台湾旅行記
2023年11月

台北


西門駅 駅前

 18時44分、雙連駅発。

 ホテルの最寄り駅の中山駅に18時45分着。しか~し!ホテルには戻らずにMRTを乗換えます。

 18時47分、中山駅発。

 18時51分、西門駅着。
 西門駅から、清水祖師廟を目指します。
 西門駅を出て、ひと際目立つ赤レンガの建物は西門紅楼。1908年に建てられて台湾で初の公設市場だそうです。

 ひとしきり西門紅楼の写真を撮ったら、本来の目的である清水祖師廟へ、またまた地図を見ながら歩を進めます。

 この辺のはずなのだけど~の辺りに来ても、それらしい廟が見当たりません。交差点を直角に曲り込んで、同行者さんが「ここじゃない」と指し示したのが、↓。

西門紅楼


清水祖師廟

 台北霞海城隍廟と同様に明るく参拝者の方々がお参りされている廟を想像していたら、街灯が灯っているものの参拝者の気配はなし。

 このときは19時15分ころ。ガイドブックには20時まで開いていると記載があるので、安心して訪れたのに、まさかの暗闇の廟。

清水祖師廟

 どういうこと?が頭の中を駆け巡ります。
 せっかく、ここまで来たのですから、気を取り直して参拝。

清水祖師廟

 清水祖師廟は、龍山寺、保安宮とともに、台北の三大廟として有名で、200年以上もこの地に鎮座なさっているのだそうです。
清水祖師廟

 これで、2013年から10年かけて台北の三大廟に参拝しました。

清水祖師廟

 廟の中に入れず、外観見学だけだったのが残念といえば残念です。

 中にお祀りされている神さまにもご挨拶したかったなぁ。

清水祖師廟

 廟は、精緻な彫刻に覆われていますから、明るい時間帯で再訪もありでしょうか。

清水祖師廟

 帰国後、ネット検索したところ清水祖師廟が開いているのは17時までになっていました。ガイドブックの記載と違います。3時間の違いは大きいです。あうぅ(泣)

 19時20分、清水祖師廟から龍山寺に向かいます。

 こんな→大きな小学校の脇を通ったりしながら歩くこと約10分。龍山寺前に到着です。

老松国民小学校?


龍山寺前にて

 龍山寺の前に到着すると龍山寺前の広場に←な巨大なモノがありました。可愛いゆるキャラっぽい感じですが、これは?…。日本でいうなら“ねぷた”みたいな感じでしょうか?

 龍山寺は2013年の初めての台湾で訪れて、怒涛のようにやってきて颯のように去った記憶があったので、ゆっくり再訪したかった場所です。それを同行者さんに言うと、同行者さんは「龍山寺のライトアップが見たい」と言うことで、この時間帯での再訪になりました。
 龍山寺は、1738年は中国の福建省泉州から来し人々により、福建晋江安海龍山寺の分霊として創建されたのを始まりとし、本尊は観世音菩薩、そのほかに合計19の神さまが鎮座なさっているそうです。

龍山寺

 19時30分から、龍山寺拝観。

 龍山寺は煌々と光に照らされていて、参拝者や観光客が大勢行き交っています。さすが、台北でも有数のパワースポット♪

 大喜びでまずは門から激写。

龍山寺

 ライトアップされていると昼間とは佇まいが全然違って感じられます。
 彫刻が細かく施されている門を見上げて、まずは前殿の前に。

龍山寺


龍山寺 前殿

 龍山寺前殿。屋根に鳳凰や龍などの縁起物の彫刻がたくさんあったのは覚えています。でも、こんなにすごかったでしたっけ?昼間に見るのと夜にライトアップされ、闇夜に浮かび上がったものとでは、受ける印象が違うのでしょうか。ことさら素晴らしく感じます。

 視線をどこにやったらよいのか、もうあちこち視線を彷徨わせてしまいます。

 しばし、同行者さんと離れ、それぞれ無言で自分の気に入ったモノに魅入ります。

龍山寺 前殿


龍山寺 前殿横の人口の滝

 前殿から中に入ろうとするとその右横にライトアップされた巨大な滝がありました。ここに滝がありましたっけ?全然、記憶にありませんでした。10年前のことなのに、これほどまでに覚えていないとは…。そこまで舞い上がっていたのかな?>自分

 それにしても寺社境内の滝がパープルにライトアップ。意表を突かれました。

 滝の横を通り、いよいよ本殿へ。

龍山寺 本殿


龍山寺 本殿前

 このとき、本殿からは定例の法会なのか、特別の法要なのか、読経の声が響き渡り、教本を広げて唱和されている参拝の方が多数いらっしゃいました。厳かな雰囲気に背筋が伸びる思いです。
 お祈りを捧げてから、あちこち見学させていただきました。

龍山寺


龍山寺 本殿横

 本殿横を通り、後殿へ。
 後殿には、たくさんの道教の神さまがお祀りされています。
 その中から、お三方のお住まいとお姿を↓

文昌帝君

 文昌帝君は、学問と試験を司る道教の神さま。試験前にお参りに来る方が多いそうです。

 このときも、←人気絶大でした。

 ここでも廟の内部に電飾。文化の違い、ですか。

文昌帝君


関聖帝君

 関聖帝君は、中国三国時代の蜀の武将として有名な関羽の道教の神さまとしての神号。現在は商業の神さまとして信仰を集めてるそうです。

 関羽というと武将なイメージですが、関聖帝君は商業の神さま。武将として信義に厚い(商売も信義が重要)という話と、武将となる前は商売人だったという話に由来しているようです。

関聖帝君

 関帝廟は各地にあり、その中のいくつかには、これまでもお邪魔させていただいきました。パッと思いつくのはマカオの関帝廟です。
 台北霞海城隍廟が有名な月下老人は、こちら、龍山寺にもいらっしゃいました。
月老神君(月下老人)

 廟の前で熱心にお祈りを捧げている方→がいらっしゃるので、他の神さま方に先に参拝してきましたが、戻っても、まだまだお祈りの真っ最中。
 申し訳ないと思いつつ、できるだけお邪魔にならないように、私も月下老人に参拝させていただきました。

月老神君(月下老人)


龍山寺


龍山寺

 ↑上の写真の座っている方々は、お経を唱和されていらっしゃいました。

龍山寺

 龍山寺拝観も本堂の横から後殿を通り、再び本堂の逆の横を通ると一周して、→の龍の噴水前に出て、19時50分に終了。
龍山寺

 自分たちのペースで好きなものを興味の赴くままに好きなだけ見ていたので、もっと時間をとっていたような気がします。充実の時間でした。

艋舺夜市

 龍山寺から次の目的地、スイーツタイムのお店へ向かって歩いていると、またまた予期していなかった夜市、艋舺夜市に行き当たりました。

 偶然、夜市に通りかかるのも、この日、2回目です。

艋舺夜市

 先ほど通りかかった寧夏夜市よりも人もお店も少な目な、少しマイナーな夜市?
 賑わっているのは食べ物系な感じ。

 進行方向が夜市を通る道筋ですので、夜市を楽しみながら進みます。
 すると、突然、艋舺夜市の通りの右手に、キラキラしい華西街夜市の門が出現。

 同行者さんは、「夜市というよりアーケード街みたい」と一言。私も激しく同意です。

 この門を通り過ぎ、次の交差点を右に曲がって直進して右手に目指すお店があるはず…ありません。あれ?歩いていると→のアーケード街の反対端の門があり、そこを入って少し歩くと目指すお店がありました。う~ん、ここ→に素直に入って行くのが正解だったようです。

華西街夜市


華西街珍

 20時05分、多少迷った末に目指す華西街珍果に到着しました。

華西街珍果

 店頭には、フルーツの壁←。

 早速、レジで綜合水果(カットミックスフルーツ)60NTD(約300円)を注文して着席。
 ほどなくして目の前に置かれたカットミックスフルーツが↓です。
 パイナップルとスイカは分かるとして、後は?。何のフルーツか分からないまま食べます。
綜合水果

 パイナップルが甘~い♪スイカも他のフルーツも水分たっぷり。薄いパステルグリーのフルーツは硬い…これは一体??

 お皿に乗っているベージュ色の粉上のモノはお塩でした。

華西街珍果 店内

 20時15分、美味しく完食してお店を出ました。

 MRTの龍山寺駅まで来た道を戻り、20時27分、龍山寺駅発。

練乳奶茶
(ミルクティ)

 20時29分、西門駅着。MRTを板南線から松山新店線に乗換え。
 20時31分、西門駅発。

 20時34分、中山駅着。

 ホテルに戻る前にセブンイレブンに寄り、練乳奶茶35NTD(約175円)×2(同じもの2本購入で8NTD(約40円引き)とドライマンゴー109NTD(約545円)をお買い上げ。
 20時55分、エンペラーホテル着。

 21時から21時15分、部屋に戻ると、何はなくとも買ったばかりの練乳奶茶で水分補給。特上奶茶よりも紅茶の渋みと香りが強い気がします。

 ドライマンゴーは、普通に普通なドライマンゴーでした。

烏龍茶

 同行者さんの「練乳奶茶より特上奶茶のほうが、行動時の水分と糖分補給には適していると思う」に、今後の購入は特上奶茶に決定。

 久しぶりの海外旅行に、「あれをしたい、これもしたい、あれを食べたい、これも食べたい」が膨らみすぎて、1日目からてんこ盛りの内容でした。
 21時15分から22時15分、お風呂。

 22時20分から23時、お湯を沸かして持参したコーヒーとホテル提供の烏龍茶でまったりしながら、悠遊カードを使えるお店を検索。
 コップのホテルのマーク、何気に“嵐”見えるような…。

 24時に就寝。

 この日の総歩数は、22,759歩。あ、あれぇ?!