第4話『さらば、逆転』第1回法廷(その5)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
堀田(自称)…黄
荷星 三郎…紺
オバチャン…灰
大沢木 ナツミ…橙
王都楼 真悟…紫
華宮 霧緒…藤
虎狼死家 左々右エ門…桃
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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千: さすがね‥‥なるほどくん。
成: アタマで考えるより先に、
口が動いていました!
裁: ふむう‥‥真犯人は、
着ぐるみの中に入って‥‥

(御剣検事「異議あり!」)
御: ちょ、ちょっと待て!
トノサマンの着ぐるみは、
王都楼 真悟のものだ!
なぜそんなものが、
被害者の控え室にあるのだ!
しかも、ギターケースの中に
かくされていた、などと!
裁: そうですね‥‥。
たしかに、ちょっとフシギです。
弁護人。‥‥あなたの考えは
いかがですか?
ギターケースの中のトノサマン
‥‥この着ぐるみは、いったい?

(「別の着ぐるみを用意した」を選択)
成: 休憩中、オートロさんは
着ぐるみを脱がなかった‥‥
それならば当然‥‥別の着ぐるみ
だったことになります。
御: なんだと‥‥
裁: では‥‥事件当夜、
ホテル・バンドーには‥‥
トノサマンの着ぐるみが
2体あった、と言うのですか!
成: そういうことになります。
裁: しかも、ギターケースに入っていた
‥‥ということは‥‥
御: 被害者の藤見野 イサオが、
計画的に持ちこんだことになる!

(ざわめきが起こる)
裁: しかし‥‥いったい、なぜ!
被害者の藤見野 イサオさんは
<<忍者ナンジャ>>の役者さんです。
トノサマンの着ぐるみを
コッソリ持ちこんだ‥‥
その理由は、いったいなんですか?
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥
そこなんですよねえ。

(御剣検事「異議あり!」)
御: なな、なぜそこで考えこむ!
キサマ‥‥今まで、テキトーに
考えながらしゃべっていたのか!
成: え! そ、そんなことは‥‥
裁: 弁護人。教えてください!
被害者はなぜ、トノサマンの
着ぐるみを持ちこんだのですか!
千: なるほどくん‥‥だいじょうぶ!
あなたなら、わかるはずよ。
よく考えて。
‥‥そして、勇気を持つの!
成: わかりました。
‥‥ぼくの考えを言いましょう。
被害者がトノサマンの着ぐるみを
会場に持ちこんだ、その理由は‥‥

(「記者会見の整理券」を選択)
裁: これは‥‥なんですか?
成: 事件当夜、
アトラクション・ショーのあと‥‥
トノサマンによる、記者会見が
おこなわれるはずでした。
裁: 記者会見‥‥?
成: トノサマンが、何かを
”告白する”という内容です。
御: ‥‥たしかに、
そんな報告を受けている。
成: しかし、フシギなことに‥‥
オートロさん自身は、記者会見の
ことを知らない、と言っています。
霧: ‥‥‥‥‥‥
裁: それはいったい
‥‥どういうことですか?
成: コタエは、1つしかありません。
会見をセッティングしたのは‥‥
被害者の、藤見野 イサオさん
だったのです!
裁: ‥‥ひ、被害者が?
成: そのとおり!
2体目のトノサマンの着ぐるみは、
そのために用意された!
イサオさんは、トノサマンとして
記者会見をしようとしたのです!

(ざわめきが起こる)
裁: トノサマンになりすまして、
記者会見を‥‥!
しかし、どうして被害者は
そんなことを考えたのですか!
成: それはわかりません。
ただ‥‥
‥‥そこで気になるのが、
記者会見の内容です。
御: ”トノサマンが
何かを告白する”‥‥
”告白”とは、自分のことを
しゃべるものだ。
成: つまり藤見野 イサオは、
トノサマンの着ぐるみを着て‥‥、
王都楼 真悟のことを
語ろうとしていた!
裁: ‥‥そうなりますね‥‥
御: もし、そうだったのなら‥‥
それは”告白”とは言わない。
‥‥”告発”ではないかッ!

(ざわめきが起こる)
霧: ‥‥ふう。
裁: しょ‥‥証人‥‥?
霧: さすがみなさん、プロですね‥‥
裁: な‥‥なんですか?
霧: おっしゃるとおり‥‥記者会見は、
藤見野がセットしたものです。

(ざわめきが起こる)
裁: 証人! 説明をおねがいします!
霧: 藤見野にたのまれて、記者会見の
手配をしたのは、私です。
2体目のトノサマンを
用意したのも‥‥私。
裁: あなたが‥‥!
霧: 藤見野は、<<忍者ナンジャ>>に
すべてを賭けていました。
‥‥もし、今年のグランプリを
逃したら、そのときは‥‥
王都楼自身を失脚させてやる。
‥‥そう考えていたようです。
裁: しっきゃく‥‥ですか‥‥
霧: どうやら藤見野は‥‥
王都楼の芸能生命を断つような
ヒミツを‥‥にぎっていたのです!
成: ‥‥なんですって!

(ざわめきが起こる)
裁: 証人! 王都楼さんの”ヒミツ”
‥‥それは、いったい?
霧: ‥‥‥‥‥‥
それは、藤見野だけのヒミツです。
‥‥私は知りません。
裁: ああ‥‥そうですか。
御: ‥‥‥‥
霧: 私‥‥みなさんに、疑われるような
タイドだったかもしれませんね。
でも‥‥しかたなかったんです。
王都楼 真悟をかばうため、
でしたから‥‥。
成: オートロさんを‥‥かばう!
裁: ‥‥どうやら、私たちの知らない
ジジツがあったようですね‥‥
証人! あなたの行動について、
本当のところを証言してください!
霧: ‥‥わかりました‥‥

(王都楼をかばったこと)
霧: 『現場を見た瞬間から、王都楼が
犯人だと感じました。』(証言1)
『王都楼は、なんとしても藤見野を
殺害しなければならなかった。』(証言2)
『それに、彼には犯行時刻の
アリバイもありません。』(証言3)
『決定的と言えば、やはり証拠品。
あの、ボタンやナイフ‥‥』(証言4)
『私、王都楼のマネージャーだから
‥‥彼を守らなければ、と思って。』(証言5)
裁: ふむう‥‥たしかに、
すべてそろっていますな‥‥
霧: 私‥‥ロジックでモノを
考えるタイプですから。
千: ついに本性をあらわしたわね
‥‥彼女。
キケンな状況よ。とても。
裁: この証言に問題がなければ‥‥
判決を下すことも可能でしょう。
では、弁護人。尋問を。
成: (いつの間にか、状況は
逆転しているみたいだ‥‥
彼女の”ロジック”‥‥
かならず、ひっくり返す!)

(「証言4」をゆさぶる)
成: 少なくともナイフは、
決定的とは言えないはずです!
ナイフについていた指紋は、
偽装の可能性がある!
霧: じゃあ‥‥ボタンのほうは
どうなのでしょうか?
成: ボタン‥‥
霧: 現場の状況から、被害者と犯人が
争ったのは明白です。
その最中に犯人は、忍者ナンジャの
衣装からボタンをむしり取った。
裁: コレのことですな。
霧: そのボタン、王都楼のハカマから
発見されたのでしょう?
決定的な証拠だと思いますけど。
成: うっ。
裁: またまた、やりこめられましたね、
‥‥弁護人。
成: とと、とにかく! ナイフは
証拠になりません!
証言を修正してください!
霧: スナオに負けを認められない
男性‥‥見てられませんね。
千: ‥‥‥‥‥‥‥‥
成: (‥‥よかった。千尋さんは
ぼくを見てくれてるぞ)
千: 冷ややかな目で。
裁: では、証人。
証言を修正してください。
霧: 『あのボタンは、王都楼が被害者と
格闘中にむしり取ったものです。』(証言・補足)

(「証言・補足」に「藤見野 イサオ解剖記録」をつきつける)
成: ‥‥これは、被害者の
解剖記録です。
ここに、ハッキリ書かれています。
死因は”マフラーで絞殺”と。
霧: ‥‥絞‥‥殺‥‥
成: 被害者にナイフが刺されたのは、
すでに死んだ後だったのです。
裁: そ、それがどうかしましたか?
成: さて‥‥。このボタンには、
被害者の血がついてます。
ということは、コイツが衣装から
むしり取られたのは‥‥?
御: ‥‥ナイフで刺された後、
ということになる‥‥。
成: そのとおり! ‥‥つまり‥‥
このボタンが、格闘中に
むしり取られたはずはない!
そのとき被害者は、すでに
絞殺されていたんですからね!
霧: あ‥‥
成: ‥‥そうなんですよ、霧緒さん。
格闘中に、このボタンが
むしり取れるはずがないんです。
ボタンは‥‥死体から
ムリヤリ、引きちぎられたんです!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に!
‥‥ど、どういうこと

(御剣検事「異議あり!」)
御: どういうことだ! 弁護人!
そのボタンが、被害者の死後
むしり取られたからといって‥‥
何が変わるというのだッ!
成: では、1つ尋ねようか
‥‥御剣検事。
ボタンは、なんのために
ひきちぎられたんだろう?
御: な、”なんのため”‥‥だと?
成: ボタンは、格闘中に
ひきちぎられたのではない。
犯人はわざわざ、コイツを
死体からむしり取ったわけだ。
そこには当然‥‥
目的があったはずだろう?
御: ‥‥‥‥‥
裁: 弁護人! あなたには‥‥
あなたには、わかるのですか!
犯人の‥‥”目的”が!

(「罪を着せる」を選択)
成: 考えられる目的は、ただ1つ!
もちろん‥‥王都楼さんに
罪を着せるためです。
御: ‥‥‥‥‥
成: むしったボタンを、自分の
ハカマに挟む犯人はいません!
そう! 王都楼さんは
ワナにはめられたのです!
‥‥真犯人によって!

(ざわめきが起こる)
裁: その‥‥真犯人とは‥‥
いったい、だれなんですかッ!
成: (ついに‥‥
ここまで
こぎつけることができたか‥‥)
千: なるほどくん‥‥
最後まで、気を抜かないでね!
成: オートロさんに罪を着せようと
たくらんだ、真犯人は‥‥!

(「華宮 霧緒」を選択)
成: ‥‥華宮 霧緒さん!
あなたを、藤見野 イサオ殺害の
犯人として、告発します!
霧: な‥‥なんですって!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に! 静粛に!
‥‥成歩堂くん!
これは‥‥重大なコトです!
何か、証拠でも‥‥
成: ”何か”‥‥?
すべての証拠が、彼女‥‥
華宮 霧緒を示している!
霧: そ、そんな‥‥そんな
ハッタリ、私には通用しないわ!
成: ハッタリかどうか‥‥
ためしてみましょうか?
霧: じゃ、じゃあ‥‥このナイフは!
成: ‥‥ナイフは、被害者がマフラーで
絞殺されたあと、刺されました。
もちろん、オートロさんに疑いが
かかるようにするためです。
彼の指紋がついたナイフは、
控え室にあった。
それを知っていたのは‥‥
いっしょに食事をした、あなただ。
霧: ‥‥ッ!
じゃ、じゃあ!
この‥‥ハカマから見つかった
ボタンはどうなんですか!
成: そのボタンは、被害者の死後、
むしりとられた。
そんなことができるのは、
犯人か発見者しかいません。
しかし‥‥、
もしオートロさんが犯人なら、
自分のハカマに挟むハズがない。
霧: ぐ‥‥
成: あのボタンを、オートロさんの
ハカマに挟むことができたのは‥‥
ヒルネしている彼を起こした人間。
‥‥やはり、あなたです。
裁: な、なるほど‥‥
では、カラのギターケースは‥‥
成: それこそ、彼女の有罪を証明する
決定的な証拠です。
犯人は、カオを見られずに現場から
逃げるために、着ぐるみを使った。
ケースの中に、着ぐるみがあるのを
知っていた人物は‥‥?
被害者自身と、それを用意した
人物だけ‥‥
その人物とは‥‥
華宮 霧緒さん、あなたです!
霧: ‥‥い‥‥イヤ‥‥
私は‥‥

(御剣検事「異議あり!」)
御: しかし! ギターケースに
彼女の指紋はなかった!
証人が手袋をしていなかったのは、
キサマが立証したはずだッ!
裁: ‥‥!
た、たしかにそうです!
成: ‥‥霧緒さんが、ケースに
指紋を残すハズはない。
ケースにさわったことがバレれば、
その理由を聞かれることになる。
タオルか何かを使って、指紋が
残らないようにしたのでしょう。
しかし!
トマトジュースはちがう!
霧緒さんは、グラスに
わざと指紋を残すことで、
”動揺した発見者”の
フリをしたのです!
霧: ‥‥きゃああッ!
成: そしてさらに、この写真がある!
現場から立ち去る、犯人の
すがたが写っています。
このトノサマンが
オートロさんのハズはない!
‥‥背が低すぎますからね!
霧: ‥‥‥‥!
成: そういえば、霧緒さん。
あなたも、背は小さな
ほうでしたね‥‥?
霧: も‥‥もうやめて‥‥
成: さあ! どうですか、霧緒さん!
霧: うう‥‥
成: (‥‥今度こそ、キマリだ!)
霧: ‥‥‥‥‥‥‥‥
裁: 証人‥‥?
霧: ‥‥しょ‥‥
‥‥証言を、拒否します。
成: な‥‥なんですって‥‥?
霧: こ、この国の法律では‥‥
自分の不利になるかもしれない
証言は‥‥拒否できるはずです!

(ざわめきが起こる)
裁: た‥‥たしかに‥‥
証人の言うとおりです。
証言することで、自分を罪に
おとしいれてしまう場合のみ‥‥
証人は、証言を
拒否するケンリがあります。
成: なんですって!
(”証言の拒否”‥‥
シロートの発想じゃない!
そういえば‥‥きのう、
オートロさんの控え室で‥‥)
冥: 『‥‥華宮 霧緒ッ!』
霧: 『は、はい‥‥』
冥: 『さっきの話‥‥
真剣に考えておくことね!』
霧: 『え、ええ‥‥
‥‥‥‥‥‥』
成: (‥‥あのときだ‥‥
あのとき、狩魔 冥が
‥‥入れ知恵したんだ‥‥
あぶなくなったら
”証言を拒否しろ!”と‥‥)
千: なるほどくん。
‥‥あなたの立証はミゴトだった。
でも‥‥1つだけ、
足りないものがあるの。
成: ”足りないもの”‥‥?
御: ‥‥クックックッ‥‥
‥‥どうした? 弁護人。
もう、手品のタネは切れたのかな?
成: ‥‥!
裁: どういうことですか‥‥御剣検事!
御: 裁判長なら
おわかりだろう‥‥。
ただ今の弁護人の立証など
‥‥なんのイミもないことを。
成: な‥‥なんだと!
御: キサマの立証は‥‥
すべて、状況証拠ばかりだ。
成: 状況証拠‥‥?
御: 彼女が藤見野 イサオを殺害した
という、決定的な証拠‥‥
‥‥そんなもの、
1つもないではないかッ!

(ざわめきが起こる)
裁: しょ、証人! あなたは
‥‥藤見野 イサオさんを‥‥?
霧: 自分を罪におとしいれる可能性を
コンキョに、証言を拒否します。
裁: しかし、証人‥‥
それでは、罪を認めるのと
いっしょですよ‥‥?
霧: ‥‥でも、立証されたわけでは
ありません。
私の言う”罪”が何を指すのかすら
‥‥あなたがたには、わからない。
成: (くそ‥‥開きなおったか‥‥!)
ち、千尋さん! どうすれば‥‥
千: どうやら‥‥ここへきて、
サイアクの事態ね。
裁: ‥‥ここで1つの決断を
下さなければならないようです。
華宮 霧緒‥‥彼女は証言を
拒否しました。
しかし‥‥検察側の主張どおり、
彼女が殺人を犯したという‥‥
直接的な証拠は存在しない。
成: ‥‥なんですって‥‥!
裁: この場合、私にできることは
1つしかありません。
それは‥‥審理の延期です。
成: え‥‥延期‥‥!
裁: 検察側・弁護側に、さらなる
調査を要請します。
‥‥そして、また明日の審理で‥‥
成: (あ‥‥明日‥‥!
ぼくたちに
‥‥”明日”はないんだ!
今日中に無罪判決を
モギ取らなければ‥‥)

(待った!)
成: 待ってください!
‥‥それじゃあ‥‥おそすぎる!
審理を‥‥審理を!
おねがいです、つづけてください!
御: 何をあせっている‥‥?
キサマの依頼人のイノチが
1日、長らえたではないか。
成: 問題は‥‥そこじゃない!
‥‥御剣ッ!
きみにも、犯人はわかってるはず!
たのむ‥‥審理をつづけてくれ!
判決を持ちこすことで‥‥
あの子のイノチが‥‥
御: ‥‥‥‥?
裁: この証人が証言に応じない以上‥‥
審理の続行は不可能です。
それでは、本日はこれで‥‥

(御剣検事「異議あり!」)
御: ‥‥審理をつづけることは
不可能ではない‥‥。
霧: ‥‥!
裁: み‥‥御剣検事!
い、いったい‥‥
御: ”みずからを罪に落とす証言を
拒否することができる”‥‥
それならば、その”罪”と
関係のない証言は‥‥
拒否することはできない!
裁: そ、それはそのとおりですが‥‥
御: ‥‥じつは、1つ‥‥
気になっていることがある。
証人。
霧: ‥‥‥‥‥
御: 死体を発見したとき、証人は
グラスにジュースをそそいでいる。
霧: そ、それが‥‥何か?
御: ‥‥私には、
どうも不自然に感じるのだ。
ふつう、死体を見つけたら、
そんなヨユウなどないはずだ。
霧: 不自然に‥‥?
でも、あれは‥‥
御: 待ちたまえ。
理由があったのならば、
‥‥証言していただきたい。
霧: 証言‥‥!
御: 裁判長! 証人が死体を
発見したときのことを‥‥
もう一度、証言させて
いただきたい!
これはいかなるイミにおいても、
罪におとしいれる可能性はない!

(ざわめきが起こる)
裁: ふむう‥‥
千: ‥‥今日の御剣検事‥‥
まったく、読めないわ‥‥
私たちの味方なのか、
それとも敵なのか‥‥
裁: 検察側の要請を認めます。
証人は、証言をおねがいします。


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