台湾旅行記 |
台北 終日フリータイム
朝食
5時30分起床。荷物をざっと詰めてから朝食へ。
6時50分から7時30分まで朝食。
このホテルの朝食も和・洋・中が揃っていたので、ここでも洋食と中華をミックスして選んでみました。
中華のコーナー牛肉のそぼろのようなものがあったので、この日の朝食の中華はそれにしました。
そして、特筆すべきは、このホテルのデザートコーナーにはプチケーキがてんこ盛り!プチケーキを全種類1個ずつお皿に取ってみましたぁ(笑)→。朝から、こんなにたくさんのケーキを食べられる私。
7時50分、ホテルを出発。
朝食
2DAYフリーパス
MRT(台北の地下鉄のような(地上を走るところもある)公共交通機関)の駅で2DAYフリーパス(2日間乗り放題券)を購入(310元/約1,240円)。
フリーパスがあれば、駅間の運賃をいちいち気にしなくてもいいので楽なので…。元が取れているのかどうかは不明。この4日目の1日フリータイムの日にMRTに乗りまくったので、おそらくトントンか元が取れたのではないかなぁと、計算せずにアバウトに自分では思っています。
ホテルの最寄駅の行天宮駅から途中MRTを乗換えて国父記念館駅で下車。
この日、最初の目的地はパイナップルケーキが美味しいと口コミで読んだお店、佳徳糕餅。国父記念館駅から歩いて20分以上かかったかなぁ。地図を見ながら大通りを歩く歩く、ひたすら歩きました。
8時40分にお店に着いて10分でささっとお買い物。
国父記念館駅
佳徳糕餅
パイナップルケーキ2個(1個27元)、卵黄入りパイナップルケーキ・リュウガンケーキ・クルミペーストリー・クランベリーケーキ各1個(各1個32元)、合計6個で182元(約730円)。
6個買うと箱に入れてくれるという事前情報の元、6個にしましたが、結論から言うと、と~っても美味しかったので、もっといろいろな種類を買ってくればよかったです~!お土産屋さんで試食したパイナップルケーキとは全然違う!もう、ホンットに美味しかったぁ♪
佳徳糕餅の
パイナップルケーキ
etc
ただし、卵黄入りパイナップルケーキと普通のパイナップルケーキは1つあたり5元違うけど、私には味の違いが判らなかったので、またこのお店に行ったとしても卵黄入りパイナップルケーキはもう買わないと思います。
←6個入りの箱とそれを入れて渡されたショッピングバッグ。中はこんな感じで入っています→。
佳徳糕餅の
パイナップルケーキ
etc
陳記百果園
佳徳糕餅から、また30分歩いて陳記百果園へ移動。
芒果抱抱(マンゴーかき氷)を1つ160元(約640円)を会計で注文してから着席。2人で1つの芒果かき氷をシェア。9時20分から9時45分まで、少し早めのおやつタイム。
お店は果物屋さんでそこにイートイン・コーナーが併設されている感じ。マンゴーかき氷が来るまで、陳列棚を眺めていたら、日本から輸入しているらしい日本産のりんごが1つ約1000円にビックリ!
陳記百果園 店内
果物屋さんなので、芒果も冷凍物ではなく、この時期に出回っている種類の芒果をその場でカットしているようです。甘いのも甘くないのもあり。
このお店で食べた芒果が、今回の台湾旅行で食べた唯一のフレッシュマンゴーだと思います。
陳記百果園 芒果抱抱
百果園からMRT忠孝教化駅まで歩きそこから市政府駅へ。
忠孝教化駅でトイレをお借りしました。MRTの駅のトイレは、どこも清潔で旅行者にはとても使い勝手のよい強い味方でした。でも、この駅のトイレ、和式と洋式があって和式の方が洋式より多いのが困りましたが…。
市政府駅から向かうのは台北101。街を見渡せる展望台があれば、上りたくなるのが私たち。天気もまずまずなので上ります。駅を出たところから見える台北101には雲がかかっていたりして、台北は雲が低いと実感。
百果園を出てから台北101に着くまでで約40分少々。タクシーは一切使わず、MRTと徒歩でがんばっています。
市政府駅付近から台北101
台北101
←台北101のほぼ真下に着いて見上げるの図。
10時27分、台北101に到着。建物内部に入って、展望台への案内に従ってまずチケット売り場へ。売り場の女性との会話はオール日本語。「今日は風が強いので屋外展望台には出られませんが、よろしいですか」と、予め展望台の外に出られなくてもいいかを聞かれました。もちろん、OKでチケット購入。展望台へのチケットは500元(約2,000円)。高い!
エレベーターで一気に上がります。これが速い!このスピードの半分でもいいから1泊目の高雄のホテルのエレベーターに欲しかった…。
エレベーターを降りて、ガラス窓から見える景色に目を奪われました。
雲が目線より下にあります~!
右下の写真の中央辺りが松山空港。
台北101から台北市街
台北101から台北市街と松山空港
展望室からはぐるりと1周360度のパノラマが広がり、テンションは果てしなく高くなりました。
台北101の免震装置
何とかと煙は高い所に昇りたがるといいますし~(笑)。台北101、チケ代高かったけど、思っていたよりもずっと面白かったぁ♪
台北101の免震装置も見学できるようになっていて、これも興味津々。
台北101のマスコットと免震装置の案内
台北101 屋外展望台にて
台北101のビル上を見上げて
台北101 屋外展望台から台北市街
免震装置を見られるエリアを1周して展望室に戻ると、ちょうど屋外展望台が解放されるタイミングでした。ラッキー☆強風が収まったのですね~。
嬉々として屋外展望台へ出ました。てっきり外も1周できると思ったら、行けるのは出入口の左右10数mくらいだけで、ちょっとがっかり。屋外展望台を解放するくらいには風が収まったとはいえ、それなりに強風だったので、早々に展望室に戻りました。
展望室から帰るには、1フロア下からエレベーターに乗らなくてはならないので、1フロア下りると台北101の免震装置を真横から見られたのが楽しいなぁ♪ほとんど解らないけど、こういうの見るの好き☆
台北101見学を終えてエレベーターを下り、ビルの外に出るともう11時57分。台北101の展望室で外をうきうき眺めていたら、何時の間にか1時間30分も経ってしまっていたようです。
外に出ると気温が上がっていて暑いですし、百果園で芒果かき氷を食べてから2時間以上も飲まず食わずで、すっごいノドが乾きました。
台北101の免震装置
ですから、もう時間的には昼食時間ですが、昼食の前に甘~いスイーツでカロリー補給をします。
芒果恰恰
台北101から地図を見ながら歩いて20分弱。
12時15分に芒果恰恰(マンゴーチャチャ)に到着。
思いっきり昼食時間だったので、店内にはお客さんの姿はなく、私たちが店内に入ったときには、店員さんたちは手持ち無沙汰でポケラ~としていました。
テーブルに着席すると店員さんにさっと日本語のメニューを差し出されました。日本語しゃべっていないのに何故に日本人と分かるのか、不思議。
注文取りに来た店員さんに日本でプリントアウトしてきたクーポン券を差し出して、芒果恰恰雪花冰(マンゴーミルクかき氷)を1つ注文(クーポン利用で120元/約480円)。2人で1つをシェア。
店員さんが芒果恰恰雪花冰と一緒にコップにマンゴージュースを2つ持ってきたので、???と顔を見上げたら、「サービス」だって。ものすご~くノドが乾いていたので、ありがたく一気飲みさせていただきました。味は普通のマンゴージュースでした。
芒果恰恰 店内
芒果恰恰雪花冰
このお店の芒果は甘いけど冷凍マンゴー。季節柄、普通はこの時期に提供される芒果は冷凍物だと前日にガイドさんが言っていました。かき氷は午前中に食べた百果園のかき氷よりもキメが細かくて、サラサラで食べ易くて美味しかったです。
空腹&ノドの乾きで、2人で1つのかき氷を貪るように食べてあっという間に完食。12時25分に店を出ました。入店してから食べて店を出るまで、わずかに10分でした。
次、昼食のお店まで歩いて行きます。はい、また徒歩移動です!
芒果恰恰からひたすら地図を片手に歩いて、少し迷って30分。ようやく昼食のレストランと決めていた度小月に12時55分に到着。
昼食の時間からは少し遅いはずだけど、まだ混んでいて「相席ならすぐ座れる」と言われたので、相席OKで8人掛けのテーブルに着席。
度小月は台南に本店がある担仔麺が名物のお店。昼食は麺が食べ易くて、ガイドブックに掲載されていた麺類の中でもクセが比較的なさそうに思えたので決めてみました。
度小月
担仔麺(50元/約200円)
ゆで卵(1つ15元/約60円)
担仔粿仔麺(50元/約200円)
黄金蝦捲(180元/約720円)
レシートと注文票
私的には、担仔麺とゆで卵は美味しくて黄金蝦捲は普通で担仔粿仔麺はビミョー…。えむちゃんは残念ながら担仔麺のスープのダシのクセが苦手でイマイチだったそうです。ということで、このお店は残念ながらリピなしです。
担仔麺とゆで卵は各自1つずつ、担仔粿仔麺(担仔麺の汁なし平麺)と黄金蝦捲は2人で1つをシェアで、360元+サービス料10%で合計396元(約1,600円)でした。
13時25分に度小月を出て、またまた歩いて食後のデザートを食べにICE MONSTER(アイスモンスター)へ移動。
スイーツ → 昼食 → スイーツ と、3軒立て続けに食べ歩きです。歩いて移動して、少しは消化しないと~(笑)。
そんな思い(下心?)とは裏腹に、度小月からICE MONSTERへは徒歩7分であっさり到着。ここは食後のデザートタイムなのかお店の外にまで待ち行列が続いていました。それでも5分くらい待ったくらいで入店できました。
席に案内されて、ここでも日本語メニューを渡され、キャッシャーへ行って会計・注文するとテーブルへ注文の品が運ばれてきます。
ICE MONSTER
メロンシャーベット
ICE MONSTERも台北に来たからには話のネタにagain…です。
えむちゃんはメロンシャーベット(160元/約640円)、私は新鮮芒果綿花甜(250元/約1000円)を注文。う~ん、昼食よりも食後のデザートの方がお値段が高い…。
新鮮芒果綿花甜のマンゴー、シロップともに甘~い。かき氷もふわふわ。高いだけあって量が多くて、甘くて最後にはgive up寸前になってしまいました。
私たちが食べている途中にテレビのロケ隊(地元TV?)が入店して店内の撮影・客へのインタビューをしていました。いつ放送されたのかな?
店内のお客さんの中に、私たちと同じ佳徳糕餅の買い物袋を5つも持っている男同士の2人組さんがいました。何気に勝手に親近感~☆
新鮮芒果綿花甜
メロンシャーベットと
新鮮芒果綿花甜
レシート
スーパーで購入したお土産
さすがに食べ物3軒連続でお腹いっぱいで14時12分にICE MONSTERを出て、次はお買い物タイム。少しは消化しなくては…。
お買い物タイムは14時40分から14時50分の10分間。
スーパーの頂好でばら撒き用の10個入りパイナップルケーキ6パック(1パック45元/約180円)、ドライマンゴー2袋(1袋59元/約240円)で、合計388元お買い上げ。
これだけ買うとさすがに重いので、一旦、買った物をホテルに置きに戻ります。
15時30分から15時50分までホテルの部屋で休憩。ホテルの玄関を入ろうとしたら、ドアボーイさんが玄関ドアを開けてくれる人力の自動ドアになってました。アーケードにホテルの出入口があるので、自動ドアにしてしまうとホテルに出入りする人以外がホテル前を通るだけで、ドアが開いてしまうので自動ドアにしていないのかな。
ホテルで休憩して元気が少し復活。
まだまだ計画している観光とB級グルメに向かいます。
行天宮駅からMRTを乗り継いで圓山駅で下車。孔子廟と保安宮に参拝します。
圓山駅から孔子廟へ向かう途中に何やら「みざる、きかざる、いわざる」の三猿の像がありました。台湾にも三猿ってあるのですね~って、写真向かって左端にいる4匹目の猿は何者でしょう?
孔子廟付近にて
孔子廟
16時15分から16時55分まで、いまさら学業成就を祈っても…だけど孔子廟にお参り。
←の門をくぐり、更に→の門をくぐると… 少し広めの前庭のある建物の前に出ました。すると、あまり興味のなさ気な団体さんご一行様が通過。あまりの素通りの仕方に何故に来たの??って思ってしまいました。
孔子廟
孔子廟 檽星門
孔子廟 儀門
私たちはというと、前日の龍山寺以来の中華風な建造物に大感激。写真を撮りまくりです。
ただ、団体さんが通り過ぎはしましたけれど、参詣する普通の方々、個人の観光客はまばらで人影はあまりなく、ひっそりと佇んでいました。時間的になのか、孔子廟とはそもそもこういうものなのかは謎です。
孔子廟 大成殿
孔子廟 崇聖祠
保安宮
孔子廟を出て、道を挟んだお隣りさんの保安宮に参拝。17時から17時30分。
保安宮
保安宮の庭には、中国の説話から題材を取ったように思われる様々な像がありました。
何のお話しなのか、見る人が見れば解るのかもしれませんが、私たちには???。でも、何だか楽しい。
龍がいる池は背景のビルが残念な風情。もう少しカッコイイビルだったらまだしも…。
孔子廟よりも保安宮の方が参拝or観光している人の数が多かったように記憶しています。
保安宮
保安宮
保安宮は不思議な配置になっていて、こ~んな立派な門→と道を挟んで本堂が建っています。昔は一続きだったのが、道路が真ん中を横切ってしまったのでしょうか。でも、普通、そういうことします?
17時を過ぎて、そろそろライトアップされて、いい雰囲気。
保安宮
保安宮は孔子廟の隣りと言える位置にあるので、こう言っては語弊があるかもしれないですけれど、孔子廟に行ったついでに立ち寄ったようなものでした。それが実際に行ってみたら、もう、“THE中華”てんこ盛りの庭に建物に、嬉しくなってしまいました。中華な雰囲気をたっぷり満喫。
保安宮
保安宮
この境内では、お参りする方々に混ざって、→のお堂を三脚を立てて、じ~っとシャッターチャンスを狙う女性がいました。観光客なのかなぁ?
保安宮を一回りして大満足。本当に思っていたのよりもずっと面白いところでした。
保安宮
17時30分に保安宮を出て、圓山駅を挟んで反対側に位置する丸林魯肉飯へ向かいます。
徒歩約20分、17時50分に丸林魯肉飯に到着。店の前に人が溜まっていたので、待っているのかな~と思いつつ、言葉が通じないので、お店のドアを開けてお店の人に尋ねようとしたら、すぐにお店に招じ入れられました。お店の前にいた方々は、ただそこでおしゃべりをしていただけのようです。
お店の人に指示されてトレイを手に、たくさん並べられた惣菜から、食べたい物を指差しで注文。
丸林魯肉飯
空心菜(?)炒め
豚の角煮
肉とニンニクの芽の
炒めもの
←の3品が指差しで取り分けてもらった惣菜。どれも1人前のようです。これらを選んだ理由は、どれも残り少なかったから、人気の惣菜なのではないかと思って。特に豚の角煮は最後の1つでした(笑)。
あと、↑の感じの葉物野菜の炒め物はどのお店で食べてもおいしかったので選びました。注文票を見ると、これら3つは、それぞれ25元(約100円)、50元(約200円)、55元(約220円)のところに一本線が引かれていました。ただ、どれがどの値段かは不明です。
空心菜と思しきものの炒めものは、予想に違わず美味しくてニッコニコ。豚の角煮はお肉が口の中でとろけましたぁ♪上の右端の写真の野菜はニンニクの芽のような気がしますが何だかは不明。でも美味。選んだ惣菜は3つとも大当たり☆
このお店はお茶は出ないので飲み物が飲みたかったら、注文してお支払のようです。
蛤のスープ(35元/約140円)
魯肉飯(小)(25元/約100円)
鶏肉飯(半)(15元/約60円)
蛤のスープはテーブルに注文取りに来たおばさんが「美味しい」と日本語でお勧めしてくれたので注文。本当にあっさり系の味付けで美味しかったです。量も2人で飲んで十分な量でした。素直におばさんのお勧めに従って大成功♪
お店の名前になっている魯肉飯は小をチョイス、鶏肉飯は半をチョイスして、えむちゃんと2人でシェア。“小”と“半”では、“小”の方が盛りが大きいようです。私は魯肉飯のほうが好きかな。えむちゃんは鶏肉飯のほうがおいしかったそうです。
いずれにしても、私たち的にこのお店の食事が、今回の台湾旅行でツアーで手配した食事・個人で食べた食事の全ての中で最も美味しかった料理でした。それが合計で205元(約820円)なのですから、庶民の味は超リーズナブル♪2人だったからお惣菜が3種類しかチョイスできなかったけど、大勢で行ったらいろいろチョイスできてもっと試せたでしょうね。
注文票
夕食は17時50分から18時20分。会計をしてお店を出るときにはお店は満員で待ち行列。親子連れの団体さんがドヤドヤと入ってきて2階へ上って行くのとすれ違いました。ちょっと早めに行って正解だったようです。
士林夜市
まだ18時20分を過ぎたばかり。大人しくホテルに帰るはずもなく、圓山駅からMRTに乗って士林夜市へ夜遊びに出かけます。
士林夜市散策は18時50分から20時5分。
士林夜市では、まず←の青蛙のレモン水(35元/約140円)。
士林夜市は平日の早目の時間にも関わらず、人でごったがえしていました。
辛發亭で夕食後のスイーツを食べたくて(まだ食べる気?!)、辛發亭を探していたら、↑のお堂の前を通りました。何の神さま?辛發亭は、地図が上手く読めなくて、か~な~り~迷って何回も同じ場所をグルグルしてしまいました。それでも諦められずに探して、ようやく辿り着いた私たち。
士林夜市 辛發亭
辛發亭では、初志貫徹の珈琲雪片(70元/約280円)を注文。雪片は日本のかき氷よりも遥かに細かくて雪のような口当たり。この日、計画していたB級グルメを全制覇!本当によく歩いて、食べて食べて食べまくりました。もうお腹いっぱい。体重、確実に増えたでしょう。
これで、ホテルに戻ります。
辛發亭 珈琲雪片
ホテルに帰り着いたのが、20時30分。よく遊び歩きました。
この日の総歩数は約4万歩。私たちと同じ行程を私たちと同様に徒歩と公共交通機関だけを利用してチャレンジすると約4万歩歩くことになりますので、念のため。
お風呂を使って足をしっかりマッサージして、23時50分に就寝。