スイス・ドイツ・フランス・ルクセンブルク旅行記
2017年6月

ルクセンブルク → ベルンカステル・クース → トラーベン・トラーバッハ → ツェル → ケルン


朝食

 5時30分、起床。身支度だけして朝食へ。

 6時05分から6時45分まで朝食。安定の大手ホテルチェーンの朝食。国独自の特色がないともいう。

 朝食会場では、まだ人が少なめだったので、会場に並んだ食べ物を撮影。

朝食


シリアル、ジュース類


ハム、チーズ類


パン類


フルーツ、ヨーグルト類


フルーツ、野菜類


フルーツ、野菜類

 部屋に戻ってから、移動用にきっちりパッキング。

 7時45分、バゲージダウン。新市街のホテルだったので、散歩はせずにハーブティでティータイム。

 それでも、集合時間より少し早めにロビーに降りて、ホテルの外観とロビーを撮影。

ノボテル キルシュベルク

 8時30分、ロビー集合、出発。

 8時54分、ルクセンブルク→ドイツの国境通過。ノンストップ。建物なし。
 今回の旅行で6回目の国境通過であり、バスでの国境通過はこれで最後です。

ホテルのロビー

 この日は、ルクセンブルクから国境を越えてドイツに入り、宿泊地のケルンに行くまでに、3か所のドイツの小さな村々に立ち寄ります。
 9時40分、ベルンカステル・クースの駐車場に到着。
 駐車場の売店内にあるトイレ0.5EUR(約65円)を使用。

 駐車場近くの橋の上から街の写真を撮っていると、ツアーメンバーさんの「あの山の上のお城まで行けるかなぁ」の声が聞こえてきたので、思わず「20分くらいで行けるみたいなので、フリータイムに行くつもりです」と尋ねられたわけでもないのに、話しかけてしまいました。「あとで写真を見せてください」、「はい」で、そのときは会話終了。

ベルンカステル・クース


ベルンカステル・クース

 9時50分から、添乗員さんと一緒にゆっくりと歩きながら街の中心のマルクト広場まで歩きます。

 10時5分、マルクト広場に到着。ここを再集合場所にして、集合時間を決めてフリータイムになりました。

 10時5分から11時30分までフリータイム。

 ベルンカステル・クースはモーゼル川を挟んでベルンカステルとクースという2つの街からできているそうです。このマルクト広場はベルンカステル側です。
 オレンジ色の縁取りのルネサンス様式の建物が市庁舎。市庁舎、ミヒャエルの噴水ともに1600年代の初頭に作られたそうです。
ベルンカステル・クース ミヒャエルの噴水

 えむちゃんと私は、マルクト広場やその周辺の写真を撮りながら、橋から見えた山の上のお城=ランツフート城を目指します。

 市庁舎と木組みの家の間の道を入ると↘の細い家があります。

ベルンカステル・クース マルクト広場


ベルンカステル・クース マルクト広場


ベルンカステル・クース

 ↗の細い家の横の道をしばらく進むと→の場所に出ます。ランツフート城へは、→の写真の向かって左側の階段から登り始めます。

 少し進むと道の両脇は一面のブドウ畑に変わります。なんとも雰囲気のいい場所です。でも、上り坂は結構キツイです。

 ランツフート城を目指して息を切らしつつ、写真を撮りながらゆっくりと歩きます。

ベルンカステル・クース


ランツフート城


ベルンカステル・クース


ベルンカステル・クース

 ↑橋を挟んで向こう側がクースの街並み、手前側がベルンカステルの街並みです。

 写真を撮っていたら、先ほど橋のところでランツフート城に上れるかなぁと言っていたツアーメンバーの2人組さんが、「やっぱり上ることにしましたぁ♪」と言いながら元気いっぱいに通り過ぎて行きました。は、早い…。

 時間は十分あるので、私たちはマイペースに写真を撮りながら上りましょう。

 蛇行するモーゼル川とブドウ畑↓。絵になる場所です。

ベルンカステル・クース


ベルンカステル・クース

 あと少しでランツフート城。

 ちなみに、道路があるのでランツフート城には、クルマで行けます。私たちのようなツアー客ではない限り、クルマで行く方のほうが多いようです。というか、クルマで行くのが普通なようです。

 でも、ブドウ畑の中の道を上る方が風情があるも~ん!と強がっておきます。

 10時30分、ランツフート城に到着。テラスからはベルンカステル・クースが一望できました。がんばって上ってよかったぁ♪

ランツフート城


ランツフート城より ベルンカステル・クース


ランツフート城より ベルンカステル・クース

 ランツフート城は展望スポットとして整備されているので、テラスでベンチに座って街を見下ろしながら、ゆったりできます。
 城の内部は工事中でした。復旧作業?どのような目的での工事かは???
 内部は工事中でも、展望には支障はありませんでした。

ランツフート城のテラス
 10時52分、ランツフート城からの展望に大満足してベルンカステル・クースの街に戻ります。
ベルンカステル・クースへの道


ワイナリーの看板

 ベルンカステル・クースとランツフート城の間の徒歩の道は、→な感じ。

 ←ブドウ畑の中にたくさん立っていた看板。ブドウ畑の所有者さんかなぁと1枚。

ベルンカステル・クース

 ←ベルンカステル・クースの街まで、あと少しの場所。下り坂のほうが、周囲を見渡して、花を愛でる余裕もあったようです。

 マルクト広場まで戻ったのが11時10分を少し回ったくらいの時間でした。

 フリータイムになったのが10時5分でしたから、それから約1時間経ち、観光客の姿もそれなりに増えていました。

ベルンカステル・クース マルクト広場

 集合時間まで、まだ少しだけ時間があったので、街の細い路地に入って探検。狭い路地に木組みの家々。ロマンチック♪

 小さい街なので、路地に入っても道に迷う心配が、ほぼないところも安心できます。

ベルンカステル・クース

 路地の家々にはブドウの枝を這わせたりして、観光客の心をグッとつかむ工夫が凝らされていました。

ベルンカステル・クース

 この辺りはワインレストランでしょうか。

 本当に、どこを撮っても絵になる街並みです。

 こういう小さな街歩きは楽しくて大好きです。

ベルンカステル・クース

 ワインレストランは、時間的にまだ少し早いようで歩く人も少なく、ひっそりと佇んでいました。

ベルンカステル・クース

 適当に歩いていたら、クマの噴水のあるちょっとした広場?に出ました→。大喜びでクマさんと記念写真を撮ったところで、マルクト広場に戻ります。

 フリータイムが1時間25分もあって、ゆっくりできる~などと思っていたら、もっともっとと歩く時間が欲しい街でした。結局クース側に行く時間は全然ありませんでしたし、ね。それは、ランツフート城に行っていたからかぁ。ふむぅ。

ベルンカステル・クース

 集合時間になり、マルクト広場から添乗員さんと一緒に徒歩で写真を撮りながら昼食のレストランへ向かいます。

 途中には、こんな→素敵な広場がありました。ベルンカステル・クース、奥深いです。

 11時45分から13時2分まで昼食。

 レストランのイメージキャラクターのおじさんのイラストが可愛くて笑えます。

ベルンカステル・クース


昼食のレストラン

 ↓ワインを飲んで赤ら顔のおじさん。キャッチーです(笑)

昼食のレストラン


昼食のレストラン

 このレストランでは、同じツアー会社主催の大阪出発のグループと同じ時間帯に昼食。いつもは、絶妙にずらしているのか?同じタイミングにならないのですが…。

昼食のレストラン

 さくらんぼジュース2.6EUR(約340円)があったので、珍しいので頼みました。ドイツに入って若干物価が安くなったかな。

 サラダとターフェルシュピッツのマスタードソースが美味しかったです。

さくらんぼジュース


サラダ


ターフェルシュピッツ

 ワインクリームはワインのムースでアルコールが効いていました。見た目もオシャレで映えます。
ワインクリーム


Dr.Pauly-Bergweiler

 昼食後、13時15分から13時55分までベルンカステル・クースのバスの駐車場の近くにあるワインセラーDr.pauly-Bergwilerでワイナリー見学&試飲とお買い物。

 最初は醸造所の見学。さくっと見学後は、モーゼルワインの試飲。

 リクヴィルで試飲したのがアルザスワインで、こちらはモーゼルワイン。“味の違いをお楽しみください”がツアーの売りですが、アルコールは普段飲まないので、違いはさっぱり分かりませんでした。
 ワインを試飲した部屋にあったワイナリー所有のブドウ畑の場所とその変遷の地図を見ていたら、午前中に上ったランツフート城への道の周囲のブドウ畑が、このワイナリー所有のブドウ畑だと分かりました。
 そうすると一気に親近感が沸いてきます(笑)
Dr.Pauly-Bergweiler

 私たちがランツフート城まで上ったときに道の周囲で実を付けていたブドウから作られたワインが、私たちの後にこのツアーに参加される方々が召し上がられているかもしれないと思うと不思議な気がします。
試飲のワイン

 14時、ベルンカステル・クースを出発。

 トラーベン・トラーバッハの街近くまで来たところで、ドライバーさんがトラーベン・トラーバッハの街の駐車場へ行くための橋を間違えて、その辺を走り回って10分以上ロスタイム。

 14時55分、トラーベン・トラーバッハ駐車場到着。

 14時58分から15時25分まで、トラーベン・トラーバッハ散策。
 メインストリートまで添乗員さんと一緒に行って、各自でバスに戻ります。

トラーベン・トラーバッハ


トラーベン・トラーバッハ

 トラーベン・トラーバッハもベルンカステル・クースと同じくモーゼル川の対岸の2つの街トラーベンとトラーバッハからなっています。

 トラーベン・トラーバッハのメインストリートは、←な感じ。

 観光客の姿も少ない田舎の街です。メインストリートも見渡せる範囲内で、ぶらぶら歩くかカフェでお茶するか。ただ、カフェでお茶するにしては、時間が足りなくて落ち着いて飲み物も飲めない時間しかありません。
 トラーベン・トラーバッハでモーゼル川は大きく蛇行しているそうですが、街の近くのモーゼル川付近の駐車場でバスを降りて、街のメインストリートを往復する散策では、そのモーゼル川の蛇行の様子は全く見ることはできませんでした。

 15時30分、トラーベン・トラーバッハを出発。

トラーベン・トラーバッハ


ツェル バスの車内より

 15時50分、ツェルの駐車場に到着。

 ツェルは黒猫伝説で有名です。ざっくりと紹介すると、

 1863年、あるワイン商人がこの村にワインの買い付けにやってきた。試飲をして選び抜いた結果、3つの樽に絞られ、この3つからどの樽を買うか迷っていたら、黒猫がやってきてある樽の上に飛び乗って背中を丸くして唸ったので、ワイン商人は黒猫が乗った樽を買ったところ、そのワインはよく売れたため、その後、ワイン商人はそのワイン樽と同じ畑でできたワインを全部買い占めた

という逸話です。
 そんなことから、この街の売りは黒猫。街のどこを歩いていても、どこを見ても黒猫オシです。
ツェル

 15時55分から16時40分まで、ツェル散策。ここでもメインストリートまで添乗員さんと一緒に行き、各自で集合時間までにバスに戻ります。

 ということで、メインストリート↓を歩いて、どれだけ黒猫をゲットできるか、目につく黒猫さんを捕獲します。

ツェル


ツェル メインストリート

 今回の旅行の前にツェルを訪問された方の旅行記を拝見して、ツェルのリカーショップに猫型ボトルのワインを売っているお店があるのを知りました。

 そこで、ぜひ、その猫型ボトルのワインを買おうと虎視眈々と、そのお店を探しながら歩きました。このために、アルザスワインもモーゼルワインも買わなかったので~(笑)

 そして発見!

ツェル


ツェル リカーショップ

 ←このお店に猫型ボトルのワインがありました。
 赤ワインにするか白ワインにするか悩んで、黒猫っぽく見えるような気がする、写真→向かって左端の赤ワインの猫さんを1本8.5EUR(約1,100円)連れて帰りました。

 飾り戸棚に飾っているだけでこの猫型ボトルのワインは飲んでいないので、お味はわかりませ~ん(爆)

ツェル 猫型ボトルのワイン


ツェル


ツェル


ツェル


ツェル

 ↑おそらくツェルの街のメインの広場?黒猫伝説を模した噴水もありました。徹底しています。

 メインストリートを端から端まで歩いて、お目当ての猫型ボトルのワインを買ったら、45分の散策時間でピッタリでした。

 16時40分、ツェルを出発。

ホテルの部屋

 18時55分、ケルンのホテルに到着。

 19時10分、部屋に入って電気系統と水回りのチェック。
 湯沸かしポットも部屋にありました。

 大都会ケルン。スタイリッシュなホテルです

ホテルの部屋

 バスルームのアメニティグッズもたくさん置いてありました。
ホテルのバスルーム


ホテルのバスルーム


ホテルのアメニティ

 そして、ホテルの部屋の窓からは遠くにケルン大聖堂が見えました。ケルン大聖堂ビューの部屋です♪

 部屋回りのチェックを終えたら、ロビーへ降ります。ホテルのレストランで夕食です。

 19時30分から20時40分まで夕食。

ホテルの部屋より ケルン大聖堂


ホテルのロビー

 今まで田舎町を巡っていたので、ものすご~くオシャレなレストランに感じてしまいます。

 飲み物はファンタ2.4EUR(約300円)。レストランはオシャレですが、飲み物の料金はホテルのレストランにしてはリーズナブルです。

 人参と生姜のスープには焼いた海老が串に刺さって添えられていました。これは一体、どういう料理?

ホテルのレストラン


ファンタ


パン


バター


人参と生姜のスープ




赤身魚のソテー
白アスパラガス、
ニョッキ添え


クレームプリュレ
ベリーのシャーベット、
ベリーのスウィーツ添え

 魚料理に添えられていた白アスパラガスは、初めて食べた気がします。

 どの料理も上品でオシャレで美味しかったです。

プルマン ケルン

 ホテルからケルン大聖堂まで徒歩約10分くらいの立地なので、21時に近くなっていましたが、ケルン大聖堂まで個人的に散歩に行きました。

 20時45分から21時30分まで、ケルン大聖堂まで散策。

ケルン 大聖堂

 ホテルの正面玄関を出て、ホテルに背を向けて右手に回り込むように大通りに出たら、ほぼほぼ真っ直ぐな一本道でケルン大聖堂前です。

 歩いて行く正面に大聖堂が見えているので、迷う心配はありませんでした。

ケルン 大聖堂

 ケルンの大聖堂はこの季節、21時でもライトアッププされないようです。
 正面向かって右手から横手に回り込んで大聖堂の周囲を1周しました。

ケルン 大聖堂

 大聖堂近くに↓が置いてありました。大聖堂の装飾の一部でしょうか?

ケルン 大聖堂付近にて

ケルン 大聖堂


ケルン 大聖堂

 大聖堂までの散歩ができて大満足でホテルに戻り、お風呂に入ってからコーヒータイム。

 24時、就寝。

 本日の総歩数は、16,224歩。