オーストリア旅行記 |
ウィーン
朝食
5時30分、起床。
6時35分から7時10分、朝食。
ヨーグルト4種類。ベーコンは塩辛くない。オレンジジュースも普通。
7時20分から8時、前日にチェックしておいたスーパーへ昼食用のパンの買い出し。2人分(計4つのパン)で3.16EUR(約410円)。
8時30分、部屋を出る。フロントでウィーンシティカードの販売をチェック。宿泊したホテルでのウィーンシティカードの取り扱いは48時間券と72時間券のみで、24時間券はなし。
9時、ホテル出発。前日までのバスでドライバーさんも同じ。ウィーンの現地ガイドさんは日本人男性。
午前中は、ツアーでのウィーン半日市内観光。
9時20分、シェーンブルン宮殿に到着。
シェーンブルン宮殿
シェーンブルン宮殿
9時30分から10時20分、シェーンブルン宮殿内の見学。グランドツアーで40室の見学。シェーンブルン宮殿の内部はカメラ・ビデオ撮影不可。
館内見学の感想は…2015年の中欧旅行のときにシェーンブルン宮殿を見学したときと同じ(^_^;)
宮殿の内部見学後、10時23分から11時までフリータイム。
宮殿の庭園を散策しました。庭園では、何かのイベントのため設備の設営作業中で、観光の美観的にはイマイチでした。
シェーンブルン宮殿 庭園
シェーンブルン宮殿 庭園
シェーンブルン宮殿 庭園
シェーンブルン宮殿 庭園
シェーンブルン宮殿 庭園
庭園の色とりどりの花々、とくにバラが満開でテンション↑↑。フリータイムイムを目一杯使って庭を走り回りました。
宮殿の正門近くの建物のトイレ0.5EUR(約65円)を使い、集合場所へ。集合場所はトイレのある建物の前(笑)。
11時06分、バス出発。リンクをバスで1周。
車窓を流れるリンク沿いの建物を見学。
11時50分、オペラ座付近でバスを降り、旧市街の徒歩観光スタート。添乗員さんからは、好きなところで添乗員さんに一声かけてツアーから離脱してOKとアナウンスがありました。
オペラ座付近から、通りや建物をゆっくり見ながらシュテファン寺院まで歩きます。
ツアーはシュテファン寺院で折り返して、オペラ座付近にある宿泊ホテルへの帰りの路面電車乗り場に案内するとのことでした。
私たちは、シュテファン寺院前で添乗員さんに断って、ツアーから離脱。フリータイムに。
シュテファン寺院
シュテファン寺院 内部
12時20分からフリータイム。
さらっとシュテファン寺院の内部の無料エリアを見学。荘厳な雰囲気が漂っていました。
シュテファン寺院見学後、シュテファン寺院から徒歩数分のところにあるペーター教会へ向かいます。
シュテファン寺院
ペーター教会へは、夜に開催される教会コンサートのチケットを購入するために行きました。
ペーター教会
チケット売り場がすぐに分かるかどうか心配でしたが、行ってみると一目瞭然。教会前に折り畳みのデスクを出したそれらしき男性が立っていました。
教会コンサートでは、カテゴリーが良いエリア(前方エリア)から順に、Ⅰ→Ⅱ→Ⅲとあり、取り敢えず、どんな感じなのか雰囲気が味わえればいいよね~ということで、カテゴリーⅢのチケット29EUR(約3,770円)を購入&現金で支払い。渡されたのは人数とカテゴリーが書かれたバウチャー。19時30分までに来るようにと言われました。
5分でさくっとチケット購入終了。チケット売り場の方との会話は全て英語です。
ウィーンの何か所かで開催されている教会コンサートで、このペーター教会のコンサートを選んだのは、まず立地の良さ。昼間、前もってチケットを購入しに行き易さ、市内観光のルートで最後に教会に戻るルートの取り易さ、コンサート後、公共交通機関を利用してホテルに戻る利便性を考えて、このペーター教会にしました。
昼食のパン
ウィーンシティカード
シュテファン寺院の前に戻って、朝、スーパーで購入したパンで簡単に昼食。
お店に入って昼食するように調べたのですが、昼食にどれだけ時間がかかるか分からず、昼食に時間がかかってしまったら、予定している見学をいくつかパスしなければならなくなるので、同行のえむちゃんと相談して、観光を優先して昼食は簡単に済ませることにしたのでした。
昼食後、シュテファン寺院から徒歩10分ちょっとのインフォメーションへ行き、ウィーンシティカードの24時間券17EUR(約2,210円)を購入。
国立図書館プランクザール
13時20分から13時50分、国立図書館プランクザール6.5EUR(約850円)。シティカード提示。
こちらでトイレを使わせていただいてから見学スタート。
見学者も多すぎもせず、少なすぎもせずで、快適な見学空間。
国立図書館プランクザール
世界一美しい図書館とガイドブックにあったので見学。確かに図書館としては機能にプラスして装飾性も十分な図書館です。
国立図書館プランクザール
ただ、ポルトガルのコインブラの大学の図書館が私の絢爛豪華な図書館の基準になっており、こちらの国立図書館プランクザールの私的な印象は、“質実剛健”でした。主観になるので、難しいです。
見学後、えむちゃんに感想を聞いたところ、私と同じ感想でした(苦笑)。
国立図書館プランクザール
カプツィーナー教会
14時から14時20分、ハプスブルク家の墓所カプツィーナー教会見学。シティカード提示で6EUR(約780円)。
教会に入ってから、階段を階下へ降りるとハプスブルク家の方々が眠る納骨堂があります。
静寂が広がる空間…のはずですが、たまたま私たちが行ったときは、課外授業なのかマリア・テレジアの棺の周囲に学生グループが群がり、先生らしき方が説明をされていました。こうしてマリア・テレジアは血の通った実際にウィーンに生きた人物として、彼らの心に刻み込まれるのでしょう。
学生さんのグループが過ぎ去ってから改めてマリア・テレジアの棺とご対面。
カプツィーナー教会
マリア・テレジアの棺
フランツ・ヨーゼフ1世など、数多の歴史上の人物が眠っていらっしゃいます。
ハプスブルクの歴史の重みに少しだけ触れて見学終了。
次の見学場所であるオペラ座に向かいます。
カプツィーナー教会
マリア・テレジアの棺
カプツィーナー教会
カプツィーナー教会
フランツ・ヨーゼフ1世の棺
オペラ座 内部見学入り口
(見学後に撮影)
見学開始時刻の30分前までにオペラ座入り口に集合するように教えていただいていたとおり、14時30分少し前にオペラ座に到着。
オペラ座 内部見学時刻
(見学後に撮影)
大勢の見学者でごったがえす中、内部見学用のチケット売り場でチケット購入9EUR(約1,170円)。
チケットをゲットできて、ホッとして辺りを見回すとツアーメンバーの方々数人のお姿を発見し、ご挨拶して一緒に日本語ツアーの集合を待ちました。
時間になり、各々、参加する言語の看板のところに集まります。私は、当然日本語↓。日本語ツアーがあってよかった♪
オペラ座 内部
ガイドさんは現地の男性日本語ガイドさん。
15時03分から15時48分まで、ガイドツアー。ガイドさんに説明していただきながら、オペラ座内部を見学。
オペラ座
日本語ツアー集合場所
各言語ごとに、少しずつ距離を開けたり、回る順番を変えたりして説明する声が重ならないようにしているようです。
オペラ座 内部
オペラ座 内部
オペラ座では演目の上演では赤字で、内部見学などで補填しているそうとガイドさんがおっしゃっていました。オペラ座のチケット代は、結構なお値段ですので、それで赤字になるのに驚きました。スタッフ・キャストetcの人件費、この劇場の維持費、これまでの衣装の管理費など、もろもろの費用がかさむのでしょうか。
舞台上では、次の演目のセットの作成?大勢のスタッフさんたちがお仕事をなさっていました。
約45分の見学ツアーはスタート地点のロビーで終了。
オペラ座 内部
オペラ座 舞台の客席
オペラ座 舞台と客席
ゲーテ像
見学後、えむちゃんと顔を見合わせて、「ブタペストのオペラ座見学のほうが面白かった」で意見が一致しました。
オペラ座内部見学後、ゲーテ像さんやモーツァルト像さんにご挨拶しながら、美術史美術館へ移動。
この日は、モーツァルト像さんの周辺の人は少なかったです。花のト音記号好きです♪
モーツァルト像
自然史博物館
美術史美術館は2015年の中欧旅行の際に訪れているので、当初、見学予定にしていませんでした。
それが、2018年はクリムト没後100周年で、美術史美術館正面階段上部に描かれたクリムトの壁画を見るための臨時階段が、今回の旅行期間を含んで設置される予定とガイドブックに掲載されていました。そこで、急遽、この滅多にない…恐らく私にとっては一生に一度のまたとないチャンスを享受させていただくことにしました。
16時10分から17時45分まで、美術史美術館見学14EUR(約1,820円)。
クリムトの壁画を間近でたっぷり見学する気満々で入場。ほとんどそれが目的言っても過言ではありません。
美術館に入り、2階上部のクリムトの壁画に目をやると、臨時階段が設置されており、そこに多く見学者さんたちが佇んでいらっしゃるのが、目に飛び込んできました↓。
美術史美術館
逸る心を抑えつつ、臨時階段の上り口に→。
美術史美術館 臨時階段
下から見るだけでは分からない&見えない部分にまで、クリムトの作品が存分に描かれています。
思わず、「こんなところにまで描いてあったのかぁ!」とつい、口について出てしまいました。
美術史美術館 内部
臨時階段とクリムトの壁画
美術史美術館 クリムトの壁画
美術史美術館 クリムトの壁画
美術史美術館 クリムトの壁画
あらゆるところを激写しまくり(爆)。
ときの経つも忘れて写真を写してから、ゆっくりと絵に見入りました。もしかしたら、この先、ウィーンを訪れる日があったとしても、この目線で、これらの絵を堪能できるかどうか。一期一会の時間を大切にしてじっくりと鑑賞。
THE クリムト!な感じの女性→。
美術史美術館 クリムトの壁画
私たちが訪れた2018年5月には、この臨時階段が設置されていましたが、2020年8月現在で、臨時階段がどうなっているのかは分かりませんので、ご了承ください。
たっぷり堪能して満足♪
このクリムトの壁画を見るために美術史美術館を訪れましたが、せっかく訪れたのだからと欲が出て、他の作品も鑑賞することにしました。
美術史美術館 クリムトの壁画
美術史美術館 内部
美術史美術館
フェルメール 「絵画芸術」
美術史美術館 内部
鉄板のフェルメール「絵画芸術」鑑賞。
いただいたリーフレットにエジプト部門にクリムトの作品が展示されているとあったので、美術史美術館のエジプト部門の展示室へ初めて行きました。
←の正面奥に→のクリムトの作品が展示されています。
美術史美術館
クリムトの作品
これで美術史美術館の見学終了。
美術史美術館からデーメルへ移動。
デーメル
18時から18時43分まで、デーメルでザッハトルテ5.5EUR(約710円)とアインシュペナー5.9EUR(約(770円)でコーヒータイム。
デーメル ザッハトルテ
デーメル
ザッハトルテとアインシュペナー
デーメルのザッハトルテとアインシュペナーのお味は…「ん~、デーメルのザッハトルテはこういう味かぁ」です。
デーメルのザッハトルテが、結構、お腹にずっしりきたので、夕食はパス。シュテファン寺院の前で休憩。
周囲の観光客さんがタバコを吸いだしたので、少し早いけれどもペーター教会へ。19時20分にペーター教会。教会に着くと、バウチャーをチケットと引き換え、演奏する曲目が印刷されたA4の紙を渡されました。
ペーター教会
ペーター教会
教会コンサート
セットリスト
セットリストとチケットを受け取るとすぐに教会に入って席に案内されました。
ペーター教会
教会コンサート
チケット
同一カテゴリーの先着順で前方の席に案内されるので、早めに行った私たちはカテゴリーⅢの最前列に案内されました。目の前の席に座る方々はカテゴリーⅡの方…チケット代が10EUR(約1,300円)も高い…なので、時間に余裕があるなら、早めに行くのが良いようです。
演奏中はビデオ・カメラ撮影禁止。
20時02分から21時07分まで、7曲+アンコール1曲。
バイオリン2人とビオラ1人、チェロ1人の弦楽四重奏で、教会独特の素晴らしい音響効果で、素晴らしい音が教会中に響き渡りました。
教会の雰囲気もあり、1時間のコンサートがあっという間に感じられるほど感動的なコンサートでした。
終演後、ビオラの奏者が日本人女性だったこともあり、応援の意味も兼ねて教会内で販売していたこのカルテットのCD12EUR(約1,560円)を購入しました。
ペーター教会 内部
同行のえむちゃんは、すっかり教会コンサートの虜になり、「また教会コンサートに行きたい!今回のオーストリア旅行で1番良かったのがこの教会コンサート」とまで言っています。
ペーター教会を出て徒歩数分、シュテファン寺院の前にある地下鉄U1のシュテファン駅に向かいます。数分なので安心です。
21時16分、地下鉄乗車&発車。
21時23分、ケプラープラッツ駅(ホテルの最寄りの地下鉄駅)着。徒歩でホテルへ。
21時40分、ホテル着。
22時から23時55分、お風呂。
23時55分から24時30分、小腹が空いたので持参したカップ麺とコーヒーで夕食。
25時、就寝。