2006年7月
ルツェルン → チューリヒ → ミュンヘン → 成田
旅行前半の3大名峰を巡る旅程のときには暑いほどの好天に恵まれまくったスイス旅行も今日が帰国日。後半はツアーメンバーの中にいるに違いない晴れ女さん&晴れ男さんもハイキングにすっかり満足してパワーダウンしたけれど、観光中は傘を差すほどでもなかったので、全般的には天気に恵まれたと言って差し支えないでしょう。
ルツェルンの朝市にて
9時30分ホテル出発予定なので、帰国日の朝としてはゆっくりと眠ることができました。6時に起きてスーツケースの荷物整理をしてバゲージダウンするばかりの状態にして朝食に行ったのは7時30分。
ツアーメンバーの中にはこの時点で、丁度週に1度開いているルツェルンの朝市に行って来られた方もいらして、すっかり出遅れてしまっている模様。本当に最後まで今回のツアーメンバーさんはパワフルです。
朝食は普通に普通。前日のサンモリッツのホテルの朝食と比べてはいけないでしょう。帰国日の朝食がホテルでゆっくり食べられるだけいいよね、な感じで食事を済ませて、ホテル出発までの時間でルツェルンの朝市散策をするべく出かけます。
ホテルからシュプロイヤー橋とカペル橋の中間辺りでロイス川河畔に出ると、その辺りは骨董市っぽい感じ。ふんふん。その辺りからブラブラとカペル橋方面に向うと生花、パン、食料品のお店が出ています。
→ おおぉ〜!“紫のバラ”です〜!!思わず写真に撮ってしまいました。(笑) 判る人には判る“紫のバラ”です。1周して帰りに通りかかっときには売り切れてました。(笑)
お花屋さんにはひまわりも並んでました。輸入品でしょうか。お花を買って行く地元の方が多いです。
ルツェルンの朝市にて
ルツェルンの朝市にて
←の八百屋さんには、「これ何?」な野菜が並んでいます。日本では見かけない野菜でつるちゃん、えむちゃんと3人で頭を捻っても何だか判りませんでした。世界は広いです。
きのこ屋さんに並ぶ品の商品書きを何気なくみたら“SHIITAKE”「しいたけ」?って、しいたけ?本当にしいたけです。“しいたけ”って日本語ですよね。どうしてそれがローマ字で書いてあるの?これにも3人で???謎です。
パン屋さん、チーズ屋さん、お肉屋さんなどを「これ何?」などと面白く眺めながらカペル橋まで行きついたので対岸に渡り、ホテルに戻る方向に歩くと、カペル橋を渡って少しの所で、カフェからパンとコーヒーの良い香りが漂ってきます。朝食を食べたばかりでもそそられる匂いです。
カペル橋
ホテルを予定通り出発してチューリヒ空港へ。チューリヒ。ギリシアからの帰りの経由地でチューリヒ湖畔でボックス弁当を美味しく気持ちよく食べた記憶が甦ります。今回は、チューリヒ湖を見ることなく真直ぐ空港に向ってフライトです。
→ エーデルワイスの花も売られていました。売り物なので花の咲き頃が見頃です。ハイキング中に野生のエーデルワイスの花が見られなかったのが数少ない残念なことの一つです。
生花、食料品系の朝市のところですっかり時間をとってしまったので、帰りに見ようと思っていた骨董品っぽいところをゆっくり見る時間がなくなってしまい、ほとんど素通りです。(うぅ、時間配分が下手)
ルツェルンの朝市にて
エーデルワイスの花
…が、フライトが13時10分チューリヒ発、14時5分ミュンヘン着で日本へ向う飛行機はミュンヘン発15時25分の予定。それがチューリヒを出発する段階で23分遅れて13時33分離陸。ミュンヘンに着陸したのは14時30分。当初の予定だと乗換え時間1時間20分でさほど空港内で待たずに乗れていいかな〜だったけれど、流石に空港に着陸した時点で日本便の離陸まで1時間切っていると添乗員さんが「同じルフトハンザ航空だから大丈夫です」と言っていても、スペインへ行く際、経由地のオランダのスキポール空港で、日本行きの便に搭乗できなかった日本人ツアーの添乗員さんの呆然とした姿を目の当たりにしたことのある身としては、気が気ではないのですよ。欧州内発着便と日本など遠距離便のターミナルは離れていることが多くて、ミュンヘンでもターミナルをかなりの距離をわき目も振らずに一心不乱に移動して、日本便の搭乗口に辿り着いたときは出発40分前。ほっとしました〜。人間が移動できてもスーツケースが移動できたかどうかは成田に着いてのお楽しみ。……無事に成田にスーツケースも一緒に到着できました。
最後の最後で焦ったツアー。終わり良ければ全てよし。焦ったこともいい思い出になりました。でも、できたらこういう風に焦るのはご免こうむりたいものです。