第3話『逆転のセレナード』探偵パート1日目(その3)

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王泥喜 法介…紺
成歩堂 龍一…黒
成歩堂 みぬき…赤
裁判長…緑
牙琉検事…茶
宝月 茜…桃
マキ・トバーユ…黄土
ラミロア…藤
ローメイン・レタス…青
眉月 大庵…紫
或真敷 バラン…薄橙
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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同日 某時刻
ステージ前

牙: まったく‥‥
今日はどうなってるんだよ!
次から次へと、
モンダイばっかりだ!
?: ああ‥‥たしかにな。
み: あ。ガリューウエーブのトップ、
ふたりですよ!
ボーカルのガリューと、
ギターのダイアン。
カッコイイですよねー!
王: うーん‥‥オレにとっては、ただの
”牙琉検事”なんだけどな。
み: あれ?
なんか、言い争ってますよ。
王: 事件のコトじゃないか、やっぱり。
牙: バイクは動かない。
ギターケースもブチ壊し。
おまけにギターは燃え上がるし、
あげくの果てに人まで死んだ。
‥‥そして、さっきの演奏だ。
なんなんだよ、アレは!
大: オレに当たり散らすのはやめてくれ。
カリカリしやがって。
ミスしたの、オマエじゃないのか?
牙: ば。バカを言うな!
このぼくが、あの曲の”キメ”で
ミスすると思うか?
オマエこそ、センの細い音、
出しやがって!
大: なんだと?
み: ‥‥どうやら、
言い争いのタネは、アレ。
”音楽性のちがい”って
ヤツですねー。
王: ノンキな連中だな‥‥
牙: ‥‥ん?
なんだい、キミタチ。
王: あ。ああ‥‥どうも。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
牙: ジャマしないでほしいな。
今、捜査会議をしていたところだ。
王: すみません。
‥‥? そうさかいぎ?
牙: じゃ、もう一度。
ボルジニア共和国への照会をたのむ、
眉月刑事。
大: 了解した。
他には、何かあるかい?
王: ‥‥ど。どうなってるんだ‥‥?
”けいじ”‥‥?
大: ああ、こんにちは。
捜査三課の眉月 大庵
(まゆづきだいあん)だ。よろしく。
王: あ‥‥ど。どうも‥‥
み: はあああ。
オドロキさん。
ホント、なにも知らないんですねー。
<<ガリューウエーブ>>のコト。
王: (しかたない。ついでに、
いろいろ聞いてみるか‥‥)

(「事件について」を聞く)
王: あの。それで‥‥
事件のコト、ですけど。
牙: ‥‥‥‥‥‥‥‥
事件って、どの?
王: いやいや。
殺人事件に決まってるでしょう!
牙: ああ、それか‥‥
なんせ、ぼくにとっては、今朝から
事件のメドレー状態なんでね。
み: そういえば‥‥いろいろグチを
こぼしてましたね。ガリューさん。
バイクがどうしたとか、
ギターケースがどうした、とか。
牙: ‥‥とにかく。
ミスター・レタスの殺害事件ならば、
ぼくよりキミのほうが詳しい。
‥‥そうじゃないかな。
今のところは。
王:え。
牙: なにしろ‥‥
死体を発見したそうじゃないか。
ぼくたちが、ステージで
演奏している、真っ最中に。
み: あの。現場は調べないんですか?
ガリュー検事さんは。
牙: それは、刑事クンの仕事なんでね。
ぼくが行くと、ややこしくなるんだ。
み: はああ。
仲よしには見えませんからねー。
アカネさんと、検事さん。
王: 現場なら、だいたい調べたしな‥‥
(確かに、オレたちの方が
事件には詳しいかもしれないな)
み: 何か気になるモノがあったら、
検事さんに見てもらいましょうよ!

(「ガリューウエーブ」を聞く)
み: オドロキさん、ダメですよ!
<<ガリューウエーブ>>を
知らないなんて!
牙: しかたないさ。ムカシの人は、
アメリカ大陸すら知らなかったんだ。
王: オレは最近のヒトだから、
その大陸は聞いたコトありますケド。
み: <<ガリューウエーブ>>はね。
ただのロックバンドじゃないんです。
メンバー全員、警察関係者たちで
カタめられているんですよ!
王: 警察関係者‥‥?
み: 昼間、手にしたピストルを、
夜は楽器に持ち替えて。
昼間、尋問したそのクチで、
夜は愛を歌っちゃうわけ!
王: ‥‥‥‥コメントしにくいな。
なんとなく。
み: 7年前。<<恋の禁固刑・13年>>で
衝撃のデビュー。
<<恋の特赦免責条項・和解編>>
<<私のカレは検察側証人>>‥‥
もう、ヒット曲をあげたら
キリがない、みたいな。
牙: そして、コイツは、ぼくの相棒さ。
‥‥眉月 大庵。
ぼくの作ったメロディに
ギターをカラめてくる。
なかなかコシャクな男だよ。
大: ふん。
この男は、カンペキ主義者でさ。
演奏のデキが悪いと、とたんに
フキゲンになるんだ。‥‥今日もね。
王: (殺人事件でフキゲンな
ワケじゃないのかよ‥‥)
牙: 今日の演奏はヒドかった!
ゼッタイ、究明してやる。
あの”ミス”をな!
み: さっきも言ってましたね、それ‥‥
王: (しかたないな‥‥もう少し、
つきあってみるか‥‥)

(「”ミス”」を聞く)
み: なんですか?
今日の演奏の”ミス”って。
牙: あれ。キミはたしか、
聞いていたんだろう? 客席で。
み: え。ええ‥‥
特に、気がつきませんでしたけど。
大: ホラな! シロートさんなんて、
そんなモンなんだよ。
牙: 客をナメるなよ、ダイアン!
いいか、コイツを見ろ!
み: な。なんですか、コレ‥‥
牙: <<ミキサー>>さ。
‥‥さっきのステージの演奏が
録音されている。
王: (やれやれ。どんどんハナシが
事件からズレていくぞ‥‥)
み: ここまで来たら、
つきあいましょうよ!
おもしろそうだし。
牙: この機械はね。
録音機の一種なんだが‥‥
ぼくたちは
5人のバンドなんだけど‥‥
こうして、5人の演奏をベツベツに
録音することができるんだ。
レバーを操作すれば、
パートごとの音量を調整できる。
見ててごらん!
み: うわあ。おもしろい!
‥‥じゃあ。ドラムの音だけ
聞けたりするんですか?
牙: もちろん。‥‥コイツを使って、
演奏を乱した”ハンニン”を探す。
王: それより‥‥殺人事件の
ハンニンを探した方が‥‥
牙: 悪いけど、協力しないなら、
ぼくの方も協力できないね。
王: (ううう‥‥なんなんだよ、
この検事は‥‥)
牙: じゃあ、始めようか。
モンダイの部分を、
アタマ出ししてみよう。
ボタンにタッチすれば、
再生する場所も選べるんだ。
こんなふうに‥‥
‥‥ここだ。
いいか、聞いてくれよ。
み: ‥‥これが、どうかしたんですか?
牙: わからないかい?
もう一度。よーく聞いてくれ。
み: あ‥‥ちょっとだけ、ズレてますね。
牙: だろう?
ホラ、見ろ! イチバン大事な、
キメでズレやがって!
シロートでもわかるじゃないか。
大: まあ、な。そんなときもあるさ。
牙: バカな!
ぼくたちがカンペキじゃないかぎり、
犯罪はなくならないんだぞ。
大: ううう‥‥大きく出たな。
牙: そういうわけで、シロートくん。
王: え! オレですか?
牙: キミに見つけだしてもらおう。
リズムのズレた楽器‥‥
いわゆる”パート”をね。
王: でも。どうやって‥‥?
牙: さっきも言っただろう?
このレバーを操作すれば、
パートごとの音量を調整できる。
それを使って、ズレたマヌケ野郎を
捜し出すんだよ。
‥‥コイツは、
シロートがやったほうがいい。
み: やってみるしかないですよ、
オドロキさん!
王: (しかたないな‥‥
少しおもしろそうだし、
やってみるか‥‥)
牙: もう一度言っておくと‥‥
”レバーを操作”して、音量調整。
”ボタンにタッチ”して
再生する場所を選べるからね。
王: (レバーとボタンね‥‥)
牙: どのパートが犯人か分かったら、
”番号”にタッチして指摘してくれ。
じゃ、頼んだよ!

(「2」を選択)
王: ズレているのは‥‥
このパートですね。
牙: どこのどいつだ? ええと。
<<ギター・2>>‥‥
大:あ。
牙: ダイアン! オマエじゃないか!
大: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
バレちまっちゃァ、
しょうがねえなあ。
牙: ヒラキなおるつもりか!
そんなコトじゃ、この殺人事件の
ハンニンも取り逃がすぞ!
み: 大ゲンカになっちゃいましたね。
王: ‥‥この話題に深入りしたのは
マチガイだったのかな。
なんか、壮大な時間のムダ、
だったような気がするんだけど。
み: まま。こんなケイケンも、
いつか役に立ちますよ! たぶん。

<<ミキサー>>を
手に入れた。
王: (‥‥なんでもいいけど、
この曲のタイトル‥‥
<<ラブラブ・ギルティー>>
だったとは‥‥)

(「キーホルダー」をつきつける)
王: あの‥‥コレ、なんですけど‥‥
牙: こ。これは‥‥
王: 知ってるんですか‥‥?
牙: ぼくのだよ!
ぼくのキーホルダーだ!
ずっと探していたんだ!
み: えええええええッ!
が。ガリュウさんの‥‥コレが‥‥
王: (やっぱり、な‥‥)
み: オドロキさん!
なに”やっぱり”みたいなカオ、
してるんですか!
だって、このキーホルダーは‥‥
王: ああ。わかってるよ。
牙: ま。とにかく、礼を言っておくよ。
で? どこで見つけたんだい?
コイツは。
王: ええ。じつはね。
死体が握りしめてました。
ハンニンに対するニクシミを
こめるように。
牙: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なな。なんだってえええぇぇぇッ!
死体って、その。
ミスター・レタスかい‥‥?
王: そうですよ。
牙: うぐぐぐぐぐ‥‥
いったい、ぼくの受難は、
どこまでつづくんだ‥‥
み: ”受難”‥‥そういえば、今日は
グチばっかりこぼしてますよね。
王: しめっぽいヤツだよな。
み: そういうコト、言わない!
あの。よかったら、
聞かせてくれませんか?
ガリュウさんの”受難”のコト。
牙: いや。でも、それは‥‥
み: 聞かせてくれたら、
このキーホルダーのコト‥‥
しばらく
ダマっていてあげますから。
牙: ‥‥きょ。脅迫かい、
おじょうちゃん‥‥

(「牙琉の受難」を聞く)
王: たしか‥‥バイクが
動かなかったんでしたっけ?
み: ギターケースが壊れた、
みたいなコトも言ってましたね。
牙: ‥‥よ。よく知ってるね。
み: だって。何度も
ワメいてましたからねー。
牙: ううう‥‥そうなんだ。
今朝のことさ。
ケッキョクは、
コイツのせいなんだけどね。
王: キーホルダー‥‥
牙: コイツには、ホラ。ぼくのカギが
全部、ついているからね。
これがバイクのキー、クルマのキー、
そして‥‥ギターケースのキー。
み: あ‥‥じゃあ、
そのキーホルダーが‥‥
牙: 消えちまった、ってワケさ。
ジャンパーのポケットに
入れておいたはず、なのにね。
王: (牙琉検事のキーホルダーが‥‥
”消えた”‥‥)
牙: ‥‥とにかく。おかげで、今朝は
電車で会場に来たよ。
ギターを取り出すために、ケースの
カギもコワした、ってワケさ。
王: ちなみに、
その”ギター”というのは‥‥
牙: そう。キミたちも見ていただろう?
‥‥燃えちまったよ。
あのステージでね。
み: あれ。ワザとかと思ってました。
牙: そんなワケないだろ。
‥‥さらに、ミスター・レタスは
命を奪われる‥‥
神も秩序もあったもんじゃないね。
王: まあ‥‥ちょっと
ゴタついた一日でしたね。
牙: ‥‥それがキミの感想かい。
み: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
王: ? どうしたの? みぬきちゃん。
み: ちょっと、
整理してみたんですケド‥‥
この、ハート形の
キーホルダーが盗まれて‥‥
大事なギターが燃えちゃって‥‥
レタスさんが、
死んじゃったワケですよね。
牙: まあね。それが‥‥?
み: これ、って‥‥グーゼン、
なのかなあ‥‥
牙: ”グーゼン”‥‥?
どういうことかな?
わかるかい? ダイアン。
大: ‥‥い。いきなりオレに聞くな。
み: ね。オドロキさん、
どう思いますか?
王:え。
み: ガリュウさんの”受難”‥‥
なんか、気になること、
ありませんか?
牙: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ま。まさか‥‥まさか。
‥‥そういうこと、かい?
おじょうちゃん。
み: そうなんですよ!
大: な、なんだよ。
オレは、このボウズといっしょに
置いてけぼりか?
王: (‥‥マズいな。
ここは、オレも仲間に
入っておきたいトコロだ‥‥)
み: ね? オドロキさんも
気づいたでしょう?
検事さんの”受難”の
フシギな”共通点”。
王: そ。それは、モチロン‥‥

(「気づいている」を選択)
王: お。オレもさ。
オカシイとは思っていたんだよ!
だって。キーホルダーに、
ギターに、死体だもんな!
み: ‥‥なんか、オドロキさん。
目が泳いでるなあ。
大: はっ。ジツは、何も思いついて
ないみたいだな。
なら、オレみたいに認めたほうが、
オトコらしい、ってコトだぜ。
王:え。
牙: よし。じゃあさ。
見せてもらおうじゃないか。
そうだなあ‥‥
決定的な”証拠”をさ。
王: しょ、証拠って!
(いきなり言われてもなあ‥‥)
み: はいはいはいはい。
さっさと出す!
ガリュウ検事さんの受難‥‥
その”共通点”は?

(「歌詞カード」を選択)
王: もしかして‥‥
コイツ、のコトじゃないかな?
大: 歌詞カード‥‥<<恋するギターの
セレナード>>‥‥なんだよ、それ。
牙: ところが。それが正解‥‥なのさ、
ダイアン。
ぼくも信じられないのだけど‥‥
大: な。なんだと!
どういうことだよ、ガリュー!
牙: グーゼンなのか、
何か意味があるのか‥‥
そうだろう? おじょうちゃん。
み: そうなんです。
今朝から、ガリュウさんの身に
降りかかったこと‥‥
それってゼンブ、この歌で
”予言”されていたんです!
大: な‥‥なんだとッ!
詳しく聞かせてくれ!

(「歌の”予言”」を聞く)
み: いいですか。
牙琉さんの”災難”‥‥
もう一度、順番に思い出して
みてください。
この、歌詞カードを見ながら。
王: まず‥‥キーホルダーが盗まれた。
み: ただのキーホルダーじゃありません。
”ハート形”のキーホルダーです。
王: あ! この歌詞!
”こころのカギは 今、盗まれた”
‥‥”こころ”って
‥‥”ハート”だよな。
み: そして、次に‥‥
ギターが燃え上がった‥‥
王: ”胸を焦がす Fire
恋人も燃える”‥‥
み: そして、ミスター・レタスが
殺害された‥‥
王: ”愛の弾丸よ Fire
いのちまで奪って”‥‥
そ。そんなバカな‥‥!
あり得ないよ! こんなコト‥‥
み: みぬきに言わないでくださいよ。
大: 今日、
この会場に起こった、事件‥‥
すべてが、この歌に”予言”されて
いた、って言うのか‥‥?
牙: それか‥‥
その”逆”だったのか‥‥
王: ”逆”‥‥?
牙: ハンニンが、この”歌詞”どおりに
犯行を行った、ってコトさ。
王: そんな‥‥なんで、
そんなメンドウなコトを‥‥
牙: さあ、ね。
コイツは‥‥ちょっと、困ったなあ。
まったくよけいなコトに気がついて
くれたなあ、おじょうちゃんは。
み: えへへ‥‥
王: (うれしそうにしてるよ‥‥)
大: しかし‥‥<<歌詞の予言>>か‥‥
‥‥どう思う? ガリュウ‥‥
牙: さあ、な。オマエはどう思う?
ダイアン。
大: そうだな‥‥正直なトコロ、
グーゼン、とは思えない。
キーホルダーの盗難に、
ギターに、殺人‥‥
王: まあ。キーホルダーはウッカリ
落としたのかもしれませんけどね。
牙: しかし。死体が握りしめていたんだ。
‥‥事件に無関係とは考えにくい。
王: あ‥‥たしかに。
(さすがに、冷静だな‥‥)
み: じゃあ‥‥やっぱり。ハンニンが、
ワザと歌に合わせて‥‥?
大: そういうことに、
なるんじゃねえか?
王: いったい、なぜ‥‥
そんなコトを‥‥
大: ‥‥とにかく。オレは、
さっきの件を片づけるぜ。
被害者、ミスター・レタスについて、
ボルジニア共和国へ照会してみる。
牙: あ。ああ‥‥たのんだ。
大: ワケのわからんナゾを考えるのは、
アンタの役目だ。オレは退散するぜ。
牙: 異国人・ミスター・レタスが
殺害された‥‥
それだけで、じゅうぶんじゃないか。
そうだろう?
なのに、どうして‥‥
こんな、よけいなナゾが
増えなくちゃいけないんだよ。
み: ‥‥なんか、今日のガリュウ検事は、
テッテイしてグチる方針ぽいですね。
王: スガオの検事さんは、意外に
こんな感じなのかもしれないな。
牙: ‥‥とにかく。
これ以上ナゾを見つけても、ここへ
持ちこまないでくれ。‥‥いいね?
王: はあ‥‥
(やれやれ。牙琉検事から
聞きだせるのはこのくらいか。
後は‥‥ラミロアさんに
ハナシを聞いてみたいんだけど)
牙琉検事。
ラミロアさんって、今どこに‥‥?
牙: ああ。彼女なら、さっき
ぼくの楽屋へ行ってもらったよ。
ピアノの、あの子‥‥
マキ・トバーユといっしょにね。
ミスター・レタスの死に、
ショックを受けていたようだ。
王: (牙琉検事の楽屋、ね。
よし。行ってみるか)

(「楽屋前ろうか」に移動する)


同日 某時刻
楽屋前ろうか

み: きゃあああああッ!
王: だ。ダレだッ!
ま、また出たぞ。
いったい、ダレなんだ?
み: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
王: どうしたんだよ、
黙っちゃって?
み: ‥‥みぬき、今の人、どっかで
見た気がしてきましたケド‥‥
王: ‥‥やっぱり、トモダチ?
み: う。うーん。
‥‥思い出せません。
王: (そっとしておくか‥‥)

(「牙琉の楽屋」に移動する)


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