デルフィ博物館

2002年3月




へその石
 デルフィ遺跡からの出土品を中心に展示。

 必見なのは、紀元前6世紀から、デルフィの神託(そのものずばり神さまのお告げ)で繁栄したデルフィにあり、世界の中心と信じられた「へその石」のオリジナル。
 当時はデルフィを世界の中心と信じていたのですね。その当時、置かれていた場所には現在は復元物が置かれている。

 普通、博物館や美術館では、収蔵品の保護のため、照明が暗くしてあるのがほとんどだけど、ここはなぜか直射日光がさんさんと降り注いでいる。いいのだろうか(?_?)
 オリンピア遺跡の神殿を飾っていた柱のオリジナル彫刻。

 ギリシアでは、遺跡ごとに、その遺跡やその周辺から出土した物を収蔵した博物館が作られ、その歴史と文化遺産を現在に伝えている。
 そういう積み重ねが素晴らしい。

神殿の柱?

ブロンズの御者の像
(青銅の御者の像)
 「へその石」と並んでデルフィ博物館で見逃してはならないのがこの「ブロンズの御者の像」

 リーフレットで、かつてはこのように馬を並べていたであろう図が図示されて見ることができる。