台湾旅行記 |
羽田 → 台北
羽田空港 第3ターミナル
2023年。ついに!ようやく!ワクチン接種証明も帰国72時間前のPCR検査も不要となり、以前と同様に海外旅行に行って来られるようになりました。
2020年春に予約していた2020年初夏の旅行をキャンセルしたときは、2020年、2021年は無理としても2022年には、また海外旅行に行けると思っていました…ワクチン接種証明やPCR検査をモノともしなければ2022年には海外に行けましたが…。予想よりも1年長くかかりました。
2020年に旅行をキャンセルしたときから、旅行の再開は11月の台湾と決めていました。11月出発の台湾旅行のリーフレットの公開を待って旅行会社へ。
旅行会社でエア+ホテル(空港⇔ホテルの往復送迎付)を申込みました。
しかし!!!ここからが、七転八倒・七転び八起きの世界でした。
ホテルの予約はいつでもどこでも取り放題です。なのに、肝心のエアが乗りたい航空会社の乗りたい便の予約が全く取れません。旅行会社の担当者さんが本当にイロイロと調べたり問い合わせしたりしてくださって、ようやく手配できたのが今回のエア+ホテルです。
二転三転、予約が通ったときには担当者さんから「予約できました~」の声が。この担当者さんの声音に担当者さんは口には決して出さないけれども、「え?!ウソ?!マジ?!予約出来ないと思っていたのに予約出来ちゃった!!」と、きっと内心ではそう思ったのに違いないと確信しました(笑)
本当に、これまでの全ての旅行の手配の中で、最も担当者さんに感謝した瞬間でした。この担当者さんがこれだけガンバってくださらなければ、今回の旅行は実現出来ていなかったかもしれません。ありがとうございました。
予約成立後の担当者さんから台湾旅行出発までの流れのご説明。
・台湾の入国カードはオンラインで手続きできるから、出発前に手続きするように
・両替は台北の空港に到着してからではなく、必ず!!出発前に日本で両替するように
・台北の空港では、旅行会社の社名を書いたプラカードを持つ係員が待っている
とのことでした。両替については、かなり強く出発前の両替を勧められました。この担当者さんには本当にお世話になったので素直に「はい」と羽田での両替を決めました。
出発48時間前の航空機のオンラインチェックイン。
台湾の入国カードのオンライン手続き。
台湾観光局企画 個人旅行者対象/NT$5000プレゼント抽選キャンペーンの手続き。
と、出発2日前はネットで各種申請手続きをして、出発に備えました。
羽田空港 江戸小路
3つ目の台湾観光局のキャンペーンは、同行者さんと「当たらないだろうけど、当たるといいね~」と言いつつエントリー。
ず~っと長いこと待ちに待ってたいた出発日。
電車が混雑しないうちに早めに羽田空港へ。
羽田空港 はねだ日本橋
羽田空港 はねだ日本橋
7時01分、羽田空港第3ターミナル駅に到着。
第3ターミナルの出発フロアは、これまで羽田空港に来た中で最大の混雑でびっくりしました。
羽田空港 はねだ日本橋より
出発フロア
7時10分から7時18分、みずほ銀行で両替。7、8人の待ち行列が出来ていました。
レートは、1NTD=5.19円。円安がツライ。
7時25分、エバー航空が使用するはずのAカウンターはオープンしておらず、カウンターオープンの準備をしていたグランドスタッフ(以下、GS)さんに尋ねると7時55分にカウンターは、オープンと言われました。
30分時間があったので、それまでこの場で待たずに、羽田空港での楽しみにしていた5階の展望デッキへ先に向かうことにします。
羽田空港 はねだ日本橋
7時35分、4階の江戸小路を通り、はねだ日本橋へ。はねだ日本橋に来たのは初めてです。
はねだ日本橋は吉野産の総檜造りで、当時の日本橋の1/2の大きさで、“旅の架け橋”の意味で羽田空港に復元されたそうです。
羽田空港 はねだ日本橋
「旅立ちは今も昔も日本橋」の高札が、はねだ日本橋のたもとに掲げられています。
日本橋を渡り、展望デッキへ。こちらもずっと言い続けた「飛行機見たい!」を叶えるためです。
羽田空港 第3ターミナル
展望デッキ
展望デッキへ出て、空港ターミナル、管制塔、駐機する飛行機、離陸する飛行機を目の前にすると「飛行機みたい!」の念願が叶ってテンションMAX。
羽田空港 第3ターミナル
展望デッキより
嬉々として写真撮りまくりです。
地上走行する特別塗装機が可愛くて激写。
羽田空港 第3ターミナル
展望デッキより
羽田空港 第3ターミナル
展望デッキより
→の写真の中央やや左上には離陸中の飛行機の機影があります。「離陸している飛行機がいる!」の同行者さんの声に夢中でシャッターを切りました。肉眼では、しっかりはっきり見えたのですけれども写真にするとよく分からない大きさです。
慌ただしく展望デッキで空分?を存分に補給し、名残を惜しみつつ、7時55分にエバー航空のカウンターへ向かいます。
7時55分、長蛇の列が出来ているAカウンター前で最後尾に並ぶと、瞬く間に列は後ろに伸びていきます。
羽田空港 第3ターミナル
展望デッキより
羽田空港 第3ターミナル
展望デッキより
パスポート、eチケット、マイルカードをカウンターのGSさんに渡して、荷物預けとマイル登録。機内持ち込みの手荷物にはタグが付けられました。最後に、GSさんから「一番遠いゲートで出国してから15分から20分かかりますので、搭乗時間までに余裕を持って行ってください」とご案内があって、8時25分にチェックイン終了。
8時25分、激込みの保安検査へ。朝来た時からすると検査箇所が多く開いたのか、進みが早くなっています。それでも保安検査が終了したのは8時40分。
8時40分、初めて顔認証システムで出国。出国スタンプは私的にマストなので、有人カウンターで出国スタンプ押印をお願いしました。
8時50分、カードラウンジ入室。
羽田空港は出国後にカードラウンジがあって、有難いです。
カードラウンジ入室手続きの際、ここでも受付係さんからもゲートが一番遠いところなので余裕を持って行くように注意を促されました。
保安検査場の混雑から予想していた通り、カードラウンジも人が多く、並んで座れる席をようやく見つけて座りました。
羽田空港 第3ターミナル
カードラウンジ
羽田空港 カードラウンジ
オレンジジュース
羽田空港 カードラウンジ
アップルジュース
自宅を出てから、このときまで飲まず食わず。
オレンジジュースとアップルジュースを立て続けに飲んで、生き返りました。
羽田空港 カードラウンジ
アイスカフェラテ
それから、アイスカフェラテをゆっくり飲みながらくつろぎのひととき。
エアのGSさん、カードラウンジの受付係さんのお二方から、「遠いゲートなので余裕を持って」と注意されたので、9時30分にカードラウンジを出て、ゲートに向かいます。
ゲートへ行くまでの通路を見ても、すっかり羽田には人が戻ってきているようです。
羽田空港 第3ターミナル
羽田空港 第3ターミナルにて
この途中でも、ひっきりなしにファイナルコールや、搭乗していない乗客さんの呼出しのアナウンスが流れていました。
ふとターミナルの外に目をやると、飛行機がプッシュバックされてちょうど出発するところです。
働くクルマの雄姿を見られて&写真に収めて大喜び。また、ゲートを目指して歩いたり&歩く歩道に乗ったり。複数のスタッフさんが遠いと口を揃えて言うのも納得の遠さです。
9時50分、141ゲートに到着。
途中、トイレに寄ったりしていたとはいえ、カードラウンジを出てから20分もかかる、本当に一番遠いゲートでした。
すっかり飲むのを忘れていた酔い止めの薬を飲もうと準備しているところで、搭乗開始。
羽田空港 第3ターミナル
141ゲート
赤ちゃん連れやお手伝いの必要な方、アライアンスのステータス保持者の順に搭乗し、その後は、機内後方の座席から搭乗です。
羽田空港 第3ターミナル
141ゲート
搭乗機
9時55分、搭乗。
パスポート・搭乗券を確認後、ボーディングブリッジへ。
エコノミー席は右手に行きます。
搭乗機へ
搭乗機
エバー航空は初搭乗。今回は、B787-10型機に乗ります。B787は何度か乗りましたが、そのうち、-10は初めてです。B787は足元が比較的ゆとりがあって好きです。
10時31分にエバー航空189便(BR189便)はゲートを離れ、ここから、羽田空港内をグルグルと長い地上走行をして、海上のD滑走路に向かいました。
10時55分、離陸。
離陸時に身体にかかる重力も久しぶり。うう~と思いながら耐えます。
パーソナルディスプレイをイロイロ操作して、どんなモノがあるのか見ていて、結局、安定のフライトマップに辿り着き、台北到着まで一貫してこの画面を眺めていました。
搭乗機内
搭乗機内の様子を機内後部から1枚。
この写真からは分かりづらいですけれども、機内はほぼほぼ満席でした。
CAさんは、ほとんどが台湾の方で、お二方、日本人CAさんが乗務されているとのことでした。
11時55分、大阪付近を飛んでいるころに機内食のサービス開始。
メニューはパーソナルディスプレイ内にあるので、そちらを予め見て選びました。
機内食はメインの牛すき焼き豆腐orシーフード以外は共通で、更科そば、季節のフルーツ、パンナコッタ、パンでした。パンナコッタは、食べた感じはベリー系。
牛すき焼き豆腐が人気で、私の後ろ何列かで品切れとなり、あとは選択の余地なくシーフードドリアになったようです。
おそば以外、牛すき焼き豆腐、フルーツ、パンナコッタ、パンを完食。ご飯は2/3食べました。どれもおいしかったです。冷たいドリンクはスプライト。温かいドリンクは紅茶(紅茶は何も言わないとミルク、シュガーの提供なし)。
機内食 牛すき焼き豆腐ご飯添え
機内食
シーフードドリアサフランライス添え
パンが温かくて香ばしくてよかったです。
同行者さんはシーフードドリアをチョイス。
シーフードドリアもおいしかったそうです。
往路の機内食は、日本積み込みでしょうか。肉料理も魚料理もおいしかったです。
大阪付近で食べ始めた機内食。
12時20分ころに食べ終わったときには、鹿児島上空付近を飛んでいました。
機内食を片づけ終わり、通路を行き来できるようになった沖縄へ差し掛かるころに撮った1枚↓。少し雲が多めながら海が見えます。
13時10分(台湾時間、以下同じ/日本時間-1時間)、台北松山空港に着陸。
13時15分、ゲートに入って棚に乗せた荷物を降ろし、降機を待ちます。
13時25分、降機。
機内より 沖縄付近の上空
13時30分から入域審査。列の進みが遅いところに並んでしまいました。13時50分に入域審査終了。「オンライン」で通じました。
スーツケースをピックアップして、13時52分から14時、税関。
台湾観光局 キャンペーン
当選の悠遊カード
制限エリアを出て見渡すと、台湾観光局のキャンペーン抽選会場が目に入りました。
14時、速攻、抽選に参加。まずは同行者さんから。同行者さん、残念ながらはずれ。次は私。何と!当たり!自分で驚きました。2人ともはずれる想定で、もし当たるとしたら、くじ運の比較的いい同行者さんだと思っていました。それがまさかの同行者さんはずれで、私が当たり。
当選者の列に並び、eチケット、搭乗券、パスポートで資格を確認の上、エントリー時に選んでいた5,000NTDチャージされた悠遊カードを受け取りました。
私が当選者の列に並んでいる間に、同行者さんが制限エリアを出たところでエア+ホテルを手配した旅行会社のプラカードを持って待っていた送迎の複数の現地係員さん(男性1名、女性2名)のところへ行ってご挨拶&配布物受取り。男性係員さんに声をかけたら、名簿を確認して女性係員さんのうちのお一方が担当者さんとのことです。
このときに同行者さんは、私たちの現地係員さん送迎担当の15名のうち観光局のキャンペーンの当選者が私を含めて3名いたと聞いたそうです。
14時25分、松山空港から送迎バス出発。
送迎客15名に、送迎用のバスは45名以上は乗れそうな大型観光バスでした。
現地係員さんから、この日の両替レートは台北では1NTD=4.97円(うろ覚え。小数点1桁までは確実。小数点以下2桁目は確かそのくらい)との案内がありました。また、「水はミネラルウォーターを飲むように、夜市に行くなら帰国日前夜に」とのことでした。
空港→ホテル 送迎バス
現地係員さんのご挨拶の最後は、「観光局のキャンペーンに当たった方はおめでとうございます。はずれた方は次の機会に。エントリーしていなかった方は次はエントリーをして台湾に」でした。
15名中3名が当選でも当選確率は高いと思いますが、エントリーしていない方もいることを考えると当選はかなりの高確率かもしれません。
現地係員さんは、全員へ向けてのご案内&ご挨拶の後は、バス内を巡り、個別の対応。食事のレストラン、マッサージの予約などの相談にのっていました。
國王大飯店(エンペラーホテル)
1階ロビー
私たちは「3回目なら大丈夫ですよね」で、何も聞かれずに終了。はて~。野放し。いえ、別に相談することもないですけど。
14時55分に三井ガーデンホテルで最初のお客さんを降ろした後、次に停車したのが私たちが宿泊する國王大飯店(エンペラーホテル、以下、エンペラーホテル)でした。
15時13分、エンペラーホテル着(エンペラーホテルのチェックイン時間は15時から)。
ホテルに入り現地係員さんはフロントの女性スタッフさんに一言二言言ってから私たちに質問はないか確認。私たちが現地係員さんの緊急連絡方法を尋ねて「配布物記載の電話番号に連絡」で終了。他の乗客が待つバスへ戻って行きました。
エンペラーホテル
館内配置図
ホテルスタッフさんは日本語が堪能で、受付の説明はオール日本語。ホッと安心。
「アップグレードして、公園側の広いお部屋をご用意しました」と、KEYと朝食の食事券3日分×2名分を受け取り、KEYは出かけるときはKEYをフロントに預けるように言われました。
エンペラーホテル KEY
ホテルの部屋
今は、もうほとんど絶滅に近い重くて大きなKEY。部屋は↑の館内図の左側5部屋並んでいるうちの1部屋。
15時20分、初めて宿泊するホテルでなぜアップグレードされたのか同行者さんと頭を捻りながら部屋に入りました。
こんなに重くて大きなKEYなのに、このKEYをカードキイのように所定の場所に入れることで部屋の明かりが点くようになっています。古いのか新しいのか微妙~。
部屋の出入口の写真向かって右がクローゼット。左がバスルーム。
古いのは古いですが、きちんと修繕してあったり、掃除してあります。
ホテルの部屋
ホテルの部屋
ホテルのバスルーム
ホテルのバスルーム
ホテルの部屋
スタンダードトリプルルームという3人用の部屋にアップグレードしていただけたようです。
テーブルと1人掛けソファ2脚、大きな鏡、湯沸かしと烏龍茶のティーバッグがあり、TVはTATUNG(ってどこのメーカー?)。
スーツケースも余裕で広げられます。余裕の動線でした。多少古いホテルでも、部屋が広いとそれだけで気持ちよいです。
コップ、無料の水、烏龍茶も(ついでに言うとタオル類も)1日目には3名分用意されていましたが、2日目以降は2名分になっていました。
ホテルの部屋
ホテルの部屋
ホテルの部屋からの眺め
毎朝、窓から外を見て、天気をチェックしました。
部屋は大通りに面していましたけれども、クルマの走行音は全く気になりません。両隣の部屋の音もほとんど聞こえませんでしたし、防音性はよかったようです。
難を挙げるとするなら、コンセントがデスク近くにしかなく、就寝時に枕元で携帯を充電できなかったことでしょうか。これは何気に地味にイタかったです。
朝食券の部屋番号が修正テープで消され、新しい部屋番号が上書きされていました→。急遽、部屋が変わったのが見て取れます。
Wi-Fiは無料。室内にIDとパスワードが中国語・日本語・英語で書かれた案内の紙がありました。普通に検索の役にたつスピードでした。
ホテルの朝食券