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成歩堂　龍一…黒
綾里　千尋…赤
綾里　真宵…青
綾里　春美…黄緑
御剣　怜侍…茶
狩魔　冥…水
糸鋸　圭介…黄土
裁判長…緑
堀田（自称）…黄
荷星　三郎…紺
オバチャン…灰
大沢木　ナツミ…橙
王都楼　真悟…紫
華宮　霧緒…藤
虎狼死家　左々右エ門…桃

（フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ）

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	３月２２日　午後５時２４分 成歩堂法律事務所
春：	真宵さま‥‥真宵さまああ‥‥ ううう‥‥うっ
成：	ごめん‥‥春美ちゃん‥‥
春：	わたくし‥‥もうダメです‥‥ ‥‥あああああん‥‥
成：	だいじょうぶだよ！ まだ、チャンスはある。
春：	え‥‥
成：	誘拐犯の要求は、 ”無罪判決”のハズだ。 うかつに真宵ちゃんに 手は出せない。 ‥‥まだオートロさんは、有罪に なったわけじゃないんだからね！
春：	うっ‥‥うう‥‥
成：	‥‥泣いてるヒマはないよ。 今は、行動しないと！
春：	‥‥‥‥‥‥‥‥ そ‥‥そうですよね。 真宵さまは‥‥もっと おツラいんですから！
成：	そうだよ！　じゃあ‥‥
？：	おッ！　あんたたちッ！ まだいたッスね！
春：	お‥‥おひげのけいじさん‥‥
成：	（春美ちゃんにとって、 イトノコ刑事は‥‥ ”おひげの　けいじ”という 名前のオジさんらしいな）
糸：	男・糸鋸　圭介。 ハナシがあって来たッス！
成：	（いそがしいんだけど‥‥）
	（「これからのこと」を聞く）
成：	これから、どうするんですか？
糸：	え？
成：	クビになったんですよね、刑事。 ‥‥新しいシゴトは？
糸：	それッス！　じ、自分は‥‥ どうすればいいッスか！ 次の給料日まで 思いっきり、無収入ッス！
成：	な、ナニ言ってるんですか！ 次の給料日なんて 永久に来ませんよ！
糸：	‥‥‥‥‥‥‥‥ とりあえず、アンタのところで はたらくッス！
成：	え‥‥ええッ！
糸：	明日までに、王都楼のムジツを 証明するものを探すッスよね？
成：	ま、まあ‥‥そうですけど‥‥
糸：	やるッス！ 自分も手伝うッス！ 捜査はモチロンのこと、 ルス番だってカンペキッス！ あと、カンタンな 料理も、おまかせッス！
春：	おねがいしましょうよ！ なるほどくん。
成：	は、はあ‥‥。 ちなみに、得意メニューは？
糸：	ソーメン、ッス。
成：	（‥‥なぜ、ぼくのまわりは めん類好きが集まるんだろう）
	（「御剣検事」を聞く）
糸：	‥‥自分も、あんな御剣検事は はじめて見たッス‥‥ ”証人が自殺しても かまわない”なんて‥‥
春：	そ、そんなコトを！ なんて、ヒドい‥‥
糸：	でも、そのおかげで 真実がわかったッス。
成：	‥‥真実‥‥ （最後の霧緒さんの証言‥‥ あれは、真実だったのだろうか） たしかに、証言自体に おかしなところはなかった。 しかし‥‥根本的に ナットクできない点があります。
糸：	なんのコト‥‥ッスか？
成：	なぜそこまでして、王都楼さんに 罪を着せようとしたか‥‥ その理由ですよ。 そんなもの、どこにもない！
糸：	‥‥‥‥‥‥‥‥ じゃ、じゃあ‥‥あの証言は‥‥ ウソだった、と‥‥？
成：	‥‥何かまだ、ウラがあるような 気がするんです。 ‥‥御剣なら、それぐらいの シナリオは作るでしょう。
春：	そ、そんな‥‥きたないコトを！ 女の検事さんのほうが、 まだマシではないですか！
成：	（狩魔　冥‥‥） そういえば、彼女‥‥ 狩魔検事はどうなりました？ たしか‥‥ ”狙撃された”って！
	（「狩魔検事」を聞く）
糸：	今朝、法廷に向かう途中、 ピストルで撃たれたッス。
成：	ぐあいは‥‥どうなんですか！ 御剣は”イノチに別状はない” って言ってましたけど‥‥
糸：	‥‥それは、まちがいないッス。 撃たれたのは、肩ッスから。 今は、弾丸の摘出手術も終わって、 病院で寝てるはずッス。
成：	‥‥どこの病院ですか？
糸：	お、なんスか。 ‥‥行くッスか？　おみまい。
成：	い、いや‥‥まあ、 気が向いたら‥‥。
糸：	アンタ！ いいトコあるッスねー！ 法廷に出られなくて、死ぬほど くやしがっていたッスから‥‥ 思いっきり、たたかれて あげるといいッス！　ムチで。
春：	たたかれてあげましょうよ！ なるほどくん。
成：	‥‥やっぱり、やめておきます。
糸：	えーと、病院の名前はたしか ‥‥”堀田クリニック”ッス。
成：	（聞いたこと、あるような‥‥ まあ‥‥、 あとでカオを出してみるか‥‥）
	（「堀田クリニック」に移動する）
	同日　某時刻 堀田クリニック　ロビー
成：	（‥‥まさか、また来ることに なるとはなあ‥‥）
？：	ん。ご面会かな？　ん。
成：	あ。どうも‥‥。 ‥‥って、あなたはッ！
？：	ん。院長の堀田（ほった） ですわ。ほっほっ。
成：	おじさん、まだいたんですか！
掘：	ん。なんだ。お。なんだ。 院長センセに向かって。ん。ん。
？：	先生ッ！
成：	み‥‥御剣‥‥
掘：	ん。院長の堀田（ほった） ですわ。ほっほっ。 ‥‥お。あんたは今朝の。 ん。どうしたかな。ん。
御：	先生。　メイは‥‥ 狩魔　冥の具合は？
掘：	ム。シンパイいらんよ。ん。 なんつってもホラ。 ワシがね。このワシが ジキジキにね。ん。ヒヒ。 ん。ホレ。なんだ‥‥手術をさ。 やっといたから。
御：	‥‥礼を言わせていただく。
成：	（どうやら、知らないみたいだな。 この”院長先生”のヒミツ‥‥）
掘：	かわいそうに。彼女、すっかり おびえてるみたいだな。ん。 ムリもないね。ん。 テッポーだもん、相手は。 ワシがコッソリ忍びよったら、 『きゃあ』とか叫んじゃってさ。
御：	はあ。
掘：	いやあ、カワイイね。もお。 ひっぱたかれちまったよ。ムチで。 むせび泣いちゃったもん、ワシ。 もお。クセになりそうだわ。ん。 んぎゃあああああああああああッ！
冥：	‥‥病室に帰りなさいな。
掘：	キビシーな、もう。キビシー。 冥ちゃんたら。 でも、そこがイイ んぎゃあああああああああああッ！ ‥‥じゃ、ワシ。ん。そろそろ、 点滴の時間だから。ん。
冥：	‥‥‥‥‥‥‥‥ 何かしら？　成歩堂　龍一。 その、手に持ったチューリップは。
成：	（やっぱり、来るんじゃなかった ‥‥おみまいなんて！）
	（「狙撃」を聞く）
冥：	裁判所の前で撃たれたの。 ちょっと、右肩をね。 フッ‥‥たいしたことじゃない。 こんなの、よくあるコト。 ホントは、そのまま法廷に 立つことだってできたのに。
春：	そんな！ ‥‥ムチャです！
成：	（さっきまで おびえてたクセに‥‥）
冥：	‥‥それなのに、そこの検事さんが ムリヤリここへ連れてきたの。 そこまでして、私の手がらを 横取りしたかったのかしらね。
御：	肩にはまだ、弾丸が残っていた。 当然の処置だ。 ‥‥おかげで、 キミのムチャな取り引きの シリぬぐいをするハメになったが。
冥：	‥‥！
成：	（”取り引き”‥‥）
	（「取り引き」を聞く）
成：	‥‥狩魔検事。 きみはきのう、霧緒さんと 取り引きをしただろう？
冥：	‥‥なんのことかしら？
成：	王都楼さんをカクジツに 有罪にするために、 今日の法廷で、 彼女に証言を拒否させた。
冥：	‥‥さあ、知らないわ。 そんな証拠があるのかしら？
成：	なんだって‥‥！
冥：	‥‥運がよかったわね。 成歩堂　龍一。 私が法廷に立っていれば、 この事件はもう、終わっていた。
成：	霧緒さんの”偽装”を かくしたまま、か？
冥：	‥‥そんなことは問題じゃない。 偽装があろうとなかろうと‥‥ 私のするべきことはただ１つ。 王都楼の有罪を立証することよ。 ‥‥そのために使えるモノは、 なんだって使うわ。
成：	‥‥狩魔検事‥‥ 華宮　霧緒は、きみとの ヤクソクを信じきっていたんだぞ。 ”真実をしゃべらなければ、 王都楼が有罪になる”‥‥って。
冥：	‥‥そ、それがどうかした？
成：	そのせいで、彼女は 有罪になりかけたんだぞ！ きみの言うことを 最後まで信じたせいで‥‥
冥：	‥‥‥‥‥‥ それは、彼女が弱い人間だから。 私にはカンケイないわ。
成：	きみだって知っていた はずだ。霧緒さんは‥‥ いててェェッ！
冥：	‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥そろそろ、病院の 面会時間はおしまいよ。 シツレイするわ。
春：	どうしたのでしょう？ 急にあわてて‥‥
成：	（思いっきり、 たたかれ損だな‥‥ ‥‥御剣‥‥）
	（「今日の法廷」を聞く）
成：	‥‥御剣。 今日の法廷はなんだ？
御：	‥‥‥‥‥‥
成：	お前だって、霧緒さんの ことは知ってるはずだ。 いくら証言させるためとはいえ、 何もあそこまで‥‥！
御：	‥‥ああでも言わなければ、 彼女は証言しなかった。 いいか、成歩堂。 法廷は、人間を裁く庭だ。 私は、イノチをかけて あの場所に立っている。 だから、証人にもそれを求める。 ‥‥当然のことだろう。
	（「霧緒のカード」を聞く）
成：	‥‥そういえば、御剣‥‥ 今日の法廷‥‥めずらしく うろたえていたよな？
御：	『証人ッ！　そのカード‥‥ こちらにわたすのだッ！　早く！ キサマは‥‥なんという、 バカなことをしてくれたのだ！ コイツを‥‥今まで 私の目からかくしておくなんて！』
成：	あのカード‥‥ いったい、なんだったんだ？
御：	‥‥‥‥‥‥‥‥ コイツのことか‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥ いいか。これはゴクヒ情報だ。 ‥‥だれにももらすな。 特別捜査課が何年も追っているが、 署内でも、知らない人間が多い。
成：	わ、わかった‥‥。
御：	このカードの持ち主‥‥ 名前は、虎狼死家　左々右エ門 （ころしやさざえもん）という。 その名のとおり、殺し屋だ。 ‥‥スゴウデの、な。
成：	（殺し屋‥‥！）
	証拠品<<カード>>のデータを 法廷記録にファイルした。
	（「殺し屋」を聞く）
成：	コロシヤ　サザエモン ‥‥って‥‥？
御：	”虎狼死家”は、屋号だ。 ‥‥老舗のな。
春：	‥‥しにせ‥‥？
御：	初代が現れたのは、 もう１００年も前のことらしい。 左々右エ門は、虎狼死家の ３代目を襲名した殺し屋だ。
成：	”左々右エ門”だから、 サザエのカードを‥‥？
御：	ヤツは、殺したエモノのそばに、 かならずカードを残していく。
春：	どうして、そんなことを‥‥
御：	依頼人に対する義理、 と考えられている。
成：	”ギリ”‥‥？
御：	カードを残すことで 自らの犯行を明らかにするわけだ。 依頼人に殺人容疑が かからないようにするために。
成：	‥‥はあ‥‥
御：	虎狼死家は、依頼人との 信頼関係を何よりも重んじる。 ‥‥義理人情に生きる 殺し屋、ということらしい。
成：	（‥‥殺し屋に 義理も人情もあるかよ‥‥） それで‥‥その殺し屋が、 この事件に‥‥？
御：	そのようだな。 このカードが発見された以上、 まちがいないだろう‥‥。
成：	（虎狼死家　左々右エ門‥‥）
	（「真宵のこと」を聞く）
御：	今日の法廷‥‥じつは、 私も気になっていた。 キミも、妙にうろたえていた。 ‥‥何かあったのか？
成：	（こいつには‥‥話しておく べきかもしれない） 真宵ちゃんが‥‥誘拐されたんだ。
御：	ゆ‥‥誘拐だと‥‥？ 犯人の要求は！
成：	無罪判決だ。
御：	‥‥そういうことだったのか。 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 大至急、捜査班を編成しよう。 明日までに、解決する。
春：	ほ‥‥ホントですかッ！ なるほどくん！ み、ミツルギ検事が‥‥
成：	気休めはよしてくれ！
春：	なるほどくん‥‥？
成：	見つかるはずがない。 手がかりが、まったくないんだ！
御：	‥‥‥‥‥‥
成：	彼女を助ける方法は、 １つしかない。 ‥‥なんとしてでも、無罪判決を モギ取るしかないんだよ！
御：	‥‥‥‥‥‥‥‥ 成歩堂。これだけは言っておく。 藤見野　イサオを殺害したのは、 虎狼死家　左々右エ門だ。 そして、その殺人を 依頼したのは‥‥ 王都楼　真悟‥‥ キサマの依頼人だ。
成：	やめてくれ！ ‥‥信じるわけにはいかない。
御：	‥‥わかった。 キミは捜査をつづけたまえ。 ‥‥これを持って行くといい。
春：	これは‥‥？
御：	ホテルは現在、 立入禁止になっている。 虎狼死家　左々右エ門の 手がかりを探すためにな。 ‥‥それを持っていけば、 入れてもらえるだろう。
	<<御剣の紹介状>>を 法廷記録に挟んだ。
御：	‥‥とにかく、真宵くんの 手配をしておこう。 ‥‥シツレイする。 何かあったら、また会おう。
春：	なるほどくん‥‥ まさか‥‥まさか、 オートロさんが、殺し屋さんを‥‥
成：	そんなハズはないよ！ （だって‥‥彼には、 サイコ・ロックはなかった‥‥）
春：	そ、そうですよね‥‥。
成：	‥‥真宵ちゃん‥‥ ‥‥たのむから、 　　ブジでいてくれよ‥‥！
	？月　？日　？？時？？分 ？？？？？？？？？？？？
真：	ふふん。ユーカイ犯も、 ちょっとドジだよねー。 こんなカード、 落としとくんだもん。 ”殺し屋だー”とか 言ってたけど、 きっと、なるほどくんみたいに ハッタリだよね‥‥。 とりあえず、このカードで‥‥
	‥カチ‥
真：	‥‥はずれたみたいだね、 ドアのカギ‥‥。 よし！　思いきって 行ってみよう‥‥！
	（「？？？？」に移動する）
	？月　？日　？？時？？分 ？？？？？？？？？？？？
真：	うわ‥‥。なんだろ、ここ。 やっぱり、あのホテルじゃ なかったみたいだね‥‥ あそこにあるの、ビデオかな？ ‥‥とにかく、何か手がかりを 探さないと。 それで‥‥お姉ちゃんに 見てもらうんだ！
	（「アンテナ」を調べる）
真：	なんだろ、これ。 アンテナ‥‥かな？ それと‥‥ビデオデッキか。 ずいぶんいろんなキカイが あるなあ。 でも‥‥なんでこんなところに アンテナがあるんだろ‥‥？
	（「写真立て」を調べる）
真：	写真立てがある。 これ‥‥女のヒトだね。 ちょっとキレイだな。 お。なんか書いてある。 ‥‥なになに。 ”愛をこめて‥‥ユリエ” ‥‥かあ。 これはひょっとして、 手がかりになるかもね‥‥
	（「クマのアクセサリー」を調べる）
真：	‥‥なんだろ。ソファに アクセサリーが置いてあるよ‥‥ クマさん‥‥だね、これ。 かーわいい！ でも、このクマさん‥‥ 切れ目がいっぱい入ってるよ。 ‥‥パズル‥‥なのかな。
	（「ドア」を調べる）
真：	ううう‥‥やっぱり カギがかかってるよ。 こりゃ、カードでカチ、 ってわけにはいかないなあ。 ‥‥ドアの下に、小さな 入り口がついている。 もうちょっとヤセてたら、 出られたかもしれないな‥‥。
？：	困りますね‥‥ 勝手に出歩かれては。
真：	きゃわわあああああああああっ！
？：	‥‥どうやら‥‥ あなたの弁護士さんは、 シッパイしたようですねえ。
真：	な、なるほどくんが‥‥？
？：	とにかく、あなたは おとなしくしていることです。 できないのであれば、 私がお手伝いしますよ‥‥？
真：	そ、それって‥‥
？：	”死人に口なし”と 申しますでしょう‥‥？
真：	ししししししし、しにん！
？：	最初に申したはずです。 私は‥‥殺し屋だと。
真：	う‥‥ウソ‥‥ ころしや、なんて‥‥
？：	‥‥人は見かけによらない、 と申しますよ。
真：	なるほどくうううううぅぅぅぅん！
	３月２２日　午後７時４分 堀田クリニック　ロビー
春：	‥‥なるほどくん？
成：	ん？　‥‥あ、ああ。 （真宵ちゃんのこと、考えてた）
春：	ミツルギ検事‥‥ 行ってしまわれましたよ。
成：	（‥‥とにかく、オートロさんを 信じるしかない。 でも‥‥一度、話を聞いて おいたほうがいいな‥‥） ‥‥よし！ ぼくたちも行こうか。
春：	はいっ！

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