第5話『甦る逆転』第1回法廷(その2)

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成歩堂 龍一…黒
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
宝月 茜…桃
宝月 巴…藤
巌徒 海慈…紫
罪門 恭介…紺
市ノ谷 響華…水
原灰 ススム…黄
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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(おキョウのスイリ)
響: 『宝月 巴は、多田敷捜査官を
殺害するつもりだったのさ!』(証言1)
『そのために、わざわざ被害者を
検事局に呼び出したんだからねぇ。』(証言2)
『主席検事サマは、被害者に
かなりのウラミがあったハズ。』(証言3)
『そうでなきゃ、あの人間マシーンが
何度もナイフを使うはずがない!』(証言4)
裁: ‥‥警察局にいたはずの被害者が、
検事局に呼び出された‥‥
たしかに、そこにはある種の
”計画性”が感じられます!
茜: そんなコト言ってたら、ラーメンの
出前もたのめませんよねー。
裁: ‥‥それでは、弁護人。
尋問をおねがいします!

(「証言4」に「多田敷 道夫の解剖記録」をつきつける)
成: ”何度も”刺した‥‥
そんなの、目撃できるはずがない!
響: このおキョウを試すつもりなら‥‥
1パイ食らわせるよ!
この、青ノリ弁当をッ!
御: ‥‥1パイ食らうのは、
恐らくキミのほうだろう。
響:‥‥!
裁: ど‥‥どういうことですか!
御: 説明するのもバカらしいが‥‥
これを見ていただこう。
<<ナイフによるキズは1カ所>>‥‥
解剖記録に、そう書かれている。
裁: あ‥‥ああッ、ホントです!
さすが、御剣検事!
茜: ホレちゃいますよねー!
カッコイイなあ、御剣検事さん。
成: (ぼくのチカラいっぱいの
”異議あり”はどこへ消えたんだ)
裁: さあ‥‥いかがですかな、証人!
響: ‥‥こちら。ケチャップ弁当で
よろしかったかしら?
裁: あ、ど。どうも‥‥
響: 血とケチャップを見まちがう人間は
いない‥‥そう信じておりました。
でも、今日からは
あらためるコトにいたしますわ。
御: つまり‥‥
”見まちがい”‥‥だった、と?
響: ナイフを振り上げたとき‥‥ムネの
あたりに見えた気がしましたの。
‥‥返り血が。
だから、”少なくとも2回は
刺したはず”と思ってしまった‥‥
裁: ”返り血”を何と見まちがえたか
‥‥証言をおねがいします!
響: ‥‥‥‥‥‥
『彼女の赤いマフラーが、血に見えた
‥‥それほど鬼気迫ってましたわ。』(証言5)

(「証言5」に「現場写真」をつきつける)
成: おキョウさん! セツメイして
いただきたいことが‥‥

(御剣検事「異議あり!」)
御: ‥‥証人。やはり、キミは
捜査官には向いていないようだ。
響: な‥‥何を言うの!
御: 被告人は、被害者を刺したとき‥‥
マフラーなど、していなかった。
自ら立証しているではないか‥‥
この写真でッ!
響: あ‥‥そ。そんな‥‥
そんな、バカなッ!
御: やれやれ‥‥カンちがいも
そこまで行けばホンモノだ。
リッパな弁当屋に
なれることだろう。
裁: む‥‥むふゥッ!
シビれますなあ。
茜: やっぱり、御剣検事さんですよね。
最終的には。
成: (ぼくのムネいっぱいの
”異議あり”はどこへ消えたんだ)
響: あ、あれは‥‥スカーフ‥‥いえ!
ワタクシは見たはず。赤い‥‥
御: ‥‥さて。
証人のユカイな幕間劇には、
じゅうぶん笑わせてもらった。
響: な‥‥なんですって‥‥
裁: それでは、証人。
証言をつづけてください。
事件を目撃したあなたは、
被告人の身柄をカクホした‥‥
そのことについて。
響: ‥‥‥‥‥‥
よろしいでしょう。
どうやら、ワタクシも
思い出したコトがあるようですわ。
成: (ケッキョク‥‥証言のイチバン
重要な部分は、くずせなかった)
茜: 重要な部分‥‥?
成: ”ともえさんが被害者を刺した”
というポイントだよ。
(次の証言が、本当の
勝負かもしれないな‥‥)

(被告人のタイホ)
響: 『犯行後、被告人はワキにあった
ついたてのウラ側に逃げたのさ。』(証言1)
『すぐに後を追って、被疑者の権利を
説明したあと、身柄をカクホ‥‥』(証言2)
『‥‥そう。タイホの瞬間、彼女は
マフラーのことを口走ったの!』(証言3)
『それで先ほどの証言で、カンちがい
してしまったのでしょう。』(証言4)
『主席検事サマはお逃げになったケド
‥‥おキョウにはムダなコト!』(証言5)
裁: こだわりますなあ、エリマキに。
響: ヘビのようにしつこく、
ハブのように噛む!
‥‥それがおキョウですわ。
成: ハブはある種、
ヘビだと思いますけど‥‥
響: ヘリクツ並べるんじゃないよ!
噛みたおしてやろうかッ!
成: す、すみませんッ!
茜: ‥‥成歩堂弁護士、
毒ヘビに噛みたおされる、と。
響: ‥‥主席検事殿の抵抗は、
それは見苦しいモノでしたわ。
この手を振りはらって
ドラム缶をケリ倒してみたり‥‥
成: ドラム缶‥‥
(想像もつかないな)
響: ‥‥カワイイカオをして、
ワリと女豹でしたわねェ‥‥
裁: それでは、弁護人。
尋問をおねがいします。

(「証言2」をゆさぶる)
成: ”すぐに”というと‥‥あなたは、
被告人の近くにいたわけですか?
響: ‥‥さっきも言ったじゃないか。
10メートルも離れていない
場所におりましたのよ、ワタクシ。
成: (どうしよう‥‥もう少し
詳しく聞いてみるか‥‥?)

(「さらにゆさぶる」を選択)
成: 念のため、上面図で
カクニンさせていただきます。
ベントーランドのクルマは‥‥
御: ”外来者”にあたる。‥‥当然、
Bブロックに停められていたハズ。
成: すると‥‥証人が目撃したのは、
このあたり、になりますね?
裁: クルマから10メートルといえば
‥‥そのあたりでしょうな。
成: おキョウさん。
まちがいありませんね?
響: そ、そうですわねえ‥‥
裁: しかし‥‥目の前に、金網が
あるようですが、これは‥‥?
響: 乗り越えましたわ、モチロン。
裁: さ。さすがは
<<ゲロまみれのおキョウ>>ですッ!
茜: 金網を乗り越えたのなら、
少し時間がかかったはずですね。
おキョウさんが現場に
かけつけるまで。
成: (たしかに‥‥3メートルは
あったからな、あの金網。
ともえさん‥‥なぜ、
逃げなかったんだろう?)

(「証言3」をゆさぶる)
成: ”マフラーのこと”‥‥
セイカクには、なんと言いました?
響: セイカクに覚えていれば、
そのように証言しておりますわ。
成: (ムカつくなあ‥‥)
響: ‥‥それに。ワタクシが聞いたのは
”マフラー”のヒトコトのみ‥‥
裁: ”ヒトコトのみ”‥‥?
御: では‥‥それは、証人と被告人の
会話ではなかった、というコトか。
響: そう‥‥主席検事サマは、電話に
向かって話しておられましたわね。
成: (”デンワ”‥‥もしかして、
あの携帯電話のこと、か‥‥?)

(「詳しく聞く」を選択)
成: ”デンワ”というのは‥‥
現場で発見された、コレですか?
響: そう‥‥最終的には、ね。
御: ”最終的”というのは?
響: このおキョウの記憶力‥‥
シャケのようにさかのぼりますの。
裁: ど、どういうことですか?
響: 主席検事サマはまず、カベの
デンワを使おうとなさいましたの。
裁: カベの‥‥?
成: (たしか‥‥ついたてのウラに、
非常電話があったな)
響: どうやらアレが、
故障していたらしくてねェ‥‥
裁: それで、やむを得ず
携帯電話を使ったわけですか?
御: たしかに‥‥あの非常電話は、
事件当日、不通だったようだ。
裁: ふむう‥‥さすが、証人。
シャケ並の記憶力です!
成: (そりゃモンダイだろ‥‥)
裁: ‥‥それでは、今の発言を
証言に加えていただきましょう!
響: ホント‥‥
世話の焼けるボウヤたちだよ。

証拠品<<携帯電話>>のデータを
書きなおした。
響: 『カベの電話をあきらめ、携帯電話を
使った‥‥すべて目撃しましたわ!』(証言6)

(「証言6」に「地下駐車場の上面図」をつきつける)
成: あなたは‥‥宝月 巴さんに、
個人的なウラミがあるようですね。

(御剣検事「異議あり!」)
御: ‥‥この証人は、
かつては捜査官だった。
個人的な感情によって
証言が左右されることはない。
響: ‥‥心外ですわね。
アナタにかばっていただくとは‥‥
2年前‥‥主席検事と手を組んで
ワタクシを追い出した、アナタに。
御: ‥‥‥‥‥‥
成: それならば、おキョウさん。
今の証言の、致命的なムジュン‥‥
どう説明するつもりですか?
響: ふ‥‥フン!
どういうことサ。
この、おキョウ‥‥
ナメたらゲロの味がするよッ!
成: 上面図を見ていただきましょう。
あなたは、このポイントから
事件を目撃したと証言しています。
しかし!
もし、それが本当ならば‥‥
ともえさんが電話で話したのを
目撃できるハズがないッ!
響:‥‥!
成: もう、おわかりでしょう。
非常電話は、ついたての
ウラ側に設置されています。
Bブロックにいるかぎり!
それが見えるはずがないのです!
響: く‥‥‥‥
くくくくくくくくくくくくくぅッ!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に!
これは、どういうコトですかッ!
成: カンタンなコトです、裁判長。
<<ゲロまみれ>>である以前に、
この証人はウソにまみれているッ!
響: ぐぅぅ‥‥ッ!

(御剣検事「異議あり!」)
御: ‥‥それならば。
弁護士にうかがおうか。
いったい‥‥この証人は、いかなる
イツワリを述べたというのかッ!
成: (これは、反撃の糸口になる。
ミスをするワケには行かない!)
証人の”ウソ”。それは‥‥

(「目撃した”場所”」を選択)
成: ”非常電話を使おうとしたが、
不通だった”‥‥
この証言自体には、
それほど重要なイミはありません。
つまり、そこでウソをつくイミも
ない、ということになります。
裁: ウソをつく”イミ”‥‥
成: 証人は、ジッサイに被告人が
非常電話を使うのを見たのです。
ということは、つまり‥‥
おキョウさんは、ベツの場所から
事件を目撃したのです!

(御剣検事「異議あり!」)
御: 目撃した”場所”だと‥‥?
それこそ、なんのイミもない
”ウソ”ではないかッ!

(成歩堂「異議あり!」)
成: そのウソにイミがあるかどうか‥‥
ついてみなければ、わからないッ!
裁: ‥‥今、ハラの立つほどテキトーな
反論をした弁護人にうかがいます。
この証人が、事件のあった瞬間‥‥
”どこ”にいたというのですかッ!
成: (今までの証言のすべてが、
ある1点を指している‥‥)
おキョウさんが、事件を目撃した
場所‥‥それは、ここです!

(「守衛室」を選択)
成: モチロン‥‥
ここしか考えられません。
裁: 守衛室、ですか‥‥
御: たしか、地下駐車場の守衛室は‥‥
駐車場全体を見わたすため、
2階部分に設置されていたはずだ。
裁: たしかに‥‥そこからならば、
非常電話が見えるでしょう。
しかし‥‥何も、この守衛室とは
かぎらないのでは?
成: ザンネンながら、ここしか
あり得ないのです。
検事局の関係者ではない証人は、
Aブロックには駐車できない‥‥
<<非常電話>>と<<事件>>の両方を
目撃できるのは、ここだけです!
‥‥たしか、あなたは、
こう証言していましたね。
毎日、守衛室の”カレ”に
弁当をとどけている、と‥‥
いかがですか、おキョウさん!
響: ‥‥‥‥‥‥
長年、オトコたちのクチを
割ってきたモンさね‥‥
まさか‥‥このおキョウが、
オトコにクチを割らされるとはね。

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に!
‥‥証人ッ!
元・捜査官でありながら、
ウソの証言をしたのですかッ!
響: ‥‥このおキョウ、
逃げもかくれもいたしませんわ。
ツミのある者に、罰を。
カクゴはできておりますのよ。
成: (”ツミのある者”‥‥
ともえさんのコト、なのか?)
茜: あの‥‥成歩堂さん。
なんか、ヘンじゃないですか?
どうして、おキョウさん‥‥
こんなウソをついたんでしょう?
成:‥‥え。
茜: 正直に<<守衛室から目撃した>>って
証言しても‥‥
ベツに、何も変わらないと
思うんですけど‥‥
御: ‥‥そのとおり。
この写真がすべてを物語っている。
被害者を刺したのは、被告人‥‥
そのジジツは、何も変わらないッ!

(成歩堂「異議あり!」)
成: ”何も変わらない”‥‥?
そんなハズはありません。
御: な‥‥なんだと!
成: ウソの証言をすれば、罪になる‥‥
捜査官ならば、よく知っています。
つまり! そこには‥‥何か
理由がなければならない!
裁: いったい! その
”理由”とは、なんなのですかッ!
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
え! ぼ、ぼくですか!
裁: そりゃそうでしょうッ!
茜: な、成歩堂さん!
もう一度、整理してみましょう!
成: (おキョウさんは、本当は
守衛室で事件を目撃した‥‥
なのに”Bブロックから
目撃した”と、ウソをついた。
そのウソによって変わってくる、
”重要なちがい”とは‥‥?)

(「現場までの距離のちがい」を選択)
成: それは、モチロン”距離”です!
御: ザンネンながら、弁護士‥‥
上面図を見れば、アキラカだ。
守衛室から現場までの距離も、
約10メートル。
見えるものは、Bブロックと
そう変わらないハズだが‥‥?

(成歩堂「異議あり!」)
成: 重要なのは‥‥
”何が見えるか”ではありません。
現場まで”何分かかるか”です。
御:‥‥!
成: おキョウさん! あなたは
守衛室で事件を目撃した!
そこから、現場で被告人を
タイホするまで‥‥
いったい、どれぐらいの時間が
かかったのですかッ!
響: ‥‥‥‥‥‥
裁: い、いかがですか、証人!
響: ‥‥そちら。
成: は、はい‥‥?
響: 輪ゴム弁当‥‥で
よろしかったかしら?
成: (食べられないじゃないか!)
響: ワタクシ、守衛室のカレに
カレー弁当を届けておりましたの。
裁: む、むうう‥‥
カレに、カレー弁当を!
響: カレは部屋にいなくて、
ワタクシ、待っておりましたわ。
‥‥あの、ガラス張りの守衛室から
事件を目撃したワタクシは‥‥
気がついたら、現場に向かって
走っておりましたの。
でも‥‥このドアはカギが
かかって、開かなかったのです。
だから‥‥外来者用のBブロックへ
向かうしかなかった‥‥
裁: ‥‥ヒドい遠回りですな。
響: 事件を目撃してから‥‥おそらく
5分ほど、かかったでしょう。
裁: ごごごご、ごふん‥‥ですか!

(ざわめきが起こる)
裁: むうう‥‥それでは、
ハナシが変わってくるような‥‥
響: しかし! 被害者を刺したのは、
そこの被告席のオンナなのさ!
この写真があるかぎり‥‥
それだけは、まちがいない!
‥‥このおキョウ、
そのワリバシにかけてッ!
裁: ‥‥たしかに
認めざるを得ないようです。
響: ‥‥こちら。キャビア弁当
オカワリ、よろしかったかしら。
裁: よろしかったですぞッ!
成: (くそ‥‥まいったな‥‥)
茜: 成歩堂さん!
‥‥なんとかしないと!
成: (しかし‥‥
反証できる材料はあるのか?)

(「異議を申し立てる」を選択)

(成歩堂「異議あり!」)
成: 目撃からタイホまで、”5分”!
その重要性を考えてください!
カップラーメンのおかわりが
作れる! ‥‥カタめでよければ。
響: ‥‥ラーメンばかり食べてないで、
おキョウの弁当にしなさいな。
成: この、空白の”5分”は‥‥
あまりに不自然なのです。
御: 不自然‥‥だと?
成: 裁判長。あなたが犯人ならば‥‥
5分あったら、どうしますか?
裁: そりゃ、まあ。
現場から逃げるのでは‥‥‥‥あ!
いや! 私は決してその。
サツジンなど、考えたコトも
成: そう! だれでも逃げるでしょう。
しかし! 今回は、ちがった!
ともえさんは、現場でモタモタして
写真まで撮られている!
本当の”ハンニン”ならば、
こんなコトは、あり得ないッ!
響: ぐ‥‥‥‥
ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐゥッ!

(ざわめきが起こる)
裁: どうやら‥‥やはり、
この証人は、ここまでのようです。
被告人に敵意がある上、
その証言には”空白”が目立つ‥‥
響: ‥‥‥ッ!
裁: 御剣検事。次の証人の
ジュンビはありますかな?
御: ‥‥ザンネンながら‥‥
モト捜査官であるこの証人を、
やや過大評価していたようだ。
茜: や‥‥やりましたよ!
ネジふせちゃいましたね!
成: (あ‥‥あぶなかったな‥‥
今回も、また)
裁: <<ゲロまみれのおキョウ>>も
今はムカシのユメ、でしたな。
‥‥それでは、
本日はこれにて閉廷!

(待った!)
響: 輪ゴム弁当、よろしかったかしら
‥‥御剣検事サマ?
成: (さっき、ぼくにくれた
ヤツじゃないか!)
御: 弁護人のオサガリは受け取らぬ。
‥‥まだ、何か?
響: ワタクシ‥‥アナタを助けることが
できるかもしれなくてよ。
‥‥決定的な、証拠によって。
裁: な、なんですと‥‥!
成: (まさか‥‥まだ、弁当‥‥
切り札をかくしているのか!)
裁: ザンネンですが。
あなたに対する尋問は、終了‥‥
響: ‥‥こちら‥‥
スペシャル弁当で
よろしかったかしら?
裁: うほほおおッ!
さ‥‥3段重ね‥‥ッ!
証人のカクゴの重さに免じて、
あと1回、証言を許可します!
あなたの持っているという、
”決定的な証拠”について!
響: このおキョウ‥‥弁当と同じく、
失望させませんコトよ!
成: (‥‥おキョウさんの執念‥‥
いったい、何が出てくるんだ!)


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