第2話『逆転姉妹』探偵パート1日目(後編)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
小中 大…紫
松竹 梅世…桃
星影 宇宙ノ介…黄
板東ホテルのボーイ…灰
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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(「綾里法律事務所」に移動する)

9月6日 某時刻
綾里法律事務所

成: (事務所は警官たちで
いっぱいだ‥‥。
みんな、忙しそうに
動きまわっているぞ‥‥)
?: コラ!
ここは立入禁止ッス!
‥‥ん?
たしかアンタは‥‥、
ヤッパリくん‥‥
だったッス?
成: ナルホドです!
(アイツと間違えないでくれ!)
?: あ、そうそう。
なんかそんな名前だったッス!
”ヤッパリ”は、たしか
殺人犯の名前だったッス。
成: (アイツたしか、
ムザイになったはずだけど‥‥)
えーと。
そういうあなたはたしか‥‥

(「イトノコ刑事」を選択)
成: イトノコ刑事‥‥
でしたよね。
糸: そッス。
イトノコッス‥‥。
ってアンタ! 人の名前、
勝手に縮めちゃダメッス!
自分は、糸鋸 圭介
(いとのこぎりけいすけ)ッス!
なんぴとたりとも、
自分を”イトノコ”なんて‥‥
刑: おい、イトノコ!
こっち、早くたのむよ!
糸: ハ、ハッ!
す、すぐ行くッス!
あー、オホン!
たしかアンタ、
弁護士だったッスな。
用なら、早くしてほしいッス!
成: (しめた! ぼくを真宵ちゃんの
弁護士だと思っているぞ‥‥!)

(「千尋さんのこと」を聞く)
成: 千尋さん‥‥
解剖は、したんですか‥‥?
糸: なんス?
知りたいッスか? 結果?
成: ‥‥‥‥
糸: ‥‥そ、そんな目で見つめちゃ
ダメッス。
‥‥そッスね‥‥。
あんたは、彼女のもとで
働いていたこともあるし、
報告書を見せてやるッス。

証拠品<<解剖記録>>のデータを
法廷記録にファイルした。
(「真宵のこと」を聞く)
成: あの、真宵さんのこと
なんですけど‥‥。
糸: ああ。
裁判が楽しみッスね。
あんたには気の毒ッス。
ゼッタイに勝てないッス!
成: ど、どうしてですか?
糸: 検察局は、この事件の担当に、
あの御剣検事を任命したッス!
成: (‥‥ミツルギ‥‥)
糸: これがどういうことか、
弁護士ならわかるッスね?

(「御剣検事」を聞く)
成: ミツルギ検事‥‥。
糸: そッス。御剣 怜侍
(みつるぎれいじ)その人ッス!
まさか、知らないなんてこと、
ないッスよね?

(「もちろん知っている」を選択)
成: 有罪判決を獲得するためには
手段を選ばない、
血も涙もない、オニのような
検事‥‥ですよね。
糸: ヒト聞きの悪いこと、
言っちゃダメッス。
‥‥でも。これで、もう勝負は
決まったようなものッス。
成: (御剣検事が出てくるのか‥‥。
20歳という、異例の若さで
検事になって以来、負け知らず。
黒いウワサも絶えない。
裏取引や証拠のでっち上げ‥‥。
そして、ほとんど異常ともいえる
”犯罪”に対する憎しみ‥‥。
まさか、こんなに早く
会うことになるとは‥‥)

(「真宵のメモ」をつきつける)
成: あの。綾里 真宵の
携帯電話のことなんですけど‥‥。
糸: ああ。
自分があずかっているッス。
成: できれば、返して
もらいたいんですけど。
糸: ‥‥!
あやしいッス!
成: (うわあ‥‥。どうしよう!)

(「ごまかす」を選択)
成: (うーん‥‥。
ごまかすって言ってもなあ‥‥)
糸: どうしたッス?
成: あ、いや。そ、その。
そ、その携帯電話についている
ストラップなんですけど‥‥。
糸: <<大江戸戦士・トノサマン>>って
プリントされているッスね‥‥。
‥‥トノサマンて、たしかテレビの
人気ヒーローだったッスな?
成: そ、そのストラップ、なかなか
手に入らないものらしくって。
警察にあずけておいて、
なくなったらイヤだわ、って。
糸: あの子が言ってるッスか。
成: まあ、そうです。
糸: ‥‥‥‥
いいッス。
メモリーされた電話番号は
ひかえたッスから、
返すッス。
成: (録音された会話には
気づかなかったみたいだな‥‥)

<<真宵の携帯電話>>を
返してもらった。
法廷記録で、録音された
会話を聞くことができる。
成: (‥‥だいたい、聞くべきことは
おさえたかな‥‥)
糸: もういいッス?
成: あ。ありがとうございました。
‥‥そろそろ、帰ります。
糸: ‥‥あ、そうそう。
あんたに、1つ言っておくッス。
おおかた、これからあの
目撃証人に会おうとか、
そんなフラチなことを
考えてるかもしれないッスが、
会ってもムダッスよ!
成: ‥‥
(そういえば、彼女のコト、
忘れてたな‥‥)
目撃証人、ですか‥‥?
糸: 松竹 梅世(しょうちくうめよ)
のことッス!
あいにくッスが、
自分は、彼女の情報は
ゼッタイもらさないッス!
成: (名前は松竹 梅世、か)
もう彼女、家に帰らせて
あげたんですよね?
糸: ワレワレをナメちゃ
ダメッス。
彼女には、裁判が終わるまで、
勝手な外出は禁止してるッス!
成: (‥‥てことは、まだ彼女は
この向かいのホテルにいる、と)
はあ。
さすが警察ですね。
糸: わかればいいッス!
成: (よし! ホテルにも
行ってみよう!)

(「板東ホテル」に移動する)

9月6日 某時刻
板東ホテル 303号室

梅: あらあ。
いらっしゃーい。
成: は、はあ。
(なんか、調子くるうなあ)
梅: あなた、弁護士さんよね?
刑事さんから、お電話あったわ。
”なんにもしゃべっちゃダメッス”
‥‥って。
成: (あの刑事‥‥よけいなこと、
してくれるよ‥‥)
梅: なんかぁ、映画みたいねぇ!
梅世、ちょっぴりコーフンぎみ?
みたいな。
あん。ちょっと待っててね。
お化粧してくるから。
成: (”あん”って言われても‥‥)

(「開きかけの引き出し」を調べる)
成: (この引き出し、ドライバーが
挟まっているけど‥‥。
何が入ってるんだ?
見てみよう‥‥)
梅: ちょ、ちょちょっと!
何してんのよアンタ!
さわるんじゃないわよ!
あ、ああら‥‥いやぁん。
ひ、ヒトの部屋を
カッテにいじるなんて、
梅世、信じらんなぁい!
成: (い、今、一瞬だけ、
カオつきが変わったぞ!
あの引き出し‥‥
何が入ってるんだろう‥‥?)

(「目撃したこと」を聞く)
成: 事件があったとき
あなたが何を見たのか、
聞かせてくれませんか?
梅: えー。いやぁん、
そんなカタ苦しい聞きかた。
もっと、なかよく
やりましょうよぅ‥‥。
成: (‥‥うむむ)
あー、事件があったときの
ことなんだけどさあ。
きみー、何か
見ちゃったんだろお?
ボクにさあ、
教えてくれないかあ?
梅: ‥‥や。
聞きたかったら、明日の
法廷に来ればぁ。
成: (‥‥とほほ‥‥)

(「梅世のこと」を聞く)
成: あの、そもそもあなたは、
どういう方なんですか?
梅: うわあ! なあに、
クドいてるの、あたしをー?
成: ち、ち、ちがいますよ!
し、仕事で聞いてるんです!
梅: きゃー、かっわいー。
テレちゃってもお!
成: (‥‥今だかつて、ここまで
赤面したことがあっただろうか)
え、えへん。
えー。し、仕事は、何を
されてるんですか。
梅: ‥‥教えない。
バッカみたい。
言うワケ、ないでしょー。
成: (‥‥とほほ‥‥)

(「この部屋のこと」を聞く)
成: あの、テーブルに
グラスが2つあるけど、
誰か、いっしょに
泊まってるんですか?
梅: うっわあ、スルドい推理!
あなたって、メータンテー?
みたいな!
成: い、いやあ、そんな。
大したことじゃあ‥‥。
梅: 探偵は、ウラでゴミでも
あさってればぁ。
梅世、センサクされるの、
好きくない? みたいな。
成: (‥‥とほほ‥‥)

(「星影法律事務所」に移動する)
成: (‥‥やれやれ。大先生は
お出かけ中、か‥‥。
しかたない、もう少ししてから
また来るか‥‥)
?: ウォッホォン!
成: (お‥‥この、エラそうなヒト
特有のセキ払いは‥‥)
星: あー、チミかね。
ワシを待っておるというのは。
成: あ、は、はい。
(思った以上にエラそうな先生だ)
星: ん‥‥そのエリのバッジ‥‥。
なんぢゃい。弁護士かねチミも。
成: え、ええ、まあ。
星: ‥‥で、何かねチミ?
最近はヒマだから、話を
聞いてやろうぢゃないか。
成: (‥‥ヒマだって? じゃあ、
なぜ連絡がとれなかったんだ?)
星: ん? どうした?
この星影 宇宙ノ介
(ほしかげそらのすけ)が、
話を聞いてやろうと
言っとるんぢゃよチミ?
成: あの‥‥実は、綾里 真宵さんの件
で来たんですけど‥‥。
星: ‥‥‥‥!
あ、綾里 真宵‥‥ねえ。
成: (‥‥なんだ?
ようすがオカシイぞ‥‥)
星: あー。
ワシは、そう、
忙しいんぢゃよチミ。
いきなり明日と言われても‥‥。
ムリぢゃな、ムリ。
成: ちょっと待ってください!
なんで、”明日”って
知ってるんですか?
星: むぐぐ‥‥。
と、とにかく。
ダメぢゃ。その件だけは、
ぜーったい、引き受けられん!
成: (ど、どうなってるんだ?
話が違うぞ‥‥!
真宵ちゃんに、なんて言えば
いいんだよ‥‥)

(「依頼を断る理由」を聞く)
成: どうして断るんですか!
理由を聞かせてください!
星: い、いや、その‥‥
だから、忙しい‥‥からぢゃ。
成: 依頼人は、綾里 千尋さんの
妹さんですよ!
星: う‥‥うむむ‥‥。
成: 千尋さんは、あなたを信頼して
彼女をお願いしたんです。
星: そんなことは、わかっておる‥‥。
ぢゃが‥‥
すまないが、
引き受けるわけには、いかん。
成: ‥‥ヒドい人だな‥‥。
わかりましたよ。
時間がない。
‥‥他を当たることにします。
星: ‥‥ぢゃ。
成: え? 何か言いましたか?
星: ‥‥ムダぢゃ、と言った。
成: ど、どういうことですか?
星: 気の毒ぢゃが‥‥その依頼、
まともな弁護士ならば、決して
引き受けることはない。
‥‥まこと、モウシワケないが。
成: な、なぜです!
星: それは‥‥言えん。
‥‥‥‥‥‥。
悪いが、帰ってくれんか。
もう話すことはない。
成: (‥‥どういうことなんだ!)

(「千尋さんのこと」を聞く)
成: 千尋さんとは、どういう‥‥?
星: ‥‥‥‥
彼女は、ここにおったんぢゃよ。
‥‥昔な。
すごい子ぢゃった‥‥。
あっという間に、ワシの
テクニックを身につけてな。
ある日、突然
ここを出て行きおった‥‥。
あの子には”やるべきこと”が
あったんぢゃ。
成: ”やるべきこと”‥‥?
星: あの子の目はいつも、それを
まっすぐに見すえておったよ。
決して、
ゆらぐことはなかった。

(「絵のこと」を聞く)
成: あの‥‥すごい絵ですね。
星: おお! よく聞いてくれたな!
ワシのごじまんの絵ぢゃ!
すんばらしいぢゃろ? ぢゃろ?
この空の色! この海の色!
このムギワラぼうしの色!
3億か4億の値がついとるが、
ワシゃ、手ばなすつもりはないぞ!
ああ。ぜーったい、売らん!
‥‥チミにもな!
成: (買うつもりもないよ‥‥)
星: 売らんぞ!
成: 買いません!

(「留置所」へ移動する)

9月6日 午後3時42分
留置所 面会室

成: や、やあ。
真: あっ!
どっ、どうでした!
会えました?
‥‥弁護士の先生に!
成: うん‥‥まあね。
(どうしよう)
あ、あのさ。
(とても、正直に話せない!)
や、やめた方がいいと思うなあ、
あの先生だけは。
ぐあい悪そうだったよ。
ガリガリにヤセ細っていて。
真: ‥‥‥‥
何があったんですか?
成: ‥‥‥‥
真: もしかして‥‥
断られたんですか‥‥?
成: ‥‥う。
真: ‥‥‥‥
そうなんだ‥‥。
見捨てられちゃったんですね、
あたし‥‥。

(「家族について」を聞く)
成: ‥‥あの。家族は‥‥?
真: お姉ちゃんだけ、でした。
父は、小さいころに亡くなって、
母は、どこにいるのか‥‥
わかりません。
成: (わからない‥‥
死んだわけじゃないのか?)

(「母について」を聞く)
真: あたしたち綾里家の女は、代々、
霊媒師として生きてきたんです。
綾里の血は、強い霊力を
宿しているから‥‥。
今から、15年ぐらい前。
あたしたちは、ある事件に
巻き込まれました。
そして、ある1人の男によって、
母は‥‥
‥‥母は、破滅‥‥したんです。
成: (‥‥破滅‥‥?)
真: そして母は、姿を
消してしまいました。
それから数年後、
お姉ちゃんは”弁護士になる”と
言って‥‥山を下りたんです。
成: ‥‥‥‥
じゃあ、今は1人で‥‥?
真: そうですね。
もう、慣れちゃいましたけど。
それに。
あたしが一人前にならなきゃ、
綾里の霊力が消えちゃうし。
成: (この子‥‥ずっと、1人ぼっち
なのか‥‥)

(「母を破滅させた男」を聞く)
成: その、きみのお母さんを
破滅させた男、って‥‥?
真: 今から15年ぐらい前‥‥。
ふしぎな殺人事件がありました。
世間は、その話題で
大変なさわぎだったそうです。
警察は、どんな手を使ってでも
犯人を逮捕したかった‥‥。
成: ‥‥まさか、それで‥‥霊媒を?
真: 警察に説得されて、
母は、被害者の霊媒をしました。
成: へえ、すごいな。
‥‥じゃあ、事件は?
真: 解決しました。
‥‥一度は。
成: ”一度は”?
真: 母の言葉で逮捕された男は、
無罪だったんです。
成: ‥‥‥‥!
真: このことは、すべて極秘で
すすめられていました。
‥‥でも。
それをスクープした
男がいたんです。
その男は、大々的にマスコミを
動かして、母をインチキだ、って。
‥‥母は‥‥日本中の‥‥
笑いものに‥‥。
成: ‥‥なるほどね。
真: ‥‥‥‥
‥‥コナカ‥‥。
成: え、コナカ?
真: その男の名前。
‥‥お姉ちゃんから‥‥。
成: ‥‥コナカ‥‥。
真: あ。そろそろ、国選弁護士の先生が
来る時間‥‥。
成: ‥‥‥‥
(4時。タイムリミットか。
‥‥どうする?
この子を見捨てて、
このまま帰るのか?)

(「真宵の弁護をする」を選択)
成: ‥‥決めた!
きみがなんと言おうと、
ぼくが弁護をする。
真:
どうして?
成: どうしてって?
‥‥それは、

(「放っておけないから」を選択)
成: ‥‥‥‥
(味方が1人もいない悲しさ、
そして孤独な感じ。
実はぼくにも、おぼえがあった。
‥‥遠い、昔の話だ。
そもそも、ぼくはなぜ、
弁護士になったのか‥‥?
そういう孤独な人の味方になれる
唯一の存在が、弁護士だからだ)
‥‥真宵ちゃん。
ぼくは、きみの味方だから。
見捨てることは、できない。
真: ‥‥‥‥
‥‥弁護士さん‥‥。
‥‥う、うう‥‥
‥‥‥‥‥‥
成: ‥‥さて。
そういうことだから。
よろしくね。
真: は、はい!
こちらこそ、おねがいします!
成: (なんか、見違えるように
元気になったぞ)
最後に確認するけど、
”無実”と信じていいんだね?
真: はい!
あたし、弁護士さんを信じます。
だから、弁護士さんも‥‥。
成: うん。わかった。
(さて‥‥。
こうなると、確認しなきゃ
ならないことがあるな。
あのアヤシイ女の、
引き出しの中‥‥。
あの女の態度が変わったのは、
引き出しを調べたときだけだ。
何かあるに、ちがいない!)

(「板東ホテル」に移動する)
ボ: いらっしゃいませ。
成: あ、あなたは?
ボ: あ。申し遅れました。
ワタクシ、このホテルの
ボーイでございます。
成: は、はあ。
ボ: ルームサービスをお届けに
上がったしだいでございます。
成: ‥‥あの。梅世さんは?
ボ: ‥‥は。お客様は今、
バスルームでございます。
では。シツレイいたします。
ま。どうぞごゆっくり、
おたのしみを‥‥。
成: え。
い、いや違う‥‥!
‥‥‥‥
(‥‥ここに来るたび、
ヒドい目にあってばかりだ。
しかし、部屋を調べる
絶好のチャンスだな!)
ボ: あ、そうそう、そうでした。
成: わっ!
‥‥な、何?
ボ: お客さまに、お電話があったことを
伝えていただけますか?
株式会社<<コナカルチャー>>の
小中様からでございます。
成: ‥‥はあ。
(”コナカルチャーの小中”‥‥?
なんか、引っかかる名前だな)
真: 『‥‥コナカ‥‥。
その男の名前。
‥‥お姉ちゃんから‥‥。』
成: (‥‥お母さんを破滅させた
男の名前‥‥か‥‥。
‥‥コ・ナ・カ‥‥。
偶然なのか‥‥?)

(「開きかけの引き出し」を調べる)
成: ドライバーが引っかかって
引き出しが半開きになっている。
今のうち、中を調べておこう‥‥
‥‥‥‥!
こ、これは!
と、盗聴器‥‥だよな。
間違いなく。
あの女、なんでこんなものを‥‥?

証拠品<<盗聴器>>のデータを
法廷記録にファイルした。
成: やっぱり、
松竹 梅世はアヤシイぞ!
こんなものを持って、
ホテルに泊まっているなんて‥‥。
ぜったい、何かウラがあるに
違いない!
よし‥‥。
明日の法廷は、コイツも武器にして
戦ってやるぞ!
真宵ちゃんのためにも‥‥
絶対に、この女の正体を
あばいてやる!
梅: ボーイさあん。
‥‥まだいるのぉ?
成: (おっと。そろそろ退散するか!
明日、また遊ぼうぜ梅世さん!
‥‥法廷でな!)


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