2005年5月
パリ → 成田 機中泊
昨日が朝早くからがんばったので、今日はちょっと遅め(?)のホテル8時30分発。しかし、これはやはり油断だった……(^^;)
今日の移動手段もモビリス。これ、とっても気に入ったのだ。(^^)v
本日、帰国日につき、空港に向うためホテルに16時45分に集合までフリータイム。16時45分ホテル集合なら、16時過ぎまでパリ市内で遊んでいられるので、ほぼ1日のフリータイムと同義語。直行便で夜便の帰国はいいわぁ。これが経由便だと朝食をホテルで食べられないこともあったもの。
モンマルトルの丘
サクレクール寺院
9時ちょっと過ぎにはモンマルトルの丘の麓(は大袈裟か/笑)に到着。
当初の予定では、Anvers駅に着いてからサクレクール寺院が見える1番下の広場で写真を撮るだけのつもりだった。が、しかし!この時間、芝生に散水していて、えむちゃんの当初の野望の“芝生でごろごろする”が果たせず、ついつい上まで階段を上ってしまった。それからケーブルカー脇のユトリロの階段を下りたりしていたら、あっという間に1時間近く経ってしまっていた。
行ったときには、人影はほとんどなかったけど、写真を撮りつつ、階段を上に向うに連れて、周囲に観光客が増えてきたので、静かに楽しみたいなら、早朝がお勧め♪
朝早いと散歩も気持ちいい。(*^^*)
ユトリロの階段
えむちゃんがごろごろしたかった芝生
散水中のためごろごろできず残念!
またしてもコンコルド広場経由(地下鉄の路線がいろいろ乗り込んでいるので)、テュイルリー公園をちょっと散歩してオルセー美術館へ向う。もう少しテュイルリー公園で散歩できる心づもりだったのが、朝、ホテルを出るのを少し遅くしたのと、モンマルトルの丘で予定以上に楽しんだので、押し気味のアセアセモードになってしまった。(^^;)
散歩できたのは、地図で考えるとコンコルド広場よりのテュイルリー公園の1/2弱かな。
パリのど真ん中にこんな緑溢れるゆったりとした公園があるのだから、スゴイなぁ。
オルセー美術館の開館時間になっていたので、対岸のオルセー美術館の方を見ると、入館を待つ人々で長蛇の列ができていてビックリ。慌てて並ぶためにオルセー美術館に向う。
テュイルリー公園
カモに餌をあげるおじさん
オルセー美術館へ入館するために並ぶ。入館するのに手荷物のX線検査をしているので時間がかかっているみたい。カルトミュゼを持っている方々は並ぶ列が別で、かなり列は短い。今日は帰国日でカルトミュゼ買ったとしても使うところはオルセー美術館だけだから、買う気がないので並ぶのは仕方ない。
テュイルリー公園から
オルセー美術館方向へかかる橋
このオルセー美術館へ向うために渡った橋が怖かった。何が怖いってこの太鼓橋様になっているため階段状になっている橋の天板と天板の間から、下を流れるセーヌ河が見えること。
うっかり物を落とそうものなら、敢え無くセーヌ河に落下するのよ〜!!!というか、自分が落ちそうで怖かったの〜!!!高所恐怖症だから。(:_;)
(イヤ、人が落ちる程の隙間はないけど、気分的な問題で。)
だって、マルモッタン美術館を欲張ったら、オルセー美術館にいる時間が短くなるし、マルモッタン美術館へ行ってもそちらの時間も短くて忙しくなるから、ここはオルセー美術館でじっくりゆっくり落ち着いた方がいいだろうと思ったのだ。
オルセー美術館に入館するのに並んでいたら、同じツアーの方数人もいらした。「メトロで来たの?」と訊かれたので、「そうです〜♪」と答えた。オルセー美術館に来る前にモンマルトルの丘にも行ってきたのだけど、別にそれは言わなくてもいいことだし、メトロを使ったのは事実だしね。(笑)
40分待ちでようやく入館。セキュリティ・チェックが厳しいのに加え、この日はルーブル美術館の休館日なので、余計にオルセー美術館が混むのだ。
入館できたら、11時30分になっており、既に予定より1時間遅れたので、オルセー美術館の次に行くつもりだったマルモッタン美術館は諦める。
落穂拾い ミレー
昼食後、見学スタート。地階(日本で言う1階)でミレー、マネ、モネを、上階(日本で言う3階)でマネ、モネ、ルノアール、ゴッホ、ゴーギャンなど印象派の綺羅星の作品の数々を堪能。もう言葉にならないくらいうっとりするばかり。
メイン 白身魚
デザート アイス3種盛合
なのでまずはオルセー美術館中階のレストランで昼食。今回のフランス旅行で最後のこの食事が今回の旅行中で最も美味しい食事だった。ツアーの食事もこれくらい美味しいといいのに…。それは料金と相談ですね。(笑)
リュクサンブール公園の木陰のベンチに座り、ファンタを飲みつつ、絵はがきを書く。あぁ、のんびり。何て優雅な時間の過ごし方。(*^^*)
リュクサンブール公園
自由の女神
14時30分、オルセー美術館の一通り見学終了。マルモッタン美術館は諦めたけど(マルモッタン美術館はやや郊外なので行っても1時間見られなかったのではないかな)、ホテルに戻るのには早いので、天気もいいことだしリュクサンブール公園でまったりすることにする。
メトロの駅からリュクサンブール公園に向う途中で冷えた缶ジュースを売っている雑貨屋さんを発見。丁度3時のお茶の時間なので珍しさに魅かれてファンタメロンを買う。う〜ん、確かにファンタのメロン味。なかなか珍味。
周囲のベンチには、お昼寝している方もいらっしゃる。
このリュクサンブール公園内には自由の女神像がある。↑がそれ。確かニューヨークに贈られた自由の女神の原型じゃなかったかな?
これでパリ市内にある自由の女神を2つとも見たゾ。!(^^)!
もっと探し回らなくちゃ見つからないかと思っていたら、あっさりと見つかってしまって拍子抜け。公園に入った入り口の運がよかったのね。
→はリュクサンブール宮殿。今はフランスの国会の議場になっているとかで内部は見られなかった。
ここでもベンチは日光浴をする方々でいっぱいなので、ベンチに座って池を眺めたりしてみた。
天気がよかったから、公園でのんびりできて、これはこれでよかったなぁ。
名残惜しいけれど、16時にリュクサンブール公園を後にして、メトロを乗り継いでホテルに到着したのが16時35分をまわってた。セーフ。ホテルに預けてあった機内持込用の手荷物をピックアップしてバスで空港へ向う。ラッシュに巻き込まれて空港まで1時間くらいかかった。
日系の航空機で成田へ。機内食は普通にヨーロッパからの帰国便の機内食で、あまり食べる気もせず、パン、野菜、果物、デザートをつついて、あとはひたすら眠る。
気持ちよく眠っていたら、何やら周囲がざわついて覚醒。(?_?)ツアーのメンバーのお1人が体調を崩されたのだ。単純に乗り物酔いではなく、どちらかと言うとエコノミークラス症候群に近いものかもしれない。添乗員さんが「お水が飲みたくなくても薬だと思って飲んでください」って言ってるのが聞こえた。飛行機の中は考えてる以上に乾燥してるから、飲みたいとか飲みたくないとかの意思とは関係なく、飲んでおいたほうがいいみたい。自分がツライだけじゃなく、周りにもいろいろ影響を及ぼすこともあるもの。