台湾旅行記
2025年4月

清境

 見学予定の馬術ショーが15時45分からなので、15時に馬術ショーの開催される馬術場に集合の清境農場フリー散策になりました。

 ガイドさんは、青青草原エリアを出るゲート前に、ゲートをツアーメンバー全員が通過するまでいるとのことです。

清境農場 青青草原



清境農場 青青草原

 13時から15時まで、な~んと2時間もフリータイム♪

 台湾内陸部、個人では行きづらい場所巡り第1弾、清境農場散策スタート!

清境農場 青青草原

 牧場内を自分たちのペースで自由に歩いて、羊さんたちと景色を見て回れます☆

 少しだけカメラ目線をくれた後、羊さんは脇目も振らずに草をハムハム。物凄い食事量。
 アップの羊さんのまつ毛はファサファサでプリティ。

清境農場 青青草原

 台湾に来て牧場を散策するのかという考えもあるでしょうけれど、個人旅行ではなかなか来づらい場所にありますので、どんなところなのかなっと。

 ちなみにこちら清境の謳い文句は、“台湾のスイス”です。

 この牧場の散策が天気がよくてよかった~と同行者さんと頷き合います。

清境農場 青青草原


清境農場 青青草原

 桜の花が咲いているのを期待していたりしましたが、こちらの標高約1,750mでも、桜は残っていませんでした。残念!

 ハートな映えスポットもあります→。

 純然たる牧場としての収益で運営しているのか、観光牧場としての収益で運営しているのか、どちらなのでしょう。

清境農場 青青草原


清境農場 青青草原
長城歩道

 青青草原エリアでは、最も高いところに設置されている長城歩道を、眺望がよいのでは?の期待で歩きます。

 同じようなことを考えられたのか、ツアーメンバーさん数人のお姿も見受けられました。

 長城歩道は木道・木段が設えられており、周囲の木々と相まって、気持ちの良い散歩道です。
 長城歩道から隣の山を見ると、隣の山は頂上まで見事に茶畑になっています。

 この周辺のお茶は高山茶として有名だそうです。高山茶、今回の旅行では、そういえば全く飲む機会がありませんでした。

清境農場 青青草原
長城歩道より


清境農場 青青草原
長城歩道 攪翠亭より


清境農場 青青草原
羊の毛刈りショーステージ

 長城歩道を終点の攪翠亭まで歩き、次は羊の毛刈りショーのステージを目指します。

 羊の毛刈りショーは、休日の9時30分~と14時30分~だけで、平日のこの日は行われていません。私たち的には、馬術ショーよりも羊の毛刈りショーが見たかったかも(笑)
 休日は羊の毛刈りショーが行われる会場の客席でくつろぐ羊さんたち。ある意味、シュール?

 羊さんの1頭が、「メェ~、メェ~」と鳴きだすと、近くにいたご家族連れの1歳前後の男の子が羊さんに恐怖を感じたようで突然「ウェ~ン、ウェ~ン」と大泣き。羊さん、君を襲わないから大丈夫だよ~と見ていると、ご家族は大慌てで男の子をあやしながら撤退。

清境農場 青青草原
羊の毛刈りショーステージ 客席

 台湾にいるときでも、羊さんの鳴き声、子供の泣き声は、日本人の耳には日本にいるときと同じに気こえるのだなぁ~とおかしなこと脳裏をかすめたり…。

清境農場 青青草原

 広い牧場内の、そこかしこで草を食む羊さんたち。既に毛刈り後の羊さん多数。こんなにいるのに、平日、2回の毛刈りショーをするのに十分な頭数がいないってこと?

 14時05分、青青草原を十分に満喫したので、観山牧区へ移動します。
 青青草原を出るゲート前にガイドさんがいたのでお声がけ。

 ガイドさんはイラストマップを示しつつ「観山牧区にある大自然生体展示館にトイレがあるので、展示を見て休憩もできます」と案内がありました。

 草原南端商圏は、お土産物屋さんや飲食店が軒を連ねています→。

清境農場 草原南端商圏


清境農場 草原南端商圏

 草原南端商圏のお店をどんなものがあるのか、興味津々、でもさり気なく商品を見つつ通り抜けます。特に食指の動くものはナシ。

 一番観山牧区寄りに「清境農場標高1864.3m」の表示がありました←。1864.3m…清境農場内もアップダウンがあり標高差がありますから、この辺は1864.3mあるのかなっと。
 14時10分、ゲート付近にいらっしゃる牧場スタッフの女性に、青青草原の入場口で押した手の甲をスタンプを見せて、観山牧区のゲートを入ります。

 ↓ゲートを入ると道標があります。

清境農場 観山牧区 ゲート


清境農場 観山牧区

 同行者さんと相談して、とりあえずガイドさんが言っていた展示館に行き、トイレ&休憩することに。
 展示館へは、順路に従って散策。

 観山牧区には、馬さんもいました!ちょっと小型な馬さんでしょうか。

清境農場 観山牧区

 顔が黒い羊さんたちが集団で草をハムハム。ガングロ羊さんたちは、毛刈りがまだのようです。
清境農場 観山牧区



清境農場 観山牧区
乗馬体験場

 観山地区には、乗馬体験場も設置されています。このときは、乗馬される方はいなくて平穏な空気。

清境農場 観山牧区
観山駅

 乗馬体験場近くのカフェ兼お土産物屋さん。ただ、全てのパラソルが閉じていて、お客さんの姿もなく、営業しているかどうかは???なので、スルー。

 眺めがよかったですし、他にお客さんの姿があったら、私たちもソフトクリームとかを食べながら休憩したかったです。
 ガイドさんの言っていた展示館も見当たらずに歩いていると、この先の道が立入禁止。え?と思っていると、何人かのツアーメンバーさんがいらして「展示館は閉まって、トイレが見つからない」とおっしゃいます。

 しばし呆然となるツアーメンバーさんと私たち。
 いきなりトイレ難民になってしまいました。
 しばらくして、それぞれの方法でトイレ問題を解決すべく、ツアーメンバーさん方は散って行きました。

 私たちは確実にトイレを探すため、観山牧区のゲートまで戻り、ゲートのスタッフさんに開いているトイレの場所を聞くことにし、来た道とは別の道を戻ります。

清境農場 観山牧区


清境農場 観山牧区

 上に建物があってトイレもあるかもしれないと同行者さんが考えて階段を登ると、建物とトイレはなく、見晴らしの良い展望スポットになっていました。

 しばし、展望を楽しんで階段を下り、ゲートへと歩いていると、途中でガイドさんに行き会いました。
 ガイドさんに「トイレが見つからないのでゲートに戻ってスタッフさんに聞きに行きます」と訴えると、「トイレはあるはずですが」と言いつつ、ガイドさんも私たちに付き合ってゲートまで戻り、ゲートのスタッフさんにゲート近くにあるトイレの場所を聞いてくれました。

 草原南端商圏と観山牧区のゲートの間の区域のゲートの裏手にトイレがありました。教えていただかなければ、全く分からない場所です。トイレは和式で個室にトイレットペーパーはなく、複数個ある個室に入る前のところにトイレットペーパーが備えられていました。私たちだけでなく、ガイドさんもこちらでトイレを使用。
 トイレを使った後は、ガイドさんとゆっくり馬術場に向かいます。
 馬術場では、ツアーメンバーさんでまとまって座ることなく、各自自由に好きな場所に座ります。

 私たちが行ったときには馬術場では、馬さんと騎手さんがウォームアップ中。私たちは、場所取りも兼ねて15時03分から15時33分のウォームアップ終了まで、ずっとウォームアップを見ていました。

清境農場 観山牧区 馬術場


清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 15時45分から16時20分まで、馬術ショー。

 中国語で女性が何やら高らかに説明してショーが始まりましたが、英語などの他言語での説明がなく、何の説明だったのか皆目見当もつきません。

 複数の馬と旗を掲げた騎手さんが登場。
 馬術ショーの途中に、何回かこの女性のアクロバットのパフォーマンスか挟まるのはどういう構成・演出?それとも、中国語で説明があったのかな?

 アクロバットのパフォーマはこの女性1人で、基本、この赤い布を使用したパフォーマンス。

清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー


清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 お馬さんが馬場で“腹”。

 演出の意図は不明ですが、この“腹”が、同行者さんのツボを最も突いた演技でした(笑)。

清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 曲乗りの数々。

 ←方手綱で騎手さんが馬の上に立ち、もう一方の手には旗。

 馬の脇(鞍の脇?)で倒立→。

清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー


清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 アクロバットのパフォーマーさんが曲芸にも登場。疾走する馬の騎手さんの肩の上に立ってハイポーズ。騎手さんは両手を手綱から離しています。さすがにパフォーマーさんは命綱付き。
清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー


清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 ←馬上でジャグリング。残念ながら、この日は全て失敗。残念!

 ポニーさんの障害競技、成功!(拍手)→。

清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 クライマックスは並走する2頭の馬さんのそれぞれに片方の足を乗せて立って疾走。

 これにて、全てのショーの演目は終了。

 ラストは、パフォーマーさん全員でご挨拶↓。

清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー


清境農場 観山牧区 馬術場
馬術ショー

 この後、中国語で何やらアナウンスがあり、どうも人参を買うとかするとパフォーマーさんとツーショット撮影あり。

 ツーショット撮影の途中で、何人かのパフォーマーが箱を持って馬場から出て後方へ客席の階段を上って行きます。
 何やらガイドさんと話すとガイドさんが通訳「モンゴルからショー出演に来てチップで生活しています。チップお1人100NT$(約500円)お願いします」。

 てっきり、牧場と馬術ショーチームで契約をしていて、そこからギャラが出ていると思っていたので、ビックリ。
 写真をたくさん撮らせていただいたので、同行者さんと私は素直にそれぞれ100NT$づつ、箱の中に入れました。他のツアーメンバーさんがどうされたかは???。

 16時45分、バス乗車・出発。