台湾旅行記 |
羽田 → 台北
龍山寺前にて
龍山寺の前に到着すると龍山寺前の広場に←な巨大なモノがありました。可愛いゆるキャラっぽい感じですが、これは?…。日本でいうなら“ねぷた”みたいな感じでしょうか?
龍山寺は2013年の初めての台湾で訪れて、怒涛のようにやってきて颯のように去った記憶があったので、ゆっくり再訪したかった場所です。それを同行者さんに言うと、同行者さんは「龍山寺のライトアップが見たい」と言うことで、この時間帯での再訪になりました。
龍山寺は、1738年は中国の福建省泉州から来し人々により、福建晋江安海龍山寺の分霊として創建されたのを始まりとし、本尊は観世音菩薩、そのほかに合計19の神さまが鎮座なさっているそうです。
龍山寺
19時30分から、龍山寺拝観。
龍山寺は煌々と光に照らされていて、参拝者や観光客が大勢行き交っています。さすが、台北でも有数のパワースポット♪
大喜びでまずは門から激写。
龍山寺
ライトアップされていると昼間とは佇まいが全然違って感じられます。
彫刻が細かく施されている門を見上げて、まずは前殿の前に。
龍山寺
龍山寺 前殿
龍山寺前殿。屋根に鳳凰や龍などの縁起物の彫刻がたくさんあったのは覚えています。でも、こんなにすごかったでしたっけ?昼間に見るのと夜にライトアップされ、闇夜に浮かび上がったものとでは、受ける印象が違うのでしょうか。ことさら素晴らしく感じます。
視線をどこにやったらよいのか、もうあちこち視線を彷徨わせてしまいます。
しばし、同行者さんと離れ、それぞれ無言で自分の気に入ったモノに魅入ります。
龍山寺 前殿
龍山寺 前殿横の人口の滝
前殿から中に入ろうとするとその右横にライトアップされた巨大な滝がありました。ここに滝がありましたっけ?全然、記憶にありませんでした。10年前のことなのに、これほどまでに覚えていないとは…。そこまで舞い上がっていたのかな?>自分
それにしても寺社境内の滝がパープルにライトアップ。意表を突かれました。
滝の横を通り、いよいよ本殿へ。
龍山寺 本殿
龍山寺 本殿前
このとき、本殿からは定例の法会なのか、特別の法要なのか、読経の声が響き渡り、教本を広げて唱和されている参拝の方が多数いらっしゃいました。厳かな雰囲気に背筋が伸びる思いです。
お祈りを捧げてから、あちこち見学させていただきました。
龍山寺
龍山寺 本殿横
本殿横を通り、後殿へ。
後殿には、たくさんの道教の神さまがお祀りされています。
その中から、お三方のお住まいとお姿を↓
文昌帝君
文昌帝君は、学問と試験を司る道教の神さま。試験前にお参りに来る方が多いそうです。
このときも、←人気絶大でした。
ここでも廟の内部に電飾。文化の違い、ですか。
文昌帝君
関聖帝君
関聖帝君は、中国三国時代の蜀の武将として有名な関羽の道教の神さまとしての神号。現在は商業の神さまとして信仰を集めてるそうです。
関羽というと武将なイメージですが、関聖帝君は商業の神さま。武将として信義に厚い(商売も信義が重要)という話と、武将となる前は商売人だったという話に由来しているようです。
関聖帝君
関帝廟は各地にあり、その中のいくつかには、これまでもお邪魔させていただいきました。パッと思いつくのはマカオの関帝廟です。
台北霞海城隍廟が有名な月下老人は、こちら、龍山寺にもいらっしゃいました。
月老神君(月下老人)
廟の前で熱心にお祈りを捧げている方→がいらっしゃるので、他の神さま方に先に参拝してきましたが、戻っても、まだまだお祈りの真っ最中。
申し訳ないと思いつつ、できるだけお邪魔にならないように、私も月下老人に参拝させていただきました。
月老神君(月下老人)
龍山寺
龍山寺
↑上の写真の座っている方々は、お経を唱和されていらっしゃいました。
龍山寺
龍山寺拝観も本堂の横から後殿を通り、再び本堂の逆の横を通ると一周して、→の龍の噴水前に出て、19時50分に終了。
龍山寺
自分たちのペースで好きなものを興味の赴くままに好きなだけ見ていたので、もっと時間をとっていたような気がします。充実の時間でした。