2002年3月
アテネ → コリントス → ナフプリオン ナフプリオン泊 アテネ国立考古学博物館→第1回オリンピックスタジアム→アクロポリスの丘 の順でアテネ市内観光。 考古学博物館ではガイドさんについての一通りの見所を廻った後、30分程のフリータイムがあったが、まだまだ時間が足りない思い。 |
|
第1回の近代オリンピックが開催されたスタジアムは100年以上経ってもまだまだ現役で使用できる。スタジアムの片隅に、第1回のアテネに始まり、歴代のオリンピック開催地が刻まれた石碑が建っている。つい1964年TOKYOの文字を探してしまった。オリンピックの歴史に感慨ひとしお。 このオリンピックスタジアムの出入り口から、アクロポリスの丘を仰ぎ見ることができる。それを見るとアテネに来た気分に満ち溢れる。 |
1896年 第1回オリンピックスタジアム 2004年のオリンピックではマラソンの ゴール地点として使用 |
コリントス遺跡 |
ピレーネの泉 |
円形墓地 |
アトレウスの宝庫 |
|
ミケーネから次の宿泊地オリンピアへ向けて出発したのが16時30分。ミケーネからは途中までは高速道路で、その後はかなりの山道で、霧まで出て大変だったらしい。この辺、幸運にも眠っていて全く知らない。オリンピア到着が19時45分。お疲れさまでした。 |
オリンピア遺跡 |
オリンピア → パトラス → イテラ イテラ泊 午前中いっぱいオリンピアの遺跡見学(世界遺産)。 まずオリンピア博物館でゼウスの破風や古代のオリンピック競技に使用したもの、古代オリンピックの模様を描いた壷などの出土品を見てから遺跡へ。 ゼウスの神殿、近代オリンピックの聖火を採火するヘラの神殿、古代オリンピックが開催されたオリンピックスタジアムなどなど、広大な敷地に遺跡がところ狭しとあり、見所満載。 スルーガイドさんによる1時間の説明のあと、30分のフリータイムで、見たいところに再び行くのも時間との競争で非常に忙しかった。もう少し時間が欲しい気もするけど、時間があったらあったで、それでも足りないと感じるのかもしれない。 |
ヘラの神殿前では、聖火の採火のポーズを取ったりしてオリンピアにいる気分を楽しんだ。 | ヘラの神殿 |
イテラ → デルフィ → カランバカ カランバカ泊 昨日の午後から晴れてきて、本日、快晴。快晴の中、デルフィ博物館と遺跡観光(世界遺産)。 まずは博物館でかる〜く出土品を見て&説明を受けてから遺跡へ。 遺跡に青い空がはえてとても絵になる風景。丘を登っている最中に暑くてセーターを脱いでしまった。木陰に入ると涼しいのだけど、直射日光は強烈。青空の下での観光に大満足。 |
デルフィ遺跡 |
アポロンの神殿 |
劇場 |
デルフィの神託を受けるには付近の街で滞在し、さらにデルフィでも何日も待たされてから、ありがたいご神託をいただけたのだそうだ。 つまり、その間滞在したところで、訪問者の訪問目的、情報、状況などを入手、整理、分析したのち、「神託」が告げられたとは、スルーガイドさんの説明。今も昔も情報戦ということか。 |
へその石 |
世界の中心と考えられていた「へその石」が置かれていた場所。オリジナルはデルフィ博物館に置かれている。 デルフィ博物館横の郵便局で切手を2枚買ったら、当時、流通間もないユーロでの計算に窓口のおじさんがまごまご。もう慣れたかな。 |
ヴァルラーヌ修道院 |
アギオス・ステファノス修道院 |
内部見学後、3ヵ所で写真撮影のためバスストップ。これは予想外の嬉しいことで、晴天のもと、よい写真が撮れたような気がする。 修道院を巡る中、ヤギさんの群れに遭遇。メテオラの岩肌に張り付いて成長する木々の葉や草をばくばく食べている。 |
アギオス・ニコラウス修道院 |
メテオラのレストランで昼食。ここは味が薄くて前菜、メイン、デザートともおいしく、特にデザートの焼きりんごには大満足。(*^^*) この日は、高速道路を使用してアテネに向ってひたすら南下。夕食の席で、ツアーの皆さんとご一緒に「鳩ぽっぽ」独唱者のお誕生日をお祝いした。「鳩ぽっぽ」独唱者は、再び「鳩ぽっぽ」を歌いだしそうなくらいスーパーにこにこしていた。 |