ここは平和なバー「ディック」。
私がここをオープンさせてから1年以上が経っているけどここまで来るのにこんなにも期間がかかったことは単に作者の怠慢なのでしょうか。
バン!
「そこー!何勝手なことを言っているんですか!」
「あ、いらっしゃいませ。って何ですかそれ?」
そうそう、この人がこのお話の作者のDIKさん。車関係の出費で金欠ぎみの人。そしてその人の手にはなぜか大きなケースが…。
「ああこれ、後で教えてあげる」
「嫌な予感がするのは気のせいでしょうか?」
「一つだけ言ってしまえば大きなハエたたきかな」
「ハエたたき…」
嫌な予感が増大されたのは気のせいでしょうか。
「で、今回はいきなりここですけどここで一体何を…」
「まずはコーヒーをそれから今回は私のこのお話についての話を」
「はあ、そういえば今回はゲストを呼ぶつもりだったのでは?」
「お願いだからネタバレはやめて」
とかいいつつ私はメモを…
「さーて、どっから話そうかな」
「まずはこのお話を思いついた敬意を…」
作者は一息ついてから話し出しました。
「はじめに後日談にした理由から話すのがスジですのでそこから。そもそも私は基本設定が苦手で苦手でだから基本設定がほとんどそのまま使えてなおかつ比較的自由に書ける後日談にしたのです。さて、このお話についてですが「みつナイ」のゲーム本編の話が戦時中だったことを利用して私の趣味をふんだんに散りばめた話にしてやろうと思ったのが始めですよ」
「趣味って…」
「第2話のブリーフィングのとこなんざそのままでしょうについでに主人公の「ユウ」って名前も元々は「ユウ・カOマ」だっただけに…」
「やりたいほーだいですね」
「でもちゃんとしている所はちゃんとやっているんですよ。この話は私が1本のクリアデータの話をベースにして設定を作っているんですから」
「ちなみに誰のエンディングのデータですか?って言うかこのままじゃ誰だっていいような…」
「良くないですよ。そのためにちゃんと布石だって布いているんですから」
「そーですか。じゃあ今後はどんなお話を?」
「そりゃあもうここからはハデにいきますよー。ぶつかり合うドルファン艦隊と海賊艦隊そして轟きあう砲音。何よりも指揮を摂る艦長たちの作戦が織り成す艦隊戦!」
「誰か止めて下さい」
「ん?」
バタバタバタバタバタ……
「何でしょ」
「貴方が何とかするんじゃないんですか?」
「おお、そうだった」
そう言うと作者は大きなケースを開けて中身を取り出すと…
「そ、それってまさか」
「言ったでしょ大きなハエたたきだって。さて、始めるか」
そう言うと作者は出て行きました。
「ったく案の定出てきやがったか」
私は今回の武器を片手に店を出てから一気に大通りへと踊り出た。
「やっと出てきたようだな。兄弟」
「ハインドじゃなくてアパッチかついでに人違いじゃないのか?」
「俺は貴様だ!貴様の影だ!」
どうやら聞いちゃいないらしい。
「なんでドルファン城じゃなくてここなんだ?」
「詳しいことはお前の親父に聞け」
「ダメだ完全にスイッチがはいっているよ」
「あの世でな!」
言いたいことを言うだけ言ってからヘリはホバリングから一気にこちらへ向けてガンを掃射し出した。
「おかまいなしか。しやーないなー」
そう言うと私はヘリが一度通りすぎるのを待ってからハエたたきを構えた。
「その手はもう食わんぞ!」
「食うんだなーこれが」
ロックオン。間髪入れずに発射する。
「無駄無駄ー!」
「あ、チャフとフレアーだ」
ヘリは対ミサイル防御のセオリー通りにチャフとフレアーを撒いた。
「無駄な抵抗を」
どーーーん!
ミサイルは物の見事に命中しヘリも飛んでいられない状態になった。
「国ーー王ーーーー」
ちゅどーーん!
「地獄に落ちたか。ヴォルフガリオ」
私は背を向けてさらにこう言い放った。
「火葬も済んだようだ。ついでにあれは陸自の開発したSAMでチャフもフレアーも効かないシロモノでなー映像式の誘導装置を持っていてかわすにはそれなりの回避運動をやらなきゃならんのよ(実在します)」
予告
クレア「おかえりなさい。何があったんですか?」
DIK「ハエを墜として来た」
クレア「ハエ…ですか」
DIK「そう、ハエ」
クレア「気を取り直して次回は?」
DIK「次回は「艦隊編成」をお送りしまーす」
クレア「お疲れ様です」
DIK「あ、そうそう、今度あなたにあの役やってもらうから」
クレア「あの役ってまさか…」
DIK「そのまさか」
クレア「えーーーーー!」
あとがき
なんか複雑です。
総なかがきの後に後書きを書くのは。
さーこっから第2部だー熱こもっていこー(ヲイ!)。
っな訳でこれからもよろしくー。