台湾旅行記
2019年6月

台南 → 高雄 → 台北


朝食のレストラン

 5時45分起床。

 6時30分から7時25分、朝食。

 台南のレストランは、まだ朝食に訪れているお客さんはほんの数人で ← のように閑散としていました。

 席へは、レストランの係りの方が案内してくださり、食べ物をとりに行くために離席するときは、三角の札を立てるように説明がありました。
 お客さんの人数が少なかったので、レストラン内の料理を激写。

朝食のレストラン
ヨーグルト類


朝食のレストラン
チーズ、ハム


朝食のレストラン
野菜類


朝食のレストラン
パン


朝食のレストラン
ドリンク


朝食のレストラン
ホットミール類

 オムレツを焼いていただき、中華の点心も少しだけいただきました。
 朝からアイス ↓ も食べていたようです。

 7時25分から9時05分、部屋でコーヒーを飲みながらまったり。この朝は土砂降りの雨だったため、さすがに散歩に行く気になれず、大人しく部屋にいました。

 9時05分、部屋を出てチェックアウト。

 9時10分、ホテル出発。

朝食


朝食

 現地ガイドさんは、台北到着からずっと同じ方で、クルマ&ドライバーさんは前日(行程2日目)台南に到着したときから引き続きでした。
 ホテル出発後、土砂降りの雨の中、クルマで台南から高雄へ向かいます。

 ホテルを出発後、現地ガイドさんが何やら頻繁に携帯電話をかけてやり取りをしています。何度か電話をかけたりかかってきたりを繰り返して、「謝謝、謝謝」で落ち着いたので、ホテルに忘れ物をして、それが見つかって手元に届く算段がついたのかなぁと勝手に想像していました。
 この電話の件について現地ガイドさんから説明があり、↓

 「昨日(行程2日目)、バッグが雨に濡れたので、濡れたものをホテルの部屋で捨てたら、その中に今日(行程3日目)の台湾新幹線のチケットが入っていました。新幹線のチケットは見つかったので、同じ旅行会社の台南の同僚が高雄の昼食のレストランまで届けてくれることになりました」

 想像の斜め上をいく衝撃の展開。

 台南から高雄の昼食のレストランまで新幹線のチケットを届けてくださる同僚さんには、後で食事をおごることで手をうったそうです。

 この3人分の高雄→台北の新幹線のチケットを自腹で買いなおすと、現地ガイドさんの今回の私たちの行程のガイド代が飛んでしまうらしいです。

 現地ガイドさん、そこまで明け透けに話してしまっていいのですか?説明されなければ、私たちには分からなかった(想像もしていなかった)展開なのに…。

 新幹線のチケットの衝撃のカミングアウトの後、えむちゃんと私から現地ガイドさんに

 「台南で食べたマンゴーがおいしかったので、台北でもマンゴーを買いたいので、水果店があったら教えてください」

 と、お願いしました。すると現地ガイドさんは意気揚々と

 「ほら~、やはり足りなかったのでしょう。」とご満悦。

 えむちゃんが、「1回に食べる分としては十分でした。ものすごくおいしかったので、台北でもまた食べたいのです。」と万全の説明。

蓮池潭 龍虎塔

 10時、高雄の蓮池潭の龍虎塔前に到着。
 高雄は曇天ながら、雨が上がっていましたのでホッとしました。
 現地ガイドさんの蓮池潭や龍虎塔の説明あと、春秋閣の前を再集合場所としてフリータイムになりました。

 10時10分から10時45分、蓮池潭フリー見学
 6年ぶりの龍さん虎さんとの再会です。

蓮池潭 龍虎塔前

 龍の口から龍の塔に入り、龍の塔の内部のを通って塔の上部を目指します。

 向かって左端の赤い衣の方が閻魔様だったはず ↓。

龍虎塔と慈済宮

 龍の塔の上部から蓮池潭と、蓮池潭を挟んで龍虎塔のお向かいにある慈済宮を眺めたり、方向を変えて、春秋閣や五里亭、北極玄天上帝像を激写したりと大忙し。

 慈済宮はお医者様の神様をお祀りしていて、五里亭は春秋閣の東屋、北極玄天上帝様は道教の神様だそうです。
 蓮池潭とその周辺には神様がいっぱい。

龍虎塔 龍の塔内部


蓮池潭 龍の塔より
五里亭(手前)と北極玄天上帝像(奥)


蓮池潭 龍の塔より
春秋閣

 龍の塔を出たら虎の塔に入り、ここでも虎の塔の上部を目指します。
龍虎塔


龍虎塔と慈済宮

 虎の塔でも内部のレリーフや塔からの蓮池潭の眺めを堪能。

 ← 龍の斜め後ろからのショットと虎の横顔 →(笑)

 龍と虎、双方の塔を上って龍虎塔を目一杯楽しんで蓮池潭の風景を思う存分味わいました。
 龍虎塔見学の次は、慈済宮にお参り。

 この慈済宮は2013年に高雄を訪れたときのガイドさんはスルーしたので、外観・内部ともしっかり見学するのは初めてです。

 余白の隙間なく、眩く煌びやかな空間でした。

 慈済宮は初めて訪れた場所でしたので、欲を言えばフリー散策ではなく、ここは少し現地ガイドさんの説明を聞きたかったかも。

慈済宮


慈済宮


慈済宮


龍虎塔 春秋閣より撮影

 慈済宮の見学後は、蓮池潭に沿って春秋閣まで移動。

 春秋閣から、龍虎塔の方向を見てみると、龍と虎の横顔がバッチリ。正面から見ることの多い、龍虎塔のほぼ横からの姿です。

 ここから、春秋閣の見学。

 春秋閣は、春閣と秋閣の2つの建物から成り、関羽を祀るために建てらたそうです。
 龍の背中に乗っている白い衣の方は観音様とのことです。

 春秋閣は龍の口から入って内部見学ができるようですが、時間の関係で内部見学はしませんでした。

 それでも、2013年に訪れたときは通路を通り過ぎただけだったのが、いろいろと見て歩けて楽しかったです。

春秋閣


春秋閣 五里亭


春秋閣より啓明堂を撮影


春秋閣


春秋閣

 再集合場所の春秋閣前で現地ガイドさんと合流して次の観光場所の寿山公園へ向かいます。

寿山公園 忠烈祠

 11時05分、寿山公園着。トイレを使い、見学場所まで移動、現地ガイドさんの説明後、フリータイムに。

 11時10分から11時23分まで寿山公園フリー見学。到着時には降っていなかった雨が、途中から降り出しました。

寿山公園 忠烈祠

 寿山公園からは高雄の街並みが一望できるはず…が、高雄のシンボルの高雄85ビルは、低く垂れこめた雨雲の中に ↓。

寿山公園


寿山公園

 寿山公園散策時に再び降り出した雨は、寿山公園から次の観光地である美麗島駅へ向かう途中で、更に激しさを増し、美麗島駅に着いたときには土砂降りになっていました。

 地下鉄の美麗島駅の出入口付近に駐車したクルマから降りて、素早く地下鉄美麗島駅構内に入りました。

 11時38分から11時48分まで、美麗島駅見学。

美麗島駅


美麗島駅

 高雄で、ここ、美麗島駅を訪れるのは、初めてでいろいろなガイドブックにカラフルな写真付きで紹介されていた場所ですので、楽しみにしていました。

 駅の空間を上手~く利用して、オシャレスポットになっています。4500枚のステンドグラスからなる光のアートは圧巻。

 大興奮で、あらゆる角度から激写しまくりました。

美麗島駅


美麗島駅

 11時57分、昼食のレストランの紅毛港海鮮餐廳に到着。

 12時から12時57分まで、海鮮料理の昼食です。
 ここでは、いくつかの料理がまとまって出てきたときと、5分前後の間隔を開けて料理が配膳されたときがありました。

 海鮮料理のせいか、どの料理もおいしくいただきました。
 タケノコは私的には…でしたが…。

 ゼリーは、おそらく黒糖の味でした。

紅毛港海鮮餐廳


昼食 セッティング


エビのボイルド(2人分)


ハマグリのピリ辛炒め(2人分)


イカの包み揚げ(2人分)


カジキの天ぷら(2人分)


焼きイカ(2人分)


タケノコ(2人分)


ホタテのおこわ(2人分)


すり身団子のスープ(2人分)


スイカ


ゼリー(2人分)


ゼリー

 昼食後、新幹線の高雄駅(左営駅)に向かいます。高雄から一気に新幹線で台北へ移動します。
高雄駅

 13時20分、新幹線の高雄駅着。

 新幹線(高鐡)の高雄駅と臺鐡(いわゆる国鉄)の高雄駅(新左営駅)は隣接しているようです。

 13時26分から13時40分、フリータイム。トイレへ行ったり、駅構内を歩き回りました。

高雄駅


高鐵 高雄駅 ホーム

 集合時間になり、新幹線のホームに降ります。

 既にスタンバっていた乗車する新幹線を撮影して車内へ。
 新幹線のチケットがヨレているのは、前日の雨で現地ガイドさんのバッグの中で濡れたため。

 無事に新幹線のチケットは届きました。

新幹線 チケット

 13時55分、高雄駅発。

 フルーツ風味のお水を調達していたようですが、記録・記憶ともになし。

レモンケーキ

 1日目の台中のホテル近くの一福堂で買っていたレモンケーキをこの移動の新幹線車内でいただきました。暑さで少しケーキのコーティングが溶け気味になっていました。
 おいしく糖分補給完了。

 新幹線の車窓を流れる風景を見ながら、まったり。

高雄~台北の新幹線車内


霞海城隍廟

 15時29分、台北駅着。

 台北駅で待っていてくださった台北のドライバーさんと合流して、ベンツの8人乗りのバンに乗車します。

 15時42分、台北駅発。
 8人乗りのバンの運転席にドライバーさん、助手席に現地ガイドさん、運転席、助手席の後ろの座席に、私たち2人の4人の乗車で広々空間です。

 15時52分から16時10分まで、霞海城隍廟のフリー散策。

霞海城隍廟

 霞海城隍廟は迪化街にある道教寺院で、主祭神は城隍爺さまだそうです。
 そこに1971年に、縁結びの神の月下老人が奉納されてからは、恋愛成就を願う参拝客でにぎわっているとのことです。

 ← お供え物の山 → 。

霞海城隍廟


迪化街

 霞海城隍廟で城隍爺さまと月下老人さまにお参りした後は、周辺の迪化街をブラブラ。

 迪化街は、漢方薬、からすみなどの乾物、布の台湾随一の問屋街だそうです。

 最近はリノベしたカフェや可愛い雑貨店もオープンしているそうで、歩いているだけで楽しい場所でした。

迪化街

 16時20分から16時40分、免税店。

 トイレをお借りし、お茶の試飲。
 係りの方がお茶を淹れるのをホ~っと見ていましたが、私たちにお茶への興味が全くないのが見て取れたのか、かなり省略した感じで終了(^_^;)

 16時45分、免税店出発。
 16時55分から17時25分、永康街散策。

 永康街に永康水果園という水果店がありました。こちらのお店では、マンゴーがカットされてパックに入って売っていました。生のライチも束で販売。

 嬉々としてこのお店で現地ガイドさんのアシストというか、現地ガイドさんの仕切りで、カットマンゴーと生のライチを購入。両方合わせて332元(約1,330円)。私たちはお金を払っただけで、マンゴーとライチの品定めは現地ガイドさんにお任せでした。

永康水果園


永康水果園
店頭

 マンゴーを上手にカットする自信がない私たちには、カットマンゴーがホテルで気軽に食べやすくて、ありがたいです。

永康水果園
ライチ 店頭

 この夜と翌日の夜のホテルの部屋でのおやつタイムのマンゴーとライチが確保できて、安心して永康街を散策。

 永康街では、この後、鼎泰豊で夕食、更に夕食後にマンゴーカキ氷のツアー行程になっていますので、街並みや店先を見て楽しむ時間でした。
 17時25分から18時05分、永康水果店の目と鼻の先にある鼎泰豊で夕食。

 17時25分という、夕食には大分早い時間帯にもかかわらず、鼎泰豊の前には、それなりの数の人がいました。

 私たちは、散策中に現地ガイドさんがお店に行っていたのか、待たずにすぐに入店。

 2013年の台湾旅行のときは、鼎泰豊では昼食でした。今回、2019年の台湾旅行では夕食。メニューは果たして…。

鼎泰豊


鼎泰豊 セッティング


小龍包(2人分)


小龍包


空心菜

 小龍包をレンゲに乗せ少量の生姜をトッピングしていただきます。熱々ジューシーでおいしい。ただ、2013年は1人分が5つだったのが、2019年では1人分が4つです!

 空心菜は安定のおいしさ。
 蝦肉蒸餃と蝦仁焼売の味の違いは???。
 酸辣湯は酸っぱくてムリ!でした。
 アンコ入り小籠包の豆沙小包はアンコぎっしり。

蝦肉蒸餃


蝦仁焼売


菜肉蒸餃


酸辣湯

肉絲蛋炒飯


豆沙小包

 2013年は鮮魚蒸餃だったのが、2019年では蝦仁焼売でした。
 更に微妙な違いは、2013年は蛋炒飯だったのが、2019年は肉絲蛋炒飯と、炒飯が肉入りか否かの違いがありました。

 また、2013年には小菜と寧式黄芽菜の2皿の小皿が付いていましたが、2019年には小皿の料理はありませんでした。

 基本は一緒ながら、微妙に違うのは2013年と2019年の6年の歳月からなのか、手配した旅行会社が違うからなのか…。

鼎泰豊 ぬいぐるみ


思慕昔
(夕食前の散策時に撮影)

 鼎泰豊での夕食終了後、同じ永康街にある思慕昔に移動
18時12分から18時28分思慕昔でマンゴーカキ氷タイム
このマンゴーカキ氷はツアーの行程に含まれています。

 思慕昔は、まだ台湾では食べに行ったことのないお店でしたのでラッキー。

 ここで現地ガイドさんにおススメされて、夕食前に買ったばかりのライチを試食(カキ氷のお店でいいのか?と思いつつ…)。
 ライチは皮が簡単に剥けてて甘くておいしかったです。現地ガイドさんに「簡単に剥けて甘いです~」と言うと、現地ガイドさんは我が意を得たりの会心の笑顔。
 マンゴーは甘くておいしく、マンゴーアイスもおいしかったです。カキ氷はフワフワでした。

 ここで食べたマンゴーカキ氷は旅行会社スペシャルで、普通のマンゴーカキ氷の半分くらいの量なのだそうです(by現地ガイドさん)が、夕食を食べたばかりでお腹がいっぱいだったこともあり、カキ氷を少し残してしまいました。
 えむちゃん的には、カキ氷がイマイチ口に合わなかったらしく、スイーツ大好きなのに珍しくカキ氷を残していました。

 18時30分、永康街を出発。

思慕昔 マンゴーカキ氷

 ホテルまでの時間で翌日のフリータイムの予定を現地ガイドさんから尋ねられ、自力で平渓線に乗って十分に天燈上げをしに行くと答えました。いい機会なので、十分のおススメの天燈屋?さんをお聞きすると「吉祥天燈が(手配した旅行会社で)いつも行くお店で、日本語が通じる」と教えていただきました。日本語が通じる!そこ、重要です。

 18時50分、ホテル着。

 ここで1日目の松山空港から2日半お世話になった現地ガイドさんとお別れです。ありがとうございました。
 5日目の帰国時のホテルに空港まで送るピックアップとの待ち合わせの時間と場所を説明されました。

 同時に「十分まで行って来るのが、すごく心配」とのことで、現地ガイドさんとLINEの交換をして、何かあったら連絡するように言われました。
 漢字の国で、漢字を現地語読みはできないけれど日本語読みはできる私たち。列車の行先表示も漢字ですし、何がそんなに心配なのか???でした。

ホテルの部屋

 18時57分、部屋に入って、電気系統と水回りのチェック。湯沸かしポットあり。TVはTECO。ってどこのメーカー?

 やけに細長い部屋で、長い部分に荷物を置けて、居住空間をゆったり使えました。

ホテルの部屋

 ごく普通の旅行者用のホテルで、2019年の台湾旅行のときのホテルの部屋の中では、ここが最も落ち着きました(笑)。

 私たちは、“無駄に広い”や“無駄にオシャレ”な部屋は落ち着かないようです。

ホテルのバスルーム


ホテルのバスルーム


ホテルのバスルーム

 永康街で買ったマンゴーとライチを部屋の冷蔵庫に入れてから、夜のお散歩に出かけます。

 台北の宿泊ホテルのゴールデンチャイナ(康華大飯店)のお隣りがスーパーですので、19時30分から19時45分まで、ザッと見て回りました。

 その後、現地ガイドさんがホテル近くにある夜市としておススメしてくださった四平街夜市へ。ホテルから徒歩約15分の場所でした。

 四平街夜市に着いたのが20時ころ。

ゴールデンチャイナ(康華大飯店)

 20時から20時08分、四平街夜市散策。
四平街夜市


四平街

 ただ、この夜市、営業が20時までだったようで(あくまで私たちの推測ですが…)、歩いている最中にお店がどんどん閉まっていきました。
 “夜市”のイメージから、まさか20時でお店が閉まっていくとは想像さえしていず…。

 あえなく散策8分で撤退。ホテルに戻りました。
 20時25分から21時35分、お風呂。

マンゴー

 21時35分から22時30分、マンゴー、ライチとウーロン茶でスイーツタイム。
 7切れ中4切れをこの日に食べました。甘くてとろけました。台南で食べたマンゴーよりもさらにおいしかったです♪永康街の水果店で買ってよかったぁ。

 ライチは冷やさないで食べたときのほうが甘かったです。でも、おいしい☆

ライチ

 23時05分に就寝。

 この日の総歩数は、15,746歩。