国境都市ダナン。
長くプロキアとの緊張状態にあったドルファンにとって、このダナンはプロキア軍侵攻を阻止する最重要拠点である。その為、街道沿いに作られており、その構造も首都城塞についで堅固なものだった。
しかし、ドルファン・プロキア戦争開戦と同時にダナンは陥落、以後は傭兵騎士団ヴァルファバラハリアンの拠点として使われていた。
そのダナンの司令部では、二人の男が刻一刻と入ってくるイリハ会戦の戦況に聞き入っていた。
一人は白髭に肩まで伸ばした白髪と、既に老年の域に達している。その目は既にに光を失っているのか、堅く閉ざされている。そしてもう一人は鍛え抜かれた大柄な体をし、その顔の右半分には大きな火傷の跡があった。
大柄で火傷の男は、ヴァルファバラハリアン軍団長デュノス・ヴォルフガリオ、老年の男は参謀のキリング・ミーヒルビスだった。
「キリング」
「ハッ、なんでしょうデュノス様?」
呼ばれて、キリングはデュノスに向き直った。
「どうやら、イリハでの戦いは我らの勝利のようだな」
「はい。ネクセラリア隊、ライナノール隊共にドルファン軍の戦線を突破した模様。既に大勢は決したものと見てよろしいでしょう」
「……そうか……」
デュノスは大きくため息をついた。
「これで、背後のプロキアがいなければ、一気にドルファンの首都を落としてやるものを……」
「申し訳ありません。全てはわたくしの不明のいたすところ。責めは全てわたくしにあります」
「良い。こうなる事は初めから分かりきっていた事だ。そなたのせいではない」
デュノスがそう言った時、司令室の扉が開き、伝令兵が駆け込んできた。どうやら第二連隊の所属らしい。
「申し上げます!イリハの戦いにおいて、ドルファン軍は全面撤退を開始した模様です!」
「そうか……ネクセラリアとライナノールには深追いはするなと伝えておけ」
「それが……」
「どうした?」
伝令兵が言いよどんだのを見て、ミーヒルビスが尋ねた。
「戦闘の最終局面において、ネクセラリア将軍が討ち死になされました!」
「何と!」
思わずミーヒルビスが立ち上がった。
「詳しく話せ」
対照的にデュノスは落ち着いている。しかし、その心中は決して穏やかではないだろう。ネクセラリアはヴァルファ一の勇将と讃えられたほどの男である。戦場においては常に先陣を切り、多くの勝利に貢献してきた。そのネクセラリアが討ち取られたのだ。
「戦闘も終盤になり、ドルファン軍は傭兵部隊を殿にしながら後退を始めました。そこで将軍は敵の傭兵部隊長と一騎打ちをし、これを討ち取る事に成功したのです」
「確か。ドルファンの傭兵部隊を率いていたのは、例の、ハンガリアの狼でしたな」
「うむ、ネクセラリアの旧友であったはずだ。……それで、どうしたのだ?」
デュノスが先を促す。
「はい。その後、傭兵部隊も後退を始め、戦いは終わったものと思ったのであります。しかし……」
「しかし、何だ?」
「その時、我が方の防衛線を突破して、一人の東洋人の子供が現れたのです」
「東洋人の……子供?」
「はい。将軍はその子供に一騎打ちを挑みましたが……あえなく……」
「そうか……ご苦労だった。下がって休んでくれ。伝令は他の者に行かせよう」
「ハッ……」
伝令兵が出て行ってから、デュノスはミーヒルビスに向き直った。
「東洋人の子供か……ネクセラリアほどのものが不覚を取るとは……ドルファンにも思わぬ伏兵がいたものだな」
「はい……緒戦で八騎将の一人を失ったのは痛いですな」
「うむ…………その東洋人の子供……」
「探りますか……?」
「うむ……サリシュアンを、呼べ」
「ハハッ」
シュン・カタギリは普段着ているようなラフな服ではなく、黒を基調とした服に着替えると、腰に大小の刀を差した。
『準備は良い?』
シュンの肩に降り立ったピコが言った。
「うん。行こうか」
そう言うとシュンは、ピコをつれて宿舎の部屋を出た。
「ピコ」
『何?』
「無理に付き合わなくても、今日は僕一人で行っても良かったんだよ」
それを聞いて、ピコは優しそうに微笑んだ。
『良いんだよ。君がお世話になった人なんだから。ちゃんと挨拶しとかないと』
「…………ありがとう、ピコ」
今日、二人はイリハ会戦で戦死したヤングの墓参りに行こうと決めていた。
傭兵隊が総力を挙げて回収したヤングの遺体は、シーエアー地区の外れにある共同墓地に葬られていた。
『ドルファン最高の騎士、ここに眠る。彼の栄光は、さまざまな人たちの心に残り、広く語り継がれるものである』
墓碑銘にはそう刻まれていた。
その墓石の前に立って、シュンは買って来た花束をそっと添えた。
「教官……教官は僕たちにとってかけがえの無い存在であり、目標でもありました……」
シュンはそっと話かける。
「そして僕にとっては…………僕にとっては、父親のような存在でした……」
そこまで言った時、ピコが墓石にそっと口づけするのが見えた。
「何してるのピコ?」
『あたし達の間に伝わるお葬式のときのおまじない。墓石に口づけすれば、その人は天国に行けるんだって』
「そうなんだ……」
シュンがニッコリ笑ったときあった。
「シュン君?」
背後から呼ばれてシュンが振り返ると、そこには良く見知った女性が立っていた。
「……クレアさん」
クレアは花束を抱えたまま、シュンに微笑んだ。
「お墓参りに、来てくれたの?」
「はい」
「そう。どうもありがとう」
クレアはシュンの横に並ぶと、もって来た花束を墓に添えた。
「あなた、シュン君がお墓参りに来てくれましたよ。良かったわね」
クレアは物言わぬ墓石へと語りかける。
その姿を見て、シュンは思い切って口を開いた。
「ごめんなさい」
「え?」
クレアは顔を上げて、シュンの顔を見る。
「どうしたの、急に?」
「だって僕、ヤング教官を助ける事ができませんでした……教官を守る事が……」
それを聞いて、クレアはそっと微笑んだ。
「いいのよ」
「でも!」
クレアはゆっくり首を横に振る。
「あの人なら今頃、天国でセイルと二人仲良くやっているわ」
「セイルって、ネクセラリア将軍の事ですか?」
「ええ。ヤングとセイルと私は、ハンガリア時代からの友人なのよ。あの頃は良かったわ。戦争は今より頻繁にあったけど、それでも、毎日が楽しかった……」
クレアはそう言うと、シュンの顔を見る。
「実はねえシュン君」
「はい?」
「あの人、出陣する前に私に言ったの。この戦いが終わったら、あなたをうちで養子として引き取りたいって」
「え?」
シュンは、驚いて目を見開く。
「フフ。その約束も果たさないで、逝ってしまって」
それを聞いてシュンは、目の中が熱くなるのを止められなかった。
ヤングが息を引き取った時から、ずっと堪えていた。ネクセラリアと戦っている時も、感情を押さえるのに必死だった。しかし、それももう、限界だった」
シュンの瞳から、一筋の涙が零れる。
「シュン君?」
「クレアさん……僕……僕……」
クレアはニッコリ微笑むと、シュンをそっと抱きしめた。
その瞬間、最後の糸が音を立てて切れ飛んだ。
シュンは泣いた。声を上げて。
倭国から追われて、追ってくる刺客と戦う日々の中で、シュンは年相応の少年らしさと言うのが欠けていたのかもしれない。しかしこの時、シュンは全てをさらけ出して泣いた。
そんなシュンを、クレアはまるで本当の我が子をあやすように、優しく包み込んだ。
「それじゃあ、僕はこれで」
共同墓地を出たシュンとクレア(そしてピコ)は、暫く一緒に歩いていたが、クレアは新しく始めた職場に行く為、サウスドルファン地区で別れる事になった。
「気を付けて帰るのよ」
「はい。クレアさんも」
手を振って去っていくクレアを確認して、ピコが頭の上に舞い下りてきた。
『はあ……』
「どうしたの、溜め息なんか吐いて?」
『なんて言うかね、君があんなに大泣きしている所なんか久しぶりに見ちゃったからねえ』
「なっ!?」
先程の光景を思い出し、シュンの顔は一気に赤くなる。
それを見て、ピコはニコニコと笑う。
『いや〜、君もまだまだ子供だったんだねえ。安心したよ。何しろ、いっつも人斬りまくってるから、人格が変になってんじゃないかって、ちょっと心配してたんだよねえ』
「…………」
ピコの言葉に、シュンは頬を膨らませてむくれる。
この二人の関係を端から見れば(一方は見えないが)兄弟のように見える事だろう。もちろん、ピコの方が姉であるが。
と、その時だった。
「ねえねえ、ちょっとそこの君!!」
辺り一面に響き渡るような甲高い声に、回りにいる全員が振り返った。
しかしシュンだけは先程のピコとの会話のせいで、その声に気付かなかった。
そこで声の主は、今度はシュンに接近して肩を叩いた。
「ねえねえ、ちょっとそこの君!!」
「はい?」
シュンは自分の肩を叩いた。
そこには、見事なブロンドの髪をツインテールにした少女が立っていた。歳は恐らく、シュンより少し上くらいだ。
「何か、御用でしょうか?」
シュンは怪訝な顔で、少女に聞いた。
「あのう、お金を落としてしまったの。良かったら少し貸してくださらない?」
「……はあ?」
シュンは、ひどくまじめな顔で聞き返した。見れば、少女は着ている服からして上等そうであり、とても物乞いの類には見えない。すると財布を落としたと言うのも、あながち間違いではないのだろう。しかし、
「あのう、失礼ですがどこかでお会いしましたっけ?」
一応聞いてみる。ドルファンに来てから女の子の友達も何人かいるが、シュンの記憶ファイルの中にこの少女の顔は見当たらない。
「ううん、初対面」
少女は即答した。当然だろう。
「じゃあ、誰かから僕の事聞いたとか?」
「ううん、ちっとも」
これまた即答。
「そんな事より、貸してくれるの、くれないの?」
少女は焦れたように聞いてくる。
『シュン、この手の手合いには関わらない方が良いよ』
ピコがそう言ってくる。
「うん、でも、何か困ってるみたいだし」
そう言うと、シュンは自分の財布を取り出した。
それを見て、ピコは頭を抱える。
『はあ〜、これだから君って子は……』
そんなピコの呟きを無視して、シュンは少女に金を渡した。
「これで足りますか?」
「ありがとう!あなたって優しいのね、ポイント高いわ。女の子にもてるわよ!」
「はあ、どうも」
シュンから金を受け取り、少女は露天のアイスクリーム売り場に走っていった。
暫くして戻ってきた少女の手には、二段重ねのアイスクリームがあった。
「うう〜んおいしい!このチープで大味な味付けがたまらないのよねえ!!」
「…………」
そんな少女の顔を、シュンは唖然として眺めている。
『ほらね、だから言ったでしょ』
そんなピコの、皮肉たっぷりの口調が、妙に耳に残った。
「ねえねえ、あなた今日暇?」
そんなシュンに、少女は話し掛けてきた。
「え?はい……まあ……」
シュンは今日明日と何の予定も入っていない為、確かに暇だ。
「じゃあ、ちょっと私に付き合って」
「え?付き合うって、どこにですか?」
「ちょっとね、行ってみたい所があるの」
そう言うと少女は、その顔に満面の笑みを浮かべた。
シュンにしても、ヤングが死んでショックを受けている事もありここは少し、気分転換が必要だと思ったところだったため、少女の申し出を受ける事にした。
シュンが連れてこられたのは、カミツレ地区にある牧場だった。毎年春から秋に掛けて一般開放される為、普通の人でも自然と牛や馬と触れ合えるのが特徴だった。
「すごいすごい!これよ!まさに図鑑に無い感動だわ!!」
そんな中少女は、テンション上がりまくりで騒いでいる。
「そんなに感動的かな?来ようと思えば、市街地から一、二時間で来れると思うんだけど?」
『さあ?』
そんな少女の様子に、シュンとピコは首をかしげた。
「ねえ。馬に乗りましょう!」
少女が走ってきて言った。
「馬、乗れるでしょ?」
「ええ、まあ」
一応、シュンも一般兵士並みには乗馬が得意だった。
シュンは厩に行って馬を借りてくると、自分の前に少女を乗せて走り出した。
「これよこれ!風を斬る感覚!まさに感動だわ!!」
「あの〜、しゃべってると舌をかみますよ」
「大丈夫!大じょ、」
ガキン!!
「いっ、痛い……」
「だっ、大丈夫ですか?」
その後、気が済むまで牧場を堪能した三人は、マリーゴールド地区にある国立公園にやってきた。
ここには古くから愚か者の腕を食い千切ると言う伝説がある、「審判の口」が存在する。
その前に、シュンと少女は立っていた。
「ここが審判の口ね」
「ええ。僕も来るのは初めてです」
「あらそう?じゃあどうぞ」
「…………」
「何してるの?早く入れて見て」
「へ?僕がですか?」
「当然じゃない。こういう事は殿方の務めよ」
「いや、僕はこういうのはちょっと……」
実際傭兵家業などと言いう外れた職に就いている為、万が一と言う事も考え得る。
「何よ、情けないわね。それじゃあ、私が入れてみるわね」
そう言うと、少女は手を口の中にするすると入れて行く。
「どうですか?」
半信半疑のシュンも、結果は気になるようだ。
次の瞬間、中でガコンと言う音がした。
「今の音は……」
「あっ、ぬっ抜けない〜〜〜〜〜〜〜!!」
「ええ〜〜〜〜〜〜!!」
シュンは慌てて駆け寄って、少女の腕を引っ張る。
「ちょっ、ちょっと!あんまり引っ張らないで!」
次の瞬間、穴の中から少女の腕が飛び出してきた。
「だっ、大丈夫ですか?」
しかしシュンの質問に答えず、少女は蹲っている。
「う〜……指が……指が〜……」
「だだだだだだ大丈夫ですか!!??」
「五本ある」
ズザザザザザザザザ
シュンはそのまま前のめりに倒れ、ヘッドスライディングの要領で滑っていった。
「あは、面白かった?」
「はあ、まあ……」
少女の満面の笑みと対照的に、シュンは呆れ顔で見上げていた。
日が傾いてきた頃、シュン達はトレンツの泉に来ていた。
ここにお金を投げ込んで願い事をすれば、叶うと言う伝説があるのだ。
しかし何を思ったか、少女は突然欄干に跳び上がってサーカスの綱渡りのように歩き出した。
「危ないですよ!」
「大丈夫!大じょ……」
バッシャーーーーーン!!!!
特大の水飛沫を上げて、少女は水面へ急降下した。
「大丈夫ですか?」
ここまで来ればお約束と言っても過言ではないだろう。最早シュンも、呆れ顔で少女を見ているしかなかった。
その後シュンは、少女の服が乾くまで付き合い、気がつけば日は完全に暮れていた。
「ごめんなさいね。こんな時間まで」
「いえ、良いんですよ」
そう言ってシュンは、ニッコリ笑った。
「実は僕、この間の戦いで大事な人を死なせてしまったんです。それで、落ち込んでた時だったから……」
「そうだったんだ」
シュンの話を聞いて、少女は哀しそうな顔をする。
そのこれまでとは違う様子を、シュンは意外な面持ちで見ていた。
「そう言えば、お互いまで、名前も名乗ってなかったわね」
少女に指摘されて、シュンも苦笑した。自分自身、そんな事も思い付かなかったのだ。
「私はプリシ……プリム!プリム・ローズバンクよ!」
「僕は、シュン・カタギリです」
「そう、じゃあシュン、今日は付き合ってくれてどうもありがとう」
「いえ、僕も良い休日になりました」
「そう言ってくれると助かるわ。なんだかあなたとはまた会える気がするの」
「そうですね。それだったら嬉しいんですけど」
そう言うと、シュンは微笑した。
「それじゃあ、またねえ!」
そう言うとプリムは、背中越しに手を振って走っていった。
「プリム・ローズバンクさんか……」
『何か、不思議な子だったね』
今まで黙っていたピコが、話し掛けてきた。
「そうだね」
そう言うと、シュンはピコに笑い掛けた。
「さあ、帰ろう。お腹減ったでしょ?」
「もうペコペコだよう」
そう言うと、二人は家路についた。
第四話「ノンストップガール」 おわり
後書き
どうもこんにちは、ファルクラムです。
初めて、アクション無しで書いてみましたが、いかがだったでしょうか?
やっぱり主人公の設定年齢を低く押さえますと、感じが変わってきますね。こうやって見ると、書いてみた甲斐があったなあって気がします。
さて今回は、オリキャラがだいたい出そろった事もあり、少し紹介していきたいと思います。
シュン・カタギリ 14歳 倭名、片桐 瞬
本作主人公、東洋人傭兵を諸般の都合により少年にしたキャラ。性格はノーテンキかつマイペースな為、相棒のピコの気苦労は耐えない。趣味は寝る事と運動全般。天破無神流(てんぱむじんりゅう)剣術の使い手。ある罪により本国から追われる身となっている。その訳はおいおい明かしていく予定。(なお、天破無神流に関しても、余裕が会ったら説明したいと思います)ドルファン陸軍准尉。
ピコ 年齢不詳(人間年齢では14、5歳と言う設定)
ゲーム中では、主人公の精神から抜け出したキャラらしいが(らしいと言うのは、いまだに私がピコエンドを向かえた事が無いから)、この世界では、れっきとした個性を持った妖精と言う設定。ただ、やはりシュン以外の人間には見えない。シュンとは子供の頃からの付き合いで、本編で述べた通り二人は兄弟のような関係。もちろんピコが姉。
エミール・シュテルハイン 18歳
シュンがドルファンに来てから知り合った、ハンガリア人の傭兵。ヤングに憧れてドルファン傭兵部隊に入隊した。シュンにとっては兄のように頼れる存在。得意武器はロングソードで、乗馬の腕も良い為、騎馬隊隊長に抜擢された。ドルファン陸軍少尉
ギルバート・マーカス 26歳
シュンが、ドルファンに向かう船の中で知り合った傭兵。
接近戦はそれほどでもないが、弓に掛けては超一流の腕前を持つ。さらに動体視力も良く、シュンの素早い動きにも余裕でついていける。弓隊隊長。ドルファン陸軍少尉
ヒーツ・ノイサス 34歳
身の丈二メートル以上の巨漢。顔中髭を生やした豪放な人物で見た目通りの荒くれだが、その反面情に厚く、優れた人間の力量を素直に認める器量も併せ持っている。シュンに対して傭兵の心構えとは何かを色々と教えている。得意武器はバスターソード。歩兵隊を率いている。ドルファン陸軍少尉
リヒァルト・ハルテナス 24歳
傭兵部隊隊長。生前、ヤングが一目置き、自らの副将としていた事からもその技量の高さは伺える。長年傭兵と付き合ってきた事から、他の騎士達よりも性格が開放的で、人をまとめるのがうまい。得意武器は槍。ドルファン陸軍中尉。
いかがでしたでしょうか?本当はゲームのキャラも書きたい所ですが、今更説明の必要は無いと考えますので省かせていただきます。
それでは、また。
ファルクラム