ベルリン絵画館 |
2008年12月
絵画館
絵画館の入口は日本でいう2階部分にあります。
左の写真はバスを降りて、階段を上がったところにある、絵画館の入口前です。この入口の設定は予想外で、個人的に行ったら場所がわからずにウロウロするはめに陥っていたかもしれません。
チケットを購入する前に、ロッカーに上着や嵩張る荷物は入れて身軽になってから、15時15分、見学開始です。チケット代は8EUR。
絵画館までご一緒した方々のうち、お2人がフェルメールの「真珠の首飾りの女」を見学したら、別行動で他の場所へ行かれるということなので、まずは「真珠の首飾りの女」の展示室に向います。
すると係員の女性が近づいて来て、
「フェルメール?」
「?。イエス、フェルメール」
「ウォーム」
「はぁ?」
ウォームが何か判らず顔を見合わせる私たち。
「真珠の首飾りの女」のあるはずの展示室
女性係員さんの説明と彼女が持っていた資料を総合して考え合わせると、このとき、フェルメールの作品は、Romeに貸し出されているということらしい。ウォームと聞こえていたのは、Rome=ローマだったようです。(苦笑)
ベルリンの絵画館では、残念ながらフェルメールの作品に会えなかったので、また、次のベルリン訪問がある…かも…?
フェルメールの作品を見られずに、ガッカリしながら、絵画館を去るお2方。
えむちゃんと私は絵画館、じっくり1周探訪スタート。
絵画館入場時は、とにかくフェルメールの作品を見ることしか念頭になかったので、オーディオガイドは借りておらず、図録もなし。
ゆえに、なんとなく気に入った作品の前で立ち止まりつつ館内を歩きます。
レンブラント派の「金の兜の男」も見当たらなかったので、貸し出し中だったのかな?
海外の美術館の所蔵作品の貸し出し状況がわかるサイトがあると非常に便利なのに…と切実に感じた時間でした。それとも、そういうサイトは既に存在していて、私が知らないだけなのでしょうか???
左の絵は犬とくるくる巻き毛の子供が可愛かったので、つい。(笑)
ベルリン美術館では、どうも、あるくくりで壁の色を変えているようです。
ピンクはイタリア絵画、グレーがフランドル絵画という感じかな。ドイツの美術館巡りをして、帰国してから強く感じたのは、日本語の図録があったら、買っておけばよかったということ。これからは、気がついたら買わなくては!!
完全なるフリータイムで、自分たちだけで、好きなように見学していて、絵画館の全ての部屋を見学し終えると17時5分。1時間50分も館内を歩き回っていました。時間制限がないといつもこんな感じです。(笑)