王泥喜 法介…紺 | |
成歩堂 龍一…黒 | |
成歩堂 みぬき…赤 | |
裁判長…緑 | |
牙琉検事…茶 | |
宝月 茜…桃 | |
北木 滝太…水 | |
北木 小梅…青 | |
北木 常勝…灰 | |
並奈 美波…紫 | |
矢田吹 麦面…黄土 | |
河津 京作…黄緑 | |
引田(偽)…黄 |
王: |
お礼を言わせてもらいますよ。 ‥‥並奈 美波さん。 |
美: | ど。どういうコト‥‥? |
王: |
あなたのおかげで、もう一度。 事件を考えるコトができました。 ”目撃者・河津 京作の証言は、 すべて正しかった”‥‥ それが、すべての前提です。 最初から、彼のコトバを スナオに聞けばよかった‥‥ 河津 京作は、この位置から ふたりの姿を目撃しました。 ‥‥このとき。彼は、証言どおり。 叫び声を上げたのです。 ‥‥そして、被害者は その方向を見た‥‥ その瞬間! 被害者は 右のコメカミを撃たれます。 |
裁: | あ‥‥‥ |
王: |
そうなんです。 このとき‥‥被害者の ”右のコメカミ”の位置は‥‥ ピッタリ! 屋台の方を向いているのです! |
裁: |
静粛に! 静粛に! 静粛にッ! な‥‥なんという‥‥そんな。 ハンニンが、屋台の中にいたと 言うのですかッ! |
牙: |
‥‥ちょっと、 考えてみてほしいなあ。 ハンニンが”屋台の中にいた” というコトは‥‥ 被害者の宇狩センセイは、 ハンニンを屋台に積んだまま、 公園まで、ノコノコ引いてきた コトになるワケだけどね。 |
美: |
はッ! お話にならないわ。 屋台にヒトが隠れていた、なんて。 そんなの、屋台を引けば すぐ、気がつくハズじゃない! |
王: |
‥‥そもそも。モンダイは そんなコトじゃない。 被害者が屋台を引いていたコト 自体が異常なのです! |
牙: |
モンダイは、ひとつずつ 片づけていこうか。 屋台に、ヒトがかくれていた‥‥ ここまで来て、”可能性”を 議論するつもりはないよ。 ‥‥キッチリ、立証して もらおうじゃないか。 <<屋台にヒトが隠れていた>> ‥‥それを示す”証拠”をさ! |
王: |
(今のオレに 立証できるのか‥‥?) <<屋台に、ヒトが隠れていた>>‥‥ それを示す、証拠品は‥‥! |
王: | ‥‥もちろん、あります。 |
裁: |
‥‥おもしろい。それでは 提示していただきましょう。 この屋台に”ヒトが隠れていた” ‥‥そのジジツを示す証拠品とは! |
王: |
<<宇狩外科医院>>‥‥ すっかり、ペンキで汚れています。 現場付近のゴミ箱で発見されました。 |
牙: | どういうコトかな‥‥? |
王: |
現場に、ひとつだけ。 スリッパの跡が残っていたのです。 ‥‥この、屋台のすぐそばに! |
美: | あ‥‥‥ッ! |
王: |
そして‥‥このスリッパには、 並奈 美波さん。 あなたの足の指紋が 残っていました! |
美: | ぐ‥‥ッ! |
王: |
これは、つまり! あなたが、あの屋台の中にいた という証拠です! |
美: | きゃあああああああああああッッ! |
牙: |
現場に残されたスリッパの跡は、 たった”ひとつ”きりだったね。 ‥‥はたして、 それを”足跡”と呼べるだろうか? |
王: |
‥‥上面図を見てください! スリッパの跡‥‥その、すぐヨコに 公園の遊歩道が走っています! 遊歩道は石だたみで、 ここに乗れば、足跡は残らない! |
牙: |
‥‥しかし。だからと言って、 それが”足跡”とはかぎらない。 |
王: | なんですって‥‥? |
牙: |
残っていたのは、 スリッパの跡が”ひとつ”‥‥ 屋台に乗っていたスリッパが、 地面に落ちただけかもしれない。 |
王: | そんなの‥‥ヘリクツだッ! |
牙: |
それに、もうひとつ。 ふつう。屋台には、営業に必要な 道具がしまいこまれているものだ。 とても、ヒトがかくれるだけの スペースなんかないと思うけどね。 |
裁: |
ふむう‥‥たしかに。 この中に、ヒトが 隠れることができたのか‥‥? |
み: |
オドロキさん! みぬき‥‥ 気になるコトがあるんですけど。 |
王: | ‥‥? |
み: |
あの証拠品‥‥やっと イミがわかった気がするんです! きっと、あの屋台に スペースを作るために‥‥ |
裁: |
いかがですか? 弁護人。 屋台にヒトが隠れることが できたという証拠はあるのですか? |
王: |
‥‥少なくとも。 屋台にスペースを作る”工作”が あったのは、たしかです。 |
王: |
これは<<やたぶき屋>>‥‥ 盗まれた屋台のどんぶりです。 |
裁: | それがどうかしましたかな? |
王: |
きのう‥‥このどんぶりを、 オレたちは大量に発見しました。 ‥‥宇狩外科医院の待合室で。 |
美: | ‥‥! |
裁: |
被害者の医院に、 大量のどんぶりが‥‥? |
王: |
屋台の持ち主・矢田吹氏は こう言っていました。 |
麦: |
『とにかく、アレがないと 店が開けられねェ。 どんぶりもゼンブ、 あの中にしまってたしなァ。』 |
王: |
‥‥つまり、あの晩! 屋台の中に、ヒトが隠れる スペースは”存在した”のです! しかも、その”スペース”は、 宇狩外科医院で作られた。 並奈 美波さん! あなたが 病院を訪れたころに! |
美: |
やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ! ダマって聞いていれば‥‥ イイカゲンな推理ばっかり! ‥‥いいえ。 ”スイリ”なんてモンじゃない。 お坊ちゃんのクドキモンクなみの タワゴトよッ! |
裁: |
わかっていると思いますが。 現在、この法廷で‥‥ あなたを完全な”潔白”と 考えている人間は、おりません。 |
美: |
‥‥完全にまっ白な人間は おとぎ話の中に住んでるものよ。 |
裁: |
‥‥とにかく。 いつのまにか、弁護側は 提示してしまったようです。 この証人に、宇狩院長を殺害する 動機とチャンスがあったことを。 |
美: |
そんな不条理な”逆転”‥‥ おとぎ話でもお目にかかれないわね。 |
裁: |
最後に、一度だけ。 あなたに説明のチャンスを与えます。 証言をおねがいしましょう。 |
王: |
(これが、最後だ! なぜ、あの晩。宇狩院長は屋台を 引いていたのか‥‥そして なぜ。あのオンナが、屋台に ひそむことになったのか‥‥ すべてを見抜いてやるんだ!) |
美: |
『あの晩‥‥わたしは、宇狩院長に カルテをわたすようにたのんだわ。』(証言1) 『たしかに、あのカルテをキタキツネ 一家の手にわたすワケにはいかない。』(証言2) 『でも‥‥院長センセ、すっかり 誤解して、ハナシにならなかった。』(証言3) 『どうやら、わたしをキタキツネ一家 からの”回し者”だと思ったみたい。』(証言4) 『だから、あきらめて帰ったけど‥‥ 本当に、ただハナシをしただけよ!』(証言5) |
王: |
やはり‥‥あなたは”手術のミス” を知っていたんですね。 だから、カルテを隠滅しようとした。 あなた自身のために! |
美: |
イイワケするつもりはないわ。 ‥‥それに。わたしはあの医者に、 警告をしてやったのよ。 キタキツネのお坊ちゃんが 健康診断の結果を知って、 今にここへ乗りこんでくる、ってね。 身を守るチャンスをあげたワケ。 |
裁: |
ふむう‥‥なるほど。 それでは、弁護人。 尋問をおねがいしましょうか。 |
王: |
‥‥はい。 (‥‥これが、最後の証言だ。 すべてを”見抜く”んだ! オレたちには、それができる!) |
王: |
”ただ、ハナシをしただけ”‥‥ そいつは、ウソですね。 |
美: |
な。何よ、イキナリ! 何を証拠に、そんなコトをッ! |
王: |
(まちがいない‥‥ なんとなく、わかってきた。 ヒトは、核心を衝かれたとき。 必要以上に動揺する‥‥!) 証拠は‥‥あなた自身です。 |
美: | ‥‥‥! |
王: |
”ただ、ハナシをしただけ”‥‥ まさに、その証言をするとき。 あなたは無意識に、緊張をまぎらす ための”しぐさ”をしたのです。 |
美: |
”しぐさ”‥‥なんのコト? バカバカしい。 |
王: |
あなたは、スカーフのあたり‥‥ クビすじをいじっていました。 |
美: |
な‥‥ッ! な。な。な。ナニよそれッ! |
王: |
(なんだ‥‥? 思った以上に 効いてるみたいだぞ‥‥ ‥‥無意識な行動は、本人も 知らない”真実”を語る‥‥ ”ウソ”と”しぐさ”か。 もしかしたら‥‥ ふたつの”点”をつないだ先に、 <<真実>>があるのかもしれない) |
美: |
そ。そんな目で見ないでよ! わたしは、ほ。ホントのコトを‥‥ |
王: |
どうやら。 ‥‥院長室のコトを思い出すとき、 スカーフの下が気になるようですね。 |
美: | ‥‥! |
王: |
(無意識の”しぐさ”は、何かを かくそうとするとき‥‥ 無意識に現れてしまう”反射” のようなものだ) 宇狩医院の院長室で、被害者との 間に”何か”があった‥‥ あなたは、それをスカーフで 隠そうとしている! |
美: | ‥‥‥‥‥‥‥ |
王: |
あの晩、院長室で”起こったこと” ‥‥それを示す証拠品があります! |
美: | そ。それは‥‥ |
王: |
ほら。‥‥また、スカーフに 手をやりましたね。 |
美: | ‥‥‥! |
王: |
‥‥このスタンドには、少し 変わったところがあります。 電球が割れていて‥‥コードには、 赤っぽいヨゴレがついている。 |
美: | え‥‥ |
王: |
そこに”クビすじを隠す関係者”を 重ねてみれば‥‥ そこに見えてくる”物語”は、 必然のものとなります。 |
美: |
ま‥‥まわりクドい言い方を しないでよ! |
王: |
それじゃあ‥‥そろそろ、 ハッキリさせましょうか。 カンタンなコトですよ。 ‥‥並奈 美波さん。 その、クビのスカーフを 取ってくださいッ! |
美: |
! ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ きゃあああああああああああッッ! |
牙: |
これは、公園で起こった殺人事件の 真実を探るための法廷。 どうやら、論点が ズレ始めているようだ。 |
王: |
論点がズレているかどうか‥‥ すぐにわかりますよ。 証人が、そのスカーフを 取ってくれれば。 |
美: |
わたしは‥‥ わたしは、キョヒするわ! なによ! わたしは、証言をする ために来た、善意の第三者よ! そんな、ワケのわからない命令を されるおぼえは‥‥ |
裁: |
‥‥証人。 あなたは少し、 調子に乗りすぎたようです。 |
美: | なんですって‥‥? |
裁: |
あなたはすでに、 ”善意の第三者”ではない。 ‥‥そのスカーフを 取っていただきます。 |
美: | い。いやァァァァァァァァァッ! |
王: |
‥‥やっぱり。 思ったとおりでしたね。 ‥‥並奈 美波さん! |
裁: | そのクビのキズは‥‥ま。まさか! |
王: |
あの晩。宇狩医院では、やはり ”事件”が起こっていた! あなたは、どうしてもカルテを 取り戻さなければならなかった。 そう。‥‥コイビトが用意した ピストルを盗みだしてでも‥‥ |
裁: |
ちょ、ちょっと待ってください! しかし! このスタンドと、 証人のクビを見ると‥‥ アキラカに、 ”逆”ではないですかッ! |
王: |
そのとおりです。 どうやら、あの晩。宇狩医院で ”被害者”になったのは‥‥ この証人のほうだった。 ‥‥つまり! あなたは、宇狩院長を脅そうとして、 逆に襲われてしまったのです! これが、事件当夜。宇狩外科医院で 起こった”事件”なのです! |
美: |
ぐ‥‥‥‥ッ! キャアアアアアアアアアアアアアア ああああああああああああああああ ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ァァァァァァァァァァァァァァァァ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ |
裁: |
静粛に! 静粛に! 静粛にッ! い。いったい‥‥ 何が真実なのですかッ! |
美: |
さっきのハナシは、本当よ! わたしはあの晩、院長室で 宇狩に教えてやったの! |
美: |
『‥‥あのヤクザは すべてを知ってしまったのよ! 今から、ここへ殴りこんでくるわ!』 |
宇: |
『‥‥どうやら。この医院も これまで、みたいだな。』 |
美: |
『だから、早くカルテを始末するの! その金庫を開けて こっちにわたしなさい!』 |
宇: |
『‥‥自分だけ、 助かろうっていうワケかい?』 |
美: | 『なんですって‥‥?』 |
宇: |
『わかってるんだよ。うまく 組に取り入ったつもりだろうがね。 あのカルテを見られたら、 キミもおしまいなんだ。』 |
美: | 『‥‥‥‥‥‥‥‥』 |
宇: |
『ボクだけビンボーくじを 引くのはゴメンだ。 道連れがほしいじゃないか‥‥ キミ、という。』 |
王: |
それから どうなったんですか! |
美: |
アイツ‥‥いきなり わたしを床に投げ飛ばして。 そして。あの、コードで‥‥ あのオトコは‥‥ 宇狩 輝夫は、ホンキだった。 ホンキで、わたしを 絞め殺そうとしたんです。 そのまま‥‥わたしは 気を失ってしまって‥‥ |
裁: |
なんという‥‥あなたが、その。 ”被害者”だったとは‥‥ |
牙: |
コードに残った、”赤いヨゴレ” ‥‥証人のルージュだったワケだね。 |
美: |
あの晩のコトは、 思い出したくなかった‥‥ だから、今まで黙っていたんです。 ‥‥これで、わかったでしょ? |
王: | え‥‥‥ |
美: |
わたし、殺されそうになって、 気を失っていたのよ。 そのあと、ラーメン屋の屋台に 忍びこむなんて‥‥ できるわけがないじゃない! |
王: | ああああああ‥‥ッ! |
裁: |
‥‥これで、事件当日。 宇狩医院で何があったか、 ハッキリしたようです。 どうやら‥‥被害者の宇狩 輝夫氏 にも”事情”があったようですね。 |
美: |
‥‥すみません。 わたし‥‥まだ、緊張すると 息が詰まってしまうんです。 そろそろ‥‥ 帰ってよろしいでしょうか。 |
裁: |
ふむう‥‥ この事件における、あなたの行為は 当然。責められるべきでしょう。 しかし。あなたもまた、 被害者だったとなれば。 それはそれで、 同情すべき点もあります。 ‥‥いかがですかな? 弁護人。 これで、この証人に対する、 すべての謎が解けたと思われますが。 |
王: |
(気がついてみれば‥‥ いつのまにか、空気は彼女に 同情的なものになっている!) |
み: |
なんだか‥‥みぬき。 わからなくなってきました。 あのヒトの”ヒミツ”‥‥ これで終わりなんでしょうか。 |
裁: |
それでは! この証人に対する 尋問を終了いたします! |
牙: |
クッ‥‥クックックッ‥‥ 何を言ってるのかな‥‥ アツいギグは、これからなのに。 Let’s rock, guys! |
王: | ど。どういうコトですかッ! |
牙: |
やはり‥‥ 弁護士というのは、ツメがアマい。 なぜ、最後までジジツを 追求しようとしないんだい? |
裁: | 牙琉検事‥‥? |
牙: |
宇狩 輝夫は、並奈 美波の クビを絞めて‥‥ ‥‥彼女は、気を失った。 それでは‥‥いったい。 その後、何が起こったのか‥‥? |
み: |
あ‥‥! やっぱり。 まだ”先”があったんですね! |
王: |
でも。‥‥あれだけ痕跡が 残るほどクビを絞められたんだ。 美波さんは、しばらく 動くこともできなかったハズだ! |
み: |
それでも! 屋台に隠れていたのが みなみさんだったとしたら‥‥! |
王: |
‥‥‥! (殺されかけた、並奈 美波。 屋台を引いていた、宇狩医師。 そして‥‥運命の”弾丸”は、 屋台の”中”から発砲された) |
み: |
それが、すべて真実だとすれば! あの晩、”本当は何が起こったか” わかるかもしれません! |
王: |
並奈 美波さん。 お聞きのとおりです。 ‥‥まだ、あなたの尋問を 終わらせるワケには行かない! |
美: |
‥‥このわたしに、どうしても。 サツジンの罪を着せたいみたいね。 おどろいたことに‥‥ そこの検事さんも、ね。 |
牙: |
ぼく? ぼくはね。 ただ、真実が知りたいだけだよ。 |
王: |
とにかく、今までにわかったことを 整理してみましょう。 事件のあった日。 滝太クンは健康診断の結果から、 自分の体内に、まだ弾丸が 残っていることを知ってしまった。 だから‥‥その。 組のピストルを持ち出して、 宇狩医師に”思い知らせてやる” ことにしたのです。 |
み: |
みなみさん、滝太さんから それを聞かされたんですよね。 だから、先回りをして、 宇狩外科医院へ行ったんだ! ‥‥カルテに書かれた、 自分の”サイン”を消すために。 |
王: |
しかし‥‥ そこで”事件”が起こった。 |
美: |
‥‥よく、わかってるじゃない。 わたしは、被害者よ。 そのまま、気を失ってしまったの。 |
王: |
‥‥しかし。宇狩院長は、 どうだったでしょうか? |
牙: |
そう‥‥モンダイは、そこだね。 並奈 美波を”絞殺”して しまった宇狩院長サンは‥‥ ”犯行”のあと、 何をしたのだろうか‥‥? |
美: |
わたし、キゼツしていただけよ! 殺されてなんか、いない! |
牙: |
宇狩医院の状況、そして 公園での状況を考えれば‥‥ 院長センセイがとった行動は、 カンタンにスイリできる。 どうだい、おデコくん! キミにはわかるかい? |
王: | ‥‥‥! |
裁: |
宇狩院長がとった行動‥‥ いったい、なんですかッ! |
王: |
(宇狩院長は、並奈 美波を ”絞殺”したと思いこんでいた。 その後の、宇狩院長の”行動”を 示す、証拠品は‥‥) |