伊豆半島紅葉巡り
2010年11月
 今年のゴールデンウィークは伊豆半島の付け根部分をうろちょろしたので、11月の紅葉シーズン終盤は伊豆半島にもう少し踏み込んで紅葉狩りです。

修禅寺

 修禅寺の開門の9時到着を目標にして出発。駐車場に到着したのは9時30分。目標に30分遅れたのは、途中の休憩の回数が予定より1回多かったからということにしておきましょう。(笑)
 駐車場は時間無制限で500円の場所にしました。

 9時30分、修善寺観光スタート。
 伊豆半島はさすがに暖かいようで、11月下旬で修禅寺境内の紅葉は真っ盛り一歩手前。もみじの燃えるような紅と色づきかけた黄色と紅葉前の緑のコントラストがいい感じ。
 境内では、お店が何軒かでて、市のようなものが開かれれいます。ローカルな食材とかお土産物っぽいかな。
 手を清める場所が、さすが温泉地だけあって温かいお湯。ほかほか。

 ちょっと早めの時間帯でも観光客が次々と参拝に訪れています。修善寺温泉に泊まった方々かな。
 →の向かって右手の建物は鐘突き堂。
 修禅寺では、タイミングよく庭園が期間限定で一般公開されている時期でしたので、入場料200円をお支払して見学しました。
 庭園を順路に沿ってくるっと1周。普通に1周したら10分かからないくらいかな。
 そこに、滝、池、築山などが作庭されています。私たちのツボは滝と池と紅葉の配置とコントラストでしたが、入場者さんの中にいらした女性欧米人さんは、池のほとりに植えられた松の枝ぶりがツボだったようで、盛んに松の写真を撮っていました。その姿を見て、日本人と外国人の感性の違いというようなものを垣間見た気がしました。

修禅寺 方丈庭園


桂橋

 修禅寺を後にして、虎渓橋→独鈷(とっこ)の湯公園(お湯かけ稚児大師)→指月殿・源頼家の墓・十三士の墓→桂遊通り→楓橋→竹林の小径→桂橋→独鈷の湯という修善寺ぶらぶら散策コース。
 このコースでも場所によって紅葉が盛りだったり、まだまだだったりと木々のいろいろな表情が楽しめました。
 ガイドブック推奨コースですので、たくさんの観光客が押し寄せて歩いています。
 竹林の小径は、ときたまふっと人が途切れる瞬間がありました。当たり前ですけれど、竹林は紅葉せずにあおあおとしていて、周囲の紅葉から、異空間に迷い込んだ感覚になったりします。

 竹林まで来ると折り返し点。竹林の小径を通り抜けて、川沿いに出て、川沿いの紅葉を愛でながら歩きます。

竹林の小径




 ←が最も紅葉していたと思われる木。手前の橙の葉と川向こうの緑の木の色の違いが面白い。

 独鈷の湯では、足湯をつかってらっしゃる観光客さん多数。

 この時点で11時30分。朝食が早かったこともあり、そろそろ空腹に襲われていたので足湯は使わず、修善寺散策を終わりにして昼食の場所に急ぐことにします。

独鈷の湯

 昼食の場所に予定していたのは、修善寺虹の郷の中にあるレストラン。修禅寺から虹の郷に向かう道自体は比較的スムースに流れていたのに、最後の最後、虹の郷の駐車場に入るのに駐車場待ち行列。5分待ち程度で駐車場に入れ、そんなに入場口から離れていないところに駐車できたので、順調と言って差し支えないでしょう。

 割引券を利用して入場料は900円。
 入場したら、園内のアトラクション(移動手段)である蒸気機関車がおりよくやってきてラッキー☆レストランまでは乗らずに徒歩移動なので写真を撮るだけです。(笑)

修善寺 虹の郷にて


イギリス村

 昼食はイギリス村にあるレストラン メイフラワーで。私たちが入る直前に団体客が入ったせいで、テーブルはあいているのに10分以上待たされてようやく着席。

 前菜・デザート・飲み物が食べ放題のセットメニューは、団体客のせいか出ているお皿はほとんどカラカラだったので単品をオーダーすることにしました。

レストラン メイフラワー


ステーキ

 ようやくオーダーしてやれやれと思っていると、レストランに入る待ち行列のため、入口がほぼ全開状態が続いて、冷たい空気が入り込んで超寒いのです!ウェイターさんにお願いして空いている奥のテーブルに変わらせていただきました。

 30人くらいの団体客さんへのサービスのため、厨房もウェイター&ウェイトレスさんもてんてこ舞いのようで、私たちはじ〜っと待っていました。
 オーダーしてから30分待って出てきたステーキ(ライス付)は、とっ〜ても美味しかったです。
 昼食を終えてレストランを後にしたとき、既に13時20分すぎ。予定よりも1時間20分も遅れています…。この先どうなるのか…。

 昼食後はイギリス村の15インチゲージレイルウェイミュージアムを見学してから、紅葉狩りに園内の伊豆の村から日本庭園に向かいます。菊は終わりかけ、紅葉は少し早めかな。早めだからこそ紅と朱と黄と緑がミックスしていてとてもカラフルでプリティ♪とも言える…かも。





 伊豆の村、日本庭園では紅葉の他に菊もあって、気持ちのよい散策路になっていました。
 水仙の小径を通り、匠の村は少し坂道を上るのでパスしてフェアリーガーデンに向かいます。こちらのロイヤル・ローズ・ガーデンのバラはちらほらと少しだけ残っていました。バラの季節は5月と10月だそうです。

日本庭園

 フェアリーガーデンにあるカフェ・ヴァン・ローゼスでは、バラのソフトクリーム(\250)を販売中。これは食べなくては!早速購入して店内で、少し時間の早いおやつにバラのソフトクリームをいただきました。ほんのりバラの香りのするソフトクリームでした☆






 ソフトクリームで糖分補給して元気復活。カナダ村のカレイドスコープミュージアムで万華鏡の世界を楽しんだ後は、四季街道をぶらぶらしながら出入口に戻ります。でも〜、広い敷地を歩きまわって、この頃には脚はよれよれで、補給した糖分はすぐに消費してしまったみたいです。

 再びイギリス村に戻り、英国グッズのお店の前の人寄せ巨大クマのぬいぐるみが可愛くてつい店内に。(笑) ピーターラビットがたくさんいました〜♪

英国グッズの店

 15時10分、次なる目的地である煌めきの丘に向かって出発。予定より約1時間遅れ。

煌めきの丘

 爽快なドライブで煌めきの丘に到着。ガイドブックによると絶景スポットだそうで、クルマやバイクを止めて写真撮影する観光客がけっこういます。海の煌めきと紅葉と富士山と。富士山の頭が雲に隠れているのが残念。

 煌めきの丘の次に目指すのは伊豆観光の定番“恋人岬”。
 日没との闘いで何とか陽のあるうちに恋人岬の駐車場に到着。煌めきの丘から1時間くらいかかりました。
 駐車場から恋人岬の愛の鐘のあるところまで階段や山道を500m以上、日没までに愛の鐘に辿り着くために小走りして、ぜいぜい。かろうじてセーフ?駐車場から愛の鐘のところまで、こんなに距離があるなんて聞いてないですよ〜。

 てっきり、この日に恋人岬を訪ねる最後の観光客だと思っていたら、帰途、10組以上の観光客とすれ違いました。私たち以上に時間を読み違えた観光客?

恋人岬より


恋人岬 愛の鐘

 当初は、恋人岬の後に黄金崎へ行って、そこで日没を見る予定にしていたのに、恋人岬で日没になってしまいました。ここで、予定より1時間押していたシワ寄せが出てしまいました〜!!

 日没ですっかりあたりが暗闇に包まれた後、恋人岬の駐車場を出てお宿に向かいます。お宿の夕食開始時間の設定が結構早めなのでそれまでにお宿に着くのは絶望的。うわっ〜、どうしよう。とりあえず、お宿に遅れると電話連絡。
 西伊豆から東伊豆のお宿に抜ける峠道から雨が降り出しました。天気予報大当たり。
 夕食開始時間を大幅に遅れてお宿に到着。部屋に荷物を置くとすぐ夕食タイムです。

夕食の豆乳鍋、魚の焼き物


お造り


キノコのグラタン


付き出し?


揚げ物


プリン

 夕食タイムに遅れているので、一気に料理が出てきました。(笑)

 空腹でしたから、どれも美味しくいただけました。特に豆乳鍋がアツアツでおいし〜い♪お造りもやはり海の近くですから新鮮で、幸せ☆

 ついつい、ご飯をお替りしてしまうくらい、美味しくて幸せな夕食でした。