アンコール遺跡旅行記
2024年12月

シェムリアップ

 スーツケースをピックアップして制限エリアから出ます。

 18時05分、制限エリアを出たところで、利用旅行会社名とツアー名を印刷した紙を持つ女性日本語現地ガイドさん(以下、ガイドさん)と合流。

 この紙と文字が小さくて近くで確認するまで分かりませんでした。もう少し大きくしていただけませんか?>現地手配会社さま

空港→ホテルの送迎のバス

 ガイドさんと合流できたのは、ツアーメンバー11名中の中ごろ。思っていたよりも順調に入国できたようです。

送迎バス 車内

 18時16分、スーツケースをバスまで自分で運んでバス乗車。

 18時20分、バス出発。

 11名のツアーメンバーに40人は乗れそうな、しかも2-1配列、レッグレスト付きの韓国の中古のバスが配車されました。以後、今回のツアーで使用されたバスは、全て韓国の中古バスでした。
 バス車内でガイドさんから旅行中の諸注意

・水道水は飲まない(氷も不可)
・通貨はリエルだが、米ドルがそのまま使える。米ドル使用時に1ドル未満のおつりがある場合はリエルで渡される
・トイレットペーパーはトイレに絶対に流さない!で、ごみ箱に捨てる(トイレに流すと配水管がつまる)

 が、ありました。

 空港付近は街灯がありますけれども、空港から少し離れるとシェリムアップ市街地に近づくまで街灯のない暗闇の中をバスはひた走ります。
 以前はシェムリアップ市街に近い(約15分)場所に空港がありましたが、遺跡保護のため郊外にある現在のシェムリアップ・アンコール空港が2023年10月に開港し、シェムリアップ市街まで約1時間かかるようになったそうです。

 コロナ前は大陸のかつての爆買いの国からの観光客が最も多かったそうですが、コロナ後の現在(2024年12月)は、欧米からの観光客が最も多いとのことです。実際に観光しても、そう感じました。

 コロナで観光客の足が途絶えたときに、とある男性ガイドさんは、奥さんが食堂をやっていたので、その手伝いをして過ごし、観光客が戻ってきた最近になってガイドの仕事でやっていけるようになったとも話していました。

 ガイドさんからそんな話を聞きながら、バスはシェムリアップ市街への道をひた走っていきました。
 まずはホテルに向かい、ホテルのレストランで夕食だと思ったら、ホテルに行く前にシェムリアップ市内のレストランで夕食です。

 19時25分から20時20分、KORKO 1979 RESTAURANTで夕食。

 クメール(カンボジア)料理の夕食です。

KORKO 1979 RESTAURANT


KORKO 1979 RESTAURANT

 常夏の国らしい花々に迎えられて夕食のレストランに入ります。

 このピンクの花、蓮の花の花びらを外側に折り曲げてアレンジした花のようです。ゴージャス。

KORKO 1979 RESTAURANT

 ガイドさんに、夕食のメニューを案内され、ドリンクメニューからドリンクを選びます。

KORKO 1979 RESTAURANT
メニュー

 ドリンクメニューにスムージーがあったので、ガイドさんに尋ねたところ、「まだお腹が慣れていないので、スムージーは避け、フレッシュジュースの方がよい」とアドバイスをいただきました。
 フレッシュジュースの中から、マンゴージュース3.5米ドル(以下、ドル/約560円)。
 今回のアンコール遺跡旅行のレストランで、マンゴージュースのあった唯一のレストランでした。

KORKO 1979 RESTAURANT


マンゴージュース


生春巻き


野菜スープ

 マンゴージュースは普通にフレッシュマンゴージュースで甘く、生春巻きはシャキシャキで美味しかったものの、このあとの料理のボリュームが分からなかったので1つ残しました。
 野菜スープは、ココナッツミルクベースで、具は冬瓜・パイナップル。スープはクセ強めでちょっと苦手な味で、パイナップルだけ食べました。

焼きナスとジャスミンライス

 焼きナスの上に豚のひき肉と野菜を炒めたものがピリ辛ソースに絡まって乗っていて、この炒め物とジャスミンライスを一緒に食べるとジャスミンライスの固さやパサつきは気にならずに美味しくいただけました。

 焼きナスはその姿のまま残しましたが…。
 この食事のときにご一緒したツアーメンバーさんと共通の話題は、何と言ってもカンボジア入出国カード電子版『e-Arrival Card』アプリの入力。私たち同様にツアーメンバーさん方も相当、悪戦苦闘されたようです。
 ネットで検索してもネットにある入力例は古いバージョンのモノばかり。在日カンボジア領事館のうち、サイトの最も充実している領事館に問い合わせをされたという方もいらっしゃいました。
 頻繁にアプリの更新をされるのは、もう少し何とかならないでしょうか>カンボジア入出国アプリご担当者様
 季節のフルーツは、スイカ、パイナップル、ドラゴンフルーツ。

 ドラゴンフルーツをフォークで切ったら、ピンクの皮がスルッと剥けてビックリ。熟したドラゴンフルーツはピンクが簡単に剥けるのですかぁ!ということは、2023年11月に台湾で食べたドラゴンフルーツは完熟していなかった?ってこと?1年経って初めて知った衝撃の事実。

季節のフルーツとティー

 季節のフルーツと一緒にサーブされたお茶は何のお茶だったのか分かりませんでした。わりとさっぱり系のお茶でしょうか。

 こちらのクメール料理が、今回のアンコール遺跡旅行での食事で私的に最も美味しい食事でした。それは、多分、クメール料理を見るのも食べるのが初めてで、クメール料理についての予備知識、先入観が全くなく、単純に食べたものの味で美味しいと思えたからです。

ソカ シェムリアップ ホテル
フロント

 20時35分、ソカ シェムリアップ リゾート&コンベンション センター ホテル(以下、ソカ シェムリアップ ホテル)に到着。この日から3連泊します。

 チェックインには、パスポートのコピーが必要とかで、コピーを取るためにガイドさんがツアーメンバー全員のパスポートを集めます。

 左の写真の後ろ姿の方←が、ガイドさん。
 ガイドさんがチェックイン手続きをしている間、ロビーのソファに座って待ちます。その間、ロビーのあちこちを写真撮影。天井が高くて解放感抜群♪

 ブランコのソファがロビーにあるのが南国風?

ソカ シェムリアップ ホテル
ロビー


ソカ シェムリアップ ホテル
ロビー

 カンボジアは現在は、95%以上の方が仏教徒だそうで、ロビーの一隅にも仏様が祀られています。
 金色がありがたい色なのだそうです。

ソカ シェムリアップ ホテル
ロビー

 チェックインが終わり、パスポートを返却され、カードキーと翌日から3日間の朝食券を受け取ります。
 右の写真の出入口奥→が、朝食会場だと案内されてから、解散。
ソカ シェムリアップ ホテル
ロビー

 各自でスーツケースを持ち、フロント棟とは通路で繋がった隣りの棟の部屋へ。

ソカ シェムリアップ ホテル
部屋

 20時50分、部屋に入ります。

 食事券は各日各自1枚ではなく、各日2人で1枚。カードキーも部屋で1枚。このパターン、初めてかも。

ソカ シェムリアップ ホテル
カードキー&食事券

 部屋は広々、スーツケース2つが余裕で広げられます。ベッドも大きくて超ご機嫌。ただ、枕3つはいらないなぁ。

 間接照明で部屋が暗めなのは、フランスの影響?

 エアコンの設定温度が19度!だったので、とりあえず25度に変更。

ソカ シェムリアップ ホテル
部屋


ソカ シェムリアップ ホテル
部屋


ソカ シェムリアップ ホテル
部屋 冷蔵庫


ソカ シェムリアップ ホテル
部屋 引き出しの1段目


ソカ シェムリアップ ホテル
部屋 引き出しの2段目

 冷蔵庫には、有料のドリンクが瓶2本、缶4本の計6本入っていました。

 それでも、私物を入れられる空きスペースは十分。最上段に製氷スペースもあり、保冷剤を入れられました(ただし、保冷剤は十分には凍りませんでした)。
 引き出しの1段目にはポット、コーヒー・紅茶とカップ類。2段目にはセーフティボックス。

 部屋からバスルームはガラスで仕切られてて、部屋に入ったときはバスルームが部屋から丸見え。これ、近年のリゾートホテル?の流行りみたいです。何方の趣味?

ソカ シェムリアップ ホテル
部屋


ソカ シェムリアップ ホテル
バスルーム

 バスルームは広々。

 洗面ボウルが陶器製?と思って近づいてみたら木製でした。木製の洗面ボウル。初めて見る代物です。

ソカ シェムリアップ ホテル
バスルーム


ソカ シェムリアップ
ホテル
バスルーム

 部屋からバスルームが見えるのですから、バスタブから部屋も当然ながら丸見え。早々にブラインドを下ろしました。

 バスルームが広いのはよいことながら、シャワールームからバスタブまで少々距離があるのが使い勝手的に…。

ソカ シェムリアップ
ホテル
バスルーム


ソカ シェムリアップ
ホテル
バスルーム

 これで部屋のチェック終了。

 翌日からの観光に備えて、21時から22時まで服などをクローゼットに出すなど荷物整理。

 22時から23時、お風呂。

 23時、就寝。

 この日の総歩数、7,575歩。