第4話『逆転、そしてサヨナラ』第2回法廷(その2)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
大沢木 ナツミ…橙
矢張 政志…紺
星影 宇宙ノ介…黄
ボート小屋のオジさん…灰
サユリさん…黄緑
狩魔 豪…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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(事件の夜、聞いたこと)
矢: 『クリスマスイブだってのに
1人なんて、さみしいじゃねえか!』(証言1)
『だからよ! リクエスト番組
聞いてたワケ。』(証言2)
『それはもう、ガンガンの
大音量でさあ。』(証言3)
『でも、銃声っぽい音を
聞いたのは、間違いないぜ!』(証言4)
『音が聞こえた瞬間のDJのコトバも
ハッキリ覚えてるよ。』(証言5)
裁: ラジオを‥‥しかも大音量で
聞いていたんですか!
矢: なんなんだよ、さっきから!
いいじゃねェかよ、ラジオぐらい
聞かせてくれたってよぉ!
成: (アイツ‥‥何が問題なのか、
カンゼンにわかってないな‥‥)
狩: 裁判長。
こんな証人のコトバが
信用できるだろうか?
おおかた、西洋ダイコの音とでも
聞き間違えたのだろう。
裁: たしかに、そうですね‥‥。
証言には、信頼が‥‥

(成歩堂「異議あり!」)
成: 待ってください。
証人は、”音がした瞬間のDJの
コトバをおぼえている”と言った。
裁: でぃーじぇい?
成: アナウンサー。おたよりを
読む人のことです!
とにかく!
問題の音がした瞬間、音楽は
鳴っていなかったのです!
だから、音が聞こえた可能性は
あります!
<<尋問>>をさせてもらいますよ!
裁: わ‥‥わかりました。
成: (あぶないあぶない‥‥)

(「証言5」をゆさぶる)
成: なんて言ってた?

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 弁護人。
たのむから、ムダな質問は
ヤメたまえ。
そんなことを聞いて
どうなるというのだ!
裁: そうですね。
特に意味があるのならば、
質問をゆるしますが‥‥?

(「意味はある」を選択)
成: 意味はあります!
もちろん!
狩: どんな?
成: う。
そ、それは、聞いてみないと
なんとも‥‥。
裁: まあ、いいでしょう。
証人。証言してください。
パアンという音を聞いたとき、
ラジオのアナウンサーは何を?
矢: 『”クリスマスはもう目の前ですね”
って言った瞬間に、音がしたんだ。』(証言・補足)

(「証言・補足」に「ナツミの証言書」をつきつける)
成: 矢張! いや、証人!
今の証言、間違いないか!
矢: え? な、なんだよ
コワいカオして‥‥。
オ、オレをビビらそうったって、
そ、そうは行かねえぞ‥‥!
裁: ど、どうしたんですか?
成歩堂くん。
成: 裁判長!
コイツは今、
こう証言したんですよ。
”クリスマスはもう目の前ですね”
とDJが言ったとき銃声を聞いた!
裁: そうですね‥‥。
それがどうかしましたか?
成: ”クリスマスは目の前”‥‥つまり
まだ、クリスマスじゃなかった。
ということは、いいですか!
コイツが銃声を聞いたときは、
まだクリスマスイブだったんです!
裁: そうなりますね‥‥。
成: しかし、ナツミさんとさっきの
オジさんはハッキリ証言している。
銃声を聞いたのは、午前零時を
すぎていた、と!
つまり!
ナツミさんたちは、クリスマスに
なってから、銃声を聞いている!
これは、あきらかに
ムジュンしています!

(ざわめきが起こる)
裁: ‥‥静粛に! 静粛に!
どういうことですか!
2人の証人は、零時すぎに
銃声を聞いている。
しかしこの証人は、零時前に
銃声を聞いたと言う‥‥。
狩: 裁判長。
‥‥カンタンなことだ。
その証言台の男が、
カン違いしたのだ。
見るからに、そそっかしそうな
男ではないか‥‥。
矢: なんだとお!
裁: ‥‥ふむう。
成歩堂くん。どうですか?
矢張くんが12時前に銃声を
聞いたというのは‥‥?

(「矢張は正しい」を選択)
成: 矢張は間違っていない!
零時ちょっと前に、
彼は銃声を聞いたのです!
狩: ‥‥‥‥‥‥
おもしろい。
そこまで言うからにはモチロン、
証拠があるんだろうな‥‥?
零時より前に
銃声が鳴ったという証拠だ!

(「もう1枚の湖の写真」を選択)
成: この写真を見てください。
昨日の証人、大沢木 ナツミさんが
例のカメラで撮影したものです。
撮影時刻は、12月24日の
午後11時50分です。
裁: ‥‥ほほお。

でも、この写真には、湖の他に、
あやしいものは写ってませんよ?
成: 裁判長。
何が写っているかは、この際
問題ではありません。
問題なのは、この写真が
なぜ、存在するか‥‥です。
裁: どういうことでしょう?
成: いいですか。
この写真は、あるカメラで
自動撮影されました。
”破裂音”に反応してシャッターを
切るようにセットされたカメラで。
裁: ‥‥‥‥あっ!
成: そうです。
午後11時50分にも、
破裂音が鳴ったのです。
だから、この写真が存在する。
つまり!
矢張が銃声を聞いたのは、
間違いなくクリスマスイブだった!
裁: ‥‥そ、そうなりますね‥‥。
そうなると‥‥
どういうことですか?
ナツミさんは、零時すぎに
銃声を聞いたと証言しました。
彼女の方が
間違っていたのですか?
成: そうではありません。
実際、カメラは零時15分にも
写真を撮っている!
あの夜!
銃声は25分の間をあけて、
2回、鳴ったのです!
裁: いったい、なぜ‥‥
そんなことが‥‥?

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: ごまかされてはいけない!
裁判長。
カメラはあくまでも、
”破裂音”に反応したにすぎない!
裁: どういうことですか?
狩: 11時50分に鳴った”破裂音”が
銃声だったという証拠はない!
そこの証人がクシャミをして、
カメラが反応したのかもしれん!
矢: オ、オレはクシャミなんか
してねぇぞ!
裁: ‥‥ふむう。
さて、弁護人。
もう後にはひけませんよ。
私に提示してください。
11時50分に鳴った”破裂音”が
銃声だったという証拠を‥‥。

(「ピストル」を選択)
成: 証拠は、これです。
裁: ‥‥凶器、ですか‥‥。
成: ずっと気になっていたんです。
昨日の証言では、銃声は
2発だった。
しかし、凶器のピストルは、
3発撃たれています。
残りの1発は、いつ
撃たれたのか‥‥?
今、その答えがわかりました。
零時ちょっと前に、矢張が
聞いたのは、その銃声です!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に!
‥‥ふむう‥‥。
たしかに、そう考えると
ツジツマは合いますね‥‥。
‥‥‥‥‥‥。
しかし‥‥そうなると、
フシギなことになりますね。
狩: そのとおり。
銃声は、25分の間をあけて、
2回鳴ったことになる。
11時50分と、零時15分。
いったい、なぜだ!
成: (くそ! ここで、何か
答えを出さなくては‥‥!
‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥待てよ!
25分の間があいた銃声‥‥?)
あああああああああっ!
真: ど‥‥、
どうしたのなるほどくん!
成: 見えてきたぞ‥‥。
真:
成: トノサマンの事件を
おぼえてるかい?
真: え? う、うん。
おぼえてるけど‥‥。
成: 今回の犯人もね、同じような
考え方をしたんだよ‥‥。
真: ど‥‥どういうこと‥‥?
成: 真宵ちゃん!
真: うん!
成: 今、答えを出さないと、
有罪判決をくつがえすのはムリだ!
これからぼくは、思いつきで
この事件を解決してやる!
真: えええっ!
‥‥だいじょうぶなの?
成: そもそも、だいじょうぶなら
有罪判決なんてもらわないよ。
真: ‥‥‥‥
成: ぼくがなんかヘンなことを
言ったら、教えてくれ。
真: ‥‥わかった!
成: 裁判長!
裁: な‥‥なんですか、成歩堂くん。
成: ただ今の証言で、今回の事件の
ナゾは、すべて解決しました!

(ざわめきが起こる)
裁: どういうことですか!
弁護人!
狩: ‥‥クックックッ‥‥
キサマにも、やっとわかったか。
犯人は、御剣 怜侍以外には
ありえない、ということが。
成: そうではありません。
もちろん、犯人は他にいます!
狩: いいか、若いの。
‥‥もう一度、落ちついて
状況を思い出してみろ。
犯行時間、湖の上にはボートが
1つ浮いているだけだった。
それは、証人の写真が示している。
ボートには、被告の御剣と、
被害者の生倉弁護士が乗っている。
ボートの上で銃声がして、
生倉弁護士が湖に落ちた。
被害者が撃たれた距離は、約1m。
自殺ではあり得ない。
‥‥どうだ?
ボートの上に残った、もう1人の
男が犯人に決まっているだろう!
裁: ‥‥たしかに、それ以外は
考えられないと思いますが?
成: そうですね‥‥。
でもそれは、被害者が撃たれたのが
零時15分だった場合の話です。
裁: ‥‥‥‥
どういうことですか?
このとおり、発砲の瞬間の
写真もあるじゃないですか。
この写真は、零時15分に
撮影されたものですよ。
成: しかし、それより25分前にも、
矢張が銃声を聞いている!
生倉弁護士は、そのときに
殺害されたのです!
(そう考えないと、犯人は
御剣しかいなくなるからな‥‥)
裁: ‥‥‥‥‥‥
狩: ‥‥‥‥‥‥
弁護士‥‥。
何を言っておる?
じゃあ、このボートの上の
人影は、いったい誰なんだ!

(「御剣と犯人」を選択)
成: もちろん、
御剣と犯人ですよ!
犯人は生倉弁護士を
11時50分に殺害したあと、
生倉弁護士になりすまして
御剣に会ったんです!

(ざわめきが起こる)
裁: そ‥‥
そんなバカなことが‥‥!
成: 御剣は、なぜ事件の夜、湖に
行ったのかを話してくれません。
しかし、おそらく。
あの夜、御剣は、生倉弁護士に
呼び出されて、湖に行ったのです。
御剣は、生倉弁護士のカオを
よく知らなかった。
だから、犯人が入れ替わっていても
わからなかったのです!
裁: ‥‥‥‥‥‥
なんということだ‥‥。
狩: バ‥‥バカな!
裁: 成歩堂くん。
いったい、あなたの言う
犯人とは、誰なんですか?
成: 犯人ですか。
‥‥そいつの名は‥‥!

(「わからない」を選択)
成: 犯人の名前‥‥。
そんなの、わかりませんよ。
裁: わ、わからない!
狩: キサマ! フザけるな!
成: ‥‥だって、
名乗りませんでしたからね!
狩: ‥‥‥‥!
成: 犯人は、ボート小屋の管理人。
あのオジさんですよ。
彼は11時50分、
生倉弁護士を殺害したんです。
裁: か‥‥管理人のオジさんが‥‥!
い‥‥いったい、どこで!
その時間、湖にボートは
なかったんですよ!
成: 誰かを撃つために、わざわざ
湖の真ん中に出る必要はない‥‥。
今回の本当の殺人現場は、
ボートの上ではなかったのです。
裁: なんですって!
で、では! いったい、
どこだったというのですか!
成: (裁判長に、ほんとうの
殺人現場を示そう!)

(「ボート管理小屋」を選択)
成: もちろん、ここです!
彼が住んでいる、管理小屋ですよ。
誰にも見られず、被害者と
会うことができますからね!

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: そこが殺人現場だったという
証拠はあるのか!
成: さっきの、矢張の証言を
思い出してください。
矢張はあの夜、ボートで
探しものをしていました。
それを見つけて、
彼はボートを返します。
そして、帰ろうとしたとき!
彼は銃声を聞いた。
さて、このとき‥‥。
彼はヘッドフォンをしていました。
でも、銃声は聞いている。
つまり銃声は、矢張のすぐ近くで
鳴ったことになります!
それは、どこか‥‥?
裁: ボートの管理小屋‥‥ですね。

(ざわめきが起こる)
裁: 成歩堂くん!
あの夜、ひょうたん湖で
いったい何があったのか!
最初から、セツメイして
もらえませんか!
成: は、はい。
真: なるほどくん!
だいじょうぶなの‥‥?
成: ど、どうかなあ。
‥‥たぶん、最初から順序だてて
考えていけば、
なんとか
なるんじゃないかな‥‥。

成: ‥‥あの夜。
ボート屋の管理人は、生倉弁護士を
管理小屋に呼び出しました。
‥‥これが、11時50分ごろの
できごとです。
‥‥矢張の聞いた銃声は、もちろん
このときのものです。
その後、管理人は
生倉弁護士のコートを着て、
彼になりすまします。
そして、御剣とボートに乗り、
湖の中央へ出た‥‥。
裁: 成歩堂くん。では、ボートの上で
ピストルを撃ったのは‥‥?

(「ボート小屋の管理人」を選択)
成: もちろん、ピストルを
撃ったのは、犯人の方です。
御剣に当たらないように、
適当に2発、撃ったのです。
裁: ちょっと待ってください。
成: は、はい?
裁: 当てるつもりがないなら、
なぜ2発も撃ったんですか?
成: う‥‥。
(細かいことを聞くなよ‥‥)
狩: どうした、弁護士。
言っておくが、セツメイに詰まった
時点で、キサマの負けだぞ。
なぜ犯人は2発、撃たなければ
ならなかったんだ!

(「目撃者を作るため」を選択)
成: それは、目撃者を作るため
だった、と考えられます。
裁: ”目撃者を作る”‥‥?
成: 犯人は、まず1発、
ピストルを撃ちます。
そうすれば、その音を聞いた
人は、かならず湖を見る。
実際、ナツミさんも、音がしたから
湖の方を見ています。
さて。
犯人は、少し間をおいてから、
2発目を撃ちました。
そして‥‥、
犯人は、自分から
湖に飛び込んだのです。
ピストルはボートの上に
残して‥‥。
裁: ‥‥‥‥‥‥
なるほど‥‥。
それを湖畔から見ていれば、
もう片方の人物に撃たれた、
と思ってしまうでしょうね‥‥。
成: 犯人は、カメラが設置されている
なんて知りませんからね。
わざと目立つように2発撃って、
誰かに見てもらおうとしたんです。
裁: ‥‥ふむう。
成: あとは、カンタンです。
湖を泳いでもどった
管理人のオジさんは、
生倉弁護士の死体に
もとどおりコートを着せて、
その死体を湖に投げ込んだのです。
‥‥これが、
今回の事件の真相です。
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥
狩: ‥‥‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥
法廷係官!
今すぐ、先ほどの証人を
つれてきなさい!
あの、ボート小屋の
管理人です! 早く!

(ざわめきが起こる)

裁: ‥‥では、あの管理人が
来るまでのあいだ、
被告人・御剣 怜侍に
話を聞きたい。
被告人。
証言台についてください。
御剣くん。
弁護人の話は聞きましたね。
御: うム。
裁: いかがですか。
なぜあなたは、あの晩、湖に
行ったのでしょう?
御: ‥‥‥‥‥‥
成歩堂の言ったことは、
だいたいにおいて正しい。
気味がワルいぐらいだ‥‥。
‥‥そう。
私は数日前、
1通の封書を受けとった。
生倉弁護士という男からの
手紙で、
”クリスマスイブの夜の12時、
湖のボート小屋に来い。
‥‥大事な話がある”、と。
裁: ”大事な話”とは‥‥?
御: ‥‥‥‥。
それは、言えない。
裁: ‥‥ふむう‥‥。
係: 裁判長どの!
裁: 係官! ‥‥審理中です。
しずかに‥‥
係: 管理人が消えました!
管理小屋にも、帰っていません!
裁: なんですって!
係: ど、どうしましょう‥‥?
裁: 早く、あとを追うのです!
逃がしてはなりません!

(ざわめきが起こる)

裁: 狩魔検事!
逃げた管理人は‥‥!
狩: ‥‥‥‥‥‥‥‥
すでに‥‥手配ずみだ。
裁: ‥‥ふむう‥‥。
さて。言うまでもなく、この状態で
判決を下すことは不可能です。
よって、審理を明朝、
最終日まで延期します。
警察は、全力をあげて
管理人のゆくえを探すように!
いいですね!
狩: ‥‥‥‥‥‥。
裁: そして、もう1つ。
いったい、あの管理人は誰なのか?
‥‥彼の身元も、非常に
重要だと考えます。
あわせて、調査を命じます。
狩: ‥‥‥‥‥‥。
裁: では、
本日はこれにて閉廷!


12月27日 午後1時22分
地方裁判所 被告人第2控え室

真: なるほどくん! やったね!
成: うん‥‥。
なんとか有罪判決を
ウヤムヤにできたよ。
真: でも、でも。
カルマ検事も、ヤッパリさんの
デタラメぶりにはカタナシだね。
ヤッパリさんのおかげだよ!
成: 矢張か‥‥。
テキに回すと怖ろしい男だな。
それにしても‥‥。
毎回まいかい、なんでこう
ギリギリまで追いつめられるかな。
真: ホントにねえ。
依頼人を助ける前に、
こっちがまいっちゃうよ‥‥。
成: なあ、御剣?
御: ‥‥‥‥‥‥
真: あの‥‥御剣検事?
御:
な‥‥なんだろうか?
真: なんでそんな苦しそうな
カオをしてるんですか?
このぶんなら、明日は
たぶん、無罪っぽいですよ?
たまには、ちょっと
にこにこしてみましょうよ。
御: ‥‥‥‥‥‥
キミたちには
すまないんだが‥‥。
どうも、そういうワケには
行かないかもしれない‥‥。
成: ど、どういうことだ?
御: 成歩堂。
ずっと迷っていることがある。
キミに話すべきかどうか‥‥。
成: ‥‥御剣?
御: もう、時間がない。
話してしまって、ラクになりたい。
‥‥しかし。
‥‥‥‥‥‥
‥‥やはり、今は
決心がつかない。
‥‥‥‥‥‥
成: それは、なんの話だ? 御剣。
御: ‥‥‥‥‥‥
私の‥‥悪夢の話だ。
私が犯した罪の記憶‥‥。
成: お前の‥‥罪?
御: ‥‥殺人‥‥の記憶だ。


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