芸術都市パリの100年展
ルノワール、セザンヌ、ユトリロの生きた街 1830−1930年
東京都美術館
2008年5月1日


 渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されていたルノワール+ルノワール展を観て、ランチしてから上野へGO!

上野公園内前にて

 上野公園には三々五々お目当ての美術展、または動物園へ行く方々の姿が多くありました。今日の午後は「ウルビーノのヴィーナス展」から予定変更して「芸術都市パリの100年展」です。変更した理由はウルビーノのヴィーナスのお顔立ちが同行者の「好みじゃない」からです。女神さまに対してなんという罰当たりな。>同行者

 こちら、「芸術都市パリの100年展」はGW突入直前の4月25日に開幕したばかりの美術展で、人出の予想は全く???。主観での比較では、午前中の「ルノワール+ルノワール展」の方が「芸術都市パリの100年展」よりも3倍くらいの人で熱気に溢れていました。
 というわけで、こちらの方が、ゆっくりよりマイペースで見学できたとも言えます。
 パリがパリとして生まれ変わる時代を捉えようと試みている企画展でしょうか。           

1. パリ、古きものと新しきもの −理想の都市づくり
2. パリの市民生活の哀歓
3. パリジャンとパリジェンヌ −男と女のドラマT
4. パリジャンとパリジェンヌ −男と女のドラマU
5. パリから見た田園へのあこがれ

 1.パリ、古きものと新しきもの −理想の都市づくり では、まず絵画で当時のパリの様子を振り返っています。パリに行ったことがあるといろいろ行った場所などを見つけて喜べますが、行ったことのない方はどうなのでしょう?

東京都美術館内
会場前にて

 個人的には、オルセー美術館所蔵のエッフェル塔が建築されていく途中を撮影した写真が面白かったです。
 撮影者不詳の「建築中のエッフェル塔の4本の塔脚、背景にトロカデロ宮」が4本の脚が立ち上がる構図が面白く、バックのトロカデロ宮の雰囲気もgoodでした。

 オルセー美術館がこんなに写真を所蔵しているのは知りませんでした。ルノワール+ルノワール展に絵画をたくさん貸し出したのでこちらは写真なのかな?(笑)
 「芸術都市パリの100年展」では、↑のエッフェル塔の模型(?)の箇所のみフラッシュ禁止で撮影できました。

 写真など小さい展示品がかなりの数ありますので、込んでいない時期を選ぶ必要があるかもしれません。

 何だかんだ言いながらも、絵画のところに来ると、ほっとするものがありました。
 時間的には、展示品数が多いこともあり、1時間30分以上かかりました。

東京都美術館内レストランにて

 午前と午後に1つづつの美術展鑑賞も午後3時45分頃に無事終了。
 フル回転した脳みそには甘い物が必要(?)ですので、東京都美術館内のレストランでケーキセット(680円)で休憩です。

 久しぶりに充実した1日を過ごして美味しいケーキを食べて、満足満足♪

東京都美術館内レストランにて