁”が台湾ではプリンのことのようです。
先客の男性2人組は湯気の上がるホットのスイーツを召し上がっていました。
言葉が全く通じない…英語が通じないし、私たちは↑のメニューの漢字を日本語読みはできても台湾語での読み方は判らない…ので、メニューを指差してオーダー。1つは指1本のジェスチャーで通じます。そして、何も言わなくてもスプーン2本を添えてくれました。
マンゴーかき氷は季節限定なので、この時期(11月)はなしだったのが残念だけど、台湾での初のスイーツグルメ体験。黒砂糖が香ばしくて美味しかったぁ☆ 日本円で200円しないのに2人で満足なボリュームも嬉しいです。
布丁牛奶冰
2人がかりで10分で完食して、すっかり体が冷えたので早々にホテルに帰ります。夜だったから、温かいスイーツがよかったかも。私たちが布丁牛奶冰を食べているときも、温かいスイーツをテイクアウトする女性が来ました。
帰りは道が判ったので10分でホテルに到着。20時20分。
お風呂を使ってマッサージして、部屋に備付けのティーセットのコーヒーをいただいて、23時に就寝。