フラナガン・ファミリー

 『ラビィ』に存在した組織。構成人数は約二十名。ちなみにこの名前は 通称らしいが、とすると正式名称もあるのだろうか。
 いろいろ悪どいことをやっていたが、マーシャを連れ込んでポルノビデオ の撮影をしようとしていたところ、エルパの遺伝子操作生体兵器(バイオ ウェポン)に全滅させられる。
 事件の現場となったビルは、歓楽街の裏通りにある、灰色の五階建てのビル。住所はおそらく、C− 18、5−25。窓は少なく、壁は暗い色に塗られている。扉の玄関は、カードと番号による二重 ロックでぶ厚い防弾・防音仕様。。入ってすぐに、床も壁も天井も磨き上げられた黒みがかった石で できたロビー。その奥はガラス張りの、見張りの詰め所。ガラスは強化防弾、耐レーザーガラス。廊下 のつき当たりを右に行き、鉄の扉をくぐって地下のつき当たりの部屋が、おそらくマーシャの殺された 部屋。左に行くと階段があり、二階のうちの一部屋に、エルパの作ったバイオウェポン、試作品タイプAがひそんでサミィたちを襲った。