王泥喜 法介…紺 | |
成歩堂 龍一…黒 | |
成歩堂 みぬき…赤 | |
裁判長…緑 | |
牙琉検事…茶 | |
宝月 茜…桃 | |
絵瀬 まこと…黄緑 | |
絵瀬 土武六…灰 | |
或真敷 バラン…薄橙 | |
葉見垣 正太郎…橙 | |
或真敷 ザック…青 | |
糸鋸 圭介…黄土 | |
原灰…黄 | |
ラミロア…藤 | |
牙琉 霧人…紫 |
成: |
”ラッキーカラー”を身にまとう。 そのキモチはわかります。 しかし、今回ばかりは‥‥ その”ラッキーカラー”が、 あなたをウラ切ったようですね。 |
バ: | ‥‥どういうこと、ですかな? |
成: |
‥‥裁判長! ただ今の証人の発言は‥‥ ハッキリ”ムジュン”しています! |
裁: |
‥‥なんですと‥‥! ‥‥この尋問に入る際、 弁護人に警告したはずです。 ”コンキョのない発言には、 ペナルティもあり得る”‥‥と。 ただ今の発言には、その ”コンキョ”が必要だと思われます。 |
成: |
(‥‥大丈夫。 まちがいないハズだ‥‥) |
裁: |
‥‥それでは、 弁護人にうかがいましょう。 先ほどの、バラン氏の証言と ムジュンする<<証拠品>>とは‥‥! |
成: |
‥‥すべては、現場の状況が 物語っています。 |
裁: | 現場写真‥‥ですか。 |
牙: |
‥‥そろそろ、シロ・クロを ハッキリさせようじゃないか。 この写真のどこに‥‥ <<ムジュン>>があるのか! |
成: |
‥‥いいでしょう。 ただし‥‥ ハッキリするのは”シロ”と ”クロ”とはかぎりませんけどね。 |
裁: |
‥‥それでは、 弁護人にうかがいます。 証言と<<ムジュン>>する部分‥‥ この写真の”どこ”なのか? |
成: |
‥‥或真敷 バランさん。 あなたの”ラッキーカラー”‥‥ ‥‥ひらたく言えば、 ”黄色”ですね? |
バ: |
‥‥そう言ってしまうと、 ミもフタもありませんがね。 |
裁: |
その”黄色”が、 どうかしたのですかな? |
成: |
カンタンで‥‥かつ、 決定的な事実です。 現場写真をもう一度、 よく見てください。 |
裁: | こ。これは‥‥ |
バ: |
いかがいたしましたかな? ‥‥ご老人。 |
裁: |
”いかが”も何も‥‥ 点滴液の色を、よくごらんなさい。 |
バ: |
‥‥あ。 な。こ。これは‥‥どういうコト。 あ。あるまじき‥‥ッ! |
成: |
‥‥点滴液の色は、どう見ても ”黄色”とは呼べない‥‥ ”あるまじき”のヒトコトで 片づくムジュンではないッ! |
バ: |
う‥‥む。ううう‥‥‥ぐッ! あるまじきィィィィィィィィィッ! |
裁: |
静粛に! 静粛に! 静粛に! こ。これはいったい‥‥ッ! |
牙: |
こ。これは‥‥ ‥‥何かのマチガイだッ! |
裁: |
”マチガイ”と言われましても‥‥ まちがっているのは、 あなたの証人のようですが? |
牙: | ‥‥‥‥‥‥ッ! |
成: |
(”新人”の悲しさ、か‥‥ やっぱり、”経験不足”は どうにもならないみたいだ) 或真敷 バランさん。 あなたは、何度も断言している。 ‥‥点滴液の色は、 ”黄色”だったと。 |
バ: | そ。それは‥‥ |
成: |
この”ムジュン”が 物語るジジツは、たったひとつ! |
牙: |
‥‥やれやれ。 あぶないあぶない‥‥ |
成: | ‥‥‥? |
牙: |
コレが、弁護士さんの”武器”ね。 ‥‥おもしろくなってきたよ。 |
裁: |
どういうコトですかな? ‥‥牙琉検事。 たしかに、証人の発言は ムジュンしているようですが‥‥ |
牙: |
クックックッ‥‥ その、ムジュン‥‥ そっくり、そのまま。 弁護士さんにお返しするよ! |
成: | な。なんだって‥‥ |
牙: |
なぜなら‥‥証人の言ったコトに マチガイはないからさ! この点滴‥‥たしかに一見、 ”黄ミドリ色”に見える。しかし! 薬液の”色”自体は、 ”黄色”なんだからね。 |
裁: |
”薬液の色”‥‥? どういうことですか? ‥‥この写真を見るかぎり、 やはり”ミドリ”ですが‥‥ |
牙: |
モンダイは、点滴液が入った ”容器”の色なんだよ。 |
成: |
ようき‥‥というと。 この、ビニールの袋ですか? |
裁: |
よく見ると‥‥これは。 うすいブルー‥‥ですかな? |
牙: |
そのとおり。 ‥‥もう、おわかりだね? 黄色い液体を、ブルーの袋に 入れたら、何色に見えるか‥‥? |
成: | ”ミドリ”‥‥色。 |
牙: |
‥‥ちなみに。コイツが 本当の薬液の色さ! |
裁: |
‥‥たしかに‥‥ セツメイとしては、 スジが通っているようです。 |
成: |
やはり‥‥ ”経験不足”は、 イノチ取り‥‥みたいですね。 |
牙: | なんだって‥‥ |
成: |
たしかに‥‥スジは通っている。 でも。きみは今、きわめて重大な コトを立証してしまったんだよ。 |
牙: | じゅ。重大な‥‥? |
成: |
この点滴液の、本来の色は ”黄色”だった‥‥ どうして。この証人が、 そんなコトを知っていたのかな? |
バ: | ‥‥‥‥‥! |
成: |
それが、どんなに不自然なことか。 考えればわかるだろう? |
牙: | ‥‥‥う‥‥‥ッ! |
成: |
裁判長! 弁護側は この証人に、説明を求めます! 現場の状況を見れば、アキラカに 点滴液は”ミドリ色”です。 ‥‥それなのに、なぜ! この証人は、薬液の色を 知っていたのでしょうかッ! |
バ: | ぎゃああああああああああああッ! |
裁: |
静粛に! 静粛に! 静粛に! 静粛にィィィッ! 弁護人! いったい、 どういうコトですか! この証人が、点滴液の”色”を 知っていた‥‥ そのジジツが、 何を意味すると言うのですかッ! |
成: |
‥‥考えられるのは、 ただひとつ、です。 この証人、或真敷 バランが‥‥ 点滴液の色を”黄色”だと 証言した、その”理由”は! |
成: |
‥‥事実を見れば、アキラカです。 この証人は、点滴液の色が ”黄色”であることを知っていた。 ‥‥つまり。 前に、見たことがあったのです。 しかも‥‥この ブルーの袋に入った状態ではなく。 液体”そのもの”を 見ていたコトになります。 |
裁: |
そういうことに‥‥ なりますね‥‥ |
成: |
病院関係者でもないかぎり、 考えにくいことです。 ‥‥そこに、 何か”理由”がある‥‥ |
牙: |
点滴液の色を知っていたから、 どうだって言うのさ。 ちっぽけなコトを大げさに言って 喜んでる、ガキのポップソングだね。 |
成: |
点滴液は、死亡時刻を”特定”する、 ただひとつの証拠です。 ”30分を測る<<砂時計>>の、 砂の残りが20分だった”‥‥ それが、検察側の主張です。 |
裁: | たしかに、そのとおりです。 |
成: |
しかし‥‥ <<砂時計>>と<<点滴>>には、 決定的なちがいがあるのです。 |
裁: |
わか。わかりますぞッ! <<砂時計>>は”砂”で、 <<点滴>>は”液”‥‥ そういうコトですな! |
成: |
非常に惜しいですが、 この場合はちがいます。 決定的なちがいとは。 砂時計とちがって、点滴液は‥‥ 体内に入ったら”消えてしまう” という事実です。 つまり! 点滴液が ”増えていた”としても‥‥ それが発覚することはない、 ということなのです。 |
牙: |
じゃあ‥‥アンタは、 こう主張するつもりかい? この証人が‥‥点滴液の中身を ”水増し”した、と‥‥! |
成: |
増やしたのは”水”ではなく、 点滴液”そのもの”だった。 だから、あなたは、それが ”黄色”だと知っていたのです! |
バ: |
おま。おまち。おまちい。 お待ちいただきたいッ! そんなコトが、シロートに できるワケがないではないかッ! |
成: |
ぼくはシロートですが、コップに 水をそそぐことぐらいはできますよ。 |
牙: |
あいにく、コップと点滴の袋は ちがうんだよ。‥‥ゼンゼン。 この証人に、そんなことが できたという証拠はあるのかい! |
裁: |
ふむう‥‥たしかに。 この袋の中に、点滴液を注ぐのは、 かなりムズカシイでしょう。 |
成: |
(あの、ズルズルになった 証人のカオ‥‥マチガイない! カレは、点滴液を足して 死亡推定時刻を変えたんだ!) |
牙: |
‥‥そろそろ、証拠のない おとぎ話はやめてもらいたいね。 |
裁: | いかがですかな? 弁護人。 |
成: |
‥‥或真敷 バランさん。 あなたの”大魔術”は、 犯罪で使うには、向いていません。 |
バ: | どういうこと‥‥ですかな? |
成: |
‥‥魔術には”タネ”がある。 そして、それは”証拠”になる‥‥ 点滴液を増やすことは、 不可能ではありません。 証人が点滴液を操作した”魔術”。 その”タネ”とは‥‥ |
裁: | 被害者の注射器‥‥ |
成: |
そいつがあれば”増える点滴”の <<魔術>>を演じることができます。 きわめてカンタンに、ね。 |
牙: |
そ。そんなの、 証拠になるもんか! そもそも、注射器は洗浄されていて、 液体の痕跡なんか、残っていない! |
成: |
そもそも、痕跡がないのが オカシイんだよ、牙琉検事。 |
牙: | な。なんだって‥‥ |
成: |
被害者が、自分でインシュリンを 注射していたのなら‥‥ 注射器に、インシュリンの 痕跡が残っているはずだろう? |
牙: | ‥‥‥ッ! |
成: |
いかがですか、 或真敷 バランさん! この<<点滴液>>をコンキョに 死亡時刻が特定できる‥‥しかし! あなたには、その時間を ”操作する”手段があったのです! |
バ: |
ぐ‥‥‥‥‥ あるまじかるるるるウウゥゥ‥ッ! |
裁: |
どうやら‥‥ 初めての法廷は、荷が 重かったようですね‥‥牙琉検事。 |
牙: | ‥‥‥‥‥‥‥‥ |
裁: |
とにかく。点滴液の残量に ギモンの余地がある以上‥‥ 死亡時刻の特定は不可能です。 ‥‥本日の審理は、 ここまでのようですな。 |
成: |
(やれやれ‥‥ 1日、時間をかせげれば‥‥ 少しは、事件の 調査もできるな‥‥) |
裁: |
それでは。 本日の法廷は、これにて‥‥ |
牙: |
クッ‥‥クックックッ‥‥ ‥‥イヤだねえ。 ベテランを気取ってる連中は。 相手を見くびって、すぐに 勝ったような気になる‥‥ |
成: | ‥‥! |
牙: |
忠告しておくよ。 ‥‥気をゆるめていると、 足元をすくわれるよ。 アンタが思ってもみなかった カタチで、ね‥‥ ‥‥ぼくは、ゼンブ知ってるのさ。 アンタの考えてるコトは、さ。 |
成: |
‥‥‥? (なんのコトだ‥‥?) |
牙: |
この証人が、注射器で 点滴液の残量に工作をした‥‥ そんな証拠は、どこにもないんだ。 |
成: |
しかし。”しなかった” という証拠もない。 |
牙: | ‥‥ああ。たしかにね。 |
成: |
(なんだって‥‥ それを認めるのか‥‥?) |
牙: |
どうやら、この証人は、ぼくが 思ったほど決定的ではなかった‥‥ それは認めるよ。 ‥‥”前”に進めないからね。 |
裁: |
そ、それでは、牙琉検事。 あなたは‥‥ |
牙: |
ああ‥‥もうひとつのルートで、 そいつを証明するだけさ。 ‥‥”証拠品”でね。 |
裁: | これは‥‥? |
牙: |
被害者・或真敷 天斎氏の ”手記”だね。 |
成: | しゅき‥‥ |
牙: |
入院してから、天斎氏は <<回想録>>を書いていたようだ。 出生から、驚異的なデビュー。 そして、弟子たちとの出会い。 そして、その最終章は‥‥自らの ”死”で終わろうとしていたようだ。 |
成: |
じゃあ‥‥その本には、 書かれているのですか? ふたりの弟子が凶器を手にした、 <<決して断れない理由>>が。 |
牙: |
‥‥ザンネンだけどね。 それは書かれていなかった。 ただ‥‥ 重要なのは、最後のページさ。 どうやら。被害者は、事件当夜。 午後11時の点滴が始まってからも、 手記を書いていたようだ。 ‥‥最後の文面を見てみようか。 |
裁: |
ふむう‥‥たしかに。 死の直前に書かれたようですな。 証拠品として、受理しましょう。 |
法廷記録にファイルした。 | |
牙: |
この手記の、最後の部分‥‥ よく読んでほしいな。 ”手記が終わるか、つづくか‥‥ それは、彼の手にかかっている” この”彼”とは‥‥ 当然、被告人・或真敷 ザックを 指している。 |
裁: |
‥‥そうでしょうな。 彼が”第一の来訪者”だった ワケですからな。 |
牙: |
そして、つづきを見てみようか。 ”ここでいったん、ペンを置こう” ‥‥すなわち。 或真敷 天斎は、 まだ書くつもりでいたんだよ。 ‥‥そう。 もし”或真敷 ザックが 引き金を引かなかったら”‥‥ね。 |
成: | ‥‥‥‥‥‥‥ |
牙: |
おわかりだね、弁護士さん。 被害者の手記が、ここで 終わっている‥‥つまり! 被告人・或真敷 ザックによって、 イノチを断たれたってワケさ! |
裁: |
静粛に! 静粛にッ! ‥‥牙琉検事! こ。これは、マチガイなく 或真敷 天斎氏が‥‥? |
牙: | ‥‥彼の筆跡にマチガイない。 |
裁: |
たしかに‥‥ この手記の文面によれば。 天斎氏は手記の”つづき”を 書くつもりだったようです。 その手記が、 ここで終わっている以上‥‥ |
牙: |
引き金を引いたのは、第一の来訪者 ‥‥或真敷 ザック氏。 さあ。どうだろう? 弁護士さん。 これでもまだ、ぼくを ”新米”呼ばわりできるかな? |
成: |
‥‥‥‥‥‥‥ (手記の意味するところは、 ”アキラカ”だ。しかし‥‥ あの検事さんが、こんな大きな ”見落とし”をするか‥‥) |
裁: |
いかがですか、弁護人。 先ほどの証人の証言は、 不完全でしたが‥‥ この証拠とあわせて考えれば、 じゅうぶんと言えるでしょう。 |
成: |
(‥‥手記の正当性が認められれば、 審理は終わってしまう‥‥ どうしよう。 証拠品を提示するべきか‥‥?) |
成: |
どうやら‥‥証拠品を 提示するしかないようですね。 |
裁: |
‥‥なんですとッ! この”手記”を、くつがえす コトができるというのですかッ! |
牙: |
ふーん‥‥‥ ハジをかく前に、もう一度。 よく考えたほうがいいんじゃない? |
裁: |
それでは。弁護人に 証拠品の提示をおねがいします。 |
牙: |
ちなみに。この”手記”そのもの、 なんてのはナシにしてほしいな。 |
成: | ‥‥‥! |
牙: |
ここまで来たら。反論の余地のない、 決定的な証拠を要求するよ。 ”被害者が、手記のつづきを 書いた”‥‥それを立証する証拠。 |
成: |
‥‥わかりました。 それでは、提示しましょう。 手記に”つづき”があることを 示す、決定的な<<証拠品>>は‥‥ |
成: |
まずは‥‥ この手記を、よく見てください。 ‥‥アキラカに、ページを 破り取られた跡があります。 |
裁: |
な。なんですとッ! ‥‥マッタク 気がつきませんでした。 |
成: |
(それが、ハナシを ややこしくしてるんだよ‥‥) ‥‥そして、ここに。 その”破り取られた”と思われる 1ページがあります。 |
バ: | ‥‥あるまじき‥‥? |
成: |
‥‥このページを見るかぎり。 被害者が”第一の来訪者”によって 殺害されたとは考えにくい‥‥ そう思われます。 |
裁: |
ちょ。ちょっと! それ、見せてください。 な‥‥なんですか、コレは‥‥ 被害者の手記の‥‥ ”つづき”ではないですかッ! |
成: |
このページの”ちぎられた跡”は ‥‥完全に一致します。 或真敷 天斎が残した手記の、 最後のページと‥‥ |
バ: | そんな‥‥バカな‥‥ |
牙: |
と、いうことは‥‥どういうコトに なるのかな? 弁護士さん。 |
成: |
‥‥このように、 手記のつづきが存在する以上‥‥ 被害者は、或真敷 ザックの 来訪より後も”生きていた”。 したがって、そのイノチを 奪ったのは‥‥”第二の来訪者”。 或真敷 バランさん ということになります! |
バ: | そんな‥‥バカなああ‥‥ッ! |
裁: |
この、筆跡。‥‥他のページと カンゼンに一致します‥‥ これは‥‥これは、 アキラカに、ホンモノです! |
裁: | 静粛に! 静粛に! 静粛に! |
バ: |
ま。待ってくれ! そんな‥‥そんなハズはない! ‥‥あの老人に、 そんなものが書けたハズは‥‥ |
牙: |
‥‥ついに。 ついに、それを出しちゃったね。 成歩堂弁護士さん。 |
成: | ‥‥どういうことですか? |
牙: |
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 裁判長さん? |
裁: |
な。な。なんですかな? ‥‥牙琉検事。 |
牙: |
ここでいったん、この証人の 尋問を中断してもらえないかな。 新しい証人の話を聞きたいんだ。 |
裁: |
し。しかし‥‥! この証拠は、証人の主張を‥‥ |
牙: |
‥‥”中断”するだけさ! おねがいだ。今は、それより 重大な証言があるんだよ。 ‥‥5分。 それ以上はかからない。 ヤクソクするよ‥‥裁判長さん。 |
裁: |
し。しかし‥‥! 弁護人! いかがですか? |
成: |
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ どうやら。 いずれ、その証言を 聞くことになるようですからね。 ‥‥かまいませんよ。 |
裁: |
‥‥いたしかたありません。 きわめて異例のコトですが‥‥ ここでいったん、この証人の 尋問を打ち切ります。 ‥‥それでは! ”参考証人”の 入廷をおねがいします! |