序章 第三話「吸血鬼を倒せ!(前編)」


マクラウド「次の町へ到着したか………」

かれこれ歩いて三時間。やっと町へ辿り着いたマクラウドご一行。

やはり、女性との旅はキツイものがある。

とりあえず、どこかの家の中へ入った。 すると、

男A「……腹減ったな………」

男B「お、美味そうなお嬢ちゃん達じゃねえか」

町の人間が、こちらを見てよだれを流している。しかも、様子がおかしい。

マクラウド「悪いが、お前達に食われるわけにはいかない!」

マクラウドは斬雷剣を手にした。 そして、町の人間を容赦なく殺していく。

マクラウド「無意味な殺し合いはしたくはないが、これも任務の為でね」

斬雷剣を収める頃には、襲い掛かろうとした町の人間は死んでいた。

それを見て、ソフィアは口に手を当て、怖いのを堪えている。

ハンナ「やるじゃん!けど、殺してよかったの?」

マクラウド「これも、運命さ」

 

そして、この町で何が起きているのかを聞きに、教会へ訪れた。

神父は、マクラウドから話を聞くと、少し深刻な顔をした。

神父「それは、吸血鬼の仕業です。お願いです。どうか、吸血鬼を倒していただけないでしょうか?」

マクラウド「……それは構わないが、吸血鬼を倒す方法は?」

神父「ブルーサファイアを吸血鬼の体に刺すのです。そうすれば………」

マクラウド「わかった。では、早速取りに行く」

ハンナ「えぇ〜!?これから〜!?」

マクラウド「そうだ。行くぞ」

マクラウド達は、町を後にし、ブルーサファイアの採れる鉱山へ向かった。
 

その途中、魔物達が襲い掛かってくる。

魔物「死ね〜!」

魔物の爪が、マクラウド達を襲う。

マクラウドとハンナは、攻撃を避けつつ反撃しているが、ソフィアは防御するだけで精一杯であった。

その時、ソフィアの持っていた剣が、遠くへ飛ばされた。

魔物「これで、最後だ〜!」

魔物が、ソフィアへ爪を振り落とす。

その瞬間、一つの剣が、魔物の胸を貫いた。

剣を投げたのは、仮面をつけた騎士で、すぐに魔物に刺さった剣を引き抜き、いとも簡単に魔物を両断した。

仮面の騎士「大丈夫か?」

ソフィア「は、はい………」

仮面の騎士「吸血鬼を倒すのならば、これを………」

仮面の騎士が差し出したのは、これから入手しようとしていたブルーサファイアだった。

マクラウド「なぜ、お前は俺達の行動を知っている?」

仮面の騎士「町の者から、話を聞いただけだ。では」

ソフィア「あ、あの。せめて、お名前を………」

仮面の騎士「……レクス。レクス・シュティーア。孤高の騎士レクスだ」

そう言って、仮面の騎士、いや、レクスは去って行った。

マクラウド「孤高の騎士レクス?聞いた事無いな」

そして、ブルーサファイアを手に入れたマクラウド達は、町へ戻る事にした。

 

続く……


<キャラクターデータ>

 

クリストファー=マクラウド

武器 :斬雷剣

能力 :不明

その他:近衛騎士団長。その腕は、結構有名である。

 

不明な点が多いのだが、人はそれを気にしていない。


<次回予告>

 

マクラウド「孤高の騎士レクス。奴は、何者だ?」

ハンナ「それにしても、結構続き書くのが長かったね」

マクラウド「俺に言われても意味無いぞ。作者が原因だから」

ハンナ「次回は『吸血鬼を倒せ!(後編)』だよ!」

マクラウド「それにしても、レクスとは何者だ?」

ハンナ「その前に、なぜ続かせるわけ、この話?」


後書き

 

やっと書く事が出来ました。

ですが、才能のない人間にはこれが限界です。

ちなみに、またまたアドレスを変更いたしました。毎度の事すみません。


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