台湾旅行記
2023年11月

淡水 → 台北

 紅毛城の門を出たら、下校する大学生たちの波に逆らい、真理大学構内の牛津学堂へひたすら坂道を上ります。

牛津学堂

 16時55分から17時まで、牛津学堂見学。
 牛津学堂は、先ほど淡水老街の交差点で像を見たマッケイが創設した神学校の校舎とのことです。

 大学の門を入って左手に広がる庭園の中に牛津学堂は佇んでいました。

牛津学堂

 小白宮から紅毛城へ向かう道の途中で、建物の横から眺めた真理大学の礼拝堂を正面から見ます。

 礼拝堂は、庭園を挟んで牛津学堂とは相対していました。

 駆け足に近い形で牛津学堂の外観見学を終えたら、この日の淡水観光は終了です。

 淡水は思い描いていたよりも、ずっとよい場所でした。

 機会があれば、次こそ夕焼けの漁人碼頭行きにチャレンジしたいです。

真理大学 礼拝堂

 計画段階では漁人碼頭で夕焼けを見たいと思っていましたが、MRT淡水駅に着いた時点で、この日の天気では夕焼けは望めないだろうと観光の軌道修正をしていたのです。
 帰りはバスに乗車してMRT淡水駅まで戻ろうと、紅毛城前のバス停に行くと長蛇の列。大学生の下校時間と観光客の帰りの時間に、ちょうどぶつかったようです。

 列に並ぶと、それほど待つことなくバスが来ました。ただ、そのバスの大きさを見たとき、瞬間的に「乗れないかも?」との思いが頭を過るサイズ。前から順番に乗り込むと、乗れました。そして、私たちの後にも続々と乗車してきます。驚きの収容力です。

 17時06分、淡水駅行きのバス出発。

淡水で乗車したバス
(降車後、淡水駅前で撮影)

 この淡水で乗車した路線バス。運転が…マカオでロードストーズ・ベーカリーへ行くときに乗車したバスほどではありませんが、躍動感溢れるものでした。揺れる揺れる。それに比べると、日本のバスは丁寧に運転しているのだなぁと思いました。

 17時16分、MRT淡水駅着。バスに乗ると紅毛城から淡水駅まで、たった10分。

 17時24分、淡水駅発のMRTで淡水をあとにしました。いつの日かの再訪があるといいな。

原味魯肉飯

 18時00分、中山駅着。ホテルの最寄り駅ですがホテルには戻らず、MRT淡水信義線から松山新店線に乗換え、18時03分、中山駅発。
 18時08分、西門駅着。

 夕食は、「孤独のグルメ」で井之頭五郎さんが訪れた台北のお店巡りのpart2。五郎さんが乾麺と下水湯を食べた原味魯肉飯です。

 前日の夕食の永楽坦仔麵とは徒歩数分のご近所さんの距離にあります。

原味魯肉飯

 18時30分、原味魯肉飯で夕食。

 入店して空いた席を探すと、前客の空き皿が片づけられていない席しか空いていません。仕方なくそこに着席してメニューを眺めていると、女将さんが来て空いた食器を下げてテーブルを拭いてくれました。

 「孤独のグルメ」の五郎さんは乾麺と下水湯。

 出されたメニューでも五郎さんの食べた乾麺と下水湯が推されています。

 ただ、私たちは乾麺はパスしたい。内臓系のお肉がは苦手なので、もつや砂肝のスープである下水湯も同様にパスしたい。というわけで、原味魯肉飯に来たものの、五郎さんが食べた料理とは全く違う料理をチョイスしました。

原味魯肉飯 メニュー


原味魯肉飯 メニュー

 原味魯肉飯を検索すると、魯肉飯が口コミで評判がいいらしいです。

 それなら、やはり魯肉飯35NTD(約175円)×2、定番の煮玉子15NTD(約75円)×2と青菜炒め15NTD(約75円)。それから、前日に食べて気に入った魚丸湯30NTD(約150円)×2を注文を取りに来た女将さんに注文。合計195NTD(約975円)の夕食です。

原味魯肉飯 メニュー

 女将さんが、ササッと青菜炒めを炒めて、魯肉飯と煮玉子を盛り付けて、テーブルに持ってきます。女将さん、調理、盛り付け、配膳、片づけと一人で大忙し。
 魯肉飯が美味しいのです♪これまでで最も美味しかった黄記魯肉飯の魯肉飯の上に、私の中で位置づけられました☆

 青菜はレタスでしょうか。小エビの揚げたのが入っているタレが美味しいです。

 煮玉子も味がシミシミで、これも美味しくて大満足。

原味魯肉飯
魯肉飯、青菜炒め、煮玉子


魯肉飯


青菜炒め


煮玉子


魚丸湯

 魚丸湯は、スープは白湯スープでとてもいい味で美味しいのです。ですが、魚のつくねがプレーンではなく、つくねの中に何か分からない肉系の中身が入っていて、私も同行者さんもこの中身が苦手でした。


 白湯味のスープが美味しいのに、魚のつくねが私たち的にとても残念でした。

 「永楽坦仔麵の魚丸湯の魚のつくねと、この原味魯肉飯の魚丸湯の白湯スープの組み合わせの魚丸湯がいい」とは、同行者さんの感想。

 店内には、「孤独のグルメ」のロケ時の写真の他に、「孤独のグルメ」を見て、このお店を訪ねた日本人観光客がお店にプレゼントしたカレンダー(大阪府警、東宝)が飾られていました。

 19時、夕食終了。

 予め調べておいた原味魯肉飯からMRTの雙連駅までの道の途中にあるスーパーのカルフールに、有効期限90日の観光局のキャンペーンでいただいた悠遊カードで買い物するために向かいます。

原味魯肉飯 店内


鳳梨酥
(おまけのバッグ付き)

 19時15分から19時40分、カルフールで買い物。ばら撒き土産用の鳳梨酥1つ69NTD(約345円)を4つとホテルの部屋で飲む用の特上奶茶4本1パック84NTD(約420円)の合計360NTD(約1,800円)を購入して悠遊カードで支払い。

 19時58分、雙連駅発。
 20時、中山駅着。

 20時15分、エンペラーホテル着。

 部屋に入ってすぐ、買ったばかりの特上奶茶を同行者さんと1本ずつ、ごくっと飲み干してからお風呂を使います。
 20時50分から22時、お風呂。

 22時から23時30分、淡水で買った台湾カステラを、持参したコーヒーやホテル提供の烏龍茶を飲みながら、同行者さんと2人で半分ずつ美味しく食べます。やわらかくてふわふわで、大きさ的に食べきれるかどうかと思いましたが、軽~く2人で完食♪
 半日持ち歩いてから食べました。温かいうちに食べたら、もっと美味しかったのかなぁ。

台湾カステラ

 24時に就寝。

 この日の総歩数は、29,277歩。同行者さんから、次の海外旅行からは1日の総歩数を2万歩を超えない計画にしようと提案されました。激しく同意です。