<<彼女>>

 SS03に登場。
 SS01にて、コラードが採取したメニィの血液から造られた、メニィの クローン。ただし外見年齢は二十歳ぐらい。中背(メニィより、頭半分高いほど)で、黒髪は長く伸ば しっぱなし。服はちょっとだぶついた物を着ていたので、おそらく誰かを殺して奪ったものだろう。 メニィより顎の線はシャープになっているが、どこかのんきに見えてしまう表情はそっくり。コラード が<<彼女>>を造る前から知っていた、「痛覚を除去されている」というのは復活させることができた が、事前に知らなかった「体内である種の酵素を合成できない」というのは、気づいた時すでに手を 加えられないレベルになっていたため、そのまま<<彼女>>にもある特徴となっている。一般言語、銃器 類の取り扱い、車や基本的な作戦知識は習得ずみ。
 メニィと違い、かなり慎重であり、排他的な性格。他人は全く信用できず、人を殺し物資を奪って 歩くが、自分のオリジナルであり、無警戒に近づくメニィには感じるものがあったらしい。しかし、 メニィと打ち解ける寸前に、負傷して人々の前から姿を消し、有害な大気の 惑星エベールに一人残る。